中性的な顔の秋冬の予定|式典・顔合わせ・忘年会で甘さと辛さを数える

中性的な顔の人は、秋冬の予定で服を選ぶとき、その日の向きを先に決めてから、反対側を必ず1つ混ぜてください。
結婚式なら甘い側、仕事の会議なら辛い側、と向きは予定が決めます。けれど、どちらの日も服を片側だけでそろえると、顔が置いていかれます。**見られる範囲の中で、甘い点と辛い点の差を1までにする。**これが、中性的な顔がどの予定でも服とつながって見える条件です。
自分の顔が中性的な側にあるかの確かめ方は中性的な顔の特徴とセルフ診断にあります。スカートの選び方は中性的な顔でスカートが似合わないに分けました。この記事は、秋冬の予定ごとの話です。
結論:予定で向きを決め、反対側を1つ混ぜる
中性的な顔は、甘さと辛さ、曲線と直線のどちらにも振り切れていない顔です。服がどちらか片側に振り切れると、顔はその反対側にあるように見えてしまいます。
| その日の向き | 甘い点 | 辛い点 | 差 |
|---|---|---|---|
| 甘い側に向ける予定 | 2 | 1 | 1 |
| 辛い側に向ける予定 | 1 | 2 | 1 |
| どちらでもない予定 | 1〜2 | 1〜2 | 0〜1 |
| 外れやすい形 | 3 | 0 | 3 |
| 外れやすい形 | 0 | 3 | 3 |
**向きを決めても、反対側の1つを抜かないこと。**この1つが、服と顔をつなぐ役をします。
服の点の合計は、3つ前後を目安にしてください。4つ以上になると、どの点がその日の向きなのかが見る人に伝わりにくくなります。合計3つのうち、向きの側に2つ、反対側に1つ。これが秋冬のどの予定にも使える基本の形です。
先に確かめる|中性的な顔の側にいるか
この記事の数え方は、顔が甘さと辛さの中間にある人のためのものです。目・眉・口角・輪郭の4か所で確かめます。
| 4か所のうち中間だった数 | この記事の使い方 |
|---|---|
| 3〜4か所 | そのまま使える |
| 2か所 | 顔の寄っている側に、基準を1つずらす(どちらとも取れるとき①) |
| 0〜1か所 | 甘い側か辛い側に軸がある顔。片側の記事のほうが合う |
測り方の数字は、目の横縦比が2.5〜3倍、眉山の高さが3〜6mm、口角の傾きが水平から上下5度以内、輪郭の縦横比が1.3〜1.5倍です。詳しい手順は中性的な顔の特徴とセルフ診断で、鏡と定規があれば60秒で終わります。
「ボーイッシュ」「さっぱりしている」と人から言われることが多い人も、たいていはこの中間にいます。言われ方より、4か所の数字で確かめてください。
4か所の数字は、メイクや前髪でほとんど動きません。いちど測っておけば、秋冬のどの予定でも同じ結果を使えます。測った日の結果を手帳の予定表の端に書いておくと、服を選ぶ前の晩に読み返せます。
甘い点と辛い点の数え方
点として数えるのは、見る人の目がいったん止まる場所です。1着の服に甘い点と辛い点が両方あることもあります。
| 場所 | 甘い点に数えるもの | 辛い点に数えるもの |
|---|---|---|
| 襟・首元 | 丸い襟、ボウタイ、フリル、ドレープ | 直線の襟、Vネック、スクエアネック、シャツ襟 |
| 布 | 透ける布、とろみ、モヘア、ベロア | 張りのある布、ウールの畝、レザー |
| 裾 | 歩くと揺れる裾、フレア、プリーツ | まっすぐ落ちる裾、パンツ |
| 色 | 淡い色、パステル、明るいピンク | 黒・紺・灰の濃い色、強い明暗差 |
| 飾り | パール、丸い耳飾り、リボン | 角のある金属、細い直線のチェーン、太いベルト |
| 柄 | 花柄、水玉、曲線の柄 | チェック、ストライプ、千鳥格子 |
**1つの場所につき1点です。**花柄のフレアスカートは、柄と裾で甘い点が2つになります。無地の濃紺のテーパードパンツは、色と裾で辛い点が2つです。
数えにくいものは、点にしないでください。たとえば灰色のやわらかいニットは、色は辛い側の手前、布は甘い側の手前で、どちらにも振れていません。こうした「どちらでもないもの」は、合計の3つに入れずに土台として使います。
