香水つけるところ|秋の乾いた肌は、香りが消える時間で場所を選ぶ

朝つけた香水が、昼にはもう自分に届かない。夏までは夕方まで香っていたのに、空気が冷たくなってから急にもたなくなった。そう感じているなら、あなたが最初に見直すのは「どこにつけるか」ではなく、つけるところの肌が乾いていないかです。
空気が乾いてくる季節は、同じ場所に同じ量をつけても、香りが残る時間が短くなったと感じる人が増えます。乾いた肌の上では、香りが肌になじむ前に飛んでいきやすいからです。
この記事では、自分の肌がどれくらい乾いているかを測る方法、香りが何時間で消えるかを記録する手順、そのうえで乾く季節に向くところと向かないところを、順番に書いていきます。場所の選び方は人によって違います。あなたの肌と、あなたの1日の過ごし方から決めていきます。
先に結論|昼までもたない人は、肌の乾きから見る
香りが早く消えるときに、多くの人がまず量を増やします。でも、量を増やすと、つけた直後に周りへ強く届きすぎたり、自分でも香りに疲れてしまったりします。量は最後に調整するものです。
先に見るのは、次の3つです。
- つけているところの肌が乾いているか
- その場所が、1日のうちに水や手でこすられることが多いか
- その場所が、服で覆われているか、外に出ているか
この3つのうち、1つでも「乾いている」「こすられる」「外に出ている」に当てはまるなら、香りは早く消えやすくなります。2つ以上当てはまるなら、場所を移すか、先に保湿をするかのどちらかで、かなり変わります。
逆に、3つとも当てはまらないのに香りが短いと感じるなら、香りの種類や濃さの影響が大きいかもしれません。その場合の考え方は、後半の「香りの種類による違い」で書きます。
自分の肌の乾きを測る|爪でなぞって白い線が出るか
肌の乾きを測るのに、特別な道具は要りません。朝、着替える前に、香りをつけようと思っている場所を爪の先で軽くなぞってみてください。
**なぞったあとに白い線が残るなら、その場所は乾いています。**線がすぐに消える、あるいはほとんど見えないなら、乾きは少ないほうです。
この見方は、同じ人でも場所によって結果が違います。たとえば、手首は白い線がはっきり出るのに、ひじの内側はほとんど出ない、ということがよくあります。服に覆われている時間が長い場所や、ふだん肌どうしが触れ合っている場所は、乾きにくい傾向があるからです。
測る場所は、次の5か所がおすすめです。
- 手首の内側
- ひじの内側
- 首すじ(耳の下から鎖骨にかけて)
- ひざの裏
- おへその横
5か所をなぞって、白い線の出方を比べてみてください。線が出にくい場所ほど、香りを置くところとして向いています。
もう1つの見方は、指で軽く押したときの感触です。押した指がすっと滑るなら乾いていて、少し吸いつくような感じがあるなら、肌にうるおいが残っています。爪の線と指の感触の両方で確かめると、判断がぶれにくくなります。
香りが消える時間を測る|何時間で自分に届かなくなるか
次に、香りがどれくらいもつのかを、実際に測ってみます。感覚だけで「すぐ消える」と思っていても、測ってみると意外と残っていることもありますし、その逆もあります。
測り方は簡単です。休日など、ゆっくり過ごせる日の朝に、いつもの場所にいつもの量をつけます。そのあと、1時間ごとに、つけた場所に鼻を近づけて香りを確かめます。
記録するのは、次の2つの時刻です。
- 鼻を近づけなくても、自分に香りが届かなくなった時刻
- 鼻を近づけても、香りがほとんど分からなくなった時刻
1つ目の時刻は「周りの人に届く時間」の目安になります。2つ目の時刻は「肌の上に香りが残っている時間」の目安です。
たとえば、朝8時につけて、11時には自分に届かなくなり、14時には鼻を近づけても分からなくなったとします。この場合、周りに届くのは3時間、肌に残るのは6時間ほどです。
この記録を、場所を変えて何回か試してみてください。手首につけた日と、ひじの内側につけた日で、時刻がどれくらい違うかを比べると、自分の肌でどこが香りを長く抱えるのかが見えてきます。
記録は、メモ帳でもスマートフォンでも構いません。日付、つけた場所、つけた量(プッシュの回数)、その日の天気、2つの時刻を残しておきます。3回ほど記録がたまると、たとえば「手首は3時間、ひじの内側は5時間」というように、場所ごとの違いが数字で見えてきます。
