ブルベ夏×浴衣の正解コーデ7選|涼やか肌映え&夏祭りの主役【2026最新】

夏のイベントといえば、やっぱり浴衣。涼やかな風に吹かれながら、お気に入りの一着を纏う時間は格別ですよね。でも、いざ選ぼうとすると「自分に本当に似合う色や柄はどれ?」と迷ってしまうことも。今回は、上品で透明感のある雰囲気が魅力の「ブルベ夏(サマータイプ)」さんにフォーカスして、浴衣の選び方やコーディネートのヒントをお届けします。
ブルベ夏とブルベ夏 浴衣 コーデの相性
「ブルベ夏」とは、パーソナルカラー診断においてブルーベースに分類され、サマータイプと呼ばれるグループのこと。全体的にソフトでパステル調のカラーや、どこか涼しげでエレガントな色が似合うのが特徴です。肌質はきめ細やかで、頬にほんのりと赤みが差すような血色感を持っている人が多く、この「透明感」こそがブルベ夏の最大の武器といえます。
浴衣選びにおいて、ブルベ夏さんの魅力を最大限に引き出すキーワードは「涼感」と「コントラストの柔らかさ」です。パキッとした原色や強すぎる暖色系よりも、紫陽花や朝顔を連想させるような、淡く濁りのある色合いや、爽やかな青みを含んだ色が肌の透明感を底上げしてくれます。
逆に、鮮やかすぎるオレンジや深いゴールド、黄味が強すぎるカーキなどは、ブルベ夏さんの肌の透明感を隠してしまい、少し野暮ったい印象を与えてしまう可能性があります。自分に似合う色味を知っておくだけで、浴衣姿は驚くほど垢抜けます。顔周りに似合う色を持ってくるだけで、レフ板効果で肌がパッと明るく見えるはず。今年の夏は、自分の魅力を最大限に引き立てる浴衣で、特別な思い出を作りませんか。
似合うカラー・スタイル◯選
ブルベ夏さんが浴衣を選ぶ際、意識したいのは「肌馴染みの良い青みのある色」と「上品な柄選び」です。ここでは、特におすすめしたいカラーやスタイルを厳選してご紹介します。
1. 王道の「パステルブルー・水色」 ブルベ夏さんの肌に最も馴染みやすいのが、青空のようなスカイブルーや、涼しげな水色です。浴衣の定番でもある青系は、清潔感たっぷりで周囲にも好印象。特に白地に青の花柄が散りばめられたデザインは、まさにブルベ夏さんのためのスタイルといっても過言ではありません。清楚で涼しげな、大人の女性らしい雰囲気が漂います。
2. 華やかさと品の良さを兼ね備えた「ラベンダー・薄紫」 紫陽花のようなラベンダーやパステルパープルも、ブルベ夏さんの肌に非常によく似合うカラーです。青みを含んだ紫は、上品でどこかミステリアスな魅力も演出してくれます。白や銀の帯を合わせると、より透明感が増し、儚げで美しいコーディネートに仕上がります。
3. 落ち着いた雰囲気の「グレー・グレージュ」 大人っぽく着こなしたいなら、少し青みがかったグレーや、上品なグレージュがおすすめです。無彩色はブルベ夏さんの得意分野。暗すぎない明るめのグレーに、白の絞り柄が入った浴衣などは、都会的で洗練された印象になります。帯に濃いブルーやシルバーを合わせると、引き締まった大人コーデが完成します。
4. 柔らかさを引き出す「オフホワイト・アイボリー」 純白よりも、少し柔らかいオフホワイトがブルベ夏さんには似合います。ベースがオフホワイトであれば、柄にパステルピンクやパステルブルーを取り入れても、顔色が沈まず、むしろ明るく健康的に見えます。可愛らしさを出したいときには、柄が小ぶりのものを選ぶとバランスが取りやすいでしょう。
