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タイトスカートコーデ|座敷・移動・子どもの行事で丈とスリットを選ぶ

メグラシ編集部//読了 19分
座敷の入口で、灰色のタイトスカートに生成りの厚手のニットを合わせた女性が、靴を脱いで畳に上がろうとしている

**タイトスカートで出かける日は、その予定のなかで「いちばん脚を動かす瞬間」から、丈とスリットを決めてください。**見た目だけで選ぶと、座敷で正座をする、体育館の床に座る、石段を上る、といった場面で動きにくくなります。

職場の椅子に座るだけなら、膝丈のタイトスカートでも困りません。秋冬は、座敷の会食、帰省や旅の長い移動、子どもの発表会や参観、紅葉や初詣の石段と、職場の椅子とは違う座り方や動き方をする予定が増えます。同じ1枚でも、予定によって困る場面がまるで変わります。

職場で座ったときの裾の上がり方はタイトスカートで座ると上がる裾に、秋のニットとブーツの合わせ方は秋のタイトスカートコーデにまとめてあります。この記事は、職場の外の予定だけを扱います。

結論:予定のいちばん大きな動きで、丈とスリットを決める

タイトスカートで動きにくくなるのは、脚を前に出す、脚を曲げて座る、脚を上げる、の3つの動きです。予定のなかで、どの動きがいちばん大きいかを見てください。

いちばん大きな動き起きる予定要る丈とスリット
脚を曲げて床に座る座敷の会食、体育館の床膝下10cm以上、伸びる生地
長い時間、椅子に座る新幹線や飛行機の移動、ホールの客席伸びる生地、座りじわの残りにくい生地
脚を上げる石段、階段状の客席、車の乗り降り後ろか横にスリット
立って歩くだけ立食のパーティ、街の買い物丈もスリットも好みでよい

**いちばん大きな動きが「脚を曲げて床に座る」の予定は、手持ちのタイトスカートでいちばん選ぶ1枚が限られます。**床に座る予定があるとわかったら、先にその日の1枚を決めてしまうと、前日に迷いません。

逆に、立って歩くだけの予定は、どの1枚を選んでも困りません。スリットのない細い1枚や、伸びない厚手のウールの1枚は、こうした予定のためにとっておくと、形のきれいさをいちばん生かせます。予定の動きで1枚ずつ役割を分けると、手持ちのタイトスカートがどれも出番を持つようになります。

予定ごとの、脚の動き

秋冬の予定を、脚の動きで並べておきます。手帳の予定と見比べてください。

予定脚の動き時間
座敷の会食正座、横座り、立ち上がり2〜3時間
掘りごたつ・ソファ席の店低い位置に座る、脚を入れる2〜3時間
新幹線・飛行機の移動座り続ける2時間以上
子どもの参観・発表会パイプ椅子、床、しゃがむ1〜2時間
寺社や石段の観光段差を上る、長く歩く2〜4時間
立食のパーティ・二次会立ち続ける、歩く2時間前後
親戚の集まり・お参り座敷、石段半日
車での外出乗り降り、座る移動の回数による

同じ予定でも、店や会場によって動きが変わります。座敷か椅子か、床に座るかパイプ椅子か。予約の案内や行事の連絡に書かれていることが多いので、先に確かめておいてください。

並べてみると、秋冬の予定は、職場の椅子に座る時間よりも、床に座る、長く座る、段差を上る時間のほうが多い日があります。手持ちのタイトスカートを1枚ずつ思い浮かべて、どの予定に回せるかを先に決めておくと、予定が入るたびに迷わずに済みます。

丈の3段と、動ける範囲

タイトスカートの丈は、動ける範囲で3つの段に分けて考えます。

丈床に座る長く座る段差を上る
膝が隠れる丈裾が腿の半ばまで上がる座ると膝が出るスリットがあれば上れる
膝下10cm前後正座なら膝が隠れる膝が隠れたまま座れるスリットがあれば上れる
ふくらはぎの下まで正座でも横座りでも隠れる楽に座れるスリットがないと歩幅が狭い

丈が長いほど、床に座る予定には強くなります。ただ、長い丈でスリットがないと、歩幅が狭くなり、段差で裾が張ります。長い丈を選ぶほど、スリットの有無が大事になると覚えておいてください。

