中性的な顔でパンツが男の子っぽく見える|秋冬の辛さを1つ戻す

**パンツスタイルで鏡の前に立って、「男の子みたい」と感じた。その日の全身に、辛い側の要素はいくつありましたか。**肩の張ったアウター、硬い素材、黒や紺だけの配色、詰まった首元、甲まで覆う靴、耳を出した短い髪、太くまっすぐなパンツ。中性的な顔の人のパンツスタイルが男の子の側に寄るのは、このうち3つ以上が重なった日です。
原因は顔ではありません。中性的な顔は、甘さと辛さ、曲線と直線がほぼ半分ずつの顔なので、服の側の要素がそのまま全身の印象を決めるだけです。だから、辛い側が3つ以上あると服に引っぱられて男の子の側へ、甘い側が多いと女の子らしい側へ、どちらにも動きます。この記事では、秋冬のパンツスタイルで寄りすぎた10の失敗を取り上げて、辛さを1つ戻す手順をまとめます。
スカートで甘い側に浮く悩みは中性的な顔でスカートが似合わないに、中性的な顔かどうかの判定は中性的な顔の特徴とセルフ診断に分けてあります。この記事は、その反対側、パンツスタイルで辛い側に寄りすぎた日の話です。
結論:辛い側が3つ以上で、男の子の側に寄る
先に結論を表で置きます。自分の今日の全身で、辛い側に入るものを数えてください。
| 辛い側の数 | 見え方 | すること |
|---|---|---|
| 0〜1つ | やわらかく、女性らしい側に寄る | 辛さを1つ足してもよい |
| 2つ | 顔の中性的な印象がそのまま出る | そのままでよい |
| 3つ | 男の子の側に寄り始める | 1つを中間のものに置き換える |
| 4つ以上 | ボーイッシュがはっきり出る | 寄せたい日でなければ2つ戻す |
**2つまでに収まっていれば、パンツスタイルでも顔の中性的な印象が残ります。**ボーイッシュに寄せたい日は、3つ以上にして構いません。寄せるつもりがない日に3つ以上あったら、1つ戻すだけで足ります。
自分の顔が「中性的」の側にあるか
この記事の数え方は、顔が中性的な側にある人に向いています。次の4か所を測って、いくつが中間の帯に入るかを数えてください。
| 測るもの | 中間の帯 | 帯から外れると |
|---|---|---|
| 目の横幅÷縦幅 | 2.5〜3倍 | 小さいと甘い側、大きいと辛い側 |
| 眉山の高さ(眉頭と眉山の差) | 3〜6mm | 低いと甘い側、高いと辛い側 |
| 口角の傾き | 上下5度以内 | 上がると甘い側、下がると辛い側 |
| 輪郭の縦横比 | 1.3〜1.5倍 | 小さいと甘い側、大きいと辛い側 |
**4つのうち3つ以上が中間の帯に入るなら、中性的な側の顔です。**2つ以下なら、顔の側がどちらかに寄っているので、この記事の数え方は1つずらして使ってください。顔が辛い側に寄っている人は、服の辛さは1つまで、甘い側に寄っている人は3つまで、が目安になります。測り方の細かい条件は中性的な顔の特徴とセルフ診断に書いてあります。
数える|パンツスタイルの「辛い側」7つ
パンツスタイルで辛い側に入る要素は、次の7つです。1つの服が2つ以上を持っていることもあります。
| 要素 | 辛い側に入る形 | 中間に戻した形 |
|---|---|---|
| 肩 | 肩パッドで張る、肩線が直線 | 肩線がなだらかに落ちる |
| 素材 | 硬く、光を返さない | わずかに光る、やわらかく落ちる |
| 配色 | 黒・紺・カーキなど暗い色だけ | 1色が中間の明るさ |
| 首元 | 詰まる、襟が立つ | Vか、少し開いた丸首 |
| 靴 | 甲まで覆う厚い靴 | 甲が見える、底が薄い |
| 髪 | 耳を出す短い髪 | 耳に毛先がかかる |
| パンツの形 | 太く、裾までまっすぐ | 裾に向かって細い、または落ち感がある |
**7つのうち、今日の全身でいくつが左の列に入っているかを数えます。**1着が肩と素材の2つを持っていれば、2つと数えてください。
なぜ3つで寄るのか
辛い側の要素は、1つなら全身の中の「味付け」として読まれます。2つになると、顔の甘さと服の辛さがちょうど半分ずつになり、顔の中性的な印象と同じ割合になります。ここが釣り合いの点です。