5. 涼しげな「ミントグリーン」 黄色味の強い黄緑ではなく、青みをしっかり感じさせるミントグリーンもおすすめ。爽やかでフレッシュな印象になり、夏の暑い時期でも見た目に清涼感を与えてくれます。白やラベンダーの帯と合わせることで、ブルベ夏さんの透明感を活かした爽やかコーデが完成します。
1. 透明感を引き出す「スモーキーブルー×ホワイト」の王道スタイル
ブルベ夏の肌に最も馴染むのは、紫陽花のような淡いブルーを基調とした浴衣です。ホワイト地にスモーキーなブルーの撫子や桔梗が描かれたデザインは、肌の透明感を底上げしてくれます。帯にはあえて淡いグレーや、くすみラベンダーを合わせて、全体を柔らかいトーンでまとめましょう。この配色なら、清潔感と涼やかさを両立でき、誰からも愛される「夏のヒロイン」になれるはず。派手すぎないのにパッと目を引く、洗練された装いです。
2. 大人可愛いを叶える「ミスティピンク×シルバー」のフェミニンスタイル
甘くなりがちなピンクも、青みがかったミスティピンクなら、ブルベ夏の肌を明るく引き立ててくれます。大輪の牡丹や桜があしらわれた浴衣を選べば、上品な大人可愛さを演出可能。帯はシルバーグレーや、光沢のあるパウダーブルーで引き締めるのがポイントです。足元は白の鼻緒の下駄で軽やかさを出し、ヘアスタイルは低めのシニヨンでまとめると、より一層垢抜けた印象に。デートや女子会にもぴったりな、愛されコーデの完成です。
3. 知的な魅力が光る「ネイビー地×寒色花柄」の凛としたスタイル
紺色の浴衣は、涼しげで知的な印象を与えてくれるブルベ夏の強い味方です。地色が深いネイビーなら、肌の色とのコントラストが美しく、表情がパッと華やぎます。柄は、コントラストの強すぎない淡い水色や、少しグレーがかった白の小花柄がおすすめ。帯にはあえて差し色のペールレモンや、爽やかなミントグリーンを合わせると、重たくなりすぎず抜け感が生まれます。夜の夏祭りでも、凛とした佇まいで周囲と差がつく一着です。
4. 都会的な洗練さを纏う「グレー×レース」の大人モダンタイル
定番の綿素材とは一味違う、レースの浴衣に挑戦してみませんか。ブルベ夏と相性抜群のライトグレーや、淡いココアブラウンのレース浴衣は、今っぽさと大人っぽさを同時に叶えてくれるアイテムです。インナーにキャミソールを合わせるなど、洋服感覚で着こなせるのも魅力のひとつ。帯は同系色でまとめてワントーンコーデにするか、薄いラベンダーの兵児帯でふんわりとボリュームを出すのがおしゃれのコツです。
5. 幻想的な雰囲気を演出する「ラベンダー×差し色」のニュアンススタイル
ブルベ夏の魅力を最大限に引き出すなら、幻想的なラベンダーカラーは外せません。ぼかし染めのデザインなら、肌に溶け込むような優しげな表情を作れます。柄はあまり主張しすぎない、抽象的なラインや植物モチーフが似合います。帯には反対色のパウダーピンクを持ってきて、色のグラデーションを楽しんで。風になびくたびに揺れる着姿は、まるで夢の中にいるような儚げな雰囲気で、夏の夜の思い出をより特別にしてくれるでしょう。
6. 清潔感あふれる「白地×パステルボタニカル」の爽やかスタイル
夏の青空に映える白地の浴衣は、ブルベ夏の持つ爽やかさを強調してくれます。パステルカラーの草花がちりばめられたデザインなら、顔周りがぱっと明るく見え、自然と肌のトーンもアップ。帯にはミントブルーや薄い水色を合わせて、とことん寒色系でまとめるのが涼しげに見せるテクニックです。風が吹き抜けるような透明感のある装いは、お昼の夏祭りやランチ会など、日差しの下でこそ輝きを発揮します。
7. クラシカルに決める「水色グラデーション×寒色絞り」の浴衣スタイル
