レオパードネイルのやり方|斑点の大きさは、爪の横幅から決める

**まず、いちばんよく描く指の爪の横幅を測ってください。**その数字で、斑点の大きさと数が決まります。
- 横幅が 10mm以上:斑点の芯は横幅の3分の1。1枚に4〜5個
- 横幅が8〜10mm:芯は横幅の4分の1。1枚に3〜4個
- 横幅が8mm未満:芯は横幅の4分の1以下にして、爪の端で斑点を切る。1枚に2〜3個
レオパード柄のネイルがうまくいかないとき、原因は描き方より、斑点の大きさにあることがほとんどです。見本の写真は横幅の広い爪で描かれていることが多く、同じ大きさの斑点を狭い爪に描くと、柄ではなく水玉のように見えてしまいます。
この記事では、爪を測るところから、3色の選び方、描く手順、横幅が境目にあるときの扱いまでを順に書いていきます。ネイル全体の手順を先に知りたい人はジェルネイルのやり方を、にじませる柄を描きたい人はネイルのにじみ柄のやり方を見てください。
結論:斑点の大きさは、爪の横幅で決める
レオパード柄は、斑点が並んでいるだけの柄に見えますが、実は斑点の大きさと間隔で印象がまったく変わります。
斑点が大きいと、柄が強く主張して、遠くからでも目立ちます。斑点が小さいと、近くで見たときに柄だと分かり、遠くからは色の重なりに見えます。どちらが良いということではなく、爪の横幅に対して斑点が大きすぎると、1枚に置ける数が減って、柄に見えなくなるのが問題です。
1枚の爪に斑点が2個しかないと、それは柄ではなく模様の切れ端に見えます。3個以上あると、柄として目に入ってきます。だから斑点の大きさは、1枚に3個以上置けるかを基準に決めるのがいちばん確実です。
| 爪の横幅 | 芯の大きさ | 1枚に置く数 | 端で切る斑点 |
|---|---|---|---|
| 10mm以上 | 横幅の3分の1 | 4〜5個 | 1個あってもよい |
| 8〜10mm | 横幅の4分の1 | 3〜4個 | 1個入れると自然 |
| 8mm未満 | 横幅の4分の1以下 | 2〜3個 | 必ず1〜2個入れる |
8mm未満の爪で、端で切る斑点を必ず入れるのは、数の不足を補うためです。爪の端で斑点が切れていると、柄が爪の外まで続いているように見えます。すると2〜3個しか置けなくても、柄として目に入ってきます。
爪の横幅を測る
爪の横幅は、いちばん広いところで測ります。たいていは、爪の根元から先に向かって3分の2くらいの位置です。
定規を爪に当てて測るのが難しければ、細く切った紙を爪に当てて、両端の位置に印をつけてください。その紙を定規の上に置けば、横幅が分かります。爪はゆるく曲がっているので、紙を爪に沿わせて当てると、実際に柄を描く面の幅が測れます。
測るのは、いちばんよく描く指だけで構いません。ただ、親指と小指は他の指と横幅が大きく違うので、この2本だけは別に測っておくと、後で迷いません。
測った数字は、メモに残しておいてください。一度測れば、次からは測らずに済みます。
測った数字を、芯の大きさに直しておく
横幅を測ったら、その場で芯の大きさも計算しておきます。描いている途中に計算すると、手が止まって地の色が乾きすぎることがあるからです。
たとえば横幅が12mmなら、3分の1で芯は4mm。横幅が9mmなら、4分の1で芯は2mm強。横幅が7mmなら、4分の1以下で芯は1.5mmほどです。数字だけだと実感しにくいので、紙に芯の大きさの点をいくつか描いてみてください。思っていたより小さいと感じる人が多いと思います。
その紙を、描くときに手元に置いておきます。芯を置くたびに紙の点と見比べれば、大きさがぶれません。最初の2〜3枚の爪を描くうちに目が慣れてくるので、あとは紙を見なくても同じ大きさで置けるようになります。