膝が隠れる丈は、椅子に座る予定と、立って過ごす予定に向きます。床に座る予定がある日は、膝下10cm以上の丈を選んでください。

丈は、立った姿で膝の頭から何cm下に裾があるかで測ります。メジャーがなければ、手のひらを膝の頭の下に当てて、指をそろえた手の幅がおよそ7〜8cmです。手の幅より少し長い位置に裾があれば、膝下10cm前後と考えて構いません。

スリットの位置と長さ

スリットは、位置と長さで、動ける範囲が変わります。

スリットの位置動きやすくなる動き気をつけること
後ろの中心歩く、段差を上る座敷で正座をすると、後ろが開く
横段差を上る、車の乗り降り座ると横から腿が見えることがある
前歩く椅子に座ると前が開く
なし動きは生地の伸びに頼る段差の多い予定には向かない

スリットの長さは、膝の裏から何cm上まで開いているかで見ます。膝の裏から10cm以内なら、座っても開きすぎず、段差も上れます。15cmを超える長いスリットは、歩くには楽でも、座ったときに開きやすくなります。

座敷で正座をする日に後ろのスリットのある1枚を着るなら、正座をする前に、スリットのあたりを手で軽く押さえて裾をそろえてから座ってください。そろえずに座ると、スリットが開いたまま膝の下に入り、立ち上がるときに裾が斜めに残ります。

生地の伸びで、同じ丈でも動ける範囲が変わる

同じ丈のタイトスカートでも、生地が伸びるかどうかで、座る・しゃがむの楽さが変わります。

生地床に座る長く座る座りじわ
伸びる編み地、伸びる織り楽に座れる楽残りにくい
ウールの織り(伸びない)裾が張って座りにくい腿の後ろにしわが寄る残る
厚手の綿の織り(伸びない)座りにくいしわが寄る残りやすい
薄手の化繊の織り座れるが、裾が上がる静電気で脚にまとわりつく残りにくい

生地が伸びるかどうかは、スカートの腰まわりを両手で横に引いてみるとわかります。指1本ぶん以上伸びるなら、伸びる生地です。伸びない生地の1枚は、職場や椅子の食事に回して、床に座る予定や長い移動には伸びる1枚を選んでください。

裏地の有無も、動きやすさに関わります。裏地の付いたタイトスカートは、表の生地が伸びても裏地が伸びないことがあり、座ったときに裏地が突っ張ります。腰まわりを引いて確かめるときは、表と裏の両方が一緒に伸びるかも見てください。

予定1|座敷の会食

座敷の会食は、タイトスカートでいちばん気を使う予定です。靴を脱いで上がり、正座をし、足がしびれたら横座りに変え、席を立つときに膝をつきます。

手持ちの1枚座敷での動き判断
膝下10cm以上、伸びる生地正座も横座りもできる行ける
膝下10cm以上、伸びない生地正座はできるが、横座りで裾が張るストールを膝に
膝丈、伸びる生地正座で腿の半ばまで上がるストールを膝に
膝丈、伸びない生地正座も横座りも難しい座敷には回さない

正座をすると、膝の前で裾が上がります。膝下10cm以上の丈なら、正座をしても膝の頭が隠れます。横座りでは、脚を片側に流すので、裾が斜めに張ります。伸びる生地なら、張っても座っていられます。

膝に掛けられる大きめのストールを持っていくと、どの1枚でも、座ってから膝を覆えます。座敷の会食では、膝にハンカチやストールを掛けて座る人も多いので、目立ちません。

座敷に上がるときは、靴を脱ぐために片脚ずつ上げます。上がり框の高い店では、タイトスカートの裾が膝の上で張りやすいので、手すりや壁に手をついて、脚を横に回すように上がると、裾が張らずに済みます。帰るときも同じで、座ったまま靴を履く場所があれば、先に座ってから履くと楽です。

予定2|掘りごたつ・ソファ席の店

掘りごたつや、低いソファの席は、座敷ほど脚を曲げませんが、ふつうの椅子より膝が上がります。

席起きること合わせ方
掘りごたつ脚を下ろして座る。入るときにまたぐ横のスリットがあると入りやすい
低いソファ膝が腰より高くなり、裾が上がる膝下丈か、膝に掛けるもの
高いカウンターの椅子足をかけて上る後ろか横のスリット