少しレトロな雰囲気が好きなら、絞り模様の浴衣がおすすめです。淡い水色から少し深いブルーへと移り変わるグラデーションなら、ブルベ夏が得意とする寒色の清涼感を存分に楽しめます。柄がシンプルであればあるほど、帯の結び方や髪飾りで遊び心をプラスしやすくなります。あえて帯締めなどの小物を濃いネイビーにすれば、全体が引き締まり、大人の落ち着きを演出可能。伝統的な美しさに、自分らしさを少しだけ添えて楽しんで。
年代別の選び方
浴衣は、その時の年齢に合わせた「大人の余裕」を表現することで、より一層美しく見えます。ライフスタイルや好みに合わせて、ブルベ夏さんに似合う選び方を考えてみましょう。
20代:透明感とトレンドの融合 20代のブルベ夏さんは、パステルカラー全開の可愛らしい浴衣が一番似合う時期です。明るいブルーやラベンダー地に、大きめの花柄が描かれた華やかなデザインに挑戦してみましょう。帯の結び方に少しアレンジを加えたり、兵児帯でボリュームを出したりして、トレンドを取り入れるのも素敵です。また、洋服のような感覚で使えるレトロモダンな柄も、20代のフレッシュさと相性抜群です。
30代:上品さと素材へのこだわり 30代になると、少し落ち着いた雰囲気の中に質の良さを意識したくなります。綿麻混などの素材感がある生地を選ぶと、大人っぽいこなれ感が生まれます。色は、パステルを少しトーンダウンさせたダスティブルーや、紫がかったネイビーがおすすめ。柄は派手すぎず、古典的で繊細なタッチのものを選ぶと、洗練された大人の余裕が漂います。帯はあまり色を使いすぎず、同系色でグラデーションを作るのもテクニックの一つです。
40代以降:凛とした和の美しさを 40代以降は、凛とした佇まいを意識した着こなしが素敵です。寒色系のネイビーや、青みがかった深いグレーをベースにした浴衣は、肌の透明感を引き立てつつ、上品な引き締め効果をもたらします。柄は絞り(しぼり)や注染(ちゅうせん)など、伝統的な技法を用いたものを選ぶと、年齢相応の風格と品の良さが演出できます。帯には少し光沢のあるものを選び、シンプルな結び方で素材の美しさを際立たせましょう。
こうした幅広い選択肢の中でも、もし「何から選べばいいか分からない」「自分のライフスタイルに合う浴衣が知りたい」という場合は、プロが選定してくれるファッションサブスクサービスの「airCloset」を参考にしてみるのも一つの手です。顧客プロフィールと在庫情報を踏まえてオンライン選定を行うため、自分の雰囲気や好みに寄り添ったアイテムとの出会いがあるかもしれません。届いたときの赤いairCloset袋を開ける瞬間は、何度経験してもワクワクするものです。
NG・避けたいパターン
せっかくの浴衣姿。自分に似合わない要素を取り入れてしまい、残念な印象になるのは避けたいですよね。ブルベ夏さんが特に注意すべきNGパターンをまとめました。
まず、「黄味が強い色」は避けるのが無難です。鮮やかなオレンジ、マスタードイエロー、深すぎるキャメルなどは、ブルベ夏さんの肌に合わせると、肌がくすんで見えたり、顔色が疲れて見えてしまいがちです。黄色を取り入れたい場合は、パステルイエローのような、淡く柔らかい色味を選ぶのが成功の鍵です。
次に、「強すぎるコントラスト」も注意が必要です。真っ黒な浴衣に真っ赤な帯といった、主張の強い強いコントラストは、繊細な印象のブルベ夏さんには少し重たく感じられることがあります。黒を取り入れるなら、墨黒のような柔らかい黒を選んだり、帯にパステルカラーを持ってきて全体のトーンを和らげるといった工夫が必要です。