数える範囲は、その予定で相手がいちばん長く見ている場所に限ります。座って向かい合う予定なら胸から上、立って話す予定なら膝から上、写真を撮る予定なら全身です。座っているあいだに見えないスカートの裾は、その予定では点に入れません。
髪も1点に数える
中性的な顔の人は、髪型ひとつで顔の見え方が甘い側にも辛い側にも動きます。だから髪も服と同じ1点として数えます。
| 髪 | 数え方 |
|---|---|
| ショート、耳にかけたボブ | 辛い点1つ |
| きっちり結んだまとめ髪 | 辛い点1つ |
| 下ろした肩下の髪(まっすぐ) | どちらでもない |
| 巻いた髪、ゆるいまとめ髪 | 甘い点1つ |
| 前髪を眉の上でそろえる | どちらでもない |
| 顔まわりに後れ毛を出す | 甘い点1つ |
**ショートの人は、髪だけで辛い点が1つ入っています。**甘い側に向ける日でも、服の甘い点を2つにすれば差は1で収まります。服を甘い点3つにすると、髪の辛い1点と合わせて差が2になり、服だけが甘く浮きます。
肩下まで髪がある人は、その日のまとめ方で点を動かせます。結婚式の朝に巻けば甘い点1つ、面談の朝にきっちり結べば辛い点1つ。服を選んだあとに数えて、差が2になっていたら、髪で1つ戻す、という順番にすると朝の迷いが減ります。
髪型そのものの選び方は顔タイプ別の髪型にあります。ここでは、すでにある髪型を1点としてどう数えるかだけを見てください。
なぜ差が2以上で浮くのか
差が2以上になると、服の印象が片側にまとまり、見る人は服を先に読みます。そのあとで顔を見ると、服の印象と顔の印象のあいだに段差ができます。
| 甘:辛 | 見る人に映ること |
|---|---|
| 3:0 | 服が甘くまとまり、顔だけが落ち着いて見える。衣装を着ているように見られやすい |
| 2:1 | 甘い向きが伝わり、顔とも段差がない |
| 1:1 | 落ち着いて見える。どちらの向きでもない日に向く |
| 1:2 | 辛い向きが伝わり、顔とも段差がない |
| 0:3 | 服が硬くまとまり、顔がやわらかく見えて服から離れる |
**差が1なら、反対側の1点が、服と顔のあいだの橋になります。**甘いドレスの中にある直線の襟、硬いスーツの中にある丸い耳飾り。それが中性的な顔の「どちらでもない」部分と呼び合います。
反対に、甘い顔や辛い顔の人は、顔がすでに片側の点を1つ持っているようなものです。だから服を片側だけでそろえても、顔と服が同じ向きでまとまります。中性的な顔の人だけが、服の中に反対側の1点を置く必要がある、というのはこの違いからです。
予定①|秋の結婚式のお呼ばれ
結婚式は、甘い側に向ける予定です。甘い点を2つ、辛い点を1つにします。披露宴の大半は座っているので、数えるのは胸から上が中心です。
| 見るところ | 置き方 |
|---|---|
| 向き | 甘い側 |
| 甘い点2つの例 | 揺れる裾と、淡い色。または、とろみの布とパール |
| 辛い点1つの例 | スクエアやVの襟ぐり、張りのある羽織り、まとめ髪 |
| 秋冬の色 | 淡い色は1段深く(くすんだピンク、灰みの水色) |
| 避けたい形 | フリル・リボン・パール・巻き髪がすべてそろう |
ゲストドレスは、甘い点だけでできているものが多い服です。**ドレスを選ぶときに、辛い点が1つ入っているかを先に見てください。**入っていなければ、羽織りか髪で1つ足します。
秋冬の結婚式は、羽織りを着ている時間も長くなります。羽織りを張りのあるジャケットにすれば、それで辛い点が1つです。ふわっとしたボレロやストールを羽織ると甘い点が増えるので、ドレスの側を甘い点1つに減らしてください。
親族として出る式なら、向きはそのままで合計の点を1つ減らし、甘い点1つと辛い点1つの2つにします。主役の家族は、華やかさより落ち着きを求められることが多いからです。友人として出る二次会は、全身が見られるので、揺れる裾を甘い点の1つとして使えます。
予定②|両家の顔合わせ・改まった食事会
顔合わせは、相手の家族に落ち着いた印象を持ってもらいたい予定です。向きはどちらでもない側で、甘い点と辛い点を1つずつにします。
| 見るところ | 置き方 |
|---|---|
| 向き | どちらでもない(1:1) |
