ママさんバレーの服装|床につく回数と、前後の予定で決まる

体育館へ行く日、何を着るか。動きやすさから考えると、かえって決まりません。
動きやすい服はいくらでもあります。その中から1つを選ばせているのは、別の条件です。
その日に床へ体がつくかどうか。前後に予定があって、着替えられるかどうか。持っていくものが何個になるか。そして、その体育館が寒いか暑いか。
この4つを先に数えると、選ぶ範囲はかなり狭くなります。
ママさんバレーの服装は、床につく回数で決まります
いちばん効くのが、床です。
体育館の床に、膝や肘や腰がつく動きがどれだけ入るか。これが0回の日と、何度も入る日では、服に求められることが変わります。
0回なら、上下は動きを妨げなければ何でも構いません。何度も入るなら、こすれる3か所に布があるかどうかが先に来ます。
そして床につく回数は、その日の練習の内容でおおよそ決まります。行く前に分かる条件です。
判定1|床に体がつく回数を、内容から出す
3つの帯に分けてください。
0回。 立って動くだけの日です。基礎の練習だけ、あるいは見学や当番の日。この帯では、こすれる心配がありません。
数回。 部分的に床につく動きが入る日です。こすれはしますが、繰り返しにはなりません。
何度も。 実戦形式の練習や試合の日です。同じ場所に繰り返し力がかかります。
分からないときは、多いほうの帯として扱ってください。 布が足りない状態で床につくより、余っている状態で立っているほうが困りません。
判定2|着替えるのは何回か|前後の予定から出す
次に、着替える回数を数えます。
0回。 家から着ていったものを、そのまま着て帰る日です。この場合、行き・館内・帰りの3つの場面を1つの組み合わせでまかなうことになります。
1回。 館内で着替えて、帰りにもう一度戻す。あるいは終わってから着替えて次の予定へ行く日です。
2回以上。 送りの続きで来て、練習して、そのまま別の場所へ行く。着替える場所が2か所ある日です。
回数は希望ではなく、着替える場所と時間があるかで決まります。 更衣室が使えるか、時間が取れるか。この2つが揃わない日は、0回として組んでください。
判定3|持ち物の個数と、バッグの大きさ
3つ目は荷物です。中身の量ではなく、持つものが何個あるかで数えます。
館内で履くもの、飲むもの、着替え、タオル、貴重品、子どもの荷物。数えると、意外と増えています。
3個までなら、そのまま持って構いません。 4個以上になると、館内での移動と、行き帰りの両方で手が塞がります。
4個以上になる日は、1つにまとめて両手が空く形へ切り替えてください。 肩にかけられるか、背負えるか。どちらでも構いませんが、片手に3つぶら下げる状態だけは避けます。
荷物の個数は、服の側にも影響します。肩にかけるなら、肩に飾りや段のないものを。背負うなら、背中で布がたまらないものを選びます。
判定4|体育館の温度帯|暖房も冷房もない前提
体育館は、外の気温の影響をそのまま受けます。暖房も冷房も限られていることが多く、季節によっては外とほとんど変わりません。
さらに、動いている時間と待っている時間で体感が変わります。 動いていれば暑く、止まれば冷えます。同じ2時間のなかで、両方が来ます。
だから、一枚では決められません。脱ぎ着できる層を必ず1枚入れてください。 動くときに脱ぎ、止まっているときに着る。この一枚があるかどうかで、同じ日の過ごしやすさがまったく変わります。
脱いだ一枚をどこに置くかも先に決めておきます。バッグに入るか、体に巻けるか。置き場所のない一枚は、結局着たままになります。
床につく日|膝・肘・腰の3か所で見る
床につく回数が「何度も」の帯に入る日は、3か所を確かめてください。
膝の前。 いちばん頻繁に当たります。ここに布が二重になっているか、あるいは重ねられる一枚があるか。
肘の外側。 腕をついたときに当たります。袖の長さがここに届いているかを見ます。
腰の後ろ。 前かがみになったり、床に座ったりすると出ます。上に着るものの丈がここを覆っているか。
3か所とも、動きを止めない範囲で厚みがあるかが条件です。厚くすれば動けなくなるので、二重になっているかどうかで見るのが現実的です。
着替えない日|そのまま次の予定へ行ける条件
着替え0回の日は、条件が2つです。
1つ、上に一枚羽織れば次の予定に出られること。 上を1枚替えるだけで場面が切り替わる組み合わせなら、着替えなくても回ります。
2つ、持ち物が両手を塞がないこと。 次の予定が買い物や送りなら、手が空いていることが前提になります。
この2つが揃っていれば、着替えない選択で問題ありません。逆に揃わない日は、着替える場所を先に確保するほうが早いです。
早見表|条件と、変えるところ
| 条件 | 帯 | 変えるところ |
|---|---|---|
| 床につく回数 | 0回 | 動きを妨げなければ自由 |
| 床につく回数 | 何度も | 膝・肘・腰の3か所に布があるか |
| 着替え回数 | 0回 | 上の一枚で切り替えられるか |
| 着替え回数 | 1回以上 | 館内用に振り切ってよい |
| 荷物の個数 | 3個まで | そのまま持てる |
| 荷物の個数 | 4個以上 | 1つにまとめ、両手を空ける |
表は見る場所を並べたものです。どの行になるかは、その日の予定を数えないと出ません。
髪と小物|外す順番を先に決める
館内で外すものがあるなら、順番を決めておくと当日が楽です。
先に外すのは、動いたときに揺れるものと、床についたときに当たるものです。 次が、着替えるときに引っかかるもの。最後まで残していいのは、外しても外さなくても変わらないものです。
外したものの置き場所も、バッグの中で1か所に決めておいてください。小さいものは、体育館で最も見失いやすい持ち物です。
