メグラシ
着こなす

白ブラウスのインナーが透ける|ベージュでも見えた線を、縁・袖・丈で直す

メグラシ編集部//読了 12分
窓辺で、とろみのある白いブラウスの肩を指でつまみ、光の透け具合を確かめている女性の首元から腰

**白いブラウスを着て、窓を背にして立ち、1m離れた所からスマートフォンで写真を撮ってください。**胸のあたりが面として色づいて見えたら、原因はインナーの色です。線だけが見えたら、原因は色ではなく、インナーの縁や肩ひもの形です。

ベージュのインナーを選んだのに透けた、というときは、たいてい後者です。**色は肌に合わせられても、縁のレース、縫い目、肩ひも、背中の留め具、腰の裾の線は、色を合わせても消えません。**白ブラウスの透けを直すなら、色を替える前に、どこに何の線が出ているかを見てください。

ワイシャツのように張りのある生地の下に着る一枚の選び方はワイシャツ 透けない インナーで、色・襟ぐり・袖の4点から整理しています。この記事は、とろみや薄さのあるブラウスで、ベージュを着ても透けてしまったときの直し方です。

結論|ベージュでも透けるのは、線と面が残っているから

透けて見えたものが何かで、原因と直し方が決まります。

透けて見えたもの原因直し方
胸のあたりの面インナーの色が肌より明るいか暗い肌の明るさに近い色に替える
胸の下の横一本の線下の縁がレースか、縫い目が太い縁の平らなものに替える
胸の上の縁の線カップの上の縁が厚い縁の薄いものに替える
肩から背中への2本の線肩ひも肩ひもの細いもの、または色を合わせたもの
背中の横一本の帯背中の留め具と帯帯の幅が広く平らなもの
脇の下の塊脇の部分が厚い脇の低いものに替える
腰まわりの横線インナーの裾裾の線が出ない丈に替える
全体がうっすら白く光るブラウスが肌に張りついている張りつかない着方にする

**透けは、面より線のほうが目に入ります。**面は肌の色と混ざって見えにくくなりますが、線は形として浮き上がるからです。ベージュを着ていても透けたなら、表の2行目から下を先に見てください。

透ける場所は5つに分かれる

白ブラウスで透けが出る場所は、ほぼ5つに決まっています。場所ごとに、何が見えやすいかが違います。

場所見えやすいもの見られやすい場面
胸の前カップの縁、レース、縫い目正面に座った人から
肩肩ひも横や斜め後ろから
背中留め具、背中の帯後ろの席から、立ち話で背を向けたとき
脇脇の部分の厚み腕を上げたとき、手を伸ばしたとき
腰まわりインナーの裾、ウエストの線立ち上がったとき、歩いているとき
全体インナー全体の輪郭窓際、逆光の場所

**自分で気づきにくいのは、背中と肩です。**正面の鏡には映らないので、写真を撮らないと分かりません。反対に、胸の前の透けは自分で見下ろすと強く見えますが、人から見ると思ったより目立っていないこともあります。

5つを全部直そうとすると、インナー選びが終わりません。その日いちばん長く見られる向きの場所から直すと決めておくと、朝の時間で済みます。どの向きから見られるかは、後の「場面ごとに、確かめる場所を変える」で表にしています。

30秒で確かめる|窓を背にして、写真を撮る

透けているかどうかは、正面の鏡では分かりません。鏡に向かうと光が前から当たり、ブラウスの表面で光が返されて、下のインナーが見えにくくなるからです。

  1. 昼間の窓を背にして立つ
  2. スマートフォンを1m離れた棚や椅子に置き、正面を撮る
  3. 後ろを向いて、背中も撮る
  4. 片腕を肩の高さまで上げて、横からもう1枚撮る

外や明るい部屋では、光が後ろや横から当たる場面が多くあります。**逆光になった瞬間に、インナーの輪郭は影として浮き上がります。**写真でその影が見えなければ、人から見てもほとんど分かりません。見えた場所だけを、次の節から順に直してください。

写真は、画面を拡大せずに見てください。拡大すると、人の目では見えない細かい影まで見えてしまいます。人がふだん見ている距離は、1m先から全身の半分ほどが目に入る範囲です。画面いっぱいに上半身が入る大きさで見て分かる線だけを、直す対象にしてください。