天気を記録しておくのは、同じ場所でも、湿った日と乾いた日で残り方が変わるからです。雨の日は長く残り、晴れて風の強い日は短くなる、という傾向が見えてくれば、天気予報を見ただけで、その日につけるところを決められるようになります。
測るときに気をつけたいのは、自分の鼻が香りに慣れてしまうことです。つけた直後から何度も嗅いでいると、香りを感じにくくなります。確かめるときは、いったん外の空気を吸ったり、別の部屋に移ったりしてから嗅ぐと、正しく判断しやすくなります。
乾く季節に向くところ|覆われて、洗い流さない場所
乾く季節に香りを置くところとして向いているのは、次の3つの条件をそろえた場所です。
- 服に覆われていて、外の乾いた空気に直接さらされない
- 1日のうちに水で洗い流されることが少ない
- 手や物でこすられることが少ない
この条件に当てはまりやすいのが、ひじの内側、ひざの裏、おへその横です。
ひじの内側
ひじの内側は、袖に覆われていて、腕を曲げ伸ばしするたびに少しずつ空気が動きます。そのたびに香りがふわりと立ち上がるので、自分にも周りにもほどよく届きます。手首と違って、手を洗うときに水がかかることも少ないです。
秋に長袖を着るようになったら、手首からひじの内側へ移すだけで、香りが残る時間が変わったと感じる人は多いです。
ひざの裏
ひざの裏は、体の下のほうにあるので、香りが下から上へ立ち上がってきます。自分の鼻には直接届きにくいですが、歩いたり座ったりするたびに、やわらかく香ります。スカートの日や、裾の広いパンツの日に向いています。
ただ、タイツを履く日は、タイツの上からつけると、しみになったり、香りが布に溜まったりすることがあります。タイツの日は、履く前に肌につけて、1分ほど乾かしてから履いてください。
おへその横
おへその横は、服にしっかり覆われていて、体温で温まりやすい場所です。外にはほとんど香りが漏れず、自分だけがかすかに感じる程度に残ります。人と近い距離で過ごす日や、強く香らせたくない日に向いています。
覆われている時間が長いぶん、香りは長く残ります。そのかわり、周りにはほとんど届きません。「自分のための香り」として使う場所です。
乾く季節に向かないところ|手首と首すじが早く消える理由
一方で、乾く季節に香りが早く消えやすいのが、手首と首すじです。どちらも、夏までは定番の場所だったはずです。
手首
手首は、1日のうちに何度も洗う場所です。秋冬は風邪の予防などで手を洗う回数が増え、消毒液を使う機会も多くなります。そのたびに、手首にも水や液がかかって、香りが流れていきます。
また、手首は外に出ている時間が長く、乾いた空気に直接さらされます。デスクワークの日は、机や書類にこすれることも多いです。乾く季節に、いちばん早く香りが消えやすい場所だと考えてください。
首すじ
首すじは、本来は香りが立ちやすい場所です。ただ、秋冬になるとマフラーやストール、ハイネックの服で覆われることが増えます。覆われていると、香りが外に出にくいうえに、布に香りが移ってしまいます。
さらに、首すじは顔を洗うときや髪を乾かすときに、手や水が触れやすい場所でもあります。朝つけても、化粧や髪のセットの途中でこすってしまうと、香りが早く薄れてしまいます。
首すじに香りを置くなら、マフラーをしない日や、首元の開いた服を着る日に限るのがおすすめです。布との関係については、香水をつける場所と、服が厚くなってからの選び方で詳しく書いています。
保湿してから置く|無香料を先に、香りを後に
乾いた場所に香りを置くときに、いちばん効くのが、先に保湿をしておくことです。乾いた肌に直接香りをつけるより、うるおいのある肌に置いたほうが、香りが残る時間が長くなったと感じる人が多いです。
順番は次の通りです。
- 香りを置く場所に、無香料の保湿クリームかローションを薄く塗る
- 1分ほどおいて、表面のべたつきがなくなるのを待つ
- その上に香りを置く。こすらず、軽く押し当てる程度にする
**ポイントは、保湿を薄く塗ることと、1分待つことです。**厚く塗りすぎると、香りがクリームの中に閉じ込められて、かえって立ちにくくなります。塗ってすぐに香りを置くと、クリームと混ざって香りがぼやけます。
保湿は、無香料のものを選んでください。香りつきのものを使うと、香水の香りと混ざって、どちらでもないにおいになることがあります。
朝の時間がないときは、お風呂上がりに香りを置く場所だけ保湿しておくのもひとつの方法です。夜のうちに肌がうるおっていれば、朝の乾きも少し和らぎます。
香りが消える時間で選ぶ|場所ごとの比べ方