掘りごたつの席に入るときは、座敷の縁に腰を下ろしてから、脚をそろえて掘りごたつの中へ入れます。脚を大きく開かずに済むので、スリットがなくても入れます。

低いソファでは、膝が腰より高い位置に来るので、膝丈のタイトスカートだと腿の半ばまで裾が上がります。予約のときに席の形がわかるなら、ソファの席かどうかも確かめておいてください。

カウンターの高い椅子は、足かけに足をかけて上ります。スリットのないタイトスカートでは、椅子の横に立ち、先に腰を座面に乗せてから脚をそろえて回すと、裾が張らずに座れます。

予定3|新幹線や飛行機の長い移動

秋の旅行や、年末年始の帰省では、2時間を超えて座り続ける移動があります。

移動の時間向く1枚気をつけること
1時間以内どれでもよいなし
1〜2時間伸びる生地か、膝下丈腰まわりのしわ
2時間を超える伸びる生地、ふくらはぎ丈座りじわ、裾の上がり

伸びない生地のタイトスカートで2時間以上座ると、腰まわりと腿の後ろにしわが寄り、立ち上がったあとも横じわが残ります。移動のあとに人と会う予定があるなら、座りじわの残りにくい、伸びる生地を選んでください。

座席では、脚を組むと裾が斜めに上がります。長い移動では脚をそろえて座り、膝に上着かストールを掛けておくと、裾が上がっても気になりません。

飛行機の座席は、新幹線より前の座席との間が狭く、通路側の人が席を立つたびに、脚をよけることになります。タイトスカートで窓側に座るなら、膝を斜めにそろえて座れる丈と伸びを確かめておいてください。

予定4|子どもの参観・発表会

子どもの学校や園の行事は、座る場所が会場によって違います。

会場座る場所向く1枚
教室の参観立って後ろから見るどれでもよい
体育館の発表会パイプ椅子膝丈でもよい
体育館の床(保護者席)床に座る膝下10cm以上、伸びる生地
階段状の客席のホール段差を上り下りする後ろか横のスリット

参観では、子どもの席の近くまで行って、しゃがんで声をかける場面があります。しゃがむと、タイトスカートの裾が腿の上まで上がります。しゃがむ場面がありそうなら、膝下丈で伸びる生地のものにしてください。

体育館の床は、秋冬は冷たくなります。床に座る可能性があるなら、膝掛けにもなるストールを持っていくと、冷えと裾の両方に使えます。

発表会では、写真や動画を撮るために、客席の後ろや通路で立ったりしゃがんだりします。撮影の場所が決まっている行事なら、その場所が床か椅子かも確かめておくと、当日の1枚が決まります。

予定5|運動会や遠足の見学

運動会や遠足は、レジャーシートに座り、立ち上がり、人の間を歩く予定です。

場面タイトスカートで起きること
シートに座る床に座るのと同じ。裾が上がる
子どもの競技を見に移動人の間を急いで歩く
片付けでしゃがむ裾が腿の上まで上がる

運動会や遠足の見学は、タイトスカートがいちばん向かない予定です。パンツか、裾の広がるスカートにしてください。どうしてもタイトスカートにしたい日は、ふくらはぎ丈で伸びる生地のものに、レギンスを重ねると、シートに座っても動きやすくなります。

見学の日に、職場から直接向かうこともあります。その場合は、職場のタイトスカートのまま行くより、レギンスか薄手のパンツを1枚かばんに入れておき、着いてから重ねるか替えるほうが、シートに座っても気を使わずに済みます。

予定6|寺社や石段の多い観光

紅葉や初詣で訪ねる寺社は、石段や坂が多く、長く歩きます。

手持ちの1枚石段で判断
後ろか横にスリット一段ずつ上れる行ける
スリットなし、伸びる生地生地が伸びて上れる行ける
スリットなし、伸びない生地、膝丈一段ごとに裾が張る段差の少ない日に回す
スリットなし、伸びない生地、長い丈歩幅が取れず、上りにくい石段の予定には回さない

石段は、一段の高さが家の階段より高いことがあります。スリットのないタイトスカートで高い段を上ろうとすると、裾が膝の上で張って、脚が上がりません。家の階段を一段飛ばしで上ってみて、裾が張るかどうかを確かめておくと、石段で困るかどうかの目安になります。