色|ベージュが肌に合っていないとき

面として透けて見えるなら、インナーの色が肌の明るさと合っていません。ベージュと一口に言っても、明るさには幅があります。

手の甲に当てたときの見え方状態透け方直す方向
インナーのほうが明らかに明るい明るすぎる白っぽい面として浮く一段暗いベージュへ
インナーのほうが少し明るいほぼ合っている逆光でだけ面が見える線の側を先に直す
境目が分かりにくい合っている面は見えない色は替えない
インナーのほうが少し暗い合っている面は見えにくい色は替えない
インナーのほうが明らかに暗い暗すぎる灰色の面として見える一段明るいベージュへ
白いインナー肌より明るい白い形としてはっきり浮くベージュに替える

**白いブラウスの下に白いインナーを着ると、かえって輪郭がはっきり見えます。**白い生地の下に白い形があると、そこだけ白さが重なって、周りの肌の色との差が大きくなるからです。色の選び方の細かい手順はブラジャーが透けない色で、肌との距離と一緒に見ています。

縁とレース|色を合わせても残る線

色が合っていても線が見えるときは、インナーの縁が原因です。縁の作りによって、透けて見える線の太さが変わります。

縁の作り透けて見える線白ブラウスとの相性
縁がレース模様のある太い線薄い生地では模様まで見える
縁を折り返して縫ってある細い二重線逆光で見える
縁を切りっぱなしにしてあるほとんど見えないいちばん透けにくい
縁に飾りのテープ太い線見えやすい
縁にゴムが入っている波打つ線体に食い込むと段になって見える
縁がなく、布が肌に沿って終わる見えない透けにくい

白ブラウスの下には、縁を切りっぱなしにした平らな作りが向いています。縫い目もゴムもないので、線が出る原因そのものがありません。手持ちのインナーがレースの縁しかない日は、その上にもう一枚、縁の平らなキャミソールを重ねると、レースの模様がならされます。

ゴムの入った縁は、体に沿ってしっかり止まるぶん、食い込んだ所に段ができます。段は、縁そのものより太い線に見えることがあります。ゴムの縁のインナーしか持っていないときは、ひとつ大きいサイズで食い込みが減るかを確かめてから、縁の平らなものに替えるかを決めてください。

襟ぐりの形で、見える縁が変わる

白ブラウスは、襟ぐりの形がさまざまです。襟ぐりの深さによって、透けより先に、インナーの縁が襟元から直接見えることがあります。

襟ぐり見えやすいもの合わせたいインナー
首元の詰まった丸首見えない。透けだけに気をつければよい縁の平らなもの
前ボタンを1つ開ける前かがみで胸の上の縁胸の上の縁が低めのもの
前ボタンを2つ開ける立っていても胸の上の縁襟ぐりの深いキャミソールを重ねない
深めのV字V字の底からカップの中心中心の低い形
首元で結ぶリボン結び目の下が引っ張られて透ける縁が結び目から離れる形
襟を大きく開いた形肩ひもと胸の上の縁肩ひもの色を肌に合わせる

**前ボタンを開けて着る日は、椅子に座って前かがみになった姿を、正面の少し上から撮ってください。**向かいに立った人の目線は、座ったこちらを少し上から見下ろす位置にあります。その角度で縁が見えなければ、襟元は大丈夫です。

縫い目とカップの形

縁の次に線が出やすいのは、カップの縫い目です。カップを何枚かの布をはぎ合わせて作っていると、その縫い目が胸の前に縦や斜めの線として出ます。

縫い目のない、一枚の布を型で成形したカップなら、胸の前に線は出ません。ただし、成形したカップは表面がなめらかで、形がそのまま浮き出るので、**カップの縁の段差が、薄いブラウスでは輪郭として見えることがあります。**その場合は、カップの上の縁が薄く削いであるものか、胸の上まで布が一枚で続く形のものを選んでください。胸の上まで布が続く形は、カップの縁の段差がなだらかな布の面に置き換わるので、薄いブラウスの下でも輪郭が浮きにくくなります。薄手のニットの下で線が響く仕組みはブラジャーの選び方で、縁と縫い目から見分けています。

