女子ファッションの流行|通勤と休日の日数で、入れる場所を決める

**流行を入れる場所は、あなたの1週間で多いほうの服に決めてください。**通勤服の日が4日以上ある人は、羽織りの中に着る1枚か、バッグ・靴などの小物に。休日服の日が3日以上ある人は、外から見える上着か靴に入れてかまいません。
女子ファッションの流行を追っても着る日が来ないのは、流行の選び方が外れているからではありません。多くの場合、着る日が少ないほうの服に流行を入れているだけです。平日に5日通勤する人が休日向けの流行服を買えば、出番は週に1〜2回で終わります。
数えるのは、先週の7日間です。通勤(職場に行く・人と会う仕事の日)と休日(家族や友人と過ごす・ひとりで出かける日)に分けて、何日ずつだったかを書き出してください。在宅の日、制服がある日の数え方は後で分けます。この日数がそのまま、流行を入れる場所の答えになります。
いまの流行の中身を見分ける方法は最近のファッションの流行は「見なくなったもの」で読むにまとめています。この記事は、その流行をあなたの服のどこに入れるかだけを扱います。
結論:日数の多いほうに、1か所だけ
| 先週の内訳 | 流行を入れる場所 | 入れないほうがいい場所 |
|---|---|---|
| 通勤4日以上 | 羽織りの中の1枚、バッグ、靴 | 休日にしか着ない上着 |
| 休日3日以上 | 外から見える上着、靴 | 職場向けのシャツ・ブラウス |
| 通勤と休日がほぼ半々 | 両方で着られる1枚 | どちらか片方でしか着られない服 |
| 制服・作業着がある | 通勤の行き帰りの上着か靴 | 職場で着替える服 |
この表は、流行の「何を」ではなく「どこに」を決めるためのものです。1か所に絞るのは、2か所以上に入れると来年まとめて古く見えるからです。1か所なら、流行が動いたときに替えるのも1点で済みます。
先週の7日間を、通勤と休日に分ける
数え方は単純です。カレンダーか写真のフォルダを開き、先週の月曜から日曜までの7日を、次の3つに分けます。
- 通勤の日:職場に行った日。仕事で人と会った日。オンライン会議で画面に映った日
- 休日の日:仕事に関わらず外に出た日。家族や友人と過ごした日
- 数えない日:一日中家にいて、誰にも会わなかった日
数えない日を除いて、通勤と休日の日数を比べます。先週がたまたま特別な週だったなら、その前の週も足して14日で数えてください。14日で数えた場合は、境目を2倍にして読みます(通勤8日以上、休日6日以上)。
ここで大事なのは、理想の1週間ではなく、実際の1週間で数えることです。「休日はおしゃれをしたい」という気持ちで休日の日数を多めに見積もると、流行の服がまた休日側に寄ってしまいます。
通勤4日以上の人|羽織りの中か、小物に入れる
通勤の日が多い人は、職場で浮かない範囲で流行を入れる必要があります。そのうえで出番を最大にするには、上着を脱いだときに見える1枚か、毎日持つ・履くものに入れるのが効きます。
羽織りの中の1枚に入れる場合、職場で見えるのは胸から上と袖口です。首元の形、袖の膨らみ、編み地の表情など、流行が出やすい部分がちょうどこの範囲に集まっています。上着を着て外を歩いているあいだは隠れるので、通勤途中で目立ちすぎることもありません。
小物に入れる場合は、バッグか靴のどちらか1つです。どちらも毎日替える人は少ないので、1点で週5日ずっと流行が効きます。秋冬はバッグのほうが出番が安定します。靴は雨の日に替えることがあるからです。
通勤の日が多い人が避けたいのは、休日にしか着られない上着に流行を入れることです。上着は値が張るうえに、週に1〜2日しか出番がありません。
休日3日以上の人|外から見える上着か靴に入れる
休日の日が多い人は、職場の決まりを気にせずに流行を入れられます。ただ、休日は移動が長く、外を歩く時間が多いので、外から見える場所に入れないと効きません。