3つ目が入ると、服の辛さが顔の甘さを上回ります。中性的な顔は、顔の側に辛さを押し返すだけの甘さを持っていないので、全身が服の側に引っぱられます。甘い顔の人なら3つでもまだ釣り合いますが、中性的な顔では3つ目が分かれ目になります。逆に言えば、3つ目を中間のものに置き換えるだけで、全身は釣り合いの点に戻ります。
失敗1|マウンテンパーカーとワイドパンツで、全身がアウトドアになる
秋の休日に頼れる組み合わせです。ただ、マウンテンパーカーは硬い素材で、首元が詰まり、肩線もまっすぐです。それだけで辛い側を3つ持っています。ワイドパンツが太くまっすぐなら4つ目です。
| 組み合わせ | 辛い側の数 | 戻し方 |
|---|---|---|
| パーカー+太いワイドパンツ+スニーカー | 4〜5つ | パンツを落ち感のある素材にし、首元を開ける |
| パーカー+落ち感のあるワイドパンツ | 3つ | パーカーの前を開けて首元を見せる |
| パーカー+細身のパンツ+甲の見える靴 | 3つ | 中のトップスを明るい色にする |
| 前を開けたパーカー+落ち感のあるパンツ | 2つ | そのままでよい |
**いちばん早いのは、パーカーの前を開けることです。**詰まった首元が開くだけで、辛い側が1つ減ります。中のトップスがVネックなら、さらに首元が中間に戻ります。
パーカーの色も効きます。カーキや黒のパーカーは色でも辛さを1つ持ちますが、ベージュや明るいグレー、くすんだ青なら、色の辛さが入りません。1着目のパーカーを選ぶなら、素材と首元の辛さは避けにくいので、色だけでも中間の明るさにしておくと、合わせるパンツの自由が増えます。
失敗2|メンズライクなコートとスラックスで、肩から裾まで直線になる
秋冬のきれいめなパンツスタイルの定番、チェスターコートにセンタープレスのスラックス。コートの肩が張り、素材が硬く、色が暗いと、辛い側が3つそろいます。スラックスが太くまっすぐなら、さらに1つ増えます。
直し方は、コートの中に中間のものを1つ置くことです。**コートの前を開けて、中に光沢のある薄手のニットや、やわらかく落ちるブラウスを見せてください。**素材の辛さが中の1枚で半分になり、肩から裾までの直線が途中で切れます。コートを選び直すなら、肩線がなだらかに落ちるもの、生地が指で押してへこむくらいやわらかいものにすると、同じ形でも辛い側に入りません。
| コートとスラックスの組み合わせ | 辛い側の数 | 戻し方 |
|---|---|---|
| 肩の張った黒のコート+太い黒のスラックス | 4つ | パンツを明るいグレーにし、中に光沢のある1枚 |
| 肩の張った紺のコート+細身のスラックス | 3つ | 前を開けて中のやわらかい素材を見せる |
| 肩の落ちたキャメルのコート+太いスラックス | 1〜2つ | そのままでよい |
| 肩の落ちた黒のコート+落ち感のあるパンツ | 1〜2つ | そのままでよい |
失敗3|スウェットの上下で、全身が同じ面になる
グレーのスウェットのセットアップは、楽で、秋冬の休日にちょうどよい服です。ただ、上下が同じ素材・同じ色だと、全身が1つの平らな面になり、顔のまわりにも足元にも区切りがなくなります。
| 着方 | 辛い側の数 | 見え方 |
|---|---|---|
| 上下とも同じグレー、首元が詰まる、スニーカー | 3つ | 全身が平らな面になる |
| 上下同じ、首元から白いシャツの襟を出す | 2つ | 首元に区切りができる |
| 上下同じ、足首を見せて甲の浅い靴 | 2つ | 足元が軽くなる |
| 上を別の色の薄手ニットに替える | 1〜2つ | 上下に区切りができる |
**上下のどちらかに区切りを1つ作れば、セットアップのまま戻せます。**首元から明るい襟を出すか、足首を見せるか。どちらか1つで足ります。
スウェットの色をグレーから変えるのも手です。オートミールのような明るいベージュ、くすんだピンク、淡いブルーのセットアップなら、上下が同じ色でも暗い色だけの配色にならず、辛さは首元と靴の2つまでで止まります。