| 甘い点1つの例 | 丸い襟、パールの1連、淡い色のブラウス |
| 辛い点1つの例 | 張りのあるワンピース、ノーカラーのジャケット |
| 土台 | どちらでもない中間の色(灰、ベージュ、紺に近い灰) |
| 避けたい形 | 黒のパンツスーツだけ、または淡い色のフリルだけ |
顔合わせの服装の格の決め方は顔合わせの服装にあります。本人として出る場合と、親として出る場合で、格は変わっても点の数え方は同じです。格を決めたあとで、甘い点と辛い点を1つずつに整えると、改まった席でも硬すぎず甘すぎずに見えます。料亭のような座敷なら、座ったときに膝が出ない丈を先に確かめてください。
予定③|七五三の付き添い
七五三は、子どもが主役の予定です。向きはどちらでもない側にして、合計の点も2つに抑えます。
| 見るところ | 置き方 |
|---|---|
| 向き | どちらでもない(1:1) |
| 合計の点 | 2つ |
| 甘い点1つの例 | パール、淡い色のブラウス |
| 辛い点1つの例 | 張りのあるジャケット、まっすぐ落ちるワンピース |
| 足元 | 境内の砂利を歩ける低いヒール |
**合計を2つにしても、反対側の1点は残してください。**パールだけ、ジャケットだけ、と片側1点にすると、写真の中で大人の服がぼんやりして見えます。甘い1点と辛い1点で、少ないながらも服と顔がつながります。
子どもの着物が淡い色なら、大人は辛い側の濃い色を1つ、甘い側はパールで1つ。着物が濃い色なら、大人は淡い色のブラウスで甘い1つ、ジャケットの張りで辛い1つ。子どもの色の反対側を大人が受け持つと、並んだ写真で両方の色が引き立ちます。
予定④|子どもの学校の面談・行事
面談は、先生と机をはさんで向かい合う予定です。向きは少し辛い側で、話の中身に注意を向けてもらいます。
| 予定 | 向き | 甘:辛 | 置き方の例 |
|---|---|---|---|
| 個人面談 | 辛い側 | 1:2 | 濃い色のニット、シャツ襟、丸い耳飾り1つ |
| 保護者会 | どちらでもない | 1:1 | 灰のカーディガン、パール、まっすぐ落ちるパンツ |
| 発表会・音楽会 | どちらでもない | 1:1 | 紺のワンピース、淡い色のストール |
| 運動会の応援 | 辛い側 | 1:2 | パンツ、パーカー、淡い色のキャップ |
**面談は辛い点2つで、頼もしく見えます。**ただし甘い点を0にすると硬すぎるので、耳元か色で1つは残してください。
運動会の応援は、動きやすさを優先するとパーカーやパンツで辛い点がそろいやすい予定です。淡い色のキャップやストールで甘い点を1つ足しておくと、写真に写ったときに子どもの体操服の色とも並べやすくなります。
予定⑤|仕事の会議・プレゼン
仕事の会議は、辛い側に向ける予定です。辛い点を2つ、甘い点を1つにします。
| 見るところ | 置き方 |
|---|---|
| 向き | 辛い側 |
| 辛い点2つの例 | テーラードの襟と、濃い色 |
| 甘い点1つの例 | とろみのあるブラウス、丸い耳飾り、淡い色のインナー |
| オンラインの会議 | 肩から上だけで数える |
| 避けたい形 | 黒のパンツスーツ、白のシャツ、結んだ髪、角のある時計がそろう |
中性的な顔の人が辛い点ばかりでそろえると、「硬い」「近寄りにくい」と言われやすくなります。仕事の服は、ジャケット、シャツ襟、濃い色、パンツと、辛い側の点を持つものが多いからです。甘い点の1つは、顔のいちばん近くに置くと、話している相手の目に入りやすく、硬さがほどけます。耳元の丸い飾りか、インナーの淡い色が置きやすい場所です。
プレゼンで立って話す日は、全身が見られます。上半身で辛い点2つ、甘い点1つを置いたら、下半身はどちらでもない中間のパンツかスカートにしておくと、合計が増えすぎません。
予定⑥|同窓会
同窓会は、久しぶりに会う人に顔を見られる予定です。向きは、昔の自分の印象と反対の側に1つ振るのがおすすめです。
| 昔の印象 | その日の向き | 甘:辛 |
|---|---|---|
| ボーイッシュだった | 甘い側 | 2:1 |
| おとなしい、かわいいと言われていた | 辛い側 | 1:2 |