紅葉の時期の寺社は、石段が濡れた落ち葉で滑りやすくなっています。タイトスカートで歩幅が狭くなると、足元を見ながら小刻みに歩くことになるので、底に溝のある靴を合わせてください。

予定7|立食のパーティ・二次会

立食のパーティや、結婚式の二次会は、ほとんどの時間を立って過ごします。

場面気をつけること
立って話す丈もスリットも好みでよい
料理を取りに歩く長い丈ならスリットがあると歩きやすい
壁際の椅子に座る浅い椅子でも膝が上がらない丈
写真を撮る前の列でしゃがむことがある

立食の予定は、タイトスカートがいちばん生きる予定です。きれいな形を保ったまま過ごせるので、スリットのない、伸びない生地の1枚を着るなら、この予定がいちばん向きます。

集合写真で前の列に呼ばれると、しゃがむことがあります。しゃがむときは、裾を両手で膝の裏に押さえてから膝を曲げると、裾が上がりにくくなります。

二次会の会場が、ソファ席の多い店や、座敷のある店のこともあります。案内に会場の写真があれば、席の形を一度見ておいてください。立食と思って細い1枚を選んでも、座る席が中心の会場なら、低いソファで裾が上がります。

予定8|年始の親戚の集まりとお参り

年始は、親戚の家の座敷で過ごす時間と、お参りの石段が、同じ日に重なることがあります。

場面脚の動き向く1枚
親戚の家の座敷正座、横座り、台所との行き来膝下10cm以上、伸びる生地
お参りの石段段差を上るスリットか伸びる生地
親戚の集まりのあとの移動車の乗り降り横のスリット

親戚の家では、座敷に座るだけでなく、台所との行き来や、料理を運ぶ手伝いで、立ったり座ったりをくり返します。伸びる生地の膝下丈なら、何度立ち座りしても、裾が上がったままになりません。

年始の集まりでは、こたつに入って過ごす時間もあります。こたつは脚を伸ばして入るので、タイトスカートの裾が膝の上で張ります。こたつのある家に行く日は、伸びる生地の1枚にしておくと、脚を伸ばしても裾が突っ張りません。

予定9|職場の外出と取引先の訪問

職場から外に出る日は、ふだんの職場と違う動きがあります。

外出の内容気をつけること
取引先の応接室低いソファで膝が上がる
展示会や催しの会場長く立って歩く
移動が多い日駅の階段、電車の乗り降り

応接室の低いソファは、座敷の次に裾が上がりやすい場所です。膝丈のタイトスカートで低いソファに座ると、膝が腰より高くなり、腿の半ばまで裾が上がります。訪問先に応接室があるとわかっている日は、膝下丈を選ぶか、膝の上に書類やかばんを置いて座れるよう準備しておいてください。

職場の外に出る日の動き方は、ふだんの職場より段差と立ち座りが増えます。外出の多い週は、職場向きの1枚のなかでも、スリットのある1枚か、伸びる生地の1枚を、外出の日に回してください。

予定10|車の運転と乗り降り

車での外出は、乗り降りのたびに脚を大きく上げます。

車での場面タイトスカートで起きること合わせ方
乗り込む片脚を上げて、座席へ入る横のスリットがあると楽
運転するペダルを踏むため、膝が上がる伸びる生地
降りる両脚をそろえて外へ出す裾を押さえてから降りる
後ろの座席低い位置に座る膝下丈

車に乗り込むときは、先に座席に腰を下ろしてから、両脚をそろえて車の中へ入れると、脚を大きく開かずに済みます。降りるときは、その逆です。スリットのないタイトスカートでも、この順番なら乗り降りできます。

運転する日は、ペダルを踏むために膝が上がるので、伸びない生地だと裾が腿に張ります。運転の時間が長い日は、伸びる生地の1枚にしてください。

助手席や後ろの座席に乗る日は、自分で運転する日より座る時間が長く、座席も低めです。長い時間乗る日は、膝下丈を選ぶか、膝に掛けるものを1枚持っておくと、裾を気にせずに過ごせます。

合わせ①|上の丈は、座った形で決める

タイトスカートに合わせる上の丈は、立った姿だけでなく、座った姿で決めます。

上の丈立ったとき座ったとき
ウエストで止まる、または裾をしまう腰の位置がはっきりする腰の後ろが出ない
腰骨にかかる腰まわりが覆われる腰の後ろが上がり、背中が出ることがある
腰骨より下腰まわりが隠れる座ると腿の上に乗って、たまる