失敗4|黒のタートルと黒のパンツで、暗さが全身に広がる
黒の上下は、すっきり見えて手軽な組み合わせです。中性的な顔の人がこれを着ると、暗い色だけの配色と、詰まった首元の2つが一度に入ります。靴まで黒の厚い革靴なら3つです。
直し方は、黒のうち1か所を中間の明るさに替えることです。**パンツを濃い茶か、チャコールより少し明るいグレーにする。**それだけで、全身が暗い色だけの配色ではなくなります。黒の上下のまま着たい日は、タートルをつやのある素材のものにして、耳元に小さな光るものを足すと、暗さの中に光が入り、辛さが1つぶん和らぎます。黒が顔のすぐ下にくる日の見え方は秋冬に顔がきつく見えるのは黒い面の近さにも詳しく書いてあります。
| 黒の上下の着方 | 辛い側の数 | 見え方 |
|---|---|---|
| 黒のタートル+黒の太いパンツ+黒の厚い靴 | 4つ | 全身が暗い一本の柱になる |
| 黒のタートル+黒の細身のパンツ+甲の見える靴 | 2つ | 首元と配色だけが辛い |
| 黒のVネック+黒のパンツ+耳元に光 | 1〜2つ | 顔のまわりに明るさが残る |
| 黒のタートル+濃い茶のパンツ | 1〜2つ | 上下に区切りができる |
黒の素材も見てください。同じ黒でも、表面がマットな綿や硬いウールは光を返さず、暗さがそのまま辛さになります。表面にわずかなつやのあるニットや、なめらかに光るとろみのある素材なら、黒でも光が顔のほうへ返って、辛さが1つ分ほど軽くなります。
失敗5|太いカーゴパンツで、下半身が道具になる
ポケットの付いた太いカーゴパンツは、硬い素材で、太く、まっすぐです。1本で辛い側を2つ持っているので、上半身にもう1つ辛い要素があると3つになります。
| カーゴパンツの形 | 辛い側の数(パンツだけで) | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 厚手で太く、裾までまっすぐ | 2つ | 上は光沢のある薄手、首元を開ける |
| 厚手で太く、裾を絞る | 1〜2つ | 足首を見せる |
| 薄手で落ち感がある | 1つ | 上は好きなものでよい |
| 細身で裾に向かって細い | 0〜1つ | 辛い上着を合わせてもよい |
**カーゴパンツの日は、上半身を中間に戻すことに集中してください。**上はやわらかく落ちるニットにして、首元はVネック。上で辛さを足さなければ、パンツの2つで止まります。
色はカーキより、ベージュや明るいグレーのカーゴパンツのほうが、色の辛さが入らないぶん合わせやすくなります。
失敗6|甲まで覆う厚い革靴で、足元が重くなる
紐で締める厚い革靴や、底の厚いワークブーツは、秋冬のパンツスタイルによく合わせます。甲まで覆う靴は、足元を辛い側に寄せる要素です。
直し方は、靴を替えずに足首を見せることでも足ります。**パンツの裾を足首の骨の上で止めて、靴とパンツの間に肌か薄手の靴下を見せてください。**足首の細さが見えると、靴の重さが全身に広がりません。靴を替えられる日なら、甲が見えるローファーやバレエシューズにすると、それだけで辛さが1つ減ります。
| 靴の形 | 辛い側か | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 底の厚い紐靴・ワークブーツ | 辛い側 | 足首を見せて重さを切る |
| 甲まで覆う厚いスニーカー | 辛い側 | 靴下を明るい色にする |
| 甲が見えるローファー | 中間 | そのままでよい |
| 底の薄いバレエシューズ | 甘い側に近い中間 | 辛い上着を合わせてもよい |
| 履き口の細いショートブーツ | 中間 | 裾をブーツに少しかぶせる |
冬の足元で厚い靴を選ぶ日は、靴の色をパンツの色に近づけてください。パンツと靴の色の差が小さいと、足元の重さが脚の長い線の一部として読まれ、靴だけが重く見えるのを防げます。
