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40代の11月の服装|通勤と休日で共有できる一枚は、肩線の落ち幅で決まる

メグラシ編集部//読了 13分
通勤にも休日にも出せる11月の一枚を着た40代女性

11月になると、同じ一枚を通勤にも休日にも使いたくなります。厚みのあるものは枚数を持ちにくいので、当然の流れです。

共有できるかどうかは、素材でも色でもありません。肩の縫い目が、肩先の骨からどれだけ落ちているかで決まります。

腕を下ろして、肩の外側の丸い骨に指を当ててください。そこから縫い目までの距離。この数字だけで判定できます。

📋 早見表|肩線の落ち幅と、出せる場所

落ち幅外形の上の角出せる場所
0〜2cmはっきりした角通勤側
3〜4cm少し丸い角どちらにも出せる
5〜7cm丸い角休日側(足元を硬くすれば通勤へ1段)
8cm以上角が消える休日側

共有できる一枚を1本だけ持つなら、3〜4cmを選びます。この幅は上着を脱いだときにどちらの場にも収まります。

なぜ肩線で決まるのか

服の外形には上に2つ、下に2つの角があります。上の2つを決めているのが肩線です。

肩線が骨の上に乗っていると、角がはっきり出ます。外形は四角に近く読まれ、輪郭に線が通ります。落ちるほど角が丸くなり、外形が上から崩れます。

素材や色は好みで動かせます。**外形の角だけは、肩線が一意に決めます。**通勤の場で求められるのは角のはっきりした輪郭なので、判定の軸がここに来ます。

落ち幅の測り方

腕を下ろした状態で、着たまま測ります。

  1. 肩の外側にある丸い骨(肩先)に指を当てる
  2. そこから肩の縫い目まで、腕の外側に沿って測る
  3. 左右とも測る

ハンガーに掛けた状態では測らないでください。体に乗ると布が引かれて、掛けたときより1〜2cm外に出ます。

左右で違うことがあります。利き手側が数mm落ちるのは珍しくありません。大きいほうの数字で判定します。

0〜2cm|通勤側の一枚

角がはっきり出るので、上着を脱いだ状態で通勤の場に収まります。

このタイプは休日にも出せますが、そのままだと硬く見えます。休日に寄せるなら、足元を柔らかくします。柔らかいとは、靴の甲の面を押したときに凹む状態です。上の角がはっきりしていても、下が柔らかいと全体が1段緩みます。

もう一つの寄せ方は、袖をまくることです。手首より上に袖の端が来ると、腕の線が出て輪郭が緩みます。

3〜4cm|どちらにも出せる

共有できる一枚はここです。角が少し丸いので、通勤の場では緩みすぎず、休日の場では硬すぎません。

この幅の一枚を1本持っておくと、11月の組み立てが軽くなります。上着だけを替えれば、同じ一枚で両方に行けます。

注意点は、下を合わせすぎないことです。上が3〜4cmで下も緩いと、外形全体に角が無くなって休日側に倒れます。上が中間なら、下は細いか硬いかのどちらかにします。

5cm以上|休日側の一枚

角が丸く、輪郭が上から緩みます。そのままでは休日側です。

通勤側に寄せる方法は2つあります。

**一つ目は足元を硬くする。**靴の甲の面が押しても凹まない状態にします。下に硬い面があると、上の緩みを受け止める土台ができて、全体の角が戻ります。

**二つ目は下を細くする。**上が緩んで下が細いと、外形が上下で対比になります。対比があると輪郭が読めるので、緩んでいても崩れて見えません。

両方やると1段以上寄ります。それでも足りないと感じる場は、無理に寄せずに別の一枚を使ってください。

11月に共有できる一枚が要る理由

11月は暖房が入り始める月です。屋内では上着を脱ぐので、脱いだあとの一枚が人前に出ます。

このとき、脱いだあとの一枚が休日側しかないと、**通勤の日に上着を脱げなくなります。**一日中上着を着たまま座ることになり、屋内で暑くなります。

逆に共有できる一枚があれば、その一枚を軸に上着だけを替えられます。組み合わせを2系統持たずに済むので、朝に迷う時間が減ります。

素材は、押して戻るかで分ける

肩線が同じでも、素材で持ちが変わります。

袖の生地を親指と人差し指でつまんで、5秒押さえてから離します。5秒以内に元の面に戻るものを選んでください。11月は上着の下で数時間ぶん圧がかかるので、戻らない素材は屋内で上着を脱いだ瞬間に潰れたまま出ます。

