大学の卒業式の服装|当日に着替える回数と、着替える場所があるかで決まる

大学の卒業式で何を着るかは、当日その服を何回着替えるかで決まります。
式のあと写真、そのあと食事と続きます。着替えが入るかどうかで、選べるものがまるごと変わります。服を選ぶのは、そのあとです。
📋 早見表|着替えの回数で変わるもの
| 着替えの回数 | 要るもの | 選び方 |
|---|---|---|
| 0回 | なし | 座る時間と歩く距離の両方に耐える1着 |
| 1回 | 場所+30分 | 式のあいだ優先。あとは動きやすさ |
| 2回 | 場所+60分+荷物の置き場 | 場所が確保できるときだけ |
回数が増えるほど、荷物と時間が要ります。 0回で通すのがいちばん軽く、その代わり1着に求めるものが増えます。
結論|服より先に、回数が決まる
順番はこうです。
- 当日の予定を時刻で並べる
- 着替えが何回入るかを出す
- 着替えられる場所があるかを確かめる
- そこで初めて服を選ぶ
この順番を逆にすると、選んだあとで着替えられないと分かります。 そのときには予約も済んでいることが多く、動かせません。
当日の予定を、時刻で並べる
紙に3行書けば足ります。
- 式 — 開始と終了の時刻
- 写真 — どこで、何分
- そのあとの予定 — 開始の時刻と場所
この3行を並べると、あいだの空き時間が見えます。空き時間が60分を切っているなら、着替えは入りません。 移動の時間がそこに乗るからです。
式は2時間前後で終わることが多く、写真はそのあと30分から1時間続きます。この2つで午前がほぼ埋まります。
学部ごとに時刻が分かれる大学では、全体の式のあとにもう一つ集まりが入ることがあります。この二段構えになっている場合、拘束される時間は3時間から4時間に伸びます。案内に「全体」と「学部」の両方が書かれているなら、その両方の終了時刻を並べてください。 片方だけを見て空き時間を計算すると、着替えが入る前提で組んでしまいます。
着替え0回|1着で最後まで通す
いちばん多いのがこの形です。1着に求めるものが3つあります。
- 座って2時間、線が残らない
- 歩いて2km、足が痛くならない
- 屋外で30分、寒くない(羽織りで受ける)
この3つを同時に満たすには、生地と履物の両方で選ぶ必要があります。 座ったあとに線が残る生地は、写真の時間に残ります。家の椅子に15分座って、立って10秒で線が消えるかを見てください。
3つのうち、あとから足せるのは寒さだけです。羽織りを1枚持てば済みます。座ったときの線と、歩いたときの足の痛みは、当日その場では直せません。選ぶときに重く見るのは、あとから足せない2つのほうです。
着替え1回|式のあいだを優先する
式のあとに着替えるなら、式のあいだに着ているほうを優先して選んでください。 そちらのほうが長く、しかも写真に残ります。
着替えたあとのものは、動きやすさで選んで構いません。食事の場に合う範囲であれば、足元も歩きやすいものに替えられます。
着替えには、着るものにもよりますが20分から30分かかります。移動が入るなら、その時間を足してください。
着替え2回|場所と時間の両方が要る
2回入れるなら、合計で60分以上の空きと、着替える場所が2回ぶん要ります。
さらに、着替えたあとの服をどこに置くかという問題が出ます。預ける場所がないなら、2回は成立しません。 家が近い、または預けられる場所が確保できている場合にだけ選べる形です。
着替えられる場所があるかを、先に確かめる
大学の案内に書かれていることがあります。書かれていない場合は、式が行われる建物に更衣のための部屋が用意されるかを問い合わせてください。
用意されない場合、着替えは大学の外になります。外で着替えるなら、移動の時間が片道15分から30分かかると見てください。
式が終わってから次の予定までが1時間を切るなら、着替えは入りません。この場合は0回で通す形に切り替えます。
荷物をどこに置くか
当日の荷物は、思ったより増えます。
- 式でもらうもの(大きめの紙の袋になることが多い)
- 羽織り
- 履き替える履物(着替えがある場合)
式のあいだ、これを足元に置くことになります。 座席の下に入る大きさかどうかを、家で確かめておいてください。
大学に預ける場所があるかも、あわせて聞いておくと動きが変わります。預けられるなら、着替えの現実味が上がります。
荷物を減らす順番も決めておいてください。式でもらうものは減らせません。羽織りは、写真の時間に要ります。減らせるのは、履き替える履物と、当日使わないものです。当日の朝に鞄の中身を1つずつ出し、式のあいだに使うかどうかで分けると、持つ量が半分近くになります。
履物|歩く距離と階段の段数
会場と、写真を撮る場所と、食事の場所が離れていると、合計で2kmを超えることがあります。
歩き慣れていない履物でこの距離を歩くと、途中で足が痛くなります。 会場までの経路を地図で見て、距離と階段の有無を先に確かめてください。
階段は、段数が多いほど、かかとの高いものが負担になります。式の会場が段になっている建物なら、上り下りが何度も入ります。
当日おろすものは避けてください。前の週に室内で1時間履いて、当たる場所を確かめておくと安心です。
座っている時間と、写真に写る範囲
式のあいだ、座っている時間は2時間前後です。立ち上がる動作は、名前を呼ばれる場面を含めて2回から3回あります。