見本の写真を写すときは、斑点の数を数える
見本の写真を参考にするときは、斑点の形より先に、1枚の爪にいくつ斑点があるかを数えてください。見本の爪が広ければ、斑点は5個以上あることが多いはずです。
自分の爪が見本より狭いなら、同じ大きさの斑点を同じ数だけ置くことはできません。そのとき、斑点の大きさを保って数を減らすと、見本より柄が粗く見えます。数を保って大きさを小さくすると、見本の雰囲気に近づきます。見本と同じ印象にしたいなら、数を合わせて大きさを縮めるほうが近道です。
色は、地・芯・縁の3つで考える
レオパード柄は、3つの色でできています。
- 地:爪全体に塗る、いちばん面積の大きい色
- 芯:斑点の中の色
- 縁:芯を囲む、いちばん濃い色
この3つの差の付け方で、柄の強さが変わります。地と縁の差が大きいほど柄は強く見え、差が小さいほど柔らかく見えます。
秋冬に組みやすい組み合わせを挙げておきます。
- ベージュの地、こげ茶の芯、黒の縁:いちばん見慣れた組み方。服を選ばない
- くすんだピンクの地、赤みの茶の芯、こげ茶の縁:柔らかく、肌の色になじむ
- グレージュの地、グレーの芯、黒の縁:色を抑えたい人に。仕事の日にも使いやすい
- 深い緑の地、カーキの芯、黒の縁:秋らしい深さが出る。地が濃いので柄は控えめに見える
- 白に近い地、ベージュの芯、こげ茶の縁:明るい服の日に。柄がとても軽くなる
迷ったら、縁を黒ではなくこげ茶にしてみてください。黒の縁は柄を引き締めますが、強く出ます。こげ茶にすると、同じ大きさの斑点でも一段柔らかくなります。
芯の色は、地より少し濃く、縁よりずっと薄い色にするのが基本です。芯が地とほぼ同じだと、斑点の中が抜けて見えて、縁だけが浮いてしまいます。芯が縁に近い濃さだと、斑点全体が塗りつぶされたように見えます。
そろえる道具
レオパード柄に必要な道具は多くありません。
- 地・芯・縁の3色のネイルカラー
- ベースコートとトップコート
- 細い筆(毛先が細く、短いもの)
- 点を打つための先の丸い道具(なければ爪楊枝で代用できる)
- 筆を拭くための布か、ペーパー
芯を置くのには、先の丸い道具か、ネイルカラーのボトルに付いているハケの先を使います。縁は細い筆で描きます。縁を描く筆は、毛の長さが短いほど思った線が引けます。毛が長い筆は線がふらつきやすいので、初めてなら短いものを選んでください。
筆がなければ、爪楊枝でも縁は描けます。爪楊枝は線が細くなるので、縁がくっきりした細い柄になります。
描く前に、道具を置く場所も決めておいてください。カラーを少量ずつ出しておくパレットの代わりには、アルミホイルを小さく切ったものが使えます。ボトルから直接筆に取ると量の調整が難しいので、ホイルの上に1滴ずつ出してから筆に取ると、芯の大きさも縁の太さもそろえやすくなります。秋冬は空気が乾いていて、ホイルの上のカラーが早く固まりはじめるので、出すのは1回に1〜2滴にして、固まってきたら新しく出し直してください。
机の上には、手首を置ける折りたたんだタオルを1枚用意しておくと、描くときに手が安定します。手首が浮いていると、縁の細い線がふらつきます。
手順1|地の色を2回塗って、しっかり乾かす
最初にベースコートを塗って、乾いたら地の色を塗ります。地の色は2回塗りが基本です。1回だと塗りむらが出て、その上に描いた斑点がむらと重なって見えにくくなります。
ここでいちばん大事なのは、地の色をしっかり乾かすことです。マニキュアなら、2回目を塗ってから少なくとも5分は置いてください。乾ききる前に芯を置くと、地の色と芯の色が混ざって、芯の輪郭がぼやけます。
