ピンクスニーカーのコーデ|甘すぎる・秋冬に浮く日の直し方

**ピンクのスニーカーは、秋冬にも履けます。**甘すぎる、足元だけ浮く、服とけんかする、といった失敗は、ピンクの濃さ・青みか黄みか・靴の形の3つと、まわりの服の組み合わせで起きています。
まず、手持ちの1足を白い紙の上に置いて、**どのピンクかを見分けてください。**淡いか濃いか、青みか黄みか。それが分かれば、合わせる服と、失敗したときの直し方が決まります。
ピンクのスニーカーは、売り場で見るとかわいいのに、家で手持ちの服と合わせると、思っていたより甘く見えたり、足元だけ目立ったりすることがあります。一度そう感じると、靴箱の奥にしまったままになりがちです。
この記事は、ピンクのスニーカーでよく起きる失敗を分けて、それぞれの直し方を並べています。ピンクという色そのものに何を合わせるかは、ピンクに似合う色に詳しく書いています。ここでは、スニーカーとして足元に置いたときの話だけを扱います。
結論:失敗は4つ。ピンクの種類を見分けてから直す
| 失敗 | 起きている組み合わせ | 最初の直し方 |
|---|---|---|
| 甘く見えすぎる | 淡いピンク、丸い靴、柔らかい服がそろった | 服を1つ、直線的でハリのあるものに |
| 秋冬に足元だけ浮く | 明るいピンクと、濃い色の服 | 靴下かタイツで明るさをつなぐ |
| 服のピンクとけんかする | 青みと黄みのピンクが並んだ | 服のピンクを外すか、同じ寄りにそろえる |
| 茶系の服と濁る | 青みのピンクと、黄みの茶 | 茶を外すか、黄みのピンクの靴に |
**4つとも、ピンクのスニーカーそのものが悪いわけではありません。**組み合わせの相手が1つずれているだけなので、その1つを替えれば直ります。どの失敗なのかを見分けるために、先に手持ちのピンクの種類を確かめます。
手持ちのピンクを見分ける|濃さと、青みか黄みか
スニーカーを白い紙の上に置いて、明るい窓際で見てください。見るのは2つです。
1つ目は濃さです。白い紙との差がどれくらいあるかで分けます。
| 白い紙との差 | ピンクの濃さ | 合わせやすい服の明るさ |
|---|---|---|
| わずか。白に近い | 淡いピンク | 白、生成り、明るいグレー |
| はっきり分かる | 中くらいのピンク | どの明るさでも |
| 強い。紙が白く光って見える | 濃いピンク | 紺、黒、チャコール |
| 灰色が混ざって見える | くすんだピンク | グレー、茶、秋冬の色全般 |
2つ目は青みか黄みかです。白い紙の上で、ピンクが紫のほうに寄って見えるか、オレンジのほうに寄って見えるかを見ます。
| 見え方 | ピンクの寄り | 相性のよい色 |
|---|---|---|
| 紫がかって見える | 青みのピンク | グレー、紺、白 |
| オレンジがかって見える | 黄みのピンク | ベージュ、茶、生成り |
| どちらとも言えない | 中間のピンク | どちらでも |
| 茶色がかって見える | 黄みでくすんだピンク | 茶、カーキ、ベージュ |
どちらか分からないときは、青いものと、オレンジのものを横に並べてみてください。青の隣でなじむなら青み、オレンジの隣でなじむなら黄みです。
見分けるときは、必ず昼間の窓際の光で見てください。部屋の照明は、黄みの強いものや青みの強いものがあって、同じピンクでも見え方が変わります。夜に照明の下で見て青みだと思ったピンクが、昼の光では中間に見える、ということもあります。濃さと寄りの2つが分かったら、スニーカーの箱や、スマートフォンのメモに書いておくと、服を買うときに迷いません。
スニーカーの形も、甘さを決める
同じピンクでも、スニーカーの形で甘さの出方が変わります。形は、つま先の丸さ、底の厚み、紐の太さの3か所で見ます。
| 見るところ | 甘い側 | 落ち着いた側 |
|---|---|---|
| つま先 | 丸く、ぽってりしている | 細く、低い |
| 底 | 厚い、白く目立つ | 薄い、甲と同じ色 |
| 紐 | 太い、甲と違う色 | 細い、甲と同じ色 |
| 表面 | 布、起毛 | 革、革のように平ら |