また、「大ぶりで派手すぎる柄」も、顔立ちとのバランスを崩すことがあります。もちろん華やかな浴衣も素敵ですが、繊細な顔立ちの人が大きすぎる柄を身につけると、柄ばかりが目立ってしまい、本人の良さが消えてしまうことも。自分の顔のパーツの大きさと調和する、繊細で上品な柄のほうが、ブルベ夏さんらしい優雅さを引き出せます。
ブルベ夏に似合う浴衣の色・避けたい色 早見表
「結局どの色を選べばいいの?」と迷ったときのために、色名で答える早見表をまとめました。呉服店やレンタルサイトで色名を見ながら選ぶときの、手元のメモとして使ってみてください。
| 色名 | 相性 | 見え方 | 合わせたい帯 |
|---|---|---|---|
| スカイブルー・水色 | ◎ | 肌の白さと透明感が最も引き立つ王道 | オフホワイト/シルバーグレー |
| ラベンダー・藤色 | ◎ | 儚げで上品。夜のあかりの下でも沈まない | 白/パウダーピンク |
| ミスティピンク(青みピンク) | ◎ | 頬の血色と同調して顔色が明るくなる | シルバー/パウダーブルー |
| ミントグリーン | ◎ | 涼感が出て、昼の日差しの下で映える | 白/ラベンダー |
| ライトグレー・ブルーグレー | ◎ | 都会的で洗練。柄の繊細さが際立つ | 濃紺/シルバー |
| オフホワイト・アイボリー | ○ | 純白より柔らかく、顔の影が出にくい | くすみブルー/ラベンダー |
| ネイビー(青みの強い紺) | ○ | 引き締め役。地色が深いほど表情が華やぐ | ペールレモン/ミント |
| モーヴ・すみれ色 | ○ | 大人っぽさが出る。30代以降と好相性 | グレージュ/白 |
| くすみサーモン | △ | わずかに黄味があるため、顔から離して使う | 白でトーンを整える |
| 山吹色・マスタード | × | 黄味が強く、肌がくすんで見えやすい | — |
| 朱色・オレンジレッド | × | 顔の赤みだけが浮いて、疲れて見えやすい | — |
| 深いゴールド・キャメル | × | 肌の透明感が隠れ、重たい印象になりやすい | — |
| 真っ黒(漆黒) | △ | コントラストが強すぎる。墨黒や紺鼠なら可 | パステルで和らげる |
表の見方はシンプルで、◎は顔のすぐ横に置いても肌がきれいに見える色、○は面積が大きくても大丈夫な色、△は帯や小物など小さい面積でなら楽しめる色、×は顔周りを避けたい色、という目安です。浴衣は顔のすぐ下に大きな面積の色が来るため、この「顔周りに置く色」の判断がそのまま似合う・似合わないを決めます。どうしても着たい色が×だった場合は、半衿代わりのレースや衿元に近い柄の色を得意色にすると、印象がかなり変わります。
迷いやすい色は「明るさとくすみ」で決める
ブルベ夏さんからよく聞かれるのが、「黒は着ていいの?」「赤やピンクはどこまで大丈夫?」といった、○×では割り切れない色の質問です。ここは色名ではなく、明るさ(明度)と濁り(彩度の低さ)の2つで判断すると迷いません。
黒の浴衣は、真っ黒よりも墨黒・紺鼠(こんねず)のような、少しグレーや青が溶けた黒を選ぶと肌が沈みません。柄が白の細かい絞りや、淡い水色の小花であれば、地色が黒でもコントラストが和らぎ、ブルベ夏さんらしい柔らかさが残ります。
赤系は、朱色やトマトレッドのような黄味の赤ではなく、ワインレッドやローズレッドといった青みの赤を。ただし面積が大きいと主張が強くなるので、地色よりも柄の一部や帯締めに使うと扱いやすくなります。「赤い浴衣を着たいけれど顔が負ける気がする」という声が多く聞かれますが、これは色相ではなく濃さの問題であることがほとんどです。
