チクチクしないタートルネック|かゆいのが首の前か後ろかで襟を選ぶ

**チクチクしないタートルネックを選ぶなら、先に「かゆいのは首の前か、横か、後ろか」を1つに決めてください。**場所が決まれば、見るべき襟の作りも1つに決まります。素材を替えて何枚も試す前に、この順番で確かめるほうが早く答えが出ます。
かゆいのがのど(首の前)なら折り返しの縁、首の横なら締め付けによるこすれ、うなじ(首の後ろ)なら綴じ目・タグ・髪のどれかが原因です。前の人は折り返さない高さか縁が二重に編まれた襟、横の人は指2本が入るゆとりの襟、後ろの人は綴じ目が背中の中心から外れた襟を選びます。
首の全部がかゆい人だけは、襟の作りではなく糸そのものが合っていません。その場合は襟を選び直すより、肌との間に薄い1枚を入れるほうが確実です。毛の長さでチクチクを見分ける方法はニットがチクチクするかは、糸の先が肌に届く長さで決まるにまとめているので、この記事では首まわりの襟の作りだけを扱います。
先に決める|かゆいのは首の前・横・後ろのどこか
手持ちのタートルネックを1日着て、どこを指で触りたくなったかを覚えておいてください。覚えにくければ、かゆくなったときに鏡で赤くなっている場所を見ます。
| かゆい場所 | 起きていること | 見る襟の作り |
|---|---|---|
| のど・あご下(前) | 折り返しの縁が肌に当たる | 縁の始末と、折り返しの高さ |
| 首の横 | 首を回すたびに襟がこすれる | 首まわりのゆとりと、リブの目 |
| うなじ(後ろ) | 綴じ目・タグ・髪が当たる | 綴じ目の位置と、裏の糸始末 |
| 首の全部 | 糸の毛先が肌に当たる | 襟ではなく、間に1枚入れる |
**1か所に寄っているなら、原因は襟の作りです。**ここから先は、自分の場所の見出しだけ読めば足ります。
首の前がかゆい人|折り返しの縁が、のどに当たっている
のどやあごの下がかゆい人は、襟を折り返したときにできる「縁」が肌に当たっています。
折り返した襟は、外側に表の編み地、内側に裏の編み地が来ます。裏側は糸の渡りや毛羽が表より多く、それが縁になってのどに当たります。下を向いたり話したりするたびに、縁がのどの皮膚の上で動くので、ほかの場所よりかゆくなりやすいのです。
首が短めの人や、あごを引く癖がある人ほど、縁が当たる回数が増えます。
前の人が選ぶ襟|折り返さない高さか、縁が二重に編まれた襟
前がかゆい人の選び方は2つです。
1つ目は、折り返さずに着られる高さの襟です。首の付け根から5〜7cm程度の短めの襟なら、折り返さずに立てて着られます。折り返さなければ、のどに当たるのは表の編み地だけになります。短めの襟の呼び分けはハイネックの名前|タートル・モック・ボトルを首の長さで選び分けるが参考になります。
2つ目は、縁が二重に編まれた襟です。襟の端を内側に折り込んで二重にしてある作りなら、折り返しても縁に糸の切り口が出ません。襟の端を指でつまんで、厚みが他より倍あるかで見分けられます。
首の横がかゆい人|締め付けで、首を回すたびにこすれる
首の横がかゆい人は、襟がきつくて、首を回すたびに同じ場所がこすれています。
横を向く、振り返る、運転中に左右を見る。この動きが多い日ほどかゆくなるなら、まずこの原因を疑ってください。かゆさが、締め付けの強い日に出て、ゆるいときは出ないのが目印です。
横の人が選ぶ襟|指2本が入る周りと、目の詰まったリブ
横の人が見るのは、襟と首のあいだのゆとりです。試着して襟を立てたとき、首の横に指が2本、縦に入るゆとりがあれば、首を回しても襟が一緒に動いてこすれにくくなります。指1本しか入らないと、首だけが動いて襟が残り、同じ場所がこすれます。
もう1つは、襟のリブの目の細かさです。目が粗いリブは伸び縮みが大きく、首を回すたびに引っ張られて戻るので、こすれる回数が増えます。目の詰まった細かいリブのほうが、肌の上で動きにくくなります。
うなじがかゆい人|綴じ目とタグと髪の3つを分ける
うなじがかゆい人は、原因が3つのうちどれかに分かれます。
- 綴じ目:襟を輪にするときに縫い合わせた筋。うなじの真ん中にあると、首を前に倒すたびに当たる
- タグ:首の後ろについた布の札。端が硬く、角が当たる
- 髪:下ろした髪の毛先が、襟と肌のあいだに入り込む
見分け方は簡単です。タグを外して着てもかゆいなら綴じ目か髪、髪をまとめた日だけかゆくないなら髪です。
うなじの人が選ぶ襟|綴じ目の位置と、襟の裏の糸始末
綴じ目が原因なら、綴じ目が背中の中心から外れた位置にある襟を選んでください。肩の縫い目の延長線上にあれば、首を倒してもうなじには当たりません。襟を裏返すと、縦に1本、厚みのある筋が見つかります。それが綴じ目です。
綴じ目が背中の中心にあっても、裏から見て平らに始末されていれば当たりは弱くなります。指でなでて段差を感じるかどうかで見分けます。
タグは外せば解決します。外したあとに残る縫い糸の端は、肌に当たらないよう短く切り揃えてください。