| ピンクの面積 | 甲の全面 | 線や一部だけ |
甘い側が3つ以上あるスニーカーは、服を落ち着いた側で組むと、全身のつり合いがとれます。反対に、落ち着いた側が多いスニーカーなら、服は多少甘くても成り立ちます。
形の中でいちばん効くのは、底の厚みと色です。底が厚く白いスニーカーは、足元に丸い量が出て、ピンクの甘さを強めます。底が甲と同じピンクか、薄い灰色なら、ピンクの面が底まで続いて、形がすっきり見えます。
どの失敗かは、鏡から3m離れて見つける
手持ちのピンクの種類が分かったら、いつもの服と合わせて、鏡から3m離れて全身を見てください。最初に目に入ったものと、そのときの感じ方で、どの失敗かが分かります。
| 3mで見たとき | 感じ方 | 失敗 |
|---|---|---|
| 全身がふんわり見える | かわいらしすぎる | 失敗① 甘く見えすぎる |
| 足元に最初に目が行く | 足元だけ明るい | 失敗② 秋冬に足元だけ浮く |
| 靴と服の2か所に目が行く | 色がちぐはぐ | 失敗③ 服のピンクとけんかする |
| 全身がくすんで見える | なんとなく濁る | 失敗④ 茶系の服と濁る |
| どこにも引っかからない | 落ち着いている | 失敗なし |
**2つ以上に当てはまるときは、足元に目が行くかどうかを先に直してください。**足元が全身とつながると、甘さや濁りの感じ方も変わることがあります。鏡から3m離れられないときは、スマートフォンで全身を撮って見ても同じです。
失敗①|甘く見えすぎる
いちばんよく聞く失敗です。淡いピンクのスニーカーに、柔らかいニットと、ふんわりしたスカートを合わせたら、全身が甘い側に寄って、思っていたよりかわいらしい印象になった。
ピンクという色だけで甘く見えるわけではありません。同じピンクのスニーカーでも、ハリのあるシャツとセンタープレスのパンツに合わせると、落ち着いた差し色として見えます。
甘さは、1つずつではなく、そろったときに強く出ます。見るのは、色・形・素材の3つです。
| 見るところ | 甘い側 | 辛い側 |
|---|---|---|
| 服の色 | 淡い色、白 | 濃い色、灰みのある色 |
| 服の形 | 丸い、ふんわり広がる | 直線的、ハリがある |
| 服の素材 | 柔らかいニット、薄い布 | 目の詰まった布、デニム、ウール |
| スニーカー | 淡いピンク、丸い形 | 濃いピンク、細い形 |
表の甘い側に入るものを数えてください。**3つ以上そろっていたら、1つだけ辛い側に替えます。**全部を替える必要はありません。
甘さの直し方|替えやすいのは、ボトムの素材
甘さを直すとき、いちばん替えやすいのはボトムです。スカートを、センタープレスの入ったパンツや、ハリのあるデニムに替える。上のニットとスニーカーはそのままでも、全身の甘さが1段下がります。
| 替えるもの | 替え方 | 効き方 |
|---|---|---|
| ボトム | ふんわりしたスカート→ハリのあるパンツかデニム | 大きい |
| トップス | 柔らかいニット→シャツ | 大きい |
| 上着 | 丸いカーディガン→直線的なジャケット | 大きい |
| 色 | 淡い色→グレーや紺 | 中 |
| 小物 | 丸いバッグ→四角いバッグ | 小さい |
| 靴下 | 白→グレー | 小さい |
トップスを替える場合は、シャツの襟や前立ての直線が効きます。柔らかいニットを着たい日は、その上にジャケットか、ハリのあるシャツを羽織るだけでも、上半身に直線が入ります。上着は外でも脱ぎ着できるので、甘さの調節に使いやすい1枚です。
**甘さを残したいなら、ピンクのスニーカーと、もう1つだけ甘いものを残してください。**ピンクのスニーカーとふんわりしたスカートを残すなら、上はハリのあるシャツにする。甘いものが2つまでなら、全身は甘く寄りすぎません。
失敗②|秋冬に、足元だけ浮く
秋冬になると、服の色が濃くなります。黒いパンツ、チャコールのコート、紺のニット。その中で、淡いピンクのスニーカーだけが明るく離れて見えると、足元だけ浮いたように感じます。