座ると、背中が伸びて、上の裾の後ろが上がります。立って腰骨にかかる丈の上は、座敷で前かがみになると、腰の後ろが出ることがあります。床に座る予定の日は、上の裾をスカートの中にしまうか、腰骨より下まで届く丈にしてください。

上の生地も、座った形に関わります。厚手のニットを腰骨の下まで垂らすと、座ったときに腿の上で生地がたまり、タイトスカートの細い形が見えにくくなります。座る時間が長い予定では、上は薄手か中厚手にして、裾をしまうか、腰の位置で止まる丈にすると、座っても形が崩れにくくなります。

合わせ②|靴は、歩く距離と段差で決める

タイトスカートの日の靴は、予定のなかで歩く距離と、段差の多さで選びます。

予定向く靴
座敷の会食脱ぎ履きしやすい、甲の開いた靴か短いブーツ
長い移動低いかかとで、長く座っても締めつけない靴
石段の観光底に溝のある、低いかかとの靴
立食のパーティ細めのかかとでもよい

座敷の会食に、編み上げのブーツや筒の長いブーツを履いていくと、上がるときと帰るときに脱ぎ履きで手間取ります。座敷とわかっている日は、脱ぎ履きのしやすい靴にしてください。

長い移動の日は、靴を脱いで座席で足を休めることもあります。脱いだ靴を履き直しやすいよう、甲を紐で締める靴より、足を入れるだけで履ける靴のほうが、移動の日には扱いやすくなります。

合わせ③|タイツと靴下は、靴を脱ぐ予定で決める

秋冬のタイトスカートには、タイツか靴下を合わせることが多くなります。靴を脱ぐ予定があるかで選んでください。

足元靴を脱ぐ予定気をつけること
濃い色のタイツ脱いでも足元がそろって見える伝線していないか確かめる
薄い色のストッキング脱いでも困らない座敷の畳で滑りやすい
靴下(スカートとの間に肌が出る)脱ぐと足首が出る座敷では靴下の柄も見える

座敷の会食や、親戚の家に上がる日は、出かける前にタイツの伝線を確かめてください。正座をすると、足の裏とかかとが後ろの人から見えます。替えのタイツを1足かばんに入れておくと安心です。

畳の上では、ストッキングの足は滑りやすくなります。座敷で立ち座りをくり返す日や、親戚の家で台所との行き来がある日は、薄手より少し厚みのあるタイツのほうが、足元が安定します。

合わせ④|上着の丈

秋冬は、タイトスカートの上に上着を重ねます。上着の丈で、座ったときの扱いが変わります。

上着の丈座るとき予定
腰までの短い丈着たまま座れる移動、車
腿の半ばまで座ると裾がたまる脱いで膝に掛ける
スカートの裾と同じかそれより長い座る前に脱ぐ座敷、長い移動では脱いで膝に

長い上着は、座る前に脱いで膝に掛けると、裾が上がっても覆えます。座敷や新幹線の座席では、長い上着がそのまま膝掛けになります。

上着を脱いで膝に掛けるときは、裏地を上にしてたたむと、膝の上で滑り落ちにくく、表地にしわも付きにくくなります。座敷では、膝に掛けた上着がそのまま、立ち上がるときに裾を押さえる手がかりにもなります。

秋から冬へ|生地の厚みで動きが変わる

秋から冬にかけて、タイトスカートの生地が厚くなると、同じ丈でも動ける範囲が変わります。

時期生地動きの変わり方
秋の初め薄手の織り、薄手の編み地座りやすいが、裾が上がりやすい
秋の半ば中厚手のウール、編み地伸びない生地は座敷で張る
冬厚手のウール、起毛の生地張りが強く、段差で裾が上がりにくい

冬の厚手のウールのタイトスカートは、形がきれいに保たれる一方、生地が硬く、座敷で正座をすると膝の前で布が突っ張ります。冬の座敷の予定には、厚手でも伸びる編み地のタイトスカートを選ぶと、温かさと座りやすさの両方が取れます。

秋の初めの薄手のタイトスカートは、座ったときに裾が上がりやすい一方、脚にまとわりつくこともあります。乾燥した日に静電気でまとわりつくなら、タイツやペチコートを合わせると、歩いたときの裾の動きが落ち着きます。