肩ひも|シアーな袖と肩に出る2本の線

白ブラウスには、肩から袖にかけて薄く透ける生地を使ったものがあります。そうしたブラウスでは、胸の前より先に、肩ひもの2本の線が目に入ります。

肩ひもの状態見え方直し方
太い肩ひもはっきりした2本の帯細い肩ひものものに替える
肌より明るい色白く浮く線肌の色に近い肩ひもに替える
透明の肩ひも光を返して光る線逆光では見えやすい。肌色の細いひもへ
肩ひもが外側に寄っている肩の端に線が出る肩ひもの位置を内側に調整する
肩ひもなし線は出ないずれない形かどうかを先に確かめる

**肩ひもは、細くするより色を合わせるほうが効きます。**細くても肌より明るい色だと、細い白い線がはっきり見えます。太さが同じなら、肌に近い色のほうが透けて見えにくくなります。

肩ひもの位置も見てください。肩ひもが肩の端に寄っていると、ブラウスの肩の縫い目と重なって、肩の線が二重に見えます。肩ひもを首に近い側へ1〜2cm寄せると、ブラウスの肩の縫い目から離れ、線が1本だけになります。調整できない形なら、肩ひもの付け位置が内側にあるものを選んでください。

背中|留め具と背中の帯

背中の透けは、自分ではまったく気づけません。後ろの席に座った人や、背を向けて立ち話をしている相手からだけ見えます。

背中の作り見え方直し方
留め具が3段以上四角い塊として見える留め具の少ない形へ
背中の帯が細い帯が体に食い込み、段として見える帯の幅が広く平らなものへ
背中の帯にレース模様のある帯平らな帯へ
留め具が前にある背中はなめらか背中の透けはほぼ出ない
背中に留め具がなく、かぶって着る背中はなめらか透けにくい

背中の帯が体に食い込むと、帯そのものより、帯の上下にできる段差が線として見えます。帯の幅が広く、縁が平らなものほど、段差は小さくなります。サイズが合っていなくて食い込んでいる場合もあるので、帯の下に指が1本すっと入るかを確かめてください。かぶって着るブラトップの選び方はブラトップのサイズの選び方で、胴の帯から決めています。

脇|腕を上げたときに見える塊

手を伸ばしたとき、腕を上げたときに、脇の下にインナーの脇の部分が塊として見えることがあります。白ブラウスの袖ぐりが大きいと、横からのぞく形でも見えます。

脇の部分が高く、厚みのあるインナーほど、この塊は大きくなります。脇の位置が低めで、脇の部分の布が一枚仕立てのものを選ぶと、腕を上げても塊になりにくくなります。脇の下の汗じみが気になって厚手のインナーを選んでいる場合は、脇だけに当て布のある薄手のものを探すと、厚みを増やさずに済みます。

袖ぐりの大きなブラウスは、腕を上げなくても、横から見ると脇の下が少しのぞきます。そういうブラウスの日は、インナーの脇の部分の色も肌に合わせておくと、のぞいたときに色の違う布が目に入りません。

腰まわり|インナーの裾の線

胸の前は整っているのに、腰のあたりに横一本の線が見える。これは、キャミソールやタンクトップなど、重ねて着たインナーの裾の線です。

ブラウスの着方インナーの裾見え方直し方
裾をスカートやパンツに入れるブラウスの中で終わる裾の線がウエストの上に出るインナーの裾もボトムスに入れる
裾を外に出すブラウスの中で終わる裾の線が腰に出るインナーをブラウスより長くするか短くする
裾を外に出すブラウスより長いブラウスの裾から見えるインナーを短いものへ
前だけ入れる前と後ろで位置が変わる斜めの線が出るインナーを全部ボトムスに入れる
裾を結ぶ結び目の上に出る横線がはっきり出る胸下までの短いインナーへ

**裾をボトムスに入れる日は、インナーの裾も一緒に入れてください。**入れないと、インナーの裾がウエストの少し上で止まり、そこに横線が出ます。一緒に入れれば、線はボトムスの中に消えます。

インナーの丈が短くて、ボトムスに入れても歩くうちに出てきてしまうなら、胸から腰まで届く長いキャミソールに替えてください。丈に余裕があれば、座ったり立ったりを繰り返しても裾が抜けにくく、夕方になって腰の線が戻ってくることもありません。