これは、ピンクと服の明るさの差が大きすぎるときに起きます。人の目は、明るさの差が大きいところに最初に止まります。全身が濃い色でまとまっている中に、足元だけ明るいピンクがあると、そこが全身でいちばん明るさの差が大きい場所になり、目がまっすぐ足元に行きます。
| スニーカー | 服の明るさ | 見え方 |
|---|---|---|
| 淡いピンク | 明るい服 | なじむ |
| 淡いピンク | 中くらいの服 | 少し浮くが、差し色になる |
| 淡いピンク | 濃い服 | 足元だけ浮く |
| 濃いピンク | 濃い服 | なじむ |
| くすんだピンク | どの明るさでも | なじみやすい |
| 中くらいのピンク | 濃い服 | 差し色になる |
淡いピンクのスニーカーを濃い服と合わせる日が、いちばん浮きます。あいだに1段、中くらいの明るさを挟むと、足元が全身とつながります。
足元をつなぐ|靴下とタイツで明るさを1段挟む
秋冬の足元は、スニーカーとボトムのあいだに、靴下かタイツが入ります。この1枚の明るさで、ピンクが浮くかなじむかが決まります。
| スニーカー | ボトム | 靴下・タイツ | 見え方 |
|---|---|---|---|
| 淡いピンク | 黒 | 黒 | 足首で急に明るくなる |
| 淡いピンク | 黒 | グレー | 明るさが1段ずつ上がってつながる |
| 淡いピンク | 紺 | 明るいグレー | つながる |
| 濃いピンク | 黒 | 黒 | なじむ |
| くすんだピンク | チャコール | チャコール | 足元まで1つの面になる |
| 黄みのピンク | 茶 | ベージュ | つながる |
タイツの日も考え方は同じです。黒いスカートに黒いタイツ、淡いピンクのスニーカーという組み合わせは、足首から先だけが急に明るくなります。タイツをチャコールか濃いグレーにすると、黒からピンクへの段差が1つ増えて、足元がなめらかにつながります。
**淡いピンクと黒いボトムのあいだには、グレーの靴下を挟んでください。**黒からグレー、グレーから淡いピンクへと、明るさが1段ずつ上がって、ピンクだけが飛び出して見えません。厚手のリブ編みの靴下を少したるませると、足首に量が出て、スニーカーの量ともつり合います。
靴下の見せ方そのものは、ハイカットスニーカーに合わせる靴下にも書いています。
失敗③|服のピンクとけんかする
ピンクのスニーカーに合わせて、服にもピンクを入れたら、2つのピンクがぶつかって見えた。これは、2つのピンクの寄りが違うときに起きます。
| スニーカー | 服のピンク | 見え方 |
|---|---|---|
| 青みのピンク | 青みのピンク | そろって見える |
| 青みのピンク | 黄みのピンク | 違う色としてぶつかる |
| 黄みのピンク | 黄みのピンク | そろって見える |
| 黄みのピンク | 青みのピンク | 違う色としてぶつかる |
| どちらのピンクでも | 濃さが大きく違うピンク | 同じ色の濃淡に見えることもある |
**同じピンクという名前でも、青みと黄みは別の色として目に入ります。**2つが並ぶと、どちらも少しくすんで見えます。
売り場では、服と靴を別々の場所で買うことが多いので、この食い違いは起きやすいものです。家で並べて初めて気づく、ということもよくあります。服を買うときにスニーカーの写真をスマートフォンで見返しても、画面の色は実物と違って見えることがあるので、判断は家で実物どうしを並べてからにしてください。
ピンクのけんかを直す|外すか、そろえるか
直し方は2つです。どちらを選ぶかは、その日にピンクをどれくらい楽しみたいかで決めてください。
1つは、服のピンクを外すことです。いちばん確実です。ピンクのスニーカーだけを足元に置いて、服は無彩色かベージュで組む。ピンクは1か所にあるだけで、十分に目に入ります。
もう1つは、服のピンクを、スニーカーと同じ寄りにそろえることです。ただ、服と靴のピンクを店でぴったり合わせるのは難しいので、服のピンクは小さな面にとどめるほうが失敗しません。
| 服にピンクを入れる場所 | 面積 | けんかしにくさ |