| 覚えていない | どちらでもない | 1:1 |
**向きを変えても、差は1までのままです。**大きく変わった印象を見せようとして、甘い点を3つにすると、顔より服が先に話題になります。差が1なら、「雰囲気が変わったね」と顔ごと受け取られます。
会場がホテルなら合計3つ、居酒屋やカフェなら合計2つが目安です。会場の格に合わせて合計を動かし、差は1のまま。こうしておくと、2次会で会場が変わっても、上着1枚を脱ぎ着するだけで合わせられます。
予定⑦|忘年会
忘年会は、会場で見られる範囲が変わります。向きはどちらでもない側で、合計3つを見られる範囲に置きます。
| 会場 | 見られる範囲 | 置き方の例 |
|---|---|---|
| 座敷 | 机から上 | 甘1・辛1を胸から上に。脚を崩しやすいパンツ |
| テーブル席 | 胸から上 | 甘1・辛2。シャツ襟のニットに丸い耳飾り |
| 立食 | 全身 | 甘2・辛1。揺れるスカートにレザーのベルト |
座敷では、立ったり座ったりが多く、スカートは膝が気になります。脚の動きやすいパンツで辛い点を1つ取り、上半身で甘い点を1つ置くと、座敷でも整って見えます。
会場が分からないまま出かける日は、甘い点1つと辛い点1つを上半身に置き、3つ目の点を外せるものにしておきます。立食なら耳飾りを足して2:1に、座敷ならそのまま1:1で過ごす。その場で合わせられるので、会場の連絡が直前になっても慌てません。
予定⑧|記念日の食事・デート
記念日の食事やデートは、甘い側に向けやすい予定です。ただ、中性的な顔の人は、甘い点を増やしすぎると「いつもと違って落ち着かない」と感じやすくなります。
| 見るところ | 置き方 |
|---|---|
| 向き | 甘い側 |
| 甘い点2つの例 | とろみのブラウスと、巻いた髪。またはベロアと、パール |
| 辛い点1つの例 | まっすぐ落ちるパンツ、直線の襟のコート、角のある時計 |
| 夜の照明 | ベロアやサテンの艶が強く出るので、甘い点1つと数える |
**普段辛い側の服が多い人は、甘い点を2つではなく1つにして、1:1から始めても構いません。**落ち着かない感じが消えたら、次の予定で2:1に進めます。
レストランの席では、向かいに座った相手が見るのは胸から上です。甘い点の1つは、ブラウスの布か耳元の飾りのように、顔の近くに置いてください。スカートの揺れは、座っているあいだは見えないので、店までの道と帰り道のための点だと考えます。
予定⑨|紅葉の旅行
紅葉の旅行は、写真を撮る回数が多く、歩く時間も長い予定です。向きはどちらでもない側にして、背景の色と点がぶつからないようにします。
| 見るところ | 置き方 |
|---|---|
| 向き | どちらでもない(1:1) |
| 甘い点1つの例 | 淡い色のニット、やわらかいストール |
| 辛い点1つの例 | 張りのあるコート、まっすぐなパンツ |
| 色 | 紅葉の赤や黄と並ぶなら、白・灰・紺の側 |
| 足元 | 歩きやすい靴は辛い側にも甘い側にも数えない |
旅先では、背景がにぎやかなので、服の点を多くしないほうが写真で顔が見えます。合計2つの1:1で十分です。
旅行は荷物を減らしたい予定でもあります。どちらでもない中間の色の服を土台にし、淡い色のストールと濃い色のマフラーを1本ずつ持っていけば、昼は淡い色で甘い1点、夜の食事は濃い色で辛い1点と、同じ服で向きを変えられます。
予定⑩|帰省と初詣
帰省は、家族や親戚と長く過ごす予定です。初詣は、コートを着たまま並ぶ予定です。どちらも、コートや部屋着の時間を含めて数えます。
| 予定 | 向き | 甘:辛 | 数える範囲 |
|---|---|---|---|
| 帰省先での食事 | どちらでもない | 1:1 | 座って見える胸から上 |
| 親戚の集まり | どちらでもない | 1:1 | 胸から上 |
| 初詣 | 辛い側 | 1:2 | コートの外に出ているものだけ |
| 年始の挨拶まわり | どちらでもない | 1:1 | コートを脱いだ姿 |
初詣では、コートの直線の襟と濃い色で辛い点が2つになりがちです。マフラーを淡い色にすると、それで甘い点が1つ入ります。
