大人可愛い服40代の秋コーデ|甘さの出どころと、反対側に置く1枚

**手持ちの服の中から、いちばん「かわいい」と思う1枚を出してみてください。**その服がかわいいのは、形のせいですか、色のせいですか、それとも触ったときのやわらかさですか。
40代の大人可愛いは、甘い服を避けることではありません。**甘い1枚の「甘さの出どころ」を見分けて、その反対側の1枚を隣に置く。**この順で組むと、かわいさを残したまま、服のほうが先に目に入ることがなくなります。
甘い要素の数で線を引く考え方は40代の大人かわいい服にあります。この記事は、甘い1枚を何で受け止めるかの話です。秋の色と素材で受ける手順を、3つの出どころごとにまとめます。
結論:甘さの出どころの反対側に、秋の1枚を置く
| 甘さの出どころ | 例 | 反対側に置く秋の1枚 |
|---|---|---|
| 形 | フリル・パフ袖・ギャザー・丸い襟・リボン | 濃い色で、表面の平らな素材 |
| 色 | ピンク・ラベンダー・明るい黄み・水色 | 直線の形(まっすぐなパンツ・角のある上着) |
| 素材 | モヘア・起毛・シフォン・レース | 張りのあるウール・表面の硬い小物 |
**反対側の1枚は、甘い1枚のすぐ隣に置きます。**上が甘いなら下で、首元が甘いなら上着で受けます。離れた場所に置くと、甘い1枚だけが目に入ります。
出どころを見分ける|白黒写真で3秒
甘さの出どころは、写真1枚で見分けられます。
- スマートフォンで、その服を平らな場所に置いて撮る
- 写真を白黒に変える
- 白黒にしても甘く見えるなら形、甘さが消えるなら色
白黒でも形でも甘さを感じないのに、手で触れると甘いなら、出どころは素材です。起毛やモヘアのようにふくらみのある表面、シフォンのように透ける生地、レースのように穴のある生地がここに入ります。
2つ以上に当てはまる服は、出どころが重なっている1枚です。この扱いは後半で書きます。
形が甘い1枚|濃い色と平らな表面で受ける
フリル、パフ袖、ギャザー、丸い襟、リボン。形の甘さは、布が波打ったりふくらんだりしている場所にあります。
受けるのは、濃い色で、表面が平らな素材の1枚です。秋なら、こげ茶や紺やチャコールのウールのスカートやパンツ、目の詰まった平らなニットが向いています。形が波打っているぶん、隣の服は面が静かなほうが、波がはっきり見えます。
避けたいのは、同じように波打つ形を隣に置くことです。袖にフリルのあるブラウスに、裾にフリルのあるスカートを合わせると、形の甘さが上下で重なります。
色が甘い1枚|直線の形で受ける
ピンク、ラベンダー、明るい黄み、水色。色の甘さは、白黒写真で消える甘さです。
受けるのは、直線の形の1枚です。まっすぐに落ちるパンツ、角のある肩の上着、縦に折り目の入ったスカート。色がやわらかいぶん、隣の服の輪郭がはっきりしていると、全体が引き締まります。
秋の色で言えば、甘い色の1枚にはグレーや紺や茶のような、落ち着いた色の直線を合わせてください。**甘い色どうしを隣に置くと、色の甘さが重なります。**ピンクのニットにラベンダーのスカートを合わせるのは、甘さを2倍にする組み方です。
素材が甘い1枚|張りのある素材と硬い小物で受ける
モヘア、起毛、シフォン、レース。素材の甘さは、目で見るより、触れたときや光が透けたときに感じる甘さです。
受けるのは、張りのある素材の1枚と、表面の硬い小物です。ふわっとしたモヘアのニットには、目の詰まったウールのパンツと、革のような表面の靴。透けるシフォンのブラウスには、張りのあるスカートと、角のある鞄。
秋は、起毛やモヘアのような素材の甘い服が売り場に増える季節です。1枚で着ると表面がやわらかく広がるので、隣の服と小物で、どこかに硬い面をつくってください。
反対側の1枚を置く場所
反対側の1枚は、甘い1枚と接する場所に置きます。
- トップスが甘いなら、ボトムスで受ける
- 首元や袖が甘いなら、上に重ねる上着で受ける
- ボトムスが甘いなら、トップスで受け、靴でもう一度受ける
**接している場所で、甘さと反対側の性質が並ぶと、比べて見えるので、どちらもはっきりします。**甘い1枚から離れた場所、たとえば甘いブラウスに硬い靴だけを合わせても、ブラウスとスカートのあいだに受けがないと、甘さはそのまま上半身に残ります。
秋の色で受ける|濃さを1段以上離す
秋の色は、茶、カーキ、ボルドー、紺、チャコールと、濃い色が中心になります。