|---|---|---|
| バッグの持ち手、小さな飾り | ごく小さい | けんかしにくい |
| ヘアアクセサリー | 小さい | けんかしにくい |
| 靴下 | 小さい | 足元でまとまる |
| マフラー、ストール | 中くらい | 寄りをそろえる必要あり |
| トップス全体 | 大きい | 寄りがずれるとぶつかる |
失敗④|茶系の秋服と合わせたら濁った
秋に増える茶やキャメルの服と、青みのピンクのスニーカーを合わせると、どちらも少し濁ったように見えることがあります。茶は黄みの色なので、青みのピンクと並ぶと、寄りがずれてぶつかるからです。
| スニーカー | 茶系の服 | 見え方 | 直し方 |
|---|---|---|---|
| 青みのピンク | 濃い茶 | 濁って見える | 茶を紺かグレーに |
| 青みのピンク | 明るいキャメル | 濁って見える | キャメルを白か生成りに |
| 黄みのピンク | 濃い茶 | なじむ | そのまま |
| 黄みのピンク | 明るいキャメル | なじむ | そのまま |
| くすんだピンク | 茶全般 | なじみやすい | そのまま |
秋は、上着もバッグも靴下も茶系に寄りやすい季節です。1つずつは落ち着いた色でも、茶が3か所に増えると、青みのピンクとのずれが全身で積み重なって、濁りがはっきりします。茶を1か所に減らすだけでも、濁りは和らぎます。
**茶系の秋服が多いなら、黄みのピンクか、くすんだピンクのスニーカーが組みやすいです。**手持ちが青みのピンクなら、秋冬はグレーや紺、白のような青みの側の色と組んでください。茶を合わせたい日は、スニーカーと茶のあいだにグレーか白を挟むと、濁りがやわらぎます。
ボトム別|パンツ、スカート、デニムで変わること
ピンクのスニーカーは、合わせるボトムで失敗の起きやすさが変わります。ボトムはスニーカーのすぐ上にあるので、足元の印象をいちばん強く左右します。
| ボトム | 起きやすい失敗 | 合わせ方 |
|---|---|---|
| センタープレスのパンツ | 起きにくい | 直線がピンクの甘さを受け止める |
| 幅の広いパンツ | 足元がパンツに負ける | 裾を少し上げて甲を見せる |
| 濃い色のデニム | 秋冬に足元が浮く | 靴下で明るさを1段挟む |
| 明るい色のデニム | 起きにくい | そのまま |
| ふんわりしたスカート | 甘く見えすぎる | 上をハリのあるものに |
| 細身のスカートとタイツ | タイツの色で浮く | タイツをピンクと服のあいだの明るさに |
**いちばん合わせやすいのは、センタープレスの入ったパンツです。**縦にまっすぐ入った折り目が、ピンクのスニーカーの丸さや甘さを受け止めて、全身が落ち着いて見えます。スカートを合わせる日は、上の服か上着のどちらかを直線的なものにしてください。
デニムは、色の濃さで考え方が変わります。濃い色のデニムは、秋冬の濃い服と同じで、淡いピンクとのあいだに明るさの差が出ます。明るい色のデニムは、淡いピンクとも明るさが近く、そのまま組めます。
上着を着る季節|コートの丈とピンクの足元
冬に上着を着るようになると、上着の丈と色で、ピンクの足元の見え方がもう一度変わります。
| 上着 | 足元の見え方 | 考え方 |
|---|---|---|
| 腰までの短い上着 | ボトムとスニーカーがよく見える | 秋と同じ組み方でよい |
| お尻を覆う丈のコート | ボトムの下半分とスニーカー | 靴下の明るさが大事になる |
| 膝下までの長いコート | コートの裾とスニーカーだけ | コートの色とピンクの明るさの差で決まる |
| 明るい色のコート | 淡いピンクとつながる | 淡いピンクが組みやすい |
| 濃い色のコート | 淡いピンクが浮きやすい | 濃いピンクかくすんだピンクに |
**長いコートの日は、コートの裾とスニーカーのあいだが、全身の中でいちばん目立つ場所になります。**濃い色の長いコートに淡いピンクのスニーカーを合わせると、裾から下で急に明るくなるので、足元だけが浮きます。この日は、コートの裾とスニーカーのあいだに見える靴下かタイツを、グレーのような中間の明るさにしてください。
秋冬に組みやすい、ピンクのスニーカーの組み合わせ