ピンクは、サーモンピンクやコーラルピンクではなく、藤桃色・ミスティピンクのような青みの淡いピンクが正解です。黄味のピンクは肌の黄ぐすみを拾ってしまい、逆に青みのピンクは頬の血色と同調して顔色を上げてくれます。
黄色と緑は、鮮やかさをひと段階落とすのがコツです。黄色はレモンイエローよりさらに淡いパステルイエロー、緑は黄緑や若草色ではなく、ミントやセージのような青みを含んだ緑を。同じ「黄色い浴衣」でも、山吹色とパステルイエローでは顔映りがまったく違います。
白は、蛍光的な純白よりオフホワイトや生成りが柔らかく馴染みます。ただしブルベ夏さんは白が苦手なわけではないため、濁りの少ない涼しげな白地に寒色の柄という組み合わせは、むしろ得意な部類に入ります。
ブルベ夏の中でも分かれる3つの傾向
同じブルベ夏でも、「淡い色が得意な人」と「少し濃い色のほうがしっくりくる人」がいます。診断の場では、サマーの中をさらに細かく見ていくことがあり、浴衣選びでもこの違いが出やすいので、目安として紹介します。
- 明るさ重視タイプ:淡いパステルが得意で、濃い色を着ると色に負けやすい。水色・ラベンダー・オフホワイトの浴衣が最も映えます。帯も明るめでまとめ、全体を軽やかに。
- 濁り重視タイプ:はっきりした色よりも、グレーがかったくすみ色でしっくりくる。ダスティブルー、モーヴ、ブルーグレーの浴衣が得意で、白よりも生成りのほうが馴染みます。
- 涼やかさ重視タイプ:淡すぎるとぼやけるため、少し濃さのあるスモーキーブルーやネイビーが合う。柄のコントラストも中くらいまで許容できます。
自分がどれか分からないときは、手持ちの白いTシャツと生成りのTシャツを顔の下に当てて、どちらが顔の影が薄く見えるかを比べてみてください。白のほうがすっきり見えるなら明るさ重視、生成りのほうが穏やかに見えるなら濁り重視の傾向があります。浴衣の地色選びは、この感覚がほぼそのまま当てはまります。
ブルベ冬・イエベ春と迷ったときの見分け方
「ブルベ夏かブルベ冬か分からない」「イエベ春と言われたこともある」という方は少なくありません。浴衣という限られた場面に絞れば、次の比べ方で判断しやすくなります。
| 見るところ | ブルベ夏 | ブルベ冬 | イエベ春 |
|---|---|---|---|
| 得意な地色 | くすんだ淡い寒色 | 澄んだ濃い色・純白 | 明るく澄んだ暖色 |
| 白の選び方 | オフホワイト | 純白 | アイボリー |
| 柄のコントラスト | 弱〜中がきれい | 強いほど映える | 中くらい |
| 黒の浴衣 | 墨黒なら可 | 漆黒がよく似合う | 顔が沈みやすい |
| 帯の金属色 | シルバー・パール | シルバー・プラチナ | ゴールド |
| 日焼けの傾向 | 赤くなるだけで黒くならない | 赤くなった後に黒くなり戻りにくい | こんがり焼けるが元に戻る |
判断に迷うときは、鮮やかなロイヤルブルーの布と、くすんだスモーキーブルーの布を顔の下で見比べてみましょう。ロイヤルブルーで顔立ちがくっきり際立つならウィンター寄り、スモーキーブルーで肌が滑らかに見えるならサマー寄りです。なお、色白だからブルベ、日焼けしているからイエベ、という判断は誤りで、肌の明るさとベースの色みはまったく別の軸として考えます。日焼けした肌のブルベ夏さんも珍しくありません。
骨格タイプ別・浴衣の着こなし方