帰省先では、家族からは昔の印象で見られることが多い予定です。昔の印象に合わせなくても構いませんが、親戚の集まりで急に甘い側に振ると話題が服に集まります。どちらでもない1:1にしておけば、話の中心は近況のほうに向きます。
予定ごとの早見表
ここまでの予定を1つにまとめます。予定の前の晩に、自分の行を探して向きと数だけを決めてください。
| 予定 | 向き | 甘:辛 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 結婚式のお呼ばれ | 甘い側 | 2:1 | 3 |
| 両家の顔合わせ | どちらでもない | 1:1 | 2 |
| 七五三の付き添い | どちらでもない | 1:1 | 2 |
| 学校の面談 | 辛い側 | 1:2 | 3 |
| 仕事の会議 | 辛い側 | 1:2 | 3 |
| 同窓会 | 昔の印象の反対 | 2:1か1:2 | 3 |
| 忘年会 | 会場で変える | 1:1から2:1 | 2〜3 |
| 記念日の食事 | 甘い側 | 2:1 | 3 |
| 紅葉の旅行 | どちらでもない | 1:1 | 2 |
| 帰省 | どちらでもない | 1:1 | 2 |
| 初詣 | 辛い側 | 1:2 | 3 |
**表の「甘:辛」の列で、差が2になっている行は1つもありません。**どの予定でも、反対側の1点が残っています。
合計の列は、予定の改まり具合で2か3になっています。子どもや家族が主役の予定、写真の背景がにぎやかな予定は2、自分が見られる予定は3。迷ったら2から始めて、物足りなければ3に増やしてください。点を増やすときも、差は1のままにします。
秋冬の素材で、甘い点と辛い点が入れ替わる
秋冬は、素材だけで点が1つ入ることが増えます。同じニットでも、編み方と毛足で甘い側にも辛い側にも入ります。
| 素材 | 数え方 |
|---|---|
| モヘア、アンゴラのような毛足の長いニット | 甘い点1つ |
| 畝のはっきりしたリブニット | 辛い点1つ |
| ベロア | 甘い点1つ |
| レザー、合成皮革 | 辛い点1つ |
| ツイード | 色が淡ければ甘い点1つ、濃ければ辛い点1つ |
| なめらかなウール、コーデュロイ | どちらでもない |
**秋口の10月はまだ素材で点が入りにくく、11月から急に増えます。**夏と同じ組み合わせ方で秋冬の素材を足していくと、気づかないうちに片側の点が3つになっていることがあります。月が変わったら、一度数え直してください。
素材で点が入る季節は、形で点を取らなくて済む季節でもあります。モヘアのニットを着る日は、それで甘い点が1つなので、襟は直線のものにして辛い点を1つ。形をシンプルにしておけるので、手持ちの服を少なく回せます。
色で1点を足す、引く
色は、いちばん手軽に点を動かせる場所です。服の形を変えずに、色だけで差を1に戻せます。
| 今の状態 | 色で直す方法 |
|---|---|
| 甘い点が3つ | 淡い色のどれか1つを、灰か紺に替える |
| 辛い点が3つ | インナーかマフラーを、淡い色に替える |
| どちらも0〜1つで寂しい | 顔のまわりに淡い色か濃い色を1つ置く |
**形は家を出る前に変えにくいのに対して、色はマフラー1本で変えられます。**淡い色のマフラーと濃い色のマフラーを1本ずつ持っておくと、その日の点を玄関で整えられます。
色で点を動かすときは、顔のいちばん近くの色から替えてください。インナーの襟元、マフラー、耳元の飾り。顔から遠い靴やバッグの色を替えても点にはなりますが、向かい合う予定では相手の目に入る順番が後になります。
コートとマフラーで数える
外で見られる時間が長い日は、コートとマフラーで点を数えます。中に何を着ていても、外ではコートの外に出ているものしか見えません。
| コートの外に出るもの | 数え方 |
|---|---|
| 直線の襟のコート(チェスター、ステンカラー) | 辛い点1つ |
| 丸い襟、ノーカラーのやわらかいコート | 甘い点1つ |
| 濃い色のコート | 辛い点1つ |
| 淡い色のマフラー、毛足の長いマフラー | 甘い点1つ |