待つ時間を有効に使うなら、両手の地の色を先に全部塗ってしまうのがおすすめです。右手を塗り終えて左手を塗っている間に、右手が乾きます。両手の地を塗り終えたら、最初の指から芯に進みます。
手順2|芯を、不規則な形で置く
地が乾いたら、芯の色で斑点の中を置いていきます。ここで最初に測った横幅が生きてきます。
横幅が10mmなら、芯の大きさは3mmほど。8mmなら2mmほどです。先の丸い道具に芯の色を取って、爪の上にそっと置きます。置いたら、道具の先で形を少しだけ崩してください。
**芯は、きれいな丸にしないことが大事です。**きれいな丸に描くと、レオパードではなく水玉に見えます。少し角があったり、片側がへこんでいたりする不規則な形のほうが、レオパード柄らしく見えます。道具を置いたあと、片側に少し引くだけで、自然な形になります。
1つ目は、爪の中心ではなく端の近くに置く
斑点を置く順番も、仕上がりを左右します。爪の中心から置き始めると、左右に同じ間隔で斑点を並べたくなって、柄が整いすぎます。
1つ目は、爪の端の近く、根元か先のどちらかに寄せて置いてください。2つ目は、1つ目から斜めの方向にずらして置きます。3つ目は、さらに別の方向に。こうして斜めにずらしながら置いていくと、斑点が一直線に並ばず、自然な散らばり方になります。
間隔は、芯1つぶんより広く
斑点と斑点の間は、芯1つぶんより少し広く空けてください。間隔が狭いと、後で縁を描いたときに縁同士がくっついて、黒い塊ができてしまいます。間隔を広めに取っておけば、縁を描いたあとに、隙間を小さな点で埋める余裕も残ります。
斑点の向きを、少しだけ爪の先へ流す
芯の形を不規則にするとき、崩す方向をそろえておくと、柄に流れが出ます。たとえば、どの芯も少しだけ爪の先の方向へ引いて崩す。こうすると、斑点が全体として爪の先に向かって流れているように見えて、指が長く見えます。
反対に、崩す方向がばらばらだと、柄は落ち着きますが、流れは出ません。指を長く見せたいなら先の方向へ、柄を落ち着かせたいならばらばらに。どちらにするかは好みですが、1枚の爪の中では方針をそろえてください。
本番の前に、紙の上で3回練習する
芯の形を不規則にするのは、慣れないうちは意外に難しいものです。爪に描く前に、白い紙の上で練習してみてください。
紙に、測った横幅の幅で細長い四角を描きます。それを爪に見立てて、地の色を塗らずに、芯と縁だけを描いてみます。3回描くと、自分の手がどの方向に崩しやすいか、縁の弧をどの長さで止めると自然か、感覚がつかめます。紙の上でうまくいった描き方を、そのまま爪の上で繰り返せば、失敗がぐっと減ります。
手順3|縁は、ぐるりと囲まずに途切れさせる
芯が乾いたら、細い筆で縁を描きます。ここがレオパード柄でいちばん難しく、いちばん差が出るところです。
**縁は、芯の周りをぐるりと一周囲まないでください。**一周囲むと、斑点が重たく、くっきりしすぎて、柄が硬く見えます。
縁は、芯の周りに2〜3本の短い弧を描くように入れます。たとえば、芯の右上に1本、左下に1本、少し離れた位置に短い1本。弧と弧の間は、途切れたままにしておきます。途切れた部分から芯の色がのぞくと、柔らかく自然なレオパード柄になります。
弧の形は、アルファベットのCのような形や、カッコのような形を思い浮かべてください。芯の大きさより少し長い弧を、芯の輪郭に沿わせて描きます。
縁の太さは、芯の大きさの4分の1まで
縁が太すぎると、黒い部分が増えて柄が重くなります。縁の太さは、芯の大きさの4分の1くらいまでに抑えてください。芯が3mmなら、縁は1mm弱です。
筆に取るカラーの量で太さが変わります。筆の先に少しだけ取り、一度布で軽く拭いてから描くと、細い線が引けます。
爪の端で切れる斑点は、縁を半分だけ描く