失敗7|帽子と短い髪で、顔のまわりがすべて辛い側になる
キャップやニット帽は、秋冬のパンツスタイルにちょうどよい小物です。ただ、耳を出す短い髪の人が帽子をかぶると、顔のまわりの髪がほとんど見えなくなり、帽子の直線と髪の辛さが顔の両側に並びます。
| 髪と帽子 | 顔まわりの辛さ | 戻し方 |
|---|---|---|
| 短い髪+キャップ | 2つ | 耳元に小さな光る飾りを付ける |
| 短い髪+浅めのニット帽 | 1〜2つ | 帽子を少し後ろにずらして前髪を見せる |
| 耳にかかる髪+キャップ | 1つ | そのままでよい |
| 耳にかかる髪+ベレー帽 | 0〜1つ | そのままでよい |
**帽子の日は、顔まわりに1か所だけ曲線か光を残してください。**耳元の小さな飾り、帽子の縁からのぞく前髪の毛先。どちらかで、顔のまわりがすべて辛い側になるのを防げます。
帽子の色は、髪の色より少し明るいものを選ぶと、顔のまわりに明るさが足されます。黒髪に黒のキャップは、顔の上半分が暗い面で囲まれるので、辛さが強く出ます。グレーやベージュのニット帽なら、同じ形でも顔のまわりがやわらかく見えます。
失敗8|ボーダーとストレートジーンズで、少年の休日になる
太めのボーダーのカットソーに、裾までまっすぐなジーンズ、スニーカー。軽やかで秋に着やすい組み合わせですが、首元が詰まり、パンツがまっすぐで、靴が甲まで覆うと、辛い側が3つそろいます。
直し方は、3つのうち顔から遠いものを替えることです。**ジーンズの裾を1回折り返して足首を見せる、スニーカーを甲の浅い靴に替える。**顔のまわりのボーダーはそのままでも、足元で1つ戻せば2つに収まります。ボーダーの首元がボートネックで少し開いていれば、もともと2つ以下で済んでいることもあります。
ボーダーの線の幅でも変わります。1cm前後の細いボーダーは遠目に面に近くなり、辛さとして数えるほど強くは出ません。3cmを超える太いボーダーは、横の直線がはっきり目に入るので、首元が開いていても辛い側に寄ります。太いボーダーの日は、ジーンズを落ち感のある明るい色のものにして、下半身を中間に戻すと釣り合います。
失敗9|オーバーサイズのシャツで、体の線が消える
大きめのシャツを1枚で着ると、肩線が落ちて楽に見えます。ただ、硬い綿の素材で、ボタンを上まで留め、太いパンツに合わせると、体の線がどこにも出ないまま、素材・首元・パンツの3つが辛い側に入ります。
直し方は、体の線を1か所だけ出すことです。**ボタンを2つ開けて鎖骨を見せる、袖を肘の下までまくって手首を見せる、裾の前だけをパンツに入れる。**どれか1つで、シャツの中に体の細い部分が見えて、辛さが1つぶん和らぎます。シャツの素材を選べるなら、硬い綿より、とろみのあるレーヨンや薄手のシルク混のほうが、同じ大きさでも中間に寄ります。
| シャツの着方 | 辛い側の数 | 見え方 |
|---|---|---|
| 硬い綿・ボタンを上まで・太いパンツ | 3つ | 体の線がどこにも出ない |
| 硬い綿・ボタンを2つ開ける・太いパンツ | 2つ | 鎖骨に細い部分が見える |
| とろみ素材・ボタンを上まで・細身のパンツ | 1つ | 布の落ち方で体の線が出る |
| 硬い綿・袖をまくる・前だけイン | 1〜2つ | 手首とウエストに区切りができる |
失敗10|大きなリュックで、背中まで辛い側になる
秋冬の通勤や休日に、大きなリュックを背負う日も多いはずです。リュックは両肩にベルトがかかり、背中に大きな四角い面を作ります。肩の張ったアウターと合わせると、肩の上に直線が重なり、辛さが1つ増えます。
直し方は、リュックの日にアウターを中間に戻すことです。**肩線がなだらかに落ちるアウターにするか、首元を開けて中のやわらかい素材を見せてください。**リュック自体を替えられるなら、角の丸い小ぶりのものにすると、背中の四角い面が小さくなり、辛い側に数えなくて済みます。
秋冬のアウター別|それだけで辛さをいくつ持っているか