ここまでをもとに、秋冬に組みやすい形を並べます。どれも、ピンク以外の色を2〜3色に絞っています。
| スニーカー | 上 | 下 | 靴下 | 考え方 |
|---|---|---|---|---|
| 淡い青みのピンク | 明るいグレーのニット | 白いパンツ | 白 | 明るい側でそろえる |
| 淡い青みのピンク | 紺のジャケット | 黒いパンツ | グレー | 靴下で1段挟む |
| 濃い青みのピンク | 白いシャツ | 紺のパンツ | 紺 | 濃い側でそろえる |
| 黄みのピンク | 生成りのニット | ベージュのパンツ | ベージュ | 黄みの側でそろえる |
| 黄みのピンク | キャメルのコート | 茶のパンツ | ベージュ | 茶と組む |
| くすんだピンク | チャコールのニット | チャコールのパンツ | チャコール | 足元だけ色を置く |
| くすんだピンク | デニムのシャツ | グレーのスカート | グレーのタイツ | 灰みでそろえる |
表の「考え方」の列を見ると分かるとおり、ピンクと同じ側の明るさか寄りで、全身をそろえるのが基本です。そのうえで、濃い服と淡いピンクを組むときだけ、靴下で1段挟みます。
手持ちの服でこの表のどれかに近い組み合わせが作れたら、それをその秋の基本の1組にしてください。朝に迷ったときは、その1組に戻れば失敗しません。慣れてきたら、上か下のどちらか1点だけを入れ替えて、組み合わせを増やしていきます。
バッグと小物で、ピンクを拾うか拾わないか
ピンクのスニーカーを履く日に、バッグや小物でもう1か所ピンクを拾うかどうか。拾うと全身がまとまることもあれば、かえって甘さが増すこともあります。
| 拾い方 | 効き方 | 向く日 |
|---|---|---|
| 拾わない | ピンクは足元の差し色になる | 秋冬、職場、甘さを控えたい日 |
| 小さなバッグの持ち手や飾り | 上と下がつながる | ピンクを楽しみたい休日 |
| ヘアアクセサリー | 顔の近くに色が来る | 顔まわりを明るく見せたい日 |
| ストールやマフラー | 面が大きく、ピンクが主役になる | 同じ寄りのピンクがある日だけ |
| バッグ全体 | ピンクが2か所で大きくなる | 甘さを強く出したい日 |
**迷ったら、拾わないほうを選んでください。**拾わなくても、ピンクのスニーカーの日の服は、それだけで十分にその日らしく見えます。ピンクは目に入りやすい色なので、足元に1か所あるだけで十分に存在感があります。拾うのは、全身の甘さが表の甘い側に1つ以下しかない日にしてください。甘い側がすでに2つある日に、さらにピンクを拾うと、失敗①の甘さに戻ります。
拾うなら、スニーカーより小さな面積で、しかも足元から遠い場所に置くと効きます。足元と顔まわりの2か所にピンクがあると、全身を1本の線がつなぐように見えます。
丈で変わる|スニーカーがどれくらい見えるか
ピンクのスニーカーは、裾から見える面積で、目立ち方が大きく変わります。
| 裾の位置 | 見えるピンクの面積 | 考え方 |
|---|---|---|
| 裾が靴に少しかかる | 小さい | ピンクが控えめ。濃いピンクでも静か |
| くるぶしで止まる | 甲の全体 | ピンクがはっきり見える |
| 足首が5cmほど見える | 甲と靴下 | 靴下の色が大事になる |
| スカートでふくらはぎまで見える | 甲と脚 | タイツの色で全身がつながる |
甘さや浮きが気になるときは、裾を少し下ろして、ピンクの見える面積を減らすのも手です。裾が靴の甲に少しかかるだけで、ピンクは足元の小さな差し色になります。反対に、ピンクを主役にしたい日は、くるぶしが見える丈にして、甲の全体を見せてください。裾と靴の見え方の割合は、スニーカートレンドでも扱っています。
淡いピンクは、汚れが目立ちやすい