爪の端で切れる斑点を入れるときは、芯を爪の端にかかるように置き、縁は爪の内側に来る半分だけを描きます。爪の外に向かう側は、描かなくて構いません。これで、斑点が爪の外へ続いているように見えます。
手順4|隙間に小さな点を足す
縁まで描き終えたら、爪全体を見てください。斑点と斑点の間に、広く空いている場所があるはずです。
その空いた場所に、縁の色で小さな点をいくつか足します。点の大きさは、芯の4分の1くらい。2〜3個の点を、少し離して置いてください。この小さな点があると、斑点の間の空間が埋まって、柄全体のまとまりが出ます。
点を置きすぎると、ごちゃごちゃして見えます。空いている場所1か所につき、点は2〜3個までにしてください。
手順5|トップコートで仕上げて、乾かす時間を取る
全部描き終えたら、縁がしっかり乾くのを待ってから、トップコートを塗ります。縁が乾ききる前にトップコートを塗ると、筆で縁の色を引きずって、にじんでしまいます。
トップコートは、たっぷりの量を1回で塗るのがコツです。何度も筆を往復させると、下の柄を引きずってしまいます。爪の根元から先に向かって、3回ほどの筆の動きで塗り終えてください。
塗り終えたら、しばらくは手を使う作業を避けて、しっかり乾かしてください。秋冬は空気が冷たく、乾くまでに時間がかかることがあります。乾き方と待ち時間についてはセルフネイルの手順 秋冬にまとめています。
どちらとも取れる爪は、こう決める
ここからは、最初の表だけでは決めきれない場合の扱いです。いちばん迷うのは、横幅がちょうど境目にある爪と、指ごとに横幅が大きく違う場合です。
横幅が10mm前後なら、小さいほうの斑点にする
横幅がちょうど10mmくらいで、3分の1にするか4分の1にするか迷ったら、小さいほう、4分の1にしてください。
斑点は、大きすぎると取り返しがつきません。小さすぎた場合は、縁を少し太めに描けば、斑点全体の大きさを後から少し大きく見せられます。大きすぎた場合は、縁を細くしても斑点の大きさは変わりません。だから迷ったら、小さいほうから始めるのが安全です。
横幅が8mm前後で迷ったら、端で切る斑点を入れる
横幅が8mmの前後なら、斑点の大きさはどちらでも構いません。そのかわり、端で切る斑点を必ず1つ入れてください。これを入れておけば、斑点の数が少なくても柄に見えます。
指ごとに横幅が違うなら、斑点の大きさは変えずに数で合わせる
親指は広く、小指は狭い。指ごとに横幅が大きく違うのは当たり前です。このとき、指ごとに斑点の大きさを変えると、手全体で見たときに柄がちぐはぐになります。
斑点の大きさは、いちばんよく描く指(たいてい人差し指か中指)で決めたものを、全部の指で同じにしてください。そのうえで、置く数で横幅の違いを吸収します。親指は数を多く、小指は数を少なくして、小指には端で切る斑点を入れる。こうすると、手全体で斑点の大きさがそろって見えて、柄に統一感が出ます。
爪が縦に長いか、横に広いかでも置き方を変える
横幅が同じでも、爪が縦に長い人と、横に広く短い人がいます。
縦に長い爪は、斑点を縦方向に少しずらしながら置ける余裕があるので、数を1つ増やしても窮屈になりません。横に広く短い爪は、縦方向の余裕がないので、斑点を横方向にずらしながら置き、数は表の少ないほうに合わせてください。
爪の長さがまちまちで、伸ばしている指とそうでない指がある場合は、長い指に合わせて数を決めると、短い指が窮屈になります。短い指に合わせて数を決め、長い指は端で切る斑点を1つ足すほうが、手全体で見たときに整います。
左右で描きやすさが違うなら、利き手側は斑点を減らす
利き手側の爪は、反対の手で描くことになるので、どうしても描きにくくなります。利き手側だけ斑点の形が崩れたり、縁がふらついたりするのはよくあることです。