秋冬のパンツスタイルは、アウターで辛さの数が大きく決まります。よく着るアウターが、それだけで辛い側をいくつ持っているかを並べます。
| アウター | 持っている辛さ | 中に合わせたいもの |
|---|---|---|
| マウンテンパーカー | 素材・首元・肩の3つ | 明るい色の丸首、前を開ける |
| ミリタリーのジャケット | 素材・色・肩の3つ | 光沢のある薄手のニット |
| 肩の張ったチェスターコート | 肩・素材の2つ | やわらかく落ちるブラウス |
| 肩の落ちたチェスターコート | 素材の1つ | 好きなものでよい |
| 革のライダースジャケット | 肩・色・首元の3つ | 白か明るいグレーのVネック |
| ボアのジャケット | 素材の1つ | 好きなものでよい |
| ダウンジャケット(短い丈) | 首元の1つ | 襟を開けて首を見せる |
| ノーカラーのウールコート | 0〜1つ | 辛いパンツを合わせてもよい |
| ステンカラーのコート | 色次第で1つ | 首元を少し開ける |
**アウターだけで3つ持っているものは、中とパンツと靴を全部中間にしても、全身で3つになります。**その日は、首・手首・足首のどれかを必ず1か所見せてください。アウターが1つ以下なら、パンツや靴で辛さを足す余地が残ります。
新しくアウターを選ぶときも、この表の数え方が使えます。試着の前に、肩・素材・色・首元の4つのうち、いくつが辛い側に入るかを数えてください。2つ以下のアウターは、手持ちのパンツや靴を選ばずに合わせられるので、毎日の組み合わせがいちばん楽になります。
寄りすぎた服と、そのままでよい服の見分け方
手持ちの服が、それだけで辛い側をいくつ持っているかを見分ける手順です。
| 確かめること | 辛い側に入る | 中間に入る |
|---|---|---|
| 肩線 | 肩パッドで張る、肩先で直角 | なだらかに落ちる |
| 素材 | 指で押してもへこまない、光らない | へこんで戻る、わずかに光る |
| 首元 | 詰まる、襟が立つ | Vか、鎖骨が見える |
| 色 | 黒・紺・カーキ・濃いグレー | 茶・グレージュ・明るいグレー・白 |
| 靴 | 甲まで覆う、底が厚い | 甲が見える、底が薄い |
| パンツ | 太く、裾までまっすぐ | 裾に向かって細い、落ち感がある |
**1着で3つ以上が辛い側に入る服は、ほかを全部中間にしても、その1着だけで3つになります。**そういう服は、ボーイッシュに寄せたい日の服として取っておくと、迷わずに済みます。
戻し方①|辛さを1つ、中間のものに置き換える
辛い側が3つになった日は、どれか1つを中間のものに置き換えます。置き換えやすい順に並べます。
| 置き換えるもの | 置き換え方 | 効き方 |
|---|---|---|
| 首元 | 詰まった首元をVネックか開いた襟に | 顔のすぐ下が中間に戻る |
| 靴 | 甲まで覆う靴を甲の見える靴に | 足元が軽くなる |
| 配色 | 暗い色の1か所を茶やグレージュに | 全身の暗さが分かれる |
| 素材 | 硬いトップスを光沢のある薄手に | 上半身がやわらぐ |
| パンツ | 太いまっすぐを落ち感のあるものに | 下半身が中間に戻る |
**首元を替えるのが、いちばん効き方が大きい手です。**顔のすぐ下が中間に戻ると、ほかの辛さが2つ残っていても、顔のまわりは中性的な印象のまま見えます。
戻し方②|首・手首・足首のどれかを見せる
服を替えられない日は、体の細い部分を1か所だけ見せます。首、手首、足首は、体の中でいちばん細い場所なので、見えると辛さが和らぎます。
| 見せる場所 | 見せ方 | 合う服 |
|---|---|---|
| 首 | シャツのボタンを2つ開ける、Vネックにする | シャツ、ニット |
| 手首 | 袖を手首の骨の上までたくし上げる | パーカー、スウェット、コート |
| 足首 | 裾を足首の骨の上で止める、1回折り返す | ジーンズ、カーゴパンツ |
