マタニティパーティードレス|お腹に沿わせるか離すかは会の形で決める

**妊娠中のパーティードレスは、お腹に沿わせる形にするか、お腹から離す形にするかを、出る会の形で決めます。**立食で人の間を歩く会なら沿わせる形、2時間以上座る会なら離す形です。
秋から年末にかけては、結婚式の二次会、忘年会、友人の集まりなど、パーティーに呼ばれる機会が増えます。妊娠中にその予定が入ると、まず迷うのが「体に沿う服か、ゆったりした服か」です。どちらが正しいかは、お腹の大きさではなく、その会で立っている時間と座っている時間のどちらが長いかで分かれます。
式に出るときの切替の高さや、当日の週数からの逆算はマタニティお呼ばれドレスとフォーマルにまとめました。この記事は、式ではなく、パーティーの場で着る1着の選び方を扱います。
結論:立食なら沿わせる、着席なら離す
| 会の形 | 向く形 | 理由 |
|---|---|---|
| 立食で、人の間を歩く | 沿わせる形 | 布が人やテーブルに触れにくい。皿とグラスを持っても布が邪魔しない |
| 2時間以上座る | 離す形 | 座ってもお腹の下に布が引かれない。前の裾が上がりにくい |
| 写真を多く撮る | どちらでもよい | 横から撮られたときに、どう残したいかで選ぶ |
**会の案内を見て、立食か着席かを先に確かめてください。**案内に書いていなければ、会場の種類で見当がつきます。レストランを貸し切る二次会は立食が多く、個室の食事会や宴会場の忘年会は着席が多くなります。
見分け方|横から見て、お腹の前に布が何cm離れるか
「沿わせる形」と「離す形」は、横から見たときに、お腹のいちばん前と布との間にどれだけすき間があるかで分けます。
家でドレスを着て、鏡に対して横向きに立ってください。お腹のいちばん前に、布が触れているかを見ます。触れていて、すき間が2cm以内なら沿わせる形、5cm以上離れていれば離す形です。
通販で見るときは、商品写真の横からの姿を探してください。写真がなければ、胸の下で切り替えて、そこから裾へ広がっていく形は離す形、切替がなくて全体が伸びる生地の形は沿わせる形と考えてかまいません。
立食の会|人の間を横向きに通れるか
立食の会では、料理を取りに行ったり、人と話すために移動したりする時間が長くなります。混んでいる会場では、人と人の間を横向きになって通ることもあります。
このとき、お腹から布が大きく離れる形だと、布の量が多いぶん、人の腕やテーブルの角に触れます。皿とグラスを持って立つと、皿の縁が布に当たって、料理のたれがつくこともあります。
沿わせる形なら、横向きに通るときの幅が体の幅とほぼ同じです。**皿を胸の高さで持っても、布が皿に触れません。**立食の会では、この差が2時間の間に何度も効いてきます。
着席の会|座って、お腹の下に横じわが出るか
座る時間が長い会では、沿わせる形だと、座ったときに布が腿の上で引かれます。お腹の下に横向きのしわが入り、前の裾が膝の上まで上がることがあります。
家で、ドレスを着て椅子に座ってみてください。お腹の下に横じわが2本以上出るか、前の裾が膝から上がるかを見ます。どちらかが出るなら、その会では離す形のほうが楽に過ごせます。
離す形は、座ってもお腹の下に布の余りが残るので、しわが入りにくく、裾も膝より下に残ります。食事の間に姿勢を何度か変えても、布が体に張りつきません。
写真に残したい会|横から撮られる前提で
パーティーでは、正面からの集合写真より、話している最中に横から撮られる写真のほうが多く残ります。横から撮られると、お腹の丸みがいちばんよく写ります。
妊娠中の記念として、お腹の丸みを残したいなら、沿わせる形が向いています。丸みの線がそのまま写ります。反対に、その日の主役がほかにいて、自分は控えめにしていたいなら、離す形を選んでください。どちらが正しいということはありません。その日の写真をどう残したいかで選びます。
伸びる生地の見分け方|横に引いて、すぐ戻るか
沿わせる形を選ぶなら、生地がよく伸びて、すぐ戻ることが大事です。お腹の前は、会の間ずっと引かれ続けるからです。
ドレスのお腹にあたる部分を両手で持ち、横に10cmほど引いてから離してください。すぐに元の幅に戻れば合格です。引いたところに筋が残る生地や、戻るまでに時間がかかる生地は、2時間のうちにお腹の前が伸びて、形が戻らなくなることがあります。
厚みも見ておきます。薄すぎる生地は、沿わせたときに下着の線が表に出ます。手を内側に入れて、指の形が透けて見えない厚さがあれば安心です。
華やかさは、お腹以外の3か所に置く
パーティーの服は、ふだんより華やかにしたくなります。そのとき、飾りをお腹の前に集めないようにしてください。お腹の前のリボンや大きな飾りは、立つと下を向き、座るとつぶれて、どちらの姿勢でも形が崩れます。
華やかさを置くのは、首元、袖口、足元の3か所です。首元は、襟の形か、耳元の飾りで。袖口は、少し広がる形か、光る糸の入ったもので。足元は、色のある靴か、光る素材の靴で。3か所のうち2か所に置けば、ドレス本体は無地でも十分に華やかに見えます。
色は、秋冬なら深い赤や緑、紺など、落ち着いた深い色が会場の照明によく映えます。
冬のパーティー|会場の中と外で1枚ずつ
冬の会場は、暖房が効いていて暖かいことが多い一方、行き帰りの外は冷えます。羽織るものは、会場の中用と外用に分けて考えてください。