ここまでの内容を、場所ごとに比べてみます。表は、どの場所がどんな日に向くかの軸を示すためのものです。あなたの肌でどれくらいもつかは、前の章の方法で測ってください。
| 場所 | 乾きやすさ | 周りへの届き方 | 向く日 |
|---|---|---|---|
| 手首 | 乾きやすい | 近い人に届く | 手を洗う回数が少ない日 |
| ひじの内側 | 乾きにくい | 動くたびに届く | 長袖の日、手をよく洗う日 |
| 首すじ | 中くらい | 顔の近くで強く届く | 首元が開いた服の日 |
| ひざの裏 | 乾きにくい | 下からやわらかく届く | スカートや裾の広い日 |
| おへその横 | 乾きにくい | ほとんど届かない | 自分だけ香らせたい日 |
手首と首すじは、香りを「届ける」力は強いですが、乾く季節には「残す」力が弱くなります。ひじの内側とひざの裏は、届ける力と残す力のバランスがよく、おへその横は残す力は強いけれど、届ける力は弱い、と考えると選びやすくなります。
どちらとも取れるとき|1日の過ごし方で分ける
ここまでの基準を当てはめても、「自分はどちらだろう」と迷うことがあります。乾く季節によくある迷い方を、1日の過ごし方ごとに分けてみます。
肌は乾いているのに、汗もかく日
秋は朝晩が冷えるのに、昼間は日差しで暑くなる日があります。肌は乾いているのに、移動や暖房で汗をかく。こうした日は、汗をかきやすい場所を避けるのが基本です。
汗をかきやすいのは、首すじ、わきの近く、背中です。汗で香りが流れたり、汗のにおいと混ざったりすることがあります。こうした日は、ひじの内側かひざの裏を選んでください。どちらも汗をかきにくく、乾きにくい場所です。
暖房の効いた部屋に長くいる日
暖房の効いた部屋は、空気が乾いていて、体も温まります。温まると香りは立ちやすくなりますが、同時に飛びやすくもなります。朝つけた香りが、暖房の部屋に入って1〜2時間で消えてしまうのは、このためです。
暖房の部屋に長くいる日は、服に覆われた場所を選ぶのが向いています。おへその横か、ひじの内側です。覆われていれば、暖房の乾いた空気に直接さらされず、香りがゆっくり立ち上がります。
手を何度も洗う、消毒する仕事の日
飲食や医療、子どもと過ごす仕事など、手を洗う回数が多い日は、手首は避けてください。洗うたびに香りが流れて、1日のうちに何度もつけ直すことになります。
こうした日は、ひじの内側に置くのがいちばん安定します。腕まくりをして手を洗うことが多い人は、二の腕の内側まで上げてもかまいません。職場で香りを控える決まりがある場合は、おへその横に少量だけ置いて、自分だけが感じる程度にとどめてください。
香りが強すぎないか不安な日
人と近い距離で長く過ごす日や、初めて会う人がいる日は、香りが強すぎないか不安になります。この場合は、「届ける」場所ではなく「残す」場所を選ぶのが安心です。
おへその横か、ひざの裏に、いつもの半分くらいの量を置きます。自分では香りをほとんど感じないかもしれませんが、近づいたときにかすかに香る程度が、こうした日にはちょうどいい加減です。香りの量と人との距離の関係は、香水のつけ方|量と距離の決め方にまとめています。
外を長く歩く日、風の強い日
秋は外を歩くのが気持ちいい季節で、散歩や買い物で長く外にいる日も増えます。外の乾いた風に当たり続けると、外に出ている場所の香りはどんどん飛んでいきます。手首や首すじに置いた香りが、駅まで歩いただけで薄くなったと感じるのは、このためです。
外を長く歩く日は、コートや上着の下に隠れる場所を選んでください。ひじの内側か、おへその横が向いています。上着を脱いで室内に入ったときに、ふわりと香りが立つので、外では控えめに、室内では心地よく香るという使い分けができます。
夜に予定がある日
朝から出かけて、夜に食事や集まりがある日は、香りを夜まで持たせたいと思うはずです。でも、朝に多めにつけると、昼間は強すぎて、夜には消えている、ということになりがちです。
こうした日は、朝はおへその横に少量だけ置いておき、夕方にひじの内側かひざの裏へ足すのがおすすめです。朝の香りは自分だけが感じる程度にとどめ、夕方に足した香りで夜の時間を過ごす形です。足す量は、朝のいつもの半分くらいで十分です。食事の席では、香りが料理の邪魔にならないよう、手首や首すじは避けてください。
どうしても決めきれないとき
それでも決めきれないときは、2か所に分けて置く方法があります。たとえば、ひじの内側に1プッシュ、おへその横に1プッシュ。片方が早く消えても、もう片方が残るので、1日を通して香りが途切れにくくなります。