どちらとも取れるとき①|1日に座敷と街歩きがある

昼は観光で石段を歩き、夜は座敷の会食。旅の1日や、年始の1日で、よくある組み方です。

組み合わせ決め方
石段と座敷膝下10cm以上、伸びる生地
長い移動と座敷伸びる生地、ふくらはぎ丈
街歩きと立食好きな1枚でよい

2つの予定の両方に通る1枚は、たいてい「膝下10cm以上で、伸びる生地」です。この条件の1枚が手元にない日は、タイトスカートをやめて、ほかのスカートかパンツにするほうが、1日を通して楽に過ごせます。

旅の荷物に余裕があるなら、昼の観光は好きな1枚、夜の座敷では伸びる生地の1枚、と宿で着替える方法もあります。宿に戻る時間がない旅程なら、1枚で両方に通る条件の1枚にしてください。

どちらとも取れるとき②|丈は足りるがスリットがない

膝下丈で床にも座れるのに、スリットがない。こういう1枚は、座る予定には向いても、段差の予定で困ります。

予定判断
座敷だけ行ける
座敷と駅の階段階段は手すりを持って一段ずつ
石段の観光伸びる生地なら行ける。伸びない生地なら回さない

駅の階段のように一段が低い段差なら、スリットがなくても上れます。高さのある石段や、車の乗り降りが多い日は、スリットのある1枚にしてください。

どちらとも取れるとき③|伸びない生地で長い移動

形が気に入っている伸びない生地の1枚を、旅の移動の日に着たい。そういうときは、移動中だけ別のものを重ねる方法があります。

方法効くこと
移動中は膝に上着かストールを掛ける裾の上がりを気にせずに済む
座りじわが残る前に、1時間ごとに立つ横じわが深く残りにくい
着いたら化粧室でしわを伸ばす手のひらで押さえると、浅いしわは戻る

座りじわは、座っている時間が長いほど深くなります。移動のあとすぐに人と会う予定があるなら、移動中は伸びる生地の1枚にして、着いた先で着替える方法もあります。

どちらとも取れるとき④|予定の座り方がわからない

初めて行く店や、初めての行事で、座敷か椅子か、床か椅子かがわからないことがあります。

手がかり決め方
予約の案内や行事の連絡がある案内に合わせる
誘ってくれた人に聞ける「座敷?椅子?」と聞く
どちらもわからない床に座る前提で選ぶ

わからないときは、床に座る前提で選んでおくと、椅子だったときにも困りません。逆に、椅子の前提で膝丈の伸びない1枚を選ぶと、座敷だったときに直す方法がありません。

床に座る前提で選ぶといっても、ふくらはぎ丈で伸びる1枚がなければ、膝下丈の1枚に、膝に掛けられる大きめのストールを合わせるだけでも足ります。座敷だったときはストールを膝に、椅子だったときは肩に掛ければ、どちらの席でも役に立ちます。

出かける前に、家で試す3つの動き

タイトスカートで出かける前に、家で次の3つを試してください。1分で済みます。

試す動き見ることだめなら
床に正座して、横座りに変える膝が隠れるか、裾が張らないか座敷の予定には回さない
階段を一段飛ばしで上る裾が膝の上で張らないか石段や車の予定には回さない
椅子に30分座って立つ座りじわが残らないか長い移動には回さない