色が決まったら、次は形です。浴衣は洋服ほど体型に左右されないと思われがちですが、生地の厚み・柄の大きさ・帯の結び方で見え方はかなり変わります。骨格タイプごとの着こなしの目安をまとめました。
ストレートタイプの方は上半身に厚みがあるため、帯位置を少し高めにしすぎると窮屈に見えます。帯幅はしっかりめ、結びは文庫や貝の口のようにすっきりした形が好相性です。柄は中くらいの大きさで、縦に流れるような配置を選ぶと全体がすらりと見えます。生地はハリのある綿コーマなど、体に沿いすぎないものが向いています。
ウェーブタイプの方は上半身が薄く下重心になりやすいので、帯位置をやや高めにとり、兵児帯でふんわりボリュームを出すとバランスが取れます。柄は小ぶりで密度のあるもの、素材は柔らかい綿や綿麻、レース浴衣も得意分野です。衿元は詰めすぎず、少しだけ抜くと華奢さが上品に見えます。
ナチュラルタイプの方は骨と関節がしっかり見えるため、繊細すぎる小花柄よりも、大きめの柄や絞り、注染のような手仕事感のある生地が似合います。帯もざっくりとした質感のものを選び、あえて着崩したようなラフな結びにすると、体格と釣り合った格好よさが出ます。ブルベ夏さんの淡い色と、ナチュラルの大柄は好相性で、涼やかさと存在感を両立できます。
帯・下駄・小物の色合わせ
浴衣の色が決まっても、帯で失敗すると全体が締まりません。ブルベ夏さんの浴衣別に、迷いにくい帯の組み合わせをまとめました。
| 浴衣の地色 | 無難にまとまる帯 | 差し色で遊ぶ帯 |
|---|---|---|
| 水色・スカイブルー | オフホワイト/シルバーグレー | くすみラベンダー |
| ラベンダー | 白/グレージュ | パウダーピンク |
| 白・オフホワイト | ミントブルー/薄水色 | すみれ色 |
| ネイビー | 白/ライトグレー | ペールレモン/ミント |
| グレー・グレージュ | 濃紺/シルバー | ダスティピンク |
| ミスティピンク | シルバーグレー | パウダーブルー |
下駄は、白・生成り・薄グレーの鼻緒が最も合わせやすく、足元が軽やかに見えます。濃い色を選ぶなら、黒よりも紺やグレーのほうが浴衣の淡さと喧嘩しません。かごバッグは、こっくりした茶色の籐よりも、白っぽい編みやクリア素材、パール調のミニバッグのほうがブルベ夏さんの涼感に沿います。
アクセサリーや簪は、ゴールドよりシルバー・パール・クリアが基本です。どうしてもゴールドを使いたい場合は、黄味の強い金より、白っぽいシャンパンゴールドを選ぶと浮きにくくなります。ネイルは、青みピンク、ラベンダー、くすみブルー、乳白色あたりが浴衣姿と揃います。
シーン別・時間帯別の浴衣選び
同じ浴衣でも、昼と夜、屋外と屋内で見え方は変わります。予定に合わせて選ぶと、当日の満足度がぐっと上がります。
昼の花火大会や縁日など、日差しの下で過ごすなら、白地・水色・ミントなど明るい寒色が最も映えます。強い日差しは色を白く飛ばすため、淡すぎるとぼやけて見えることがあり、柄に少し濃さのある色が入っているものを選ぶと輪郭が保たれます。
夜の夏祭りや花火の観覧では、提灯や街灯のオレンジ色の光が肌に乗ります。この光の下では淡いパステルがくすんで見えやすいため、ネイビーやスモーキーブルーなど、少し濃さのある地色に淡い柄という配色が安心です。帯や髪飾りに白・シルバーを入れると、暗がりでも顔周りが明るく見えます。
写真をたくさん撮る予定があるなら、背景を考えて選ぶのがおすすめです。緑の多い神社や公園ではラベンダーや白が映え、提灯や屋台の並ぶ通りでは寒色の浴衣がまわりの暖色と対比してよく目立ちます。