秋冬で外から見えるのは、ほぼ上着と靴です。中に流行のトップスを着ても、外を歩いているあいだは上着で隠れます。入った店で上着を脱がない限り、誰にも見えないまま一日が終わります。
上着か靴かは、休日の過ごし方で分けます。座っている時間が長い日(食事・映画・観劇)が多い人は上着。歩く時間が長い日(買い物・散歩・遠出)が多い人は靴。座っていると足元は机の下に入り、歩いていると上着より靴のほうが目線の動きに入るからです。
通勤と休日が半々の人|両方で着られる1枚にだけ入れる
通勤3日・休日2日、通勤3日・休日3日のように拮抗している人は、どちらか片方に入れると出番が半分になります。この場合は、平日にも休日にも着られる1枚にだけ流行を入れてください。
両方で着られるかどうかは、次の2つで確かめます。
- その1枚を職場で着て、上着を脱いだときに浮かないか
- その1枚を休日に着て、スニーカーやフラットな靴と合わせて硬く見えないか
両方に「はい」と言える1枚が見つかれば、そこに流行を入れます。見つからない場合は、流行を入れるのを靴かバッグに移してください。小物は平日と休日の両方に持ち出しやすく、半々の人ほど出番が増えます。
どちらとも取れるとき①|在宅勤務が混ざる週
在宅の日は、画面に映るかどうかで分けます。画面に映る日は通勤、映らない日は休日として数えてください。
画面に映る日に見られるのは、胸から上だけです。在宅が週2日以上で、しかも画面に映る日が多い人は、流行を首元に寄せると出番がいちばん多くなります。襟の形、首元のつまり具合、肩のまわりの落ち方は、画面の中でも分かります。
画面に映らない在宅の日は、外に出るのが近所の買い物程度になりやすい日です。上着を羽織っても数分で家に戻るので、流行を上着に入れても出番が増えません。この日が多い人は、靴かバッグに入れるほうが確実です。
どちらとも取れるとき②|制服・作業着がある職場
職場で着替える人は、通勤の日でも職場での服は数えません。数えるのは家から職場までの行き帰りです。
行き帰りに見えるのは、上着と靴とバッグです。中の服は朝と夕方の短い時間しか着ないので、流行を入れても見る人がいません。制服がある人は、通勤の日が多くても、流行は上着か靴に入れてください。ここは「通勤4日以上」の表の答えと逆になります。
行き帰りが短く、車や自転車で職場に着く人は、上着より靴が残ります。座っている時間が長い車通勤なら、上着の前の部分とバッグが目に入る範囲です。
どちらとも取れるとき③|休日の予定が週ごとに違う
休日が多い人でも、週によって家族の用事が多い週と、ひとりで出かける週が入れ替わる場合があります。このときは家族の用事の日を基準にしてください。
家族の用事の日は、動きやすさと汚れにくさが先に来ます。ここで使えない流行の服は、ひとりで出かける週にしか出番がありません。家族の用事の日にも着られるかで1枚を選べば、どちらの週にも出せます。
逆に、ひとりで出かける日のほうが月に多い人は、そちらを基準にしてかまいません。数えた日数が答えなので、気持ちではなく先月のカレンダーで決めてください。
秋冬は、入れる順番がある
秋から冬に向かう時期は、着る枚数が日ごとに増えます。流行を入れる順番を間違えると、寒くなってから見えなくなる1枚を買うことになります。
入れる順番の目安は、外から見える時間の長さです。
- 最初に靴かバッグ。気温に左右されずに出番がある
- 次に上着。秋の終わりから冬のあいだ、外ではいちばん見える
- 最後に中の1枚。上着を脱ぐ時間が長い人だけ
通勤の日が多い人は1番か3番、休日の日が多い人は1番か2番から入ります。重ね着が増える時期の流行の読み方は冬服の流行は重ねる量で見るも参考にしてください。
1か所に絞る理由
流行を2か所以上に入れたくなる気持ちは自然です。ただ、2か所に入れると次の2つが起きます。
- 来年、流行が動いたときに2点まとめて古く見える
- 2点の流行どうしがぶつかり、服が主役になりやすい