形や素材が甘い服を受けるときは、**甘い1枚より濃さを1段以上離してください。**薄いベージュのフリルブラウスに、同じくらい淡いベージュのスカートを合わせると、面がつながって、形の甘さが全身に広がります。こげ茶のスカートなら、フリルの形がブラウスの中で止まります。
色の選び方をもっと細かく見たいときは、40代のカジュアルコーデ|差し色は1点、面積は3割までの面積の考え方が使えます。
秋の素材で受ける|手で触れて硬いほうを隣に
秋は、同じ色でも素材の選択肢が増えます。受ける側の素材は、手で触れて、甘い1枚より硬いほうを選ぶだけで構いません。
- 張りのあるウール、フラノ
- 目の詰まった平らなニット
- 革や、革のように表面が硬い素材
コーデュロイは、縦の畝がある素材です。形の甘い服を受けるときは、畝が細いものなら表面が平らに近く、受けとして使えます。畝が太いものは表面にふくらみが出るので、素材の甘い服の受けには向きません。
小物で受ける|靴と鞄の角
服だけで受けきれない日は、小物で受けます。
靴は、つま先に角のある形か、甲が覆われた形にすると、足元に硬い面が入ります。鞄は、四角く自立する形が向いています。丸くやわらかい鞄は、甘い服と同じ側に寄ります。
小物は面積が小さいので、1つだけでは受けきれません。靴と鞄の2つをそろえて硬い側に寄せると、甘い1枚との釣り合いがとれます。
夏に着ていた甘い1枚を、秋にもう一度着る
夏に着ていた甘い1枚も、受ける側を秋の服に替えれば、そのまま秋に持ち越せます。
**夏の甘い服は、生地が薄く、色が明るいものが多いです。**そのまま秋に着ると、薄さと明るさの2つが季節から浮きます。どちらか1つを受ける側で消してください。薄いフリルのブラウスなら、上に目の詰まった濃い色のカーディガンを重ねて、薄さを隠す。明るい色のスカートなら、上をこげ茶や紺のニットにして、明るさを下半身だけに留める。
持ち越せるかどうかは、甘い1枚を秋の濃い色の服の隣に置いて、窓際で見れば分かります。隣に置いて季節が離れて見えないなら、その1枚は秋にも着られます。離れて見えるなら、翌年の春まで休ませてください。
通勤の日と休日で、受ける量を変える
通勤の日は、甘い1枚に対して、受ける側を2か所にします。**たとえば、ボトムスと上着の両方を反対側の性質でそろえる。**職場では、甘い1枚が小さく見えるくらいがちょうどいいからです。
休日は、受ける側を1か所にして構いません。甘い1枚のすぐ隣だけを反対側にして、残りは好きに組んでください。職場の線の引き方はオフィスカジュアル レディースの基本にあります。
どちらとも取れるとき①|出どころが2つある1枚
ピンクのフリルブラウスのように、形と色の両方が甘い1枚があります。このときは、次のどちらかにします。
- **片方を上から隠す。**濃い色のカーディガンや上着を羽織り、ピンクの面積を首元と袖口だけに減らす。残るのは形の甘さだけになる
- **ほかの場所を全部、反対側でそろえる。**ボトムス・上着・靴・鞄を、濃い色で直線の形でそろえる
迷ったら1の方法が簡単です。羽織るだけで、出どころが1つに減ります。
どちらとも取れるとき②|甘さが小さい1枚
小さなリボンや、襟の縁だけのフリルのように、甘さが小さい服もあります。手のひらより小さい甘さは、反対側を用意しなくても、全身の中で目立ちすぎることはありません。
ただ、首元や手首の甘さは、小さくても顔の近くにあるぶん目に入ります。顔から30cm以内にある小さな甘さは、ほかの場所にもう1つ甘さを足さない、とだけ決めておいてください。
どちらとも取れるとき③|全身をかわいくしたい日
今日は全身でかわいくしたい、という日もあります。その日は、甘さの出どころを1種類にそろえてください。
形で全身をかわいくするなら、色は茶や紺やグレーでそろえる。色で全身をかわいくするなら、形はすべて直線にする。出どころが1種類なら、全身が甘くても、まとまりのある装いとして見えます。冬にかけての甘さの扱いは大人可愛い服・50代の冬コーデの考え方も参考になります。
よくある行き違い
**「40代は、甘い服を控えたほうがいい」。**控えるより、甘さの出どころを1つにして、反対側で受けるほうがかわいさが残ります。
**「甘い服には、シンプルな服を合わせればいい」。**シンプルでも、同じ性質の服では受けになりません。淡い色の甘い服に、淡い色のシンプルな服を