ボトムスの色で、腰の線の見え方が変わる

腰まわりの横線は、合わせるボトムスの色によっても目立ち方が変わります。白ブラウスの裾を外に出して着る日は、ブラウスの向こうにボトムスのウエスト部分が透けて見えるからです。

濃い色のボトムスを合わせると、ブラウス越しにウエストの位置が暗い帯として見え、その上にインナーの裾の線が重なると、線が二重になります。**裾を外に出す日に濃い色のボトムスを合わせるなら、インナーの裾はボトムスのウエストより下まで伸ばして、ボトムスの中に入れてください。**線がボトムスの暗い帯に重なり、一本にまとまります。明るい色のボトムスなら、ウエストの帯は透けにくく、インナーの裾の線だけに気をつければ足ります。

ブラウスの生地ごとの透け方

同じインナーでも、上に着るブラウスの生地で透け方は大きく変わります。手持ちのブラウスがどれに当たるかを見てください。

生地透けやすさ見えやすいもの合わせたいインナー
張りのある綿透けにくい肌との差が大きい色だけ色を合わせれば形は選ばない
薄手の綿透ける縁と縫い目縁の平らなもの
とろみのある化繊透けやすい張りつく所の輪郭縁の平らな、表面のなめらかなもの
ごく薄い化繊とても透けるインナー全体肌に近い色のキャミソールを重ねる
光沢のある生地透けにくいが形が浮く縁の段差縁の薄いもの
麻織り目から透ける面と縁肌に近い色で、縁の平らなもの
裏地つきほぼ透けないほとんど見えない選ばない
刺しゅうや透かし模様入り模様の所だけ透ける模様の下の線模様の位置に線が来ない形

とろみのある生地は、厚さのわりに透けやすいことに気をつけてください。厚さより、肌に張りつくかどうかで透け方が決まります。

張りつく所で透ける|インナーより先に距離を見る

とろみのあるブラウスで透けるとき、見えているのはたいてい、生地が肌やインナーに張りついている所だけです。生地が肌から離れている所は、同じインナーでもほとんど透けません。

張りつきやすい場所張りつく理由減らし方
胸の上生地の重さで前に落ちる胸の上に布が浮く余裕のあるサイズを選ぶ
背中の上椅子の背もたれに押される背もたれに寄りかからない
肩生地の重さが肩に乗る肩の縫い目が肩の端に合うサイズを選ぶ
腕汗や湿気袖に余裕のある形を選ぶ
全体静電気化繊どうしの組み合わせを避ける

**インナーを替える前に、ブラウスが張りついていないかを見てください。**張りつきが原因なら、インナーを替えても透けは残ります。張りつく所と透け方の関係はブラジャーが透けない色で、肌との距離として整理しています。

汗をかく日と、乾いた日で、張りつき方が変わる

同じ組み合わせでも、日によって透けたり透けなかったりするのは、光だけでなく、湿り気と乾きの違いもあります。

汗をかくと、ブラウスの生地は背中や脇から肌に張りつきます。張りついた所は、インナーの線がそのまま出ます。秋でも、暖房の効いた電車や、急いで歩いた朝には背中が湿ることがあります。反対に、空気の乾いた日は静電気でブラウスがインナーにまとわりつき、全体の輪郭が浮きます。

**湿る日には背中を、乾く日には全体を気にかけてください。**湿る日は、背中の帯が平らなインナーを選び、背もたれに長く寄りかからないようにします。乾く日は、化繊のブラウスと化繊のインナーの組み合わせを避け、どちらかを綿に替えると、まとわりつきが減ります。

光で、透けの結果は変わる

同じ組み合わせでも、光の当たり方で、透けて見える日と見えない日があります。

光透け方気をつけたい場面
正面から当たる光ほとんど見えない鏡の前で確かめたとき
後ろからの逆光輪郭が影として浮く窓際の席、外を歩くとき
横からの光線が立体的に見える窓の横に立ったとき
真上からの強い明かり肩と胸の上の縁が見える会議室、明るい店内
写真を撮るときの光一瞬だけ強く透ける集合写真、名刺用の写真