流行を入れた面積が全身の3割を超えると、見る人の目は服のほうに先に行きます。1か所なら、上着でも全身の3割前後、小物なら1割前後に収まります。
2か所目を入れたくなったら、1か所目を半年着たあとにしてください。半年着ても出番が多いなら、その場所の選び方は合っていたということです。
年代で変わるところ
日数の数え方は年代で変わりません。変わるのは、通勤服の幅です。
職場で求められる服の幅が狭いほど、通勤の日に流行を入れられる場所は小物に寄ります。反対に、通勤服の幅が広い職場なら、羽織りの中の1枚まで広げられます。年代よりも、職場で何が許されているかで判断してください。
休日の日は、年代より誰と過ごすかのほうが効きます。子どもと過ごす日が多いなら汚れにくさ、親と過ごす日が多いなら座る時間の長さを、流行の1枚に合わせて確かめます。
よくある行き違い
**「休日の服こそ流行を楽しみたい」**という声は多いです。気持ちは正しいのですが、休日が週1〜2日なら、流行の1枚は月に4〜8回しか着られません。楽しみたい気持ちを残すなら、休日用は小物1点にして、通勤の日の1枚にも流行を入れると、着る回数が増えます。
**「流行を入れたのに誰にも気づかれない」**という場合は、入れた場所が見えていないことがほとんどです。秋冬に中の1枚へ入れたなら、上着を脱ぐ時間が一日何分あるかを数えてください。30分に満たないなら、場所を上着か靴に移すほうが早いです。
**「流行の服を買ったら手持ちと合わない」**場合は、日数の多いほうの服と合わせて試していないことが多いです。買う前に、いちばん出番の多い下の服と並べて確かめてください。
1週間で確かめる手順
流行を入れた1枚が合っていたかは、買ってから1週間で分かります。
- 買った翌週の7日間、その1枚を着た日に印をつける
- 着た日が2日以下なら、入れた場所が少ないほうの日だった
- 着た日が3日以上なら、場所は合っている。半年続けて着る
2日以下だった場合も、その1枚を手放す必要はありません。次に流行を入れるときに、場所を日数の多いほうに移せば十分です。手持ちの服の役割分けで流行を受け止める方法はジーンズの流行は3本の役割分けで受け止めるでも扱っています。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 流行の服を買っても、結局着ないまま終わります
- 買った1枚が、多いほうの日に着られる服かを先に確かめてください。通勤が週5日ある人が休日向けの流行服を買うと、着られるのは週に1〜2日だけです。1シーズンを12週とすると、出番は多くて20回ほどで、天気や予定で半分に減ります。流行を入れる場所を、日数の多いほうの服に移すと、同じ1枚でも出番が3倍近くに増えます。
- Q. 職場の服装がゆるく、平日と休日の服がほとんど同じです
- その場合は、平日と休日を分けて数える必要はありません。7日すべてが同じ服の日として、流行は毎日見える場所に1か所だけ入れてください。上着、靴、バッグのうち、いちばん毎日替えないものに入れると、流行が1週間ずっと効きます。逆に毎日替えるトップスに入れると、週に1〜2回しか出てきません。
- Q. 流行を入れると若作りに見えないか心配です
- 見え方を左右するのは年齢より、流行を入れた面積です。全身の3割を超えると流行が服の主役になり、着ている人より服が先に目に入ります。通勤の日が多い人は、羽織りの中の1枚か小物までに留めると、面積が自然に1〜2割に収まります。休日が多い人も、上着か靴のどちらか1か所までにすると、流行を着ている感じが出すぎません。
- Q. 在宅勤務の日は、どちらに数えますか
- 画面に映る日なら通勤服の日、映らない日なら休日服の日に数えてください。画面に映る日は胸から上しか見られないので、流行を入れるなら首元と袖口までです。映らない在宅の日は外出が近所だけになりやすく、上着より靴やバッグのほうが出番が多くなります。
— メグラシ編集部





