20代の冬コーデ|上着を脱いだあとの30秒で決まる。中に残す面を2つに絞る

20代の冬に迷うのは、上着の選び方ではありません。 決めているのは、上着を脱いだあとの30秒に何が残るかです。中に残す面を2つに絞る。上半身で1つ、下半身で1つ。それだけで全身がまとまります。
冬に見られているのは、中のほう
冬に人と会っている時間の多くは室内です。そこでは上着を脱いでいます。
上着は屋外の数十分を担当し、中は室内の数時間を担当します。
時間の長いほうから決める。順番をこう置き換えるだけで、朝の迷いが半分になります。
2つの面|上半身で1つ、下半身で1つ
上着を脱いだときに、外から色や素材のまとまりとして読まれる面を数えます。
| 面の数 | 見え方 | 対処 |
|---|---|---|
| 1つ | 全身が一続きの筒に見える | 下半身で1つ作る |
| 2つ | 上下が分かれて読まれる | このまま |
| 3つ以上 | どの面も小さく、全身がばらける | 1つ減らす |
面は、色でも素材でも作れます。 上を1色でまとめ、下を別の1色でまとめる。これが最も簡単な2つの作り方です。
判定は上着を脱いだ状態で行ってください。着たまま鏡を見ると、上着が上半身の面を担当してしまい、中の構成が読めません。
上着の中で潰れる2か所
上着を着ると、首元のふくらみと袖のふくらみが押さえつけられます。脱いだときに形が戻りません。
- 首元に大きな折り返しがある一枚 ── 上着の襟で押されて、脱いでも寝たままになる
- 肩から袖にかけて布の量が多い一枚 ── 上着の袖の中で潰れて、脱いでも膨らみが戻らない
この2つを持つ一枚は、上着を着ない室内中心の日に回してください。 服が悪いのではなく、組み合わせる相手が違います。
最初の一着は、上着ではなく「潰れない一枚」
冬に最初に選ぶなら、上着の中で潰れない一枚から始めてください。
条件は3つです。
- 首元が高すぎない。上着の襟より低い
- 袖に余分な布がない。腕に沿って落ちる
- 表面が薄い。上着の中で厚みが増えない
これが1枚あると、どの上着とも組み合わせられます。
上着を先に買うと、それに合う中を探すことになり、選択肢が狭くなります。中を先に決めるほうが、使える組み合わせの数が増えます。
室内が暑い日|脱ぐ順番を先に決める
上着を脱いで、それでも暑い。ここで次に脱ぐものが決まっていないと、その場で調整できません。
決めておく形は1つです。中を2枚にして、上の1枚を脱いでも面が残る組み合わせにする。
- 中の外側 ── 脱げる。薄くて、たためる
- 中の内側 ── 脱がない。これが上半身の面になる
脱いだ1枚を手に持ったまま動ける薄さを選んでください。かさばるものだと、脱ぐこと自体が面倒になって結局着たままになります。
屋外の数十分|上着に求めるのは2つだけ
上着に求める条件は、風を止めることと、脱ぎ着が速いことの2つです。
| 条件 | 確かめ方 |
|---|---|
| 風を止める | 前を閉めたときに、裾と首元から風が入らない |
| 脱ぎ着が速い | 留め具を全部外すのに5秒以内 |
上着は、留め具の数と重さの2つで実際の使い勝手が決まります。 留め具が多い上着は、室内で脱ぎません。 結果として暑いまま過ごすことになります。20代の冬は移動と屋内の出入りが多いので、ここが実際の使い勝手を決めます。
もう1つ、脱いだあとに持ちやすいかを見てください。腕にかけて歩ける重さと形かどうかです。持てない上着は、脱いだあとの置き場所を探すことになります。
丈は、中の裾との差で決める
上着の裾と中の裾に、2本の水平線ができます。
- 差が2cm以内 ── 1本の線にまとまる
- 差が5〜10cm ── 2本が近接して腰まわりが重い
- 差が15cm以上 ── 別々の線として読まれる
5〜10cmを避ける。 これだけ覚えておけば、丈の相談が数字で終わります。
足元|裾と靴の隙間は3〜6cm
冬は靴が厚くなります。ボトムスの裾と靴の履き口のあいだを見てください。
- 0cm ── 脚が一続きになる。落ち着くが、全身が縦に長く見えにくい
- 3〜6cm ── 脚がつながって見える。いちばん安定する
- 10cm以上 ── 肌の帯ができて、脚が途中で切れる
朝に靴を決めてから、丈を確かめる。 順番を逆にすると玄関で気づきます。
冬の靴は、筒の高さが1cm変わるだけで隙間が1cm動きます。 同じボトムスでも、靴を替えると見え方が変わるということです。手持ちの靴を並べて、履き口の高さを一度測っておくと、毎朝の判断が早くなります。
どちらとも取れるとき|寒いが、厚着はしたくない
厚みを足さずに寒さを減らす場所は3つです。
- 首の後ろ ── ここを覆うと、同じ枚数でも体感が変わります
- 手首 ── 袖口が3cm長いだけで、外気の入る量が減ります
- 足首 ── 裾と靴の隙間を0cmにすると、下から入る風が止まります
枚数を増やす前に、この3か所を確かめてください。 面の数は変わらないので、見え方も崩れません。