淡いピンクのスニーカーは、白いスニーカーと同じくらい汚れが目立ちます。しかも、白と違って、汚れの茶色がピンクと混ざって、くすんだように見えます。汚れたピンクは、服との組み合わせがどれだけ合っていても、足元だけ疲れた印象になります。組み合わせの失敗だと思っていたものが、実は汚れのせいだった、ということもあるので、先に足元をきれいにしてから鏡を見てください。
| 汚れやすい場所 | 起きやすいこと | 手入れ |
|---|---|---|
| つま先 | 擦れて灰色になる | 乾いた布で拭き、落ちなければ水を含ませた布で |
| 底の縁 | 泥で茶色になる | 歯ブラシで乾いた泥を落とす |
| 甲の布 | 雨のしみ | 雨の日は履かない |
| 紐 | 黒ずむ | 外して洗う |
| かかとの内側 | 靴下の色移り | 濃い靴下の日に注意 |
**淡いピンクの布のスニーカーは、雨の日には履かないでください。**雨の予報が出ている日は、濃い色の靴に替えて、ピンクのスニーカーは晴れの日にとっておくほうが、結果として長く履けます。一度雨じみができると、ピンクの中に輪が残って、落ちにくくなります。秋の長雨の時期は、天気予報を見てから履く日を決めると、長持ちします。
出先で失敗に気づいたとき、その場でできること
家を出てから、店のガラスや駅の鏡に映った姿を見て、足元が浮いている、甘すぎる、と気づくこともあります。着替えられない出先でできることを並べます。
| 気づいたこと | その場でできること |
|---|---|
| 足元だけ浮いている | 裾を下ろして、ピンクの見える面積を減らす |
| 甘く見えすぎる | 上着の前を閉めて、直線を1本増やす |
| 甘く見えすぎる | 髪をまとめて、首元をすっきりさせる |
| 服のピンクとけんかする | ピンクのストールを外して鞄に入れる |
| 茶系の服と濁る | 茶の上着を脱いで、中の白やグレーを見せる |
出先で直したことは、家に帰ってから、次に同じ組み合わせを着るときのために書き留めておいてください。同じ失敗を2回しないための、いちばん手早い方法です。
**いちばん手早いのは、裾の位置を変えることです。**折り返していた裾を下ろすか、スカートの腰の位置を少し下げるだけで、ピンクの見える面積が変わります。甘さも浮きも、ピンクの面積が小さくなると和らぎます。
職場に履いていく日
ピンクのスニーカーで職場に行きたい日は、失敗①の甘さを、ふだんより1段下げて組みます。
| 職場の雰囲気 | ピンクの種類 | 服の組み方 |
|---|---|---|
| スニーカーで通勤する人が多い | どのピンクでも | 服を直線的なものに |
| きちんとした服の人が多い | くすんだピンク、濃いピンク | 上着を着て、ピンクは足元だけ |
| 来客がある | くすんだピンク | 裾を下ろして、見える面積を減らす |
| 制服や決まりがある | 決まりに従う | ── |
職場では、スニーカーの表面が革か、革のように平らなもののほうがなじみます。布の表面で淡いピンクだと、休日の印象が強く出ます。
初めて職場に履いていく日は、上着を着て、ピンクを足元の1か所だけにしておくと安心です。まわりの反応を見て、次から少しずつ組み方を広げていけば、職場で浮くことはまずありません。職場で通るスニーカーの見分け方は、きれいめスニーカーにまとめています。
どちらとも取れるとき①|ピンクなのか、ベージュなのか分からない
くすんだ淡いピンクは、光の具合で、ピンクにもベージュにも見えることがあります。こういうスニーカーは、合わせる相手で色の見え方が変わります。
この色は、秋冬にいちばん使い回しのきくピンクでもあります。グレーや紺と合わせるとピンクに、茶やキャメルと合わせるとベージュに寄って見えます。**どちらに見せたいかを先に決めて、隣に置く色を選んでください。**ピンクに見せたいなら青みの側の色、ベージュに見せたいなら黄みの側の色です。どちらでもよいなら、白と組むと、そのままの色に見えます。
どちらとも取れるとき②|甲はピンク、底や線は白
甲の一部だけがピンクで、底や線が白のスニーカーは、ピンクの面積が小さいぶん、甘さが控えめです。この場合は、ピンクより白の部分のほうが目立つことがあります。