そういうときは、利き手側の爪だけ、斑点の数を1つ減らしてください。数が少ないと、1つずつに時間をかけられるので、形が整います。左右で数が1つ違っても、手全体で見たときにはほとんど気になりません。利き手側の描き方はネイルを自分でやるやり方でも詳しく書いています。
よくある失敗と、その場での直し方
描いている途中で失敗に気づいたときの直し方を、まとめておきます。
斑点がそろいすぎて、水玉に見える
斑点の位置が一直線に並んでいたり、間隔が均等だったりすると、水玉に見えます。その場で直すなら、空いている場所に、端で切る斑点を1つ足してください。それだけで、整いすぎた印象が崩れます。
縁がつながって、黒い塊ができた
斑点の間隔が狭すぎると、縁同士がつながります。乾く前なら、筆の先に除光液を少しだけ含ませて、つながった部分をなぞると、縁を細く削れます。乾いてしまった場合は、その上に芯の色で小さな斑点を重ねて、塊を斑点の一部に見せてしまうのが手早い方法です。
縁がにじんで、芯の色が濁った
芯が乾く前に縁を描くと起きます。にじんだ部分は直すのが難しいので、その爪は地の色から塗り直すほうがきれいに仕上がります。次からは、芯を置いてから少し長めに待ってください。
全体が暗く、重たく見える
縁の量が多すぎるか、地の色が暗すぎるかのどちらかです。縁を減らすことはできないので、隙間に足す小さな点を、縁の色ではなく芯の色にしてみてください。黒い点が茶色の点に変わるだけで、全体の重さがかなり和らぎます。
端で切った斑点が、爪の外の肌についた
端で切る斑点を描くと、芯や縁の色が爪の横の肌についてしまうことがあります。これは乾く前に取るのがいちばん簡単です。細い筆か綿棒の先に除光液を少しだけ含ませて、肌についた部分だけをなぞってください。爪の上の柄に触れないように、肌の側から爪の方向へ向かって拭くと、柄を崩さずに済みます。
描く前に、爪の周りの肌に保湿用の油を薄く塗っておくと、ついた色が肌に染み込まず、あとで簡単に拭き取れます。端で切る斑点を多く入れる狭い爪では、この下準備をしておくと仕上げがぐっと楽になります。
斑点の大きさが、指ごとにばらばらになった
描いているうちに、最初の指より後の指のほうが斑点が大きくなっていることがあります。慣れてくると、道具に取るカラーの量が増えていくからです。
これを防ぐには、芯の大きさの点を描いた紙を、全部の指を描き終えるまで手元に置いておくことです。指を1本描き終えるたびに、紙の点と見比べてください。大きくなっていると気づいたら、道具の先についたカラーを一度拭き取って、取る量を減らします。
ジェルで描くときの違い
ジェルでレオパード柄を描く場合も、斑点の大きさの決め方は同じです。違うのは、乾かし方と、にじませ方の選び方です。
ジェルは、ライトに当てるまで固まらないので、芯と縁を描いたあとに形を整える時間があります。マニキュアのように待つ必要がない分、ゆっくり描けます。ただし、芯を置いたら一度ライトに当てて固めてから縁を描いてください。固めずに縁を描くと、マニキュアと同じように混ざってしまいます。
ジェルならではの描き方として、芯を固めずに縁を描き、わざと少しにじませる方法もあります。にじませると、縁がやわらかくぼやけて、ふんわりしたレオパード柄になります。くっきりした柄にしたいなら芯を固めてから、やわらかい柄にしたいなら芯を固めずに。この2つを使い分けられるのがジェルのよさです。
ジェルの基本の手順はジェルネイルのやり方を見てください。
ジェルで描くと、斑点が少し広がる