蛍光灯の多い職場と、電球色の明かりの多い店では、同じ白ブラウスでも白さの見え方が違います。白っぽい光の下では、ブラウスとインナーの色の差が小さく見え、電球色の光の下では、ベージュのインナーが黄みを帯びて浮くことがあります。

**窓際の席で過ごす日は、逆光の写真で確かめておいてください。**その日いちばん長く過ごす場所の光で見て大丈夫なら、ほかの場面でもたいてい大丈夫です。

場面ごとに、確かめる場所を変える

一日のうちで、どこから見られる時間が長いかによって、先に確かめる場所が変わります。全部の場所を毎朝確かめなくても、その日の場面に合わせて1〜2か所を見れば足ります。

その日の場面見られる向き先に確かめる場所
向かい合って話す時間が長い正面、少し上から胸の前、襟元
窓際の席で過ごす逆光の正面と横胸の前、肩
前に立って話す正面と、振り向いたときの背中背中、腰まわり
移動が多い後ろと横背中、肩ひも
写真を撮る予定がある正面、強い光胸の前、肩、襟元
手を伸ばす作業が多い横脇

**写真を撮る予定がある日は、いちばん厳しく見てください。**写真を撮るときの光は一瞬だけ強く当たるので、ふだんは見えない縁まで写ることがあります。写真は後まで残るので、その日は縁の平らなインナーに肌に近い色を合わせ、背中と肩も確かめておくと安心です。

朝、時間がないときに直す順番

出かける直前に透けに気づいたとき、全部を着替え直す時間はないことが多いものです。手早く直せる順に並べると、こうなります。

順番見えたものその場ですることかかる時間
1腰の横線インナーの裾をボトムスに入れる数秒
2肩ひもの線肩ひもを内側に寄せる数秒
3胸の縁の線縁の平らなキャミソールを上に重ねる1分
4背中の帯羽織りを脱がない日にする0分
5面として透けるインナーを肌に近い色に替える2〜3分
6全体が透けるブラウスを替える5分

**上から順に試して、直った所で止めてください。**1と2で済むことも多く、それだけで写真の見え方がかなり変わります。5と6は、次の日のために、着る前の晩に確かめておくほうが確かです。

インナーを重ねるなら

縁のレースや縫い目を隠しきれない日は、インナーを重ねて線をならす方法があります。重ね方で、見え方が変わります。

重ね方効くところ気をつけること
ブラの上に縁の平らなキャミソール胸の縁の線、縫い目キャミソールの肩ひもが増える
ブラの上に肌に近い色の半袖肩ひも、脇袖の縁が腕に線として出ることがある
ブラトップ一枚縁の線、背中の留め具胸の形の出方が変わる
胸から腰までの長いキャミソール腰の横線裾をボトムスに入れる
重ねずに色だけ合わせる面線は残る

重ねると暖かくなるので、**秋から冬に向かう季節は、重ねるほうが過ごしやすい日が増えます。**夏には重ねにくかった組み合わせも、10月以降なら選べるようになります。

秋の羽織りを脱いだ瞬間に、透ける

秋は、朝は羽織りを着て出かけ、暖房の効いた室内で脱ぐ日が増えます。羽織っているあいだは見えなかった透けが、脱いだ瞬間に見えるようになります。

脱ぐ可能性がある日は、**脱いだ状態で一度写真を撮っておいてください。**羽織りの下だからと透けを確かめずに出かけると、席で脱いでから気づくことになります。脱がないと決めている日なら、透けを直す手間を省いて、羽織りで見えない部分は気にしなくて構いません。羽織りの前を開けて着る日は、前の開きから胸元の縁が見えるので、胸の前だけは確かめます。前を開けた羽織りの下の透けは透けないタンクトップで、脇ぐりと背中の深さから見ています。

洗ううちに、ブラウスが透けやすくなる

買ったときは透けなかったのに、何度か洗ううちに透けるようになった。これは、ブラウスの生地が洗濯で少しずつ薄くなったり、張りが抜けたりしているためです。

変化起きること対処
生地が薄くなる前は見えなかった縁が見えるインナーを縁の平らなものに替える
張りが抜ける肌に張りつきやすくなる羽織りと合わせる日に回す
白さがくすむインナーとの色の差が変わる色の合わせ方を確かめ直す
毛羽が立つ透けは減るが表面が荒れる仕事の日から外す