3か所のうち、いちばん効くのは首の後ろです。ここは皮膚のすぐ下に太い血管が通っているので、覆うかどうかで体感がはっきり変わります。首元を1cm上げるだけで、中を1枚減らせる日があります。
どちらとも取れるとき|写真に撮られる日
写真は面の数で読まれます。 細部は写りません。
この日は、2つの面をはっきり分けてください。 上と下で明るさの差を大きくすると、2つが2つとして写ります。
差が小さいと、写真では1つの面に見えて、全身が一続きの筒になります。
どちらとも取れるとき|上着を着たまま過ごす日
外を歩く時間が長い日は、上着が上半身の面になります。
この日は、中の面は数えません。 上着で1つ、下半身で1つ。合計2つです。
中に何を着ても外から読まれないので、暖かさだけで選んで構いません。
失敗からの戻し方|まとまらない日の1手
| 起きていること | 戻す手 | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 全身がばらけて見える | 上半身の面を1色にまとめる | 3つが2つに戻る |
| 一続きの筒に見える | 下半身の明るさを1段変える | 2つ目の面ができる |
| 上着を脱いだら形が崩れた | 袖をひと折りして袖口をそろえる | 潰れた部分が目立たなくなる |
| 腰まわりが重い | 上着と中の裾の差を15cm以上にする | 近接した2本の線が離れる |
| 室内で暑い | 中の外側の1枚を脱ぐ | 面は内側の1枚が担当しているので崩れない |
動かすのは1つだけです。
判断に迷った日は、上半身の面を1色にまとめるを先に試してください。20代の冬にいちばん多いのは、中に重ねた枚数が増えて上半身の面が3つに割れている状態です。
店員に言う3点
- 「上着の中で潰れない一枚を探しています」。首元と袖の条件が一度に伝わります
- 「上着の裾と、中の裾の差を15cm以上にしたいです」。丈の相談が数字で終わります
- 「室内で1枚脱ぐ前提で組みたいです」。脱いだあとの状態まで一緒に見てもらえます
同行者には、「上着を脱いだとき、面がいくつに見えるか教えて」 と1文で伝えてください。
手持ちで一度やってみる
時間のある日に、上着を脱いだ状態で手持ちの組み合わせを3つ作って、面が2つになっているかを確かめてください。3つ作っておけば、冬のあいだ朝に選ぶだけで済みます。
もう1つ、上着の中で潰れない一枚がどれかを確かめます。上着を着て10分過ごし、脱いで首元と袖の形が残っていればその一枚です。この1枚が、冬の組み合わせの土台になります。
まとめ|中の面は2つ、順番は中から
- 冬に見られているのは上着ではなく中。時間の長いほうから決める
- 中に残す面は2つ。上半身で1つ、下半身で1つ
- 上着の中で潰れるのは、首元のふくらみと袖のふくらみの2か所
- 最初の一着は、上着ではなく「上着の中で潰れない一枚」から
- 裾の差は15cm以上、靴との隙間は3〜6cm
上着を脱いだ30秒後、何が残っているか。 鏡の前で上着を脱いでみれば、その場で分かります。
冬は、中から決める季節です。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 冬は上着から選ぶべきですか
- 順番としては後ろで構いません。冬に人と会っている時間の多くは室内で、そこでは上着を脱いでいます。つまり見られている時間が長いのは中のほうです。上着は屋外の数十分を担当し、中は室内の数時間を担当します。時間の長いほうから決めると、迷いが減ります。
- Q. 「中に残す面を2つ」とはどういう意味ですか
- 上着を脱いだときに、外から色や素材のまとまりとして読まれる面のことです。上半身で1つ、下半身で1つ。この2つが決まっていれば、全身が2つの面として読まれます。3つ以上あると、どの面も小さくなって全身がばらけます。逆に1つしかないと、全身が一続きの筒に見えます。
- Q. 上着の中で潰れるものはありますか
- 2か所あります。首元のふくらみと、袖のふくらみです。どちらも上着を着ると押さえつけられ、脱いだときに形が戻りません。首元に大きな折り返しがある一枚や、肩から袖にかけて布の量が多い一枚は、上着を着る日には向きません。上着を着ない室内中心の日に回してください。
- Q. 冬に最初に買うなら何がいいですか
- 上着ではなく、上着の中で潰れない一枚です。首元が高すぎず、袖に余分な布がなく、表面が薄い一枚。これが1枚あると、どの上着とも組み合わせられます。上着を先に買うと、それに合う中を探すことになり、選択肢が狭くなります。中を先に決めるほうが、結果として使える組み合わせの数が増えます。
- Q. 室内が暑い日はどうしますか
- 脱ぐ順番を先に決めておいてください。上着を脱いで、それでも暑いときに次に脱ぐものが決まっていないと、その場で調整できません。おすすめは、中を2枚にしておいて、上の1枚を脱いでも面が残る組み合わせにすることです。脱いだ1枚を手に持っても崩れないよう、たためる薄さのものを選びます。
— メグラシ編集部