首の全部がかゆい人|襟ではなく、肌との間に1枚入れる
前も横も後ろも、首のまわり全部がかゆい人は、襟の作りではなく糸の毛先が肌に合っていません。この場合、襟を選び直しても、別の場所が同じようにかゆくなります。
対処は、薄手のハイネックのインナーを下に1枚着ることです。綿や化繊の、表面がなめらかな薄い布なら、タートルネックの毛先が肌に届きません。インナーの襟はタートルネックの襟より1〜2cm低いものにすると、外から見えません。
それでもかゆいときや、赤み・かぶれが続くときは、皮膚科で相談してください。
売り場でできる確かめ方|襟を裏返して3か所を触る
試着できない売り場でも、襟を裏返せば多くのことが分かります。
- 折り返しの縁:指先でなでて、糸の切り口や毛羽が指に引っかかるか
- 綴じ目:裏から見て、厚みのある筋がどこにあるか。段差は大きいか
- 裏の糸始末:糸の端が長く残っていないか
そのあと、自分がかゆくなりやすい場所に襟の裏を当てて、3回往復させてください。前の人はのど、横の人は首の横、後ろの人はうなじです。腕や手の甲で確かめるより、実際に当たる場所で確かめたほうが外れが少なくなります。
どちらとも取れるとき①|前と横の両方がかゆい
のども首の横もかゆいなら、襟の高さとゆとりの両方が足りていません。この場合は、折り返さない短めの襟で、指2本が入るゆとりのある物を選びます。
短めの襟は、首を回したときに動く範囲も小さいので、横のこすれも同時に減ります。前と横の両方がかゆい人は、長い襟を折り返して着るより、最初から短い襟のほうが合っています。
どちらとも取れるとき②|朝は平気で、午後からかゆい
朝は気にならないのに、午後からかゆくなる人は、汗と乾燥のどちらかで肌の状態が変わっています。
暖房の効いた室内で過ごす日に午後からかゆくなるなら、肌が乾いて敏感になっています。この場合、襟の作りを変えるより、肌との間に1枚入れるほうが効きます。外を歩いて汗をかいた日だけかゆいなら、首まわりのゆとりが足りず、汗がこもっています。横の人と同じく、指2本のゆとりを確かめてください。
どちらとも取れるとき③|髪を下ろした日だけうなじがかゆい
髪を下ろした日だけうなじがかゆいなら、原因は髪です。綴じ目もタグも関係ありません。
この場合は、襟を折り返して高さを下げ、毛先が襟の外側に乗るようにするか、髪を下ろす日は襟の短いタートルネックにします。髪の長さが、肩につくかつかないかの人ほど、毛先が襟と肌のあいだに入り込みやすくなります。
手持ちの1枚を着られるようにする
すでにチクチクするタートルネックを持っている人も、かゆい場所に合わせれば着られることが多いです。
- 前がかゆい:折り返さず、襟を下げてたるませて着る
- 横がかゆい:一度手洗いして、ゆとりが出るか確かめる
- 後ろがかゆい:タグを外し、綴じ目の内側に薄い布を当てて縫いとめる
- 全部かゆい:薄手のハイネックのインナーを下に着る
洗い方で表面の毛羽が変わるかどうかは、ニットがチクチクするかは、糸の先が肌に届く長さで決まるで詳しく扱っています。
まとめ
チクチクしないタートルネックは、素材の名前より先に、かゆい場所で選びます。のどなら折り返しの縁を避けて短い襟か縁が二重の襟、首の横なら指2本のゆとりと目の詰まったリブ、うなじなら綴じ目の位置とタグ。首の全部がかゆいときだけ、肌との間に1枚入れます。売り場では襟を裏返し、自分のかゆい場所に当てて確かめてください。
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よくある問い
- Q. タートルネックは首のどこがチクチクしやすいですか
- 人によって違います。のどに当たる前側がかゆい人、首を回すと横がかゆい人、うなじがかゆい人の3つに分かれます。かゆい場所によって原因が違うので、まず1日着て、どこを触りたくなったかを確かめてください。
- Q. チクチクしないタートルネックは、素材だけで選べますか
- 首の全部がかゆいなら、素材を見直す意味があります。ただ前・横・後ろのどこか1か所だけがかゆい場合、原因は襟の縁の始末や締め付け、綴じ目の位置であることが多く、素材を変えても同じ場所がかゆくなります。
- Q. 売り場でチクチクするかを確かめる方法はありますか
- 襟を裏返して、折り返しの縁、綴じ目、裏の糸の始末の3か所を指でなでてください。そのあと、自分がかゆくなりやすい場所に襟の裏を当てて3回往復させます。そこで引っかかりを感じたら、1日着るとかゆくなります。
- Q. 手持ちのタートルネックがチクチクします。着られるようにできますか
- かゆい場所によって方法が違います。のどなら折り返さずに襟を下げて着る、うなじならタグを外して綴じ目の内側に薄い布を当てる、首全体なら薄手のハイネックのインナーを下に着ると、多くの場合は着られるようになります。赤みやかぶれが続くときは皮膚科で相談してください。
— メグラシ編集部