半年に一度、同じ組み合わせで逆光の写真を撮り直すと、透けやすくなった時期に気づけます。撮った写真を残しておけば、前の写真と並べるだけで、どの場所から透け始めたかが分かります。

どちらとも取れるとき①|ベージュか、白か

ブラウスの生地が厚めで、白いインナーでも透けなかった。けれど、別の日にとろみのあるブラウスで同じ白を着ると透けた。こういうときは、インナーの色をどちらにそろえるかで迷います。

**手持ちの白ブラウスのうち、いちばん薄いものに合わせてください。**いちばん薄いブラウスで透けない色なら、ほかのブラウスでも透けません。多くの場合、それは肌の明るさに近いベージュです。白いインナーは、厚手のブラウスや、色の濃い服の下に回します。

インナーの色を1色にそろえておくと、朝どのブラウスを選んでも、下に着るものを迷わずに済みます。白とベージュを両方持っているなら、白ブラウスの日はベージュ、それ以外の日は白、と決めておくだけで、透けの失敗はかなり減ります。

どちらとも取れるとき②|リボンやフリルの近くだけ透ける

胸元にリボンやフリルのあるブラウスでは、飾りの重さで生地が引っ張られ、その周りだけ肌に張りつくことがあります。そこに縁の線が重なると、飾りの近くだけ透けて見えます。飾りそのものに目が行くので、その下の線はかえって見つかりやすくなります。

この場合は、**インナーの縁の位置を、飾りから離してください。**カップの上の縁が飾りのすぐ下に来るなら、縁が低めのものか、胸の上まで布が続くものに替えると、飾りの近くに線がなくなります。飾りの重さで生地が引っ張られている場合は、リボンを少しゆるめに結ぶだけで張りつきが減ることもあります。

どちらとも取れるとき③|袖だけ透ける生地

胴は透けないのに、袖だけ薄く透ける生地を使ったブラウスでは、胴のインナーはどれでもよく、見えるのは肩ひもと、腕の付け根のインナーの縁だけになります。

**肩ひもの色を肌に合わせ、腕の付け根までの半袖は重ねないでください。**半袖を重ねると、透ける袖の中に半袖の縁が横線として出ます。袖の透けを生かしたいなら、肩ひもの細いもの、または肩ひもの見えない形を選ぶと、袖の中には腕だけが見えます。

次に買うとき、ブラウスとインナーで見るところ

同じ失敗を繰り返さないために、次にどちらかを買うときは、ここを見てください。

買うもの見るところ防げる失敗
白ブラウス売り場の照明に生地をかざし、指が透けて見えるか全体の透け
白ブラウス生地がとろみか張りか張りつく所の透け
白ブラウス肩の縫い目が肩の端に合うか肩の張りつき
インナー縁が切りっぱなしか縁の線
インナー肩ひもの色と太さ肩ひもの線
インナー背中の帯の幅背中の段差

**ブラウスを買う日は、下に着るつもりのインナーを着て行ってください。**試着室で、その組み合わせのまま逆光の写真を撮れば、家に帰ってから透けに気づくことがなくなります。

まとめ

  • ベージュでも透けるのは、縁・肩ひも・背中の留め具・腰の裾の線が残っているから
  • 確かめるのは正面の鏡ではなく、窓を背にした写真。正面と背中と横の3枚
  • 面が見えたら色を、線が見えたら縁と肩ひもと裾を直す
  • とろみのある生地は、厚さより張りつきで透ける。インナーより先に張りつく場所を減らす
  • 朝に時間がなければ、裾を入れる、肩ひもを寄せる、平らなキャミソールを重ねる、の順で直す
  • 秋は羽織りを脱いだ瞬間に透ける。脱ぐ日は脱いだ姿で写真を撮っておく