3つのうち、その日の予定にある動きだけで構いません。家で一度してみると、当日に困る場面を先に知ることができ、その1枚をどの予定に回すかも決まります。

試すときは、その日に履いていくタイツと靴で試してください。素足と、タイツを履いたときでは、生地の滑り方が変わり、裾の上がり方も変わります。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. タイトスカートで座敷の会食に行っても大丈夫ですか
丈と生地の伸びで決まります。膝下10cm以上の丈で、生地が伸びるものなら、正座も横座りも無理なくできます。膝丈で伸びない生地だと、正座をすると裾が腿の半ばまで上がり、横座りでは裾が張って座りにくくなります。座敷とわかっている日は、膝下丈で伸びる生地のものにするか、膝に掛けられる大きめのストールを持っていってください。掘りごたつの席なら、ふつうの椅子と同じように座れます。
Q. 新幹線や飛行機の長い移動に、タイトスカートは向きませんか
伸びる生地で、ふくらはぎまでの丈なら、長い移動でも楽に過ごせます。伸びない生地のタイトスカートは、2時間を超えて座っていると、腰まわりと腿の後ろにしわが寄り、立ったときに座りじわが残ります。座りじわの残りにくい生地か、伸びる生地を選んでください。移動のあとに人と会う予定があるなら、移動中は膝に上着を掛けておくと、裾の上がりも気になりません。
Q. 子どもの発表会や参観に、タイトスカートで行けますか
パイプ椅子に座るだけなら、膝丈でもふつうに座れます。困るのは、体育館の床に座る、子どもの目線までしゃがむ、階段状の客席を上り下りする場面です。床に座る可能性があるなら、膝下10cm以上の丈で、後ろか横にスリットのあるものにしてください。しゃがむ場面が多い日は、伸びる生地のほうが楽です。行事の案内で、保護者が床に座るかどうかがわかるなら、先に確かめておくと選びやすくなります。
Q. スリットのないタイトスカートは、どの予定に向きますか
スリットがないなら、段差の少ない場所で、椅子に座る予定に向きます。職場、椅子席の食事、ホテルのロビーや店の中で過ごす予定です。石段の多い観光や、階段の多い駅を何度も上り下りする日、車の乗り降りが多い日は、歩幅が狭く、段差で裾が張ります。そうした予定には、スリットのあるものか、伸びる生地のものを回してください。スリットのない1枚は、予定を選んで着るほど、きれいな形が保てます。

— メグラシ編集部

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スカーフの結び方で残るシワ|結ぶ位置を毎回ずらし、外したら素材で戻す

スカーフを外して広げると、結び目のあった場所に跡が残っている。その跡が一晩で戻るか、線として残るか、艶が変わってしまうかは、素材と結び方と、外したあとの数分で決まります。跡の3段階の見分け方、結び方ごとに跡が出る場所、結ぶ位置を毎回ずらす回し方、結ばずに留める方法、外した直後の吊るし方、素材別のスチームとアイロンの当て方、てかりが出たときの扱い、出先で気づいたときの応急まで。

メグラシ編集部/読了 13分
ワークブーツコーデ|通勤・街歩き・旅行で、裾の止め方を替える

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ワークブーツコーデ|通勤・街歩き・旅行で、裾の止め方を替える

丸いつま先と厚い底のワークブーツは、どこへ履いていくかで、合う裾と上の1枚が変わります。歩く時間が長い日は裾を筒に乗せて足元を軽く、きちんとした場の日は裾で筒を覆って靴の量を減らします。パンツ・スカート・ワンピースが合うかの見分け方、上の量で足元と釣り合わせる考え方、通勤・街歩き・旅行・子どもの行事・食事・雨の日の組み方、色と靴下、脱ぐ場面のある日、どちらとも取れるときの決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 20分
ピンクスニーカーのコーデ|甘すぎる・秋冬に浮く日の直し方

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ピンクスニーカーのコーデ|甘すぎる・秋冬に浮く日の直し方

ピンクのスニーカーを履くと、甘く見えすぎる、秋冬の濃い服の中で足元だけ浮く、服のピンクとけんかする。こうした失敗は、ピンクの濃さ・青みか黄みか・スニーカーの形の3つと、まわりの服の組み合わせで起きます。手持ちの1足がどのピンクかを家で見分ける方法、失敗ごとの直し方、秋冬に足元だけ浮かせない靴下とタイツの使い方、茶系の秋服と合わせるときの注意、職場に履いていく日の考え方まで、失敗から逆算してまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
白ジャケットコーデ|秋冬は布の表面と、前を開けた中の色で決める

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白ジャケットコーデ|秋冬は布の表面と、前を開けた中の色で決める

白いジャケットが秋冬に浮いて見えるのは、白という色のせいではなく、布の表面が平らで春の服に見えるからです。斜めから光を当てて表面に影ができる白なら、秋冬にそのまま着られます。前を開けたときに中に見える縦の帯の色、下に合わせる色の濃さ、靴とバッグの色まで、手持ちの白ジャケットで組む手順をまとめました。春に買った平らな白しかない日、コートの下に着る日、仕事の日の決め方も書いています。

メグラシ編集部/読了 9分

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