白の面積が多いスニーカーは、白いスニーカーと同じ考え方で組んでください。白がもう1か所、上のほうにあると、足元だけが浮きません。白いスニーカーの組み方は、白スニーカーコーデに書いています。ピンクの部分は、差し色として小さく効きます。
どちらとも取れるとき③|家族や子どもとおそろいで履く日
家族や子どもと、同じピンクのスニーカーを履く日もあると思います。おそろいの日は、大人の服のほうを、子どもの服より1段落ち着いた側で組むと、並んだときにそれぞれの服として見えます。
子どもと並んだ写真は、たいてい大人と子どもの足元が同じ高さに写らないので、スニーカーのおそろいは思ったほど目立ちません。むしろ服の色がそろっているかどうかのほうが、写真では目に入ります。
子どもの服が淡い色で柔らかい素材なら、大人はハリのある素材と灰みのある色で組む。**同じピンクのスニーカーが、並んだときの共通点として1つあれば、服までそろえる必要はありません。**そろえすぎると、並んだ写真で見分けがつきにくくなります。
買う前に見ておくこと
これからピンクのスニーカーを買うなら、売り場で次の3つを見てください。
| 見ること | 見方 | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| ピンクの寄り | 手持ちのいちばんよく着る服の色と並べて想像する | 茶が多いなら黄み、グレーや紺が多いなら青み |
| ピンクの濃さ | 白い紙や白い壁との差 | 秋冬に多く履くなら、くすんだか濃いめ |
| 形 | つま先・底・紐 | 甘い側が2つまでのもの |
| 表面 | 布か、革のように平らか | 職場にも履くなら平らなもの |
試しに履くときは、店の鏡の前で、秋冬によく穿くボトムの色を思い浮かべてください。黒や紺が多いなら、淡いピンクは靴下で1段挟む前提になります。その手間を毎朝かけられるかどうかも、選ぶときの目安になります。
**秋冬にいちばん出番が多いのは、くすんだピンクです。**灰みが混ざっているぶん、濃い服にも、茶系の服にも、グレーにもなじみます。淡いピンクは春夏に、濃いピンクは差し色として、くすんだピンクは季節を問わず、と考えておくと選びやすくなります。
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よくある問い
- Q. ピンクのスニーカーは、どんな服に合わせればいいですか
- まず、手持ちのピンクが淡いか濃いか、青みか黄みかを見分けてください。淡いピンクはグレーや白、生成りのような明るい無彩色と、濃いピンクは紺や黒、チャコールのような濃い色と組みやすくなります。青みのピンクはグレーや紺、黄みのピンクはベージュや茶と相性がよいです。服の形は、直線的でハリのあるものを選ぶと、ピンクの甘さがちょうどよく落ち着きます。
- Q. ピンクのスニーカーを履くと、子どもっぽく見えてしまいます
- ピンクの色より、靴の形と服の組み合わせで起きていることが多いです。丸いつま先、厚い底、太い紐のスニーカーに、淡いピンクと、柔らかい素材の服が重なると、全体が甘い側に寄ります。服のほうを、ハリのあるシャツや、センタープレスの入ったパンツのような直線的なものに替えてみてください。靴はそのままでも、全身の印象が落ち着きます。
- Q. 秋冬にピンクのスニーカーは浮きませんか
- 濃い色の服の中で、明るいピンクの足元だけが離れて見えると浮きます。靴下かタイツを、ピンクと服のあいだの明るさにすると、足元が全身とつながります。黒いパンツに淡いピンクのスニーカーなら、グレーの靴下を挟む、という具合です。くすんだピンクや、濃いめのピンクのスニーカーは、秋冬の服にもなじみやすい色です。
- Q. 服にもピンクを入れたほうがいいですか
- 入れなくても成り立ちます。入れる場合は、スニーカーと同じ寄りのピンクにしてください。青みのピンクのスニーカーに黄みのピンクのニットを合わせると、2つのピンクが違う色としてぶつかります。自信がないときは、服にはピンクを入れず、無彩色かベージュで組むほうが確実です。ピンクを小物で拾うなら、バッグの持ち手や、ヘアアクセサリーのような小さな面にとどめます。
— メグラシ編集部