会場の中では、肩に掛けるショールか、薄手のカーディガンを1枚。暖かければ外して椅子の背に掛けられます。外では、前を閉めなくても着られるコートを選びます。前を閉めようとしてお腹で留まらないコートは、開けたまま着る前提で、丈が膝より下まであるものにすると、開けていても寒さを感じにくくなります。
足元|立食の2時間を歩ける靴
立食の会は、2時間以上立ったまま、ときどき歩く会です。靴は、かかとの高さより、かかとの面の広さで選んでください。
かかとが細いものより、接地する面が広いもののほうが、立っている間の安定が違います。ヒールのない靴でも、光る素材や色のあるものを選べば、ドレスの華やかさと釣り合います。家で、実際に履いていく靴で15分立ってみて、足が落ち着くかを確かめておくと安心です。
バッグ|両手が空く大きさ
立食では、皿とグラスで両手がふさがります。バッグは、肩に掛けられる細いひもの付いた小さなものにしてください。
手に持つ形のバッグは、料理を取るたびにどこかに置くことになり、置き場所に困ります。**ひもを斜めに掛けるなら、お腹の丸みの上を通らないように、ひもを長めにして腰の横に来る位置で止めます。**お腹の上をひもが通ると、そこだけ布が押さえられて形が崩れます。
どちらとも取れるとき①|立食だけど、椅子も用意されている
立食の会でも、会場の壁ぎわに椅子が並んでいることがあります。妊娠中の人は、途中で座って休むことも多いでしょう。
このときは、立っている時間と座っている時間の、どちらが長くなりそうかで決めます。最初から座って過ごすつもりなら、離す形。ほとんど立っていて、疲れたときだけ座るなら、沿わせる形です。
迷うなら、沿わせる形で、裾が膝下10cm以上あるものを選んでください。座ったときに前の裾が上がっても、膝が隠れた状態が保てます。
どちらとも取れるとき②|会まで1か月以上ある
お腹の大きさは、1か月で目に見えて変わります。今の体に合わせて用意すると、当日に合わないことがあります。
形だけを先に決めて、実際に用意するのは2週間前にしてください。沿わせる形なら伸びる生地のもの、離す形なら胸の下で切り替えて裾へ広がるものを選べば、お腹が大きくなっても着られる幅があります。
どちらとも取れるとき③|産後も着たい
産後の集まりや、授乳期のお祝いにも同じドレスを着たいなら、前の開きを見てください。前にボタンやファスナーがあって、胸の高さまで開く形なら、授乳期にも使えます。
沿わせる形の伸びる生地は、産後に体が変わっていく間も合わせやすい一方、授乳のために前を開けられないものが多くなります。産後にも着る予定があるなら、前が開く、離す形を選んでおくほうが出番が増えます。礼服として慶弔に使う場合は、マタニティ礼服を先に読んでください。
よくある行き違い
**「ゆったりした服なら、どの会でも楽」。**立食の会では、布の量が多いぶん人やテーブルに触れやすく、皿を持つと料理が布につきます。楽かどうかは、会の形によって変わります。
**「体に沿う服は、妊娠中には向かない」。**よく伸びてすぐ戻る生地なら、お腹が大きくなっても形が保たれ、立食の会ではむしろ動きやすくなります。向かないのは、長く座る会のときです。
**「パーティーだから、お腹の前にも飾りがほしい」。**お腹の前の飾りは、立つと下を向き、座るとつぶれます。華やかさは首元・袖口・足元に移したほうが、どの姿勢でも残ります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 妊娠中のパーティー、ドレスは体に沿う形とゆったりした形のどちらがいいですか
- 出る会の形で決めてください。立食で、人の間を横向きに通ったり、皿とグラスを持って立ったりする時間が長い会なら、体に沿う形のほうが布が人やテーブルに触れにくく、動きやすくなります。2時間以上椅子に座る会なら、お腹から布が離れる形のほうが、座ったときにお腹の下に布が引かれず、前の裾も上がりにくくなります。
- Q. 体に沿うドレスを着ると、お腹が目立ちませんか
- 目立つかどうかより、どう残したいかで考えてみてください。横から見たときにお腹の丸みがそのまま出る形は、妊娠中の記念の写真として残したい人には向いています。逆に、会の主役がほかにいて、自分は控えめにしていたい日なら、お腹から布が離れる形を選び、華やかさを首元や袖口に移します。どちらが正しいということはなく、その日にどう過ごしたいかで選んでかまいません。
- Q. 伸びる生地かどうかは、どう見分ければいいですか
- ドレスのお腹にあたる部分を両手で横に10cmほど引いて、手を離してください。すぐに元の幅に戻れば、お腹が大きくなっても形が保たれます。引いたところに筋が残ったり、戻るまでに時間がかかったりする生地は、会の途中でお腹の前が伸びたまま戻らなくなることがあります。通販で見られないときは、生地の説明に伸縮性の有無が書いてあるかを確かめてください。
- Q. 会まで1か月以上あります。いつ用意すればいいですか
- お腹の大きさは1か月で変わるので、早めに1着に決めてしまうと当日に合わないことがあります。形を先に決めておき、実際に用意するのは2週間前くらいにすると安心です。沿わせる形なら伸びる生地のもの、離す形なら胸の下で切り替えて裾へ広がるものを選べば、多少お腹が大きくなっても着られる幅があります。
— メグラシ編集部