ジェルは、マニキュアより粘りが弱いものが多く、置いた芯がライトに当てるまでの間に少しずつ広がります。マニキュアと同じ大きさで置くと、固まったときには一回り大きくなっていることがあります。
ジェルで描くときは、測った芯の大きさより少し小さめに置いて、すぐにライトに当ててください。1本ずつ置いては固めるのが面倒なら、1枚の爪に芯を全部置いたら、その爪だけすぐ固める。こうすると、広がる時間が短くなって、狙った大きさに近づきます。
縁も同じで、細い線を引いたつもりでも、時間がたつと太くなります。縁を描いたら、その爪はすぐにライトに当ててください。両手の縁を全部描き終えてから固めると、最初に描いた指の縁だけが太くなって、手全体で線の太さがそろいません。
マニキュアとジェルを混ぜて描くこともできる
地と縁をジェルにして、芯だけマニキュアで描く、という混ぜ方もあります。ただ、ジェルの上にマニキュアをのせると、トップのジェルを重ねたときにマニキュアの層が浮いてはがれやすくなります。混ぜるなら、どちらかに統一したほうが長持ちします。初めてなら、手順がそろっているマニキュアだけで描くか、ジェルだけで描くかのどちらかにしてください。
秋冬の服と合わせる色の決め方
レオパード柄は、服との合わせ方で印象が大きく変わります。秋冬の服に合わせるときは、地の色を服のどこかの色に寄せると、手元だけが浮かずにまとまります。
- ベージュやキャメルの服が多い人:地をベージュにして、縁をこげ茶に
- グレーや黒の服が多い人:地をグレージュにして、縁を黒に
- 深い緑や紺の服が多い人:地を深い色にして、柄を控えめに
- 白や生成りの服が多い人:地を白に近い色にして、柄を軽く
服に柄が入っている日は、ネイルの柄と服の柄がぶつからないか気になると思います。服の柄が大きいなら、ネイルの斑点は小さめに。服の柄が細かいなら、ネイルの斑点は表のとおりで構いません。服とネイルの両方で柄を主張すると、どちらも目立たなくなるので、どちらかを控えめにするのがまとめるコツです。
手袋をはめる季節には、手袋を外したときに手元が見えます。手袋の色と地の色を近づけておくと、外したときの印象がちぐはぐになりません。
仕事の日と休みの日で、柄の強さを変える
同じレオパード柄でも、色の差の付け方で、仕事の日にも休みの日にも合わせられます。
仕事の日は、地と縁の差を小さくしてください。グレージュの地にこげ茶の縁、ベージュの地に赤みの茶の縁。近くで見ればレオパードだと分かりますが、少し離れると落ち着いた色の重なりに見えます。斑点の大きさも、表の小さいほうに寄せると、さらに控えめになります。
休みの日は、地と縁の差を大きくして、柄をはっきり見せます。白に近い地に黒の縁、深い緑の地に黒の縁。斑点の大きさは表のとおりにして、端で切る斑点も入れると、手元が華やかになります。
1つの描き方を覚えておけば、色を変えるだけで、両方の日に使い分けられます。仕事の日の柄が控えめすぎると感じたら、薬指など1〜2本だけ縁を濃い色に替えるのも手です。
肌の色に合わせて、地の色を選ぶ
地の色は、肌の色との相性でも見え方が変わります。手の甲と地の色が近すぎると、爪が肌に溶けて柄だけが浮いて見えます。地の色が肌よりはっきり明るいか暗いかのほうが、柄が爪の上にまとまって見えます。
確かめ方は、ネイルカラーのボトルを手の甲に並べてみることです。ボトルの色が手の甲となじみすぎて境目が分かりにくいなら、一段明るいか暗い地の色にしてください。境目がはっきり見えるなら、その色で地を塗って構いません。
持たせる日数と、描き直しの目安
マニキュアで描いたレオパード柄は、トップコートを塗り足しながら、数日から1週間ほど持ちます。柄の部分は、先端から欠けていくことが多いので、2〜3日ごとにトップコートを薄く重ねてください。