| 濃い色の細いマフラー | 辛い点1つ |
濃い色のチェスターコートは、それだけで辛い点が2つです。**淡い色のマフラーを1本巻けば2:1の辛い向きになり、**初詣や仕事の行き帰りにちょうど合います。
どちらとも取れるとき①|4か所のうち2か所だけ中間
顔の4か所のうち、中間だったのが2か所の人は、顔がどちらかの側に少し寄っています。服の基準を、その寄っている側に1つずらします。
| 顔の寄り | 甘い側に向ける日 | 辛い側に向ける日 |
|---|---|---|
| 甘い側に2か所 | 3:1まで可 | 1:1 |
| 辛い側に2か所 | 1:1 | 1:3まで可 |
**ずらすのは1つだけです。**寄っている側の点を1つ多くしても、顔が同じ側にあるので段差ができません。反対側に向ける日は1:1にとどめておくと、顔との段差が小さく収まります。
どちらに寄っているか分からないときは、鏡の前で甘い点2つと辛い点1つの組み合わせ、甘い点1つと辛い点2つの組み合わせを1回ずつ試してください。落ち着いて見えたほうが、顔の寄っている側です。
どちらとも取れるとき②|甘い服が決まっている日
結婚式のドレスや、指定されたワンピースのように、甘い点ばかりの服を着る日があります。服を変えられないときは、服以外で辛い点を1つ足します。
| 足す場所 | 辛い点の足し方 |
|---|---|
| 髪 | 低い位置できっちり結ぶ。後れ毛を出さない |
| 羽織り | 張りのあるジャケットかケープ |
| 小物 | 角のある金属のバッグの留め具、細い直線のチェーン |
| 靴 | つま先の尖ったもの、甲の浅い直線のもの |
服の甘い点が3つあるなら、2つ足して3:2にしても構いません。**差が1に収まっていれば、合計が5つになっても段差はできません。**ただし点が多い日は、見せたい場所が散らないよう、足す辛い点を顔から遠い場所(靴やバッグ)に置いてください。
どちらとも取れるとき③|辛い服が決まっている日
喪の席ではない改まった場で、パンツスーツや制服のように辛い点ばかりの服を着る日もあります。その日は甘い点を1つ足します。
| 足す場所 | 甘い点の足し方 |
|---|---|
| インナー | とろみのある布、淡い色 |
| 耳元 | 丸い形の飾り、パール |
| 髪 | 下ろして、毛先を内側に軽く入れる |
| 手元 | 丸い文字盤の時計、細いブレスレット |
**甘い点は顔のいちばん近くに1つ置くのが効きます。**手元や足元に置いても点にはなりますが、向かい合って話す予定では相手の目に入りにくいからです。
どちらとも取れるとき④|男の子っぽい、きついと言われる
中性的な顔の人が「男の子っぽい」「きつく見える」と言われるのは、顔のせいではなく、その日の服と髪が辛い側に3つ以上そろっていることがほとんどです。
| 言われた言葉 | 数えると多いこと | 直し方 |
|---|---|---|
| 男の子っぽい | ショート+パンツ+濃い色 | 色か耳元で甘い点を1つ |
| きつく見える | 直線の襟+濃い色+結んだ髪 | 髪を下ろすか、インナーを淡い色に |
| 地味に見える | どちらの点も0〜1 | 顔のまわりに色を1つ |
| 甘すぎる | 巻き髪+フリル+淡い色 | 襟を直線にするか、髪をまとめる |
言われた言葉を、点の数に読み替えてみてください。言葉は印象の話ですが、数は今日の服の話なので、明日には直せます。
言われた言葉が1回だけなら、その日の服の数え方を確かめるだけで十分です。同じ言葉を何度も言われるなら、手持ちの服の多くが片側の点に寄っているということです。次に服を買うときは、反対側の点を持つものを1枚選ぶと、毎日の組み合わせで差を1に戻しやすくなります。
一式で見る|11月、顔合わせと忘年会が同じ週
予定の向きが違う日が同じ週に入ったときの例です。ショートヘアで、4か所のうち3か所が中間の人とします。
| 日 | 予定 | 甘:辛 | 一式 |
|---|---|---|---|
| 土曜 | 両家の顔合わせ | 1:1 | 灰のノーカラーワンピース(どちらでもない)、パール1連(甘1)、ショート(辛1) |