関連記事

よくある問い

Q. ベージュのインナーを着たのに、白いブラウスから透けて見えます
ベージュでも、縁のレースや縫い目、肩ひも、背中の留め具は、色を合わせても線として残ります。透けて見えたのが面なのか線なのかを見てください。胸のあたりが面として色づいて見えるなら、ベージュの明るさが肌と合っていません。線だけが見えるなら、色ではなく形の問題なので、縁が平らで縫い目のないインナーに替えると収まります。
Q. 白ブラウスの下には、白とベージュのどちらを着ればいいですか
肌の明るさに近いベージュを選ぶと、多くの場合いちばん透けにくくなります。白い生地の下に白を着ると、インナーの形が白い面として浮き上がり、かえって輪郭がはっきり見えます。ただし、ブラウスの生地が厚手で透けないものなら、白でも問題ありません。迷ったら、手の甲にインナーを当てて、肌との境目が分かりにくい色を選んでください。
Q. 透けているかどうかは、どうやって確かめればいいですか
窓を背にして立ち、1mほど離れた所にスマートフォンを置いて、正面と背中の両方を撮ってください。正面の鏡に向かって見ると、光が前から当たるので透けはほとんど見えません。外や明るい部屋では、光が後ろや横から当たる場面が多く、そのときに透けが出ます。写真で見えなければ、人から見てもほとんど分かりません。
Q. 羽織りを着ていれば透けは気にしなくていいですか
羽織っているあいだは見えませんが、暖房の効いた室内で脱いだ瞬間に見えることがあります。秋は、朝は羽織りを着て出かけ、昼は脱いで過ごす日が増えます。脱ぐ可能性がある日は、脱いだ状態で一度写真を撮って確かめておくと、席で慌てずに済みます。

— メグラシ編集部

Next Read·次に読みたい3記事
初秋の窓辺で、淡い色の布に横からの光が当たり、表面の起伏が薄い影になって並んでいる気配Pick

着こなす

白パンツが透けるときの対策|透けない下着は下半身でつまずく。淡い色のスカートまで効く4つの確認

上半身は気をつけているのに、白いパンツをはいた日の後ろ姿だけ別の話になる。下半身で先に出るのは色ではなく、縁の段差です。布が張っている場所では、縁の厚みがそのまま表に線として出ます。確認は4つ。布の上からなぞって段が指に触れるか、ヒップまわりに何センチの余りがあるか、下着の色が肌の明るさに寄っているか、後ろからの光で撮ったときに何が出るか。座ったときと歩いたときで結果が変わる理由までまとめました。

続きを読む
秋のカフェで椅子に腰かけようとしている女性の首から下で、ゆとりのあるリブニットとオリーブ色のワイドパンツが、座る途中でも体に引っ張られていない

着こなす

ちょいぽちゃコーデ|MとLで迷う体は、秋の予定で着るサイズを分ける

ちょいぽちゃのコーデで迷うのは、形より先にサイズです。MとLのどちらも着られる体は、1着ごとに、その日の予定でいちばん長くとる姿勢に合わせてサイズを分けると決まります。座って食事をする日は座ったときのウエスト、外を歩く日は歩幅と着丈、行事で立ってしゃがむ日は背中と裾。自分がMとLの間かを3か所で確かめる方法、予定別にどこを見るか、ニット・シャツ・パンツ・スカートなどアイテムと素材ごとの伸び方、上着を重ねるときの肩線、通販の寸法表の見方、上下でサイズが違うときの組み方までまとめました。

続きを読む

Let a Stylist Choose

着る服選びは、 プロにおまかせ。

好みやサイズをもとに、airClosetのスタイリストが服を選んで自宅へ届けます。

airClosetを見てみる

月額 / 自宅で試着 / airClosetサイト

あわせて読みたい

白パンツが透けるときの対策|透けない下着は下半身でつまずく。淡い色のスカートまで効く4つの確認

着こなす

白パンツが透けるときの対策|透けない下着は下半身でつまずく。淡い色のスカートまで効く4つの確認

上半身は気をつけているのに、白いパンツをはいた日の後ろ姿だけ別の話になる。下半身で先に出るのは色ではなく、縁の段差です。布が張っている場所では、縁の厚みがそのまま表に線として出ます。確認は4つ。布の上からなぞって段が指に触れるか、ヒップまわりに何センチの余りがあるか、下着の色が肌の明るさに寄っているか、後ろからの光で撮ったときに何が出るか。座ったときと歩いたときで結果が変わる理由までまとめました。