分けて置くときは、合わせた量がいつもの1回分を超えないようにしてください。2か所に置いたからといって、量を倍にする必要はありません。
香りの種類による違い|軽い香りと重い香り
肌の乾きや場所を見直しても香りが短いと感じるなら、香りの種類や濃さの影響を考えてみてください。
香水は、香りの成分の濃さによって、いくつかの段階に分かれています。オードトワレのように比較的軽いものは、すっきり香るかわりに、残る時間が短めです。オードパルファムのように濃いものは、残る時間が長めですが、つけすぎると強く届きすぎることがあります。
また、香りの系統によっても残り方が違います。柑橘のような軽やかな香りは、最初にぱっと香って早く消えやすく、甘い香りやウッディな香りは、ゆっくり長く残る傾向があります。
乾く季節に香りを長く楽しみたいなら、軽い香りを使い続けるより、少し重さのある香りに切り替えるのもひとつの方法です。秋冬に好まれる香りの選び方は、香りのある暮らしでも紹介しています。
ただ、香りの種類を変えるのは、肌の乾きと場所を見直したあとにしてください。乾いた手首に重い香りをつけても、乾きの影響は変わりません。
出先でつけ直すとき|足すところと避けるところ
朝につけた香りが昼すぎに消えてしまったとき、出先でつけ直したいこともあります。そのときに気をつけたいのは、足す場所と量です。
つけ直すときは、朝につけた場所とは別の場所に、少量を足すのが基本です。同じ場所に重ねると、まだ肌に残っている香りと重なって、思ったより強くなることがあります。
出先でつけ直しやすいのは、ひじの内側です。袖を少しまくるだけでつけられて、人目にもつきにくいです。手首は、出先では手を洗う機会があるので、つけ直してもすぐに流れてしまうことがあります。
量は、朝の半分くらいにしてください。持ち歩き用の小さなアトマイザーに移しておくと、量の調整がしやすくなります。練り香水を持ち歩く人は、練り香水をつける場所|襟と袖口も参考にしてみてください。
つけ直す前に、まず自分の鼻をリセットするのも大事です。朝から同じ香りの中にいると、鼻が慣れて香りを感じにくくなっています。消えたと思っても、周りにはまだ届いていることがあります。外の空気を吸ってから確かめて、本当に消えているときだけ足してください。
朝の手順|出かける前の順番
ここまでの内容を、出かける前の手順にまとめます。慣れれば、全部で3分もかかりません。
- 着る服を決める。首元が開いているか、袖は長いか、スカートか
- その日の過ごし方を思い浮かべる。手を洗う回数、暖房の部屋にいる時間、人との距離
- 香りを置く場所を1〜2か所選ぶ
- 選んだ場所を爪で軽くなぞり、白い線が出るか確かめる
- 白い線が出るなら、無香料の保湿を薄く塗って1分おく
- 香りを置く。こすらず、軽く押し当てる
- 1分ほど乾かしてから服を着る
服を着る前に香りを置くのは、布に直接つかないようにするためです。特に、色の薄い服や繊細な素材の服は、しみになることがあるので、しっかり乾かしてから着てください。
秋のニットやコートとの距離|布に移る香りの扱い
乾く季節は、肌だけでなく、服との関係も変わります。秋冬のニットやコートは、肌のすぐ外側にあって、香りを吸いやすい素材が多いです。肌に置いた香りの一部が布に移り、布の側に溜まっていきます。
布に移った香りは、肌の上より長く残ります。それ自体は悪いことではありませんが、ニットやコートは毎日洗うものではないので、何日も同じ服を着ていると、香りが重なって強くなっていきます。自分では慣れて気づきにくいので、周りのほうが先に気づくことがあります。
これを避けるには、肌に置く場所と、服の首元や袖口との距離を少し空けておくことです。首すじにつけると、マフラーやハイネックの内側にすぐ移ります。ひじの内側やおへその横なら、服とは触れていても、首元ほど香りが集まりません。
コートを着る日は、着る直前ではなく、5分ほど前に香りを置いておくと、肌の上で少し落ち着いてから布に触れるので、移る量が減ります。何日か同じコートを着た週末には、風通しのよいところに一晩かけておくと、溜まった香りが抜けていきます。
香りを休む日をつくる|肌と鼻のために
乾く季節は、肌が敏感になりやすい時期でもあります。毎日同じ場所に香りを置いていると、その場所の肌が疲れたように感じることがあります。赤みやかゆみなど、肌に合わないと感じたら、すぐに使うのをやめてください。