先端が欠けてきたら、描き直しの目安です。欠けた部分だけを直そうとすると、斑点の位置がずれて柄が不自然になります。欠けが目立ってきたら、その指だけ地の色から描き直すほうが、仕上がりはきれいです。
落とすときは、縁の濃い色から先に拭き取る
レオパード柄を落とすとき、除光液を含ませた布で爪全体をこすると、縁の黒やこげ茶が周りの肌に広がることがあります。とくに爪の横の溝に色が入り込むと、なかなか取れません。
落とすときは、除光液を含ませた布を爪の上にしばらく置いて、色をゆるませてください。そのあと、爪の根元から先に向かって一方向に拭き取ります。往復させずに一方向に拭くと、濃い色が肌に広がりにくくなります。溝に残った色は、綿棒に除光液を少しだけ含ませて取ります。
レオパード柄は斑点を描く手間がかかるので、全部の指を毎回描き直すのは大変です。描き直すのは欠けた指だけにして、ほかの指はトップコートでもたせる。これで手間を抑えながら、柄を長く楽しめます。どの指に柄を入れるかの考え方は、セルフネイルのマーブルで、見える指から決める方法をまとめています。
まとめ
レオパードネイルは、描く手順より先に、爪の横幅を測るところから始めます。
横幅が10mm以上なら芯は横幅の3分の1で4〜5個、8〜10mmなら4分の1で3〜4個、8mm未満なら4分の1以下で2〜3個、端で切る斑点を入れる。芯はきれいな丸にせず、縁はぐるりと囲まずに2〜3本の短い弧で途切れさせる。
迷ったら斑点は小さいほうに。指ごとに横幅が違うなら、斑点の大きさは変えずに数で合わせる。この2つを覚えておけば、見本どおりに描いたのに違って見える、ということは少なくなります。
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よくある問い
- Q. レオパードネイルが子どもっぽく見えてしまいます
- 多いのは、斑点が大きすぎるか、形が丸すぎるかのどちらかです。爪の横幅を測って、斑点の芯がその3分の1を超えていないか確かめてください。超えているなら一回り小さくします。もう1つは形で、芯をきれいな丸に描くと水玉に近づいて幼く見えます。芯は角のある不規則な形にして、縁も丸く囲まずに2〜3本の短い弧で途切れさせると、大人っぽい柄になります。色は、黒と茶ではなく、こげ茶とベージュのように差を小さくすると、さらに落ち着きます。
- Q. マニキュアでもレオパードは描けますか
- 描けます。マニキュアの場合は、各層をしっかり乾かしてから次を描くことがいちばん大事です。地の色を塗ったら少なくとも数分置き、芯を置いたらまた待ち、それから縁を描きます。乾ききる前に縁を描くと、芯の色がにじんで縁が濁ります。待つのがつらいなら、片手ずつではなく、両手の地の色を先に全部塗ってから芯に進むと、待ち時間が自然に取れます。
- Q. 全部の指に描くと、うるさくなりませんか
- 斑点が爪に対して大きすぎると、全部の指に描いたときにうるさくなります。斑点を爪の横幅に合わせて小さめにし、1枚に置く数を3〜4個に抑えると、全部の指に描いても落ち着いて見えます。それでもうるさく感じるなら、地の色と芯の色の差を小さくしてください。どの指に描くかで迷う場合は、別の記事で、見える指から決める考え方をまとめています。
- Q. 斑点の位置がそろってしまって、柄に見えません
- 位置がそろうのは、爪の中心から描き始めて左右に同じ間隔で置いていくからです。1つ目の斑点を、爪の中心ではなく端の近くに置いてください。そこから次の斑点を、斜めの方向にずらして置きます。爪の端で斑点が切れるくらいの位置にも1つ置くと、柄が爪の外まで続いているように見えて、ぐっと自然になります。
— メグラシ編集部