メグラシ編集部/読了 9分
ちょいぽちゃコーデ|MとLで迷う体は、秋の予定で着るサイズを分ける

着こなす

ちょいぽちゃコーデ|MとLで迷う体は、秋の予定で着るサイズを分ける

ちょいぽちゃのコーデで迷うのは、形より先にサイズです。MとLのどちらも着られる体は、1着ごとに、その日の予定でいちばん長くとる姿勢に合わせてサイズを分けると決まります。座って食事をする日は座ったときのウエスト、外を歩く日は歩幅と着丈、行事で立ってしゃがむ日は背中と裾。自分がMとLの間かを3か所で確かめる方法、予定別にどこを見るか、ニット・シャツ・パンツ・スカートなどアイテムと素材ごとの伸び方、上着を重ねるときの肩線、通販の寸法表の見方、上下でサイズが違うときの組み方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 10分
いかり肩のノースリーブ|秋に重ねると肩が張って見える直し方

着こなす

いかり肩のノースリーブ|秋に重ねると肩が張って見える直し方

夏に着ていたノースリーブを、秋はシャツやニットの上に重ねて着たい。ところが、いかり肩の人がニットベストやジャンパースカート、袖なしワンピースを重ねると、肩先に角が立って、肩だけが張って見えることがあります。原因は肩の形ではなく、袖なしの布が肩先の手前で終わる位置と、襟ぐりの横の線です。肩の傾きを測り、袖ぐりの端が肩先から何cm内側で終わるかで、張って見えるかどうかが分かれます。下に着る袖の選び方、襟ぐりの深さ、重ねる順番、手持ちの袖なしを秋に使う直し方まで。

メグラシ編集部/読了 11分
胸が大きくても太って見えないコート|前を閉める日と開ける日の選び方

着こなす

胸が大きくても太って見えないコート|前を閉める日と開ける日の選び方

胸に厚みのある人がコートを着て太って見えると感じるとき、見直すのはコートの形の名前より、前を閉めたときのボタンの間の引きと、前を開けたときに内側に見える縦の帯の幅の2つです。寒い朝や屋外の行事で前を閉める日と、電車や屋内で前を開ける日では、合うコートの条件が変わります。身幅のゆとりの出し方、ボタンの位置と胸の頂点、襟の形、着丈、ベルトの高さ、素材の厚み、場面ごとに閉めるか開けるかの決め方、肩に合わせると胸が閉まらないとき、試着で3分でやることまで。

メグラシ編集部/読了 12分
オーバーサイズTシャツコーデ ぽっちゃり|余りの幅と着丈で秋に重ねる

着こなす

オーバーサイズTシャツコーデ ぽっちゃり|余りの幅と着丈で秋に重ねる

ぽっちゃりさんのオーバーサイズTシャツは、「大きいほど楽」で選ぶと、布が体から離れすぎて全体が四角く見えることがあります。いちばん楽に着ているTシャツの身幅を平置きで測り、そこから何cm大きいかで余りの幅を決める方法、肩線の落ち、腰骨を基準にした着丈、袖の止まる位置、秋に透けない生地の厚み。さらに長袖Tを下に、シャツを羽織る、ベストを上に、カーディガンやジャケットを重ねる秋の4つの組み方と、ボトムや靴との釣り合い、迷ったときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 12分
ぽっちゃり150cmの秋コーデ|サイズを上げて余った丈と袖の直し方

着こなす

ぽっちゃり150cmの秋コーデ|サイズを上げて余った丈と袖の直し方

身長150cm前後で、身幅に合わせてサイズを上げると、秋服は丈と袖と肩が余ります。ニットの袖が手の甲まで来る、肩線が落ちる、トップスが腰の下まで来る、羽織りの丈が中途半端、コートで足首しか見えない、パンツの裾が靴の上でたまる、ロングスカートの裾を踏む。7つの失敗を、余った長さを測って直せる範囲と、買い直したほうが早い範囲に分けました。身幅と丈でサイズが分かれるとき、通販で試着できないときの決め方も載せています。

メグラシ編集部/読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込