座ったときに気になるのは、丈と、膝の上に生地がたまるかどうかです。立った状態から座ると、丈は5cmから8cmほど上がります。
写真に写るのは、上半身が中心です。顔から30cm以内、つまり首元と肩のあたりが、いちばん見られる範囲になります。ここに明るい色が1か所あると、室内の光でも表情が見えます。
3月の気温と、屋外にいる時間
式そのものは室内ですが、写真を撮る時間は屋外になることが多く、そこが20分から40分続きます。
3月は日中で10度から15度、朝と夕方は5度前後まで下がる日があります。この屋外の20分から40分に何を羽織るかを、装いとは別に決めておいてください。
羽織るものは、写真のときに脱いで人に預けられる形にしておくと困りません。前が開くもののほうが、脱ぎ着が速く済みます。
足元の冷えも、この時間に出ます。屋外で立っている時間が30分を超えると、床からではなく風で足首が冷えます。足首が出る丈の履物なら、そこを覆うものを1つ足してください。上に1枚足すより、足首を覆うほうが同じ時間を楽に過ごせます。
秋のうちに決めておくこと
予約が要るものは、前の年の秋から動き始めます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 10〜11月 | 候補を2つに絞る。予約が要るものは押さえる |
| 12〜1月 | 採寸・合わせ |
| 式の2か月前 | 寸法をもう一度確かめる |
人気のある時間帯や、支度をしてもらう予約は、秋のうちに埋まっていくことがあります。 3月に探し始めると、選べる幅が狭くなります。
採寸が要るものは、式の2か月前にもう一度確かめる時間を取っておいてください。
どちらとも取れるとき①|そのあとの予定が決まっていない
予定が決まっていないなら、着替え0回で通せる1着を選んでください。
0回で通せる装いは、1回や2回にも使えます。逆はできません。あとから食事の予定が入っても、足元を替えるだけで対応できる形にしておくと、判断を先に延ばせます。
決めるべき期限は、予約が要るものがあるかどうかで変わります。予約が要るなら秋のうち、要らないなら年明けで間に合います。
どちらとも取れるとき②|着慣れないものを選んだ
着慣れないものを選ぶなら、式の前に一度、2時間続けて着てください。
当たる場所、動かしにくい場所、座ったときに気になる場所は、2時間着ればほぼ出そろいます。出た場所だけを直せば足ります。
家の中で椅子に座り、立ち上がる動作を3回してみてください。引っかかる場所が分かります。当日その動作は必ずあります。
2時間着るのは、式の1週間以上前にしてください。直す必要が出たときに、間に合う余裕が残ります。前日に試すと、気づいても手の打ちようがありません。
まとめ
- 決めるのは服より先に、当日の着替えの回数
- 予定を時刻で3行並べると、空き時間から回数が出る
- 着替えが入るなら、場所があるかを先に確かめる。なければ0回で通す
- 履物は、歩く距離と階段の段数で選ぶ
- 予約が要るものは、前の年の秋から動く
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 大学の卒業式は、何から決めればいいですか
- 当日の予定を時刻で並べることから始めてください。式が何時から何時まで、そのあと写真が何時まで、食事の予定があるなら何時からか。この並びが出ると、着替えが何回入るかが決まります。着替えが入るなら、着替えられる場所と時間が要ります。場所がないなら、着替えなしで通せる1着を選ぶことになります。服そのものを選ぶのは、この順番が決まったあとです。
- Q. 着替えられる場所は、どうやって確かめればいいですか
- 大学の案内に書かれていることがあります。書かれていない場合は、式が行われる建物に更衣のための部屋が用意されるかを問い合わせてください。用意されない場合、着替えは大学の外になります。外で着替えるなら、移動の時間が片道15分から30分かかると見てください。式が終わってから食事までの間が1時間を切るなら、着替えは入りません。
- Q. 履物は何を基準に選べばいいですか
- 当日歩く距離と、上る階段の段数で選んでください。式の会場と、写真を撮る場所と、食事の場所が離れていると、合計で2kmを超えることがあります。歩き慣れていない履物でこの距離を歩くと、途中で足が痛くなります。階段も同じで、段数が多いほど、かかとの高いものは負担になります。会場までの経路を地図で見て、距離と階段の有無を先に確かめてください。
- Q. 3月の気温は、どう見ておけばいいですか
- 式の当日、屋外にいる連続時間で決めてください。3月は日中で10度から15度、朝と夕方は5度前後まで下がる日があります。式そのものは室内ですが、写真を撮る時間は屋外になることが多く、そこが20分から40分続きます。この時間に何を羽織るかを、装いとは別に決めておいてください。羽織るものは、写真のときに脱いで人に預けられる形にしておくと困りません。
- Q. 準備はいつから始めればいいですか
- 予約が要るものは、前の年の秋から動き始めます。人気のある時間帯や、支度をしてもらう予約は、秋のうちに埋まっていくことがあります。3月に慌てて探すより、前の年の10月から11月に候補を2つに絞っておくほうが選べる幅が広くなります。採寸が要るものは、体格が変わる可能性を見て、式の2か月前にもう一度確かめる時間を取っておいてください。
— メグラシ編集部