肌のためにも、鼻のためにも、週に1日くらいは香りをつけない日をつくるのがおすすめです。香りを休んだ翌日は、いつもの香りが新鮮に感じられて、量を増やさなくても十分に香りを楽しめます。
香りを休む日は、肌の乾きを確かめるのにもちょうどいい日です。香りをつけない状態で、5か所を爪でなぞってみてください。季節が進むにつれて、乾く場所が増えていくのが分かります。その変化に合わせて、つけるところを少しずつ移していけば、冬の終わりまで同じ香りを心地よく使い続けられます。
よくある行き違い
香水のつけ方で、乾く季節によくある行き違いをまとめておきます。
**香りが消えたと思って足したら、強すぎた。**自分の鼻が香りに慣れているだけで、周りにはまだ届いていることがあります。足す前に、外の空気を吸ってから確かめてください。
**保湿したら、香りがぼやけた。**保湿を厚く塗りすぎたか、塗ってすぐに香りを置いた可能性があります。薄く塗って、1分待ってから置いてください。香りつきの保湿を使った場合も、香りが混ざってぼやけます。
**ひじの内側につけたら、香りがしない。**ひじの内側は、自分の鼻からは少し遠い場所です。腕を動かしたときにふわりと香る程度が、ちょうどいい加減です。じっとしていると香りを感じにくいのは、場所の性質によるものです。
**冬になったら、また香りが変わった。**空気の乾きは、秋より冬のほうが強くなることが多いです。季節が進んだら、もう一度、爪でなぞって乾きを確かめてみてください。
まとめ|場所より先に、肌と1日を見る
乾く季節に香りが早く消えるときは、量を増やす前に、つけるところの肌を見てください。爪でなぞって白い線が出るなら、その場所は乾いています。
乾いた場所に置くなら、先に無香料の保湿を薄く塗り、1分おいてから香りを置く。それでも短いなら、服に覆われて、洗い流さない場所へ移す。ひじの内側、ひざの裏、おへその横は、乾く季節に香りを長く抱えやすい場所です。
どこにつけるかは、あなたの肌と、その日の過ごし方で決まります。手を何度も洗う日、暖房の部屋に長くいる日、人と近い距離で過ごす日。それぞれに合った場所を選べば、同じ香水でも、1日の感じ方がずいぶん変わります。
一度、休日に香りが消える時間を測ってみてください。自分の肌がどこで香りを長く抱えるのかが分かると、毎朝の迷いが減ります。
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よくある問い
- Q. 香水をつけても、すぐに香りがしなくなります。量を増やせばいいですか
- 量を増やす前に、つけている場所の肌が乾いていないかを確かめてください。乾いた肌の上では、香りが早く飛びやすいと感じる人が多いです。つける場所を爪で軽くなぞって白い線が残るなら、先に無香料の保湿を薄く塗り、1分おいてから香りを置きます。それでも短いと感じるときに、場所を服に覆われるところへ移します。量を増やすのは最後です。量だけを増やすと、つけた直後に周りへ強く届きすぎることがあります。
- Q. 手首につけるのはよくないのですか
- よくないわけではありません。ただ、手を何度も洗う日や、消毒液を使う機会の多い日は、手首の香りが早く消えやすくなります。手首は洗ったときに水がかかりやすく、こすれやすい場所だからです。こうした日は、手首ではなくひじの内側に置くと、袖の中で守られて長く残りやすくなります。手首に置くなら、両手首をこすり合わせず、軽く押し当てる程度にしてください。
- Q. 保湿クリームは、香りつきのものを使ってもいいですか
- 香水と重ねるなら、無香料のものを選ぶのが無難です。香りつきのクリームを先に塗ると、香水の香りと混ざって、どちらの香りでもないにおいになることがあります。同じ香りのボディ用品をそろえて重ねる方法もありますが、最初は無香料の保湿で試して、自分の肌でどれくらい残るかを知ってからにすると、違いが分かりやすくなります。肌に合わないと感じたら、すぐに使うのをやめてください。
- Q. 服につけたほうが長持ちしますか
- 布は肌より香りを長く抱える傾向があるので、長く残したいなら選択肢になります。ただ、秋冬のニットやコートは毎日洗うものではないので、香りが布に溜まって、日ごとに強くなっていくことがあります。また、色の薄い布や絹のような繊細な素材は、しみになることがあります。服につけるなら、裏地や服の内側の目立たないところに少量にして、肌につける日と交互にするのがおすすめです。
— メグラシ編集部