| 水曜 | 職場の忘年会(座敷) | 1:1 | 紺のシャツ襟のニット(辛1)、淡いピンクのインナーをのぞかせる(甘1)、黒のワイドパンツ |
| 金曜 | 友人の忘年会(立食) | 2:1 | 揺れるスカート(甘1)、淡い色のニット(甘1)、ショート(辛1) |
**ショートヘアの辛い1点を、3日とも数に入れているところを見てください。**髪を1点に数えると、服で足す点がその分少なくて済みます。
水曜の座敷では、スカートの代わりに黒のワイドパンツを選んでいます。パンツは辛い側に数える服ですが、座敷では机の下に入って見えないので、点には入れていません。金曜の立食では全身が見えるので、揺れるスカートを甘い点として数えています。同じ人でも、会場で数える範囲が変わると、選ぶ服が変わります。
10月から1月の予定表
| 時期 | 入りやすい予定 | 向き |
|---|---|---|
| 10月 | 秋の結婚式、運動会、面談 | 甘い側/辛い側/辛い側 |
| 11月 | 七五三、顔合わせ、紅葉の旅行 | どちらでもない |
| 12月 | 忘年会、同窓会、記念日の食事 | 会場と相手で変える |
| 1月 | 初詣、帰省、年始の挨拶 | 辛い側/どちらでもない |
手帳の予定の横に「甘」「辛」「中」の1文字だけを書いておくと、前の晩に服を選ぶ時間が短くなります。
10月は秋の結婚式と面談が同じ月に入りやすく、甘い側と辛い側の両方の日がある月です。反対に11月は、どちらでもない予定が続きます。月ごとに向きの偏りを見ておくと、その月に足りない側の小物を先に用意できます。
よくある行き違い
| よくある思い込み | 実際はこう |
|---|---|
| 中性的な顔は辛い服が似合う | 辛い点だけでそろえると、顔がやわらかく見えて服から離れます |
| 甘い服は似合わない | 辛い点を1つ混ぜれば、甘い向きの日も顔とつながります |
| 結婚式は甘い服だけでいい | ドレスだけだと甘い点が3つになりやすく、辛い点を1つ足すと整います |
| 髪は服と別に考える | 髪も1点。ショートなら辛い点が1つ入っています |
| 点は多いほど華やか | 差が1までなら合計は多くてもよいですが、合計3つ前後が伝わりやすい形です |
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 中性的な顔で、結婚式のお呼ばれのドレスが浮いてしまいます
- ドレスの甘い点が多すぎて、辛い点が1つもない状態だと考えられます。結婚式は甘い側に向ける予定なので、甘い点を2つにして、辛い点を必ず1つ混ぜてください。たとえば、揺れる裾と淡い色の2つで甘い側を作ったら、襟ぐりを直線のスクエアやVにする、張りのある布の羽織りを足す、髪をまとめる、のどれか1つで辛い点を足します。差が1になれば、ドレスと顔がつながって見えます。
- Q. 中性的な顔は、甘い服と辛い服のどちらが似合いますか
- どちらか片方に決める必要はありません。中性的な顔は、甘さと辛さのどちらにも振り切れていないので、服も片側だけに振り切ると顔から離れます。予定で向きを決め、その向きの点を2つ、反対側を1つ、と差を1までにすれば、甘い向きの日も辛い向きの日も顔と釣り合います。どちらの日も、反対側の1つを抜かないことが要です。
- Q. 仕事の日にパンツスーツを着ると、硬く見えすぎると言われます
- 辛い点が3つ以上で、甘い点が0の状態です。仕事の会議は辛い側に向ける予定なので辛い点は2つまでにし、甘い点を1つ入れてください。ジャケットの下をとろみのあるブラウスにする、耳元に丸い形の飾りを1つ置く、髪を下ろす、のどれか1つで足ります。辛い点を減らしたくないときは、色を淡い側に寄せると、それで甘い点が1つ入ります。
- Q. 4か所のうち2か所しか中間ではありませんでした。この数え方は使えますか
- 使えます。ただし、差を1までにする基準を、顔が寄っている側に1つずらしてください。顔の振り切れている2か所が甘い側なら、服は甘い点を1つ多くしても釣り合い、辛い側に向ける日でも甘い点と辛い点を同じ数にしておくと落ち着きます。辛い側に寄っている顔なら、その反対です。
— メグラシ編集部