髪をまとめる場合は、後頭部の低い位置にすると、床につく動きが入っても当たりません。高い位置だと、仰向けになる場面で邪魔になります。
足元|館内用と、行き帰りで分ける
体育館では、館内用の履き物に履き替えます。外を歩いてきたものはそのまま使えません。
つまり、足元は2組持っていくことになります。 ここは荷物の個数に必ず1つ加わるので、判定3のときに数え忘れないでください。
行き帰りの側は、脱ぎ履きの速さだけで選んで構いません。館内用のほうは、床の上でどう動くかの話になるので、ここでは扱いません。
靴下は、館内用に1組多めに持っておくと、汗をかいた日に助かります。荷物としては小さく、効果は大きい部類です。
どちらとも取れるとき①|内容が当日まで分からない
床につくかどうかが読めない日があります。人数が集まるかどうかで内容が変わる、というのはよくあることです。
このときは、つく側で用意してください。 布が余っている状態で立っているぶんには、何も困りません。逆に、足りない状態で床につくと、その日のうちに結果が出ます。
もう1つの手として、重ねられる一枚を持っていく方法もあります。床につく内容になったら1枚足す。荷物は1つ増えますが、判断を当日まで遅らせられます。
どちらとも取れるとき②|着替える場所がない
更衣室が使えない、あるいは時間が取れない。この場合は着替え0回として組みます。
ただし、0回で組むときに1つだけ用意しておくと違うものがあります。上に羽織る一枚です。
この一枚があると、館内で動いていた状態のまま外へ出ても、場面が切り替わります。着替えの代わりになる唯一の一手だと考えてください。
荷物を減らす順番
最後に、荷物が毎回多くなる場合の減らし方です。
1、袋を1つにまとめられないか見る。 別々の袋に入れているものを、1つの中で仕切るだけで個数が減ります。
2、行きと帰りで要らないものを外す。 帰りにしか使わないものは、車に置いておける場合があります。
3、残るのは4つ。 館内で履くもの、飲むもの、着替え、貴重品。この4つが1つのバッグに入れば、両手が空きます。
両手が空いているかどうかは、当日の動きやすさに直結します。服を軽くするより、手を空けるほうが効きます。
季節で変わるのは、脱ぎ着する層の枚数
判定4で挙げた温度帯は、季節ごとに幅が変わります。ただ、対処の考え方は同じです。変えるのは枚数だけで、構成は変えません。
寒い時期。 館内が外気に近いので、着いてから動き出すまでのあいだが冷えます。脱ぎ着する層を2枚にしておくと、待っている時間と動いている時間の両方に対応できます。脱いだ2枚をどこへ置くかは、着く前に決めておいてください。
暑い時期。 館内の空気が動かないぶん、外より体感が上がることがあります。この時期は、脱ぎ着する層を1枚に減らし、代わりに替えの1枚を荷物に入れます。
中間の時期。 いちばん読みにくい時期です。朝と夕方で外の気温が動くので、行きと帰りで必要な枚数が変わります。帰りの時刻に合わせて用意してください。 行きに合わせると、帰りに足りなくなります。
どの時期でも、脱いだものの置き場所を先に決めておくことだけは変わりません。置き場所がないと、結局着たままになります。
まとめ|4つ数えれば、迷わない
ママさんバレーの日の服は、動きやすさではなく生活の条件で決まります。
床につく回数を出す。着替える回数を、場所と時間から出す。持ち物を個数で数える。体育館の温度帯を、動く時間と止まる時間の両方で考える。
この4つが出れば、手持ちの中から選ぶだけになります。
関連記事
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ママさんバレーの日、何を基準に服を選べばよいですか。
- 動きやすさから入ると、選択肢が広すぎて決まりません。先に3つ数えてください。その日に床へ体がつく回数、前後の予定で着替える回数、持っていくものの個数です。この3つが出ると、選ぶ範囲がかなり狭まります。たとえば床につく回数が多く、着替えが0回の日は、床でこすれても跡が残りにくく、そのまま次の予定へ行ける組み合わせ、という条件になります。
- Q. 膝や肘が床につく日は、何を見ればよいですか。
- 3か所です。膝の前、肘の外側、そして腰の後ろ。この3か所は、床につく動きが入ると必ずこすれます。生地が薄いところに繰り返し力がかかるので、薄い一枚だけで過ごすより、その部分に布が二重になる形のほうが長持ちします。動きを止めない範囲で、この3か所に厚みがあるかを確かめてください。
- Q. 前後に予定がある日は、着替えるべきですか。
- 着替える場所と時間があるかで決まります。場所があるなら着替えるほうが快適です。ないなら、着替えない前提で組んでください。着替えない日の条件は2つで、上に一枚羽織れば次の予定に出られること、そして持ち物が両手を塞がないことです。この2つが揃っていれば、着替えなくても一日が回ります。
- Q. 体育館は寒いですか、暑いですか。
- どちらにも振れます。多くの体育館は暖房も冷房も限られていて、外気の影響を強く受けます。動いている時間と、待っている時間で体感も変わります。だから一枚で決めず、脱ぎ着できる層を必ず1枚入れておいてください。動くときに脱いで、止まっているときに着る。その一枚があるかどうかで、同じ日の過ごしやすさがまったく変わります。
- Q. 荷物が毎回多くなってしまいます。減らす順番はありますか。
- 個数から減らしてください。中身の量より、持つものが何個あるかのほうが動きにくさに直結します。3個を超えたら、まず袋を1つにまとめられないかを見ます。次に、行きと帰りで要らないものを外します。最後に残るのが、館内で履くもの、飲むもの、着替え、貴重品です。この4つが1つのバッグに入れば、両手が空きます。
— メグラシ編集部