デートや食事など、屋内で座る時間が長い場面では、上半身に柄が集中しすぎないデザインが快適です。座ったときに見えるのは主に上半身なので、衿元から胸元にかけての柄の入り方を、試着の際に鏡の前で座って確認しておくと安心です。
お店やレンタルでの伝え方
呉服店や浴衣のレンタルで「似合うものを」とだけ伝えると、なかなか意図が伝わりません。次のような言葉に置き換えると、店員さんと認識が揃いやすくなります。
- 「青みのある淡い色を探しています。黄味の強い色は顔がくすんで見えるので避けたいです」
- 「白は真っ白よりオフホワイトのほうが馴染みます」
- 「柄のコントラストは、強すぎない優しいものが好みです」
- 「帯はシルバーかグレー系で、ゴールドは避けたいです」
- 「地色が濃いものなら、青みのネイビーでお願いします」
色名で伝えるのが難しければ、スマートフォンで似合う色の画像を数枚保存して見せる方法も確実です。編集部では、紫陽花・桔梗・藤の花の写真をそのまま見せると話が早い、という声をよく聞きます。
浴衣は一度買うと数年着るものなので、着心地と手入れのしやすさも確認しておきましょう。綿コーマは扱いやすく、綿麻は涼しくシワが風合いになり、ポリエステルは自宅で洗えて色落ちしにくいという特徴があります。淡い色の浴衣は汗染みが目立ちやすいため、和装用の肌着を一枚挟んでおくと安心です。
よくある質問
Q. 浴衣の帯の色、何を選べばいい? A. 基本的には、浴衣の色と馴染みの良い「同系色」や「パステルカラー」が失敗しません。ブルベ夏さんなら、シルバー、グレー、オフホワイト、ネイビーなどが万能です。差し色として使うなら、パステルピンクやミントグリーンなどを選ぶと、全体が軽やかで涼しげな雰囲気になります。
Q. 浴衣に似合うメイクは? A. 浴衣のときは、普段よりも少しだけ「透明感」を意識したメイクにしましょう。ファンデーションは厚塗りせず、素肌感を残します。チークとリップは青みピンクやローズ系で統一すると、顔全体の透明感がグッと上がります。浴衣の色が淡い場合は、メイクもふんわりと仕上げるのがバランスが良いです。
Q. 髪飾りはどうすればいい? A. 髪飾りは浴衣の色とリンクさせるのがおすすめです。シルバーやクリア素材の簪(かんざし)は、ブルベ夏さんの涼やかな印象によく似合います。また、紫陽花や桔梗といった、夏の花をモチーフにした髪飾りを取り入れると、季節感が出て非常に風情があります。ゴールドよりも、シルバーやパール系のアクセサリーの方が肌馴染みが良いので、ぜひ試してみてください。
Q. 帯締めなどの小物は必要? A. 浴衣は通常、帯締めで締めないスタイルが多いですが、最近では帯留めや帯締めを合わせる着こなしも人気です。小物を合わせることでグッと本格的で華やかな印象になります。その際も、ブルベ夏さんはシルバーやパール、青系のストーンが付いたものを選ぶと、コーディネート全体の統一感が保てます。
Q. 似合う色がやっぱり地味に感じてしまうときは? A. 似合う色が地味に感じてしまう場合は、浴衣の地色ではなく、柄に鮮やかな色を取り入れるか、帯でアクセントカラーを使うのがおすすめです。例えば、ベースは淡いブルーでも、柄に濃いネイビーや鮮やかなピンクが入っているものを選べば、顔周りは明るく保ちつつ華やかさもプラスできます。
自分に似合う「ブルベ夏」のカラーを味方につければ、浴衣選びはもっと楽しくなるはず。今年の夏は、自分の魅力を引き出す一着を見つけて、心ときめく時間を過ごしてくださいね。
— メグラシ編集部