戻る素材は、空気を含む編み方のものと、厚みのある平織りのものです。薄くて張りのない布は戻りません。

色は、上着と1段だけずらす

共有する一枚は、上着を替えて使います。そのたびに色を合わせ直すのは手間です。

一枚のほうを濃さの中間に置いてください。白・淡い・中間・濃い・黒の5段で、真ん中です。中間なら、上着が淡くても濃くても1段以上の差がつきます。

一枚を端(白か黒)に置くと、上着によっては同じ濃さになって境目が消えます。中間に置くのは、上着の選択肢をいちばん広く残す位置だからです。

上旬・中旬・下旬|共有の一枚は動かさない

動かすのは内側と首元だけです。共有の一枚そのものは月を通して同じで構いません。

上旬|共有の一枚1枚で通せる

日中18度前後、朝10度前後。上着を羽織って、屋内では脱ぐ。共有の一枚がそのまま人前に出ます。

この段階で中に足す必要はありません。上着を薄手にしておくと、屋内に入る前に前を開けるだけで調整できます。

中旬|首元を1点足す

日中15度前後、朝8度前後。首から風が入り始めます。

足すのは首元の1点だけです。共有の一枚も上着もまだ動かしません。首元の1点は、通勤の日と休日で替えると、同じ一枚でも印象が変わります。

下旬|中に1枚入れる

日中13度前後、朝5度前後。ここで中に薄手を1枚入れます。

入れるのは共有の一枚の内側です。内側は人前に出ないので、通勤か休日かを問いません。共有の一枚そのものは動かさずに、内側と外側だけで12月の入り口まで届きます。

どちらとも取れるとき|落ち幅が左右で違う

数mmの差は無視して構いません。1cm以上違う場合は、大きいほうで判定します。

外形の角は、緩んでいるほうが目に入ります。片側が2cm、もう片側が4cmなら、4cmとして扱ってください。2cmのつもりで通勤に出すと、緩んだ側だけが浮きます。

差が大きい一枚は、肩に厚みのあるものを内側に入れると、小さいほうが押し上がって差が縮まります。

どちらとも取れるとき|肩の縫い目が無い形

袖と身頃が続いていて、境目に縫い目が無い形があります。この場合は折れ線で測ります。

腕を真横に90度上げてください。脇の下から斜めに折れ線が出ます。この折れ線の上端が、肩先の骨からどれだけ離れているかを測ります。

骨のすぐ上なら通勤側、5cm以上外なら休日側です。判定の考え方は縫い目があるときと変わりません。

40代の11月でつまずく3つ

一つ目は、素材と色で通勤か休日かを判断することです。素材と色は好みで動かせますが、外形の角は肩線が決めます。順番が逆になると、毎回迷います。

二つ目は、ハンガーに掛けた状態で測ることです。体に乗ると1〜2cm外に出ます。着た状態でしか正しい数字は出ません。

三つ目は、上も下も緩めることです。上が3〜4cmで下も緩いと、外形から角が消えて休日側に倒れます。緩めるのはどちらか片方です。

まとめ

  • 共有できるかは、肩の縫い目が肩先の骨から何cm落ちているかで決まる
  • 0〜2cmは通勤側、3〜4cmはどちらにも、5cm以上は休日側
  • 5cm以上でも、足元を硬くする/下を細くするで1段寄る
  • 素材は押して5秒で戻るもの。色は濃さの中間に置く
  • 11月は上着を脱ぐ月なので、脱いだあとの一枚が両方に出せると組み立てが軽くなる

いま持っている一枚を着て、肩先の骨から縫い目まで測ってみてください。3〜4cmなら、それが11月の軸になります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 肩線の落ち幅は、どこからどこまで測りますか。
肩先の骨から、肩の縫い目までの距離です。腕を下ろした状態で、肩の外側にある丸い骨に指を当てます。そこから縫い目までを腕の外側に沿って測ります。着た状態で測ってください。ハンガーに掛けた状態だと、体に乗ったときより短く出ます。左右で違うことがあるので、両方測って大きいほうの数字で判定します。
Q. なぜ肩線で通勤か休日かが決まるのですか。
肩線の位置が、外形の上の角を決めているからです。骨の上に乗っていれば角がはっきりして、輪郭が四角に近く読まれます。落ちるほど角が丸くなり、輪郭が緩みます。素材や色は好みで動かせますが、外形の角だけは肩線が決めます。通勤の場に求められるのは角のはっきりした輪郭なので、ここが基準になります。
Q. 落ち幅が5cm以上のものは、通勤には出せませんか。
そのままでは休日側ですが、足元を硬くすると1段寄ります。硬いとは、靴の甲の面が押しても凹まない状態です。上の輪郭が緩んでいても、下に硬い面があると全体の角が戻ります。それでも足りない日は、下を細くします。上が緩んで下が細いと、外形が上下で対比になって輪郭が読めます。
Q. 肩の縫い目が無い形は、どう判定しますか。
袖と身頃の境目に縫い目が無い形は、腕を真横に上げたときの布の折れ位置で見ます。腕を90度に上げて、脇の下に斜めの折れ線が出ます。この折れ線の上端が、肩先の骨からどれだけ離れているかを測ります。骨のすぐ上なら通勤側、5cm以上外なら休日側です。判定の考え方は縫い目があるときと同じです。
Q. 11月に共有できる一枚を持つ利点は何ですか。
11月は一日の中で上着を脱ぐ場面が増える月です。脱いだあとに人前に出る一枚が、通勤にも休日にも出せると、その一枚を軸に上着だけを替えられます。組み合わせを2系統持たずに済み、朝に迷う時間が減ります。逆に脱いだあとの一枚が休日側しかないと、通勤の日に上着を脱げなくなります。

— メグラシ編集部

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