**3か所のうち1か所で足ります。**2か所以上見せると、今度は甘い側に1つ寄るので、寄せたい方向に合わせて加減してください。寒い日に足首を見せたくないなら、肌の色に近い薄手のタイツか、明るい色の靴下を見せるだけでも、足首の細さが伝わります。
戻し方③|表面に光か、線に丸みを足す
置き換えも見せることもしにくい日は、小さなものを1つ足します。
| 足すもの | 置く場所 | 効き方 |
|---|---|---|
| 小さな光る耳飾り | 耳元 | 顔のまわりに光が入る |
| 細いチェーンのネックレス | 首元 | 詰まった首元に縦の光が入る |
| 丸いフレームのメガネ | 顔 | 直線の多い全身に丸みが入る |
| つやのある素材の小さなバッグ | 手元 | 硬い素材の中に光が入る |
| 丸みのある腕時計 | 手首 | 手首に丸みと光が入る |
**足すものは小さいものを1つだけにしてください。**大きなアクセサリーや、光るものを2つ以上足すと、甘い側に大きく動いて、パンツスタイルの持ち味が消えます。
足すものの色は、肌の色に近い金色やパールのような淡い色が中間に寄せやすい色です。銀色の強い光は辛い側に、淡い色の光は中間に寄ると覚えておくと選びやすくなります。
手持ちの服で戻す順番
鏡の前で「男の子っぽい」と感じたら、次の順に試してください。上から順に、手間が少なく効き方の大きい手です。
| 順番 | 試すこと | 効く日 |
|---|---|---|
| 1 | 首元を開ける | パーカー、シャツ、詰まったニットの日 |
| 2 | 小さな光る耳飾りを付ける | 帽子の日、短い髪の日 |
| 3 | 足首を見せる | ジーンズ、カーゴパンツ、厚い靴の日 |
| 4 | 手首を見せる | スウェット、コートの日 |
| 5 | 暗い色の1か所を明るくする | 黒の上下の日 |
| 6 | 靴を甲の見えるものに替える | 全身が重い日 |
**1と2で戻る日が、いちばん多いはずです。**6まで試しても男の子の側に見える日は、1着の中に辛さが3つ以上入っている服を着ている日です。その服はボーイッシュに寄せる日の服として、別の日に回してください。
一式で見る|秋冬の3つの日
ここまでの戻し方を、秋冬によくある3つの日に当てはめます。
仕事の日は、チェスターコートにスラックスの日です。コートは濃い紺、中は光沢のある薄手のアイボリーのニットで首元はV。スラックスは落ち感のあるグレーにして、靴は甲の見えるローファーです。辛い側は、コートの肩と色の2つに収まります。
休日は、マウンテンパーカーとカーゴパンツの日です。パーカーの前を開けて、中は明るい色の丸首のカットソー。カーゴパンツの裾を足首の骨の上で止めて、スニーカーは浅いものにします。辛い側は、パーカーの素材とパンツの形の2つです。
寒い日の外出は、黒のタートルに黒のパンツを着たい日です。パンツを濃い茶に替えて、耳元に小さな光る飾り。辛い側は2つまで、3つ目を見つけたら1つ戻すという決め方を、3つの日すべてで同じように使っています。
どちらとも取れるとき①|ボーイッシュに寄せたい日
男の子っぽく見えるのが悪いわけではありません。ボーイッシュな格好が好きで、寄せたい日もあるはずです。
その日は、辛い側を3つ以上にして構いません。**ただ、首・手首・足首のどれか1か所だけは見せておいてください。**全身がすべて辛い側でも、体の細い部分が1か所見えていると、重さがそこで抜けて、顔の明るさが残ります。寄せる日と戻す日を、服の組み合わせで自分で選べるようになると、パンツスタイルの幅がいちばん広がります。
どちらとも取れるとき②|髪がとても短い
耳を出すベリーショートやショートの人は、髪だけで辛い側を1つ使っています。服の側は、残りの1つまでで釣り合います。
このときは、耳元に小さな光る飾りを1つ付けると、髪の辛さが半分ほどに和らぎ、服の側の自由が1つ戻ります。前髪がある人は、前髪の毛先を少し丸めて額に下ろすと、顔のまわりに曲線が入ります。短い髪の人ほど、首元を開けるだけで全身の印象が大きく動くので、まず首元から試してください。
どちらとも取れるとき③|仕事でパンツスーツが決まっている
仕事の決まりで、紺や黒のパンツスーツを着る日が決まっている人もいます。スーツは、肩・素材・色の3つが最初から辛い側に入っている服です。
そのときは、スーツ以外の場所を全部中間にします。**中のブラウスはやわらかく落ちる素材で首元を少し開け、靴は甲の見えるパンプス、耳元に小さな光るもの。**スーツの3つは動かせなくても、顔のすぐ下と足元が中間に戻れば、全身は男の子の側まで寄りません。スーツを選べるなら、肩パッドの薄いもの、生地にわずかな光沢のあるものにすると、最初から2つで済みます。
鏡の前で1分
出かける前に、鏡の前で次の順に確かめてください。1分で終わります。
| 順番 | 見ること | 合格の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 辛い側の要素を7つの中から数える | 2つまで |
| 2 | 首・手首・足首のどれかが見えるか | 1か所見える |
| 3 | 顔のまわり30cmに光か曲線があるか | 1つある |
| 4 | 全身の中に中間の明るさの色があるか | 1か所ある |
| 5 | 一歩下がった全身 | 服より先に顔に目が行く |
**1番目の数が3つ以上で、2番目から4番目がどれも当てはまらないなら、その日は1つ戻してください。**数が3つでも、2番目から4番目のどれかが当てはまっていれば、多くの日はそのままで釣り合っています。
よくある行き違い
**「中性的な顔はパンツスタイルが似合わない」。**似合わないのではなく、辛い側が3つ以上重なりやすいだけです。2つまでに収めれば、顔の中性的な印象がそのまま出ます。
**「男の子っぽく見えるなら、スカートにするしかない」。**スカートにしなくても、首元を開ける、足首を見せる、の1つで戻せます。パンツのままで中間に戻す手のほうが多くあります。
**「女らしい小物を足せばいい」。**大きなリボンや大ぶりのアクセサリーを足すと、甘い側に大きく動きすぎます。足すのは小さな光か丸みを1つだけで足ります。
**「髪を伸ばさないと直らない」。**髪が短くても、服の側の辛さを1つ減らせば釣り合います。髪の長さより、全身の数を先に見てください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 中性的な顔でパンツスタイルにすると、男の子っぽく見えるのはなぜですか
- 中性的な顔は、甘さと辛さ、曲線と直線がほぼ半分ずつの顔です。顔の側でどちらにも寄っていないので、服の側の要素がそのまま全身の印象を決めます。パンツスタイルは、秋冬になると肩の張ったアウター、硬い素材、暗い色、詰まった首元、重い靴が重なりやすく、辛い側の要素が3つ以上になると、顔が服に引っぱられて男の子の側に見えます。顔が悪いのではなく、要素の数の問題です。
- Q. 男の子っぽく見えないようにするには、スカートにするしかありませんか
- スカートにしなくても戻せます。辛い側の要素を1つだけ、中間のものに置き換えてください。黒の上下なら片方を濃い茶やグレージュにする、詰まった首元ならVネックに替える、甲まで覆う靴なら甲の見える靴にする。3つあった辛さが2つになれば、パンツスタイルのまま、顔の中性的な印象が戻ります。
- Q. ボーイッシュな格好が好きなのですが、やめたほうがいいですか
- やめる必要はありません。ボーイッシュに寄せたい日は、辛い側を3つ以上にして構いません。この記事は、寄せるつもりがないのに寄りすぎたときの戻し方です。寄せたい日でも、首・手首・足首のどれか1か所だけ肌を見せておくと、全身が重くならずに、顔の明るさが残ります。
- Q. 髪がとても短いので、何を着ても男の子っぽく見えます
- 耳を出す短い髪は、それだけで辛い側の要素を1つ使っています。そのぶん、服の側の辛さを1つ少なくしてください。服の側が1つまでなら、髪と合わせて2つに収まります。耳元に小さな光る飾りを付けると、髪の辛さが半分ほどに和らぎ、服の自由が1つ戻ります。
— メグラシ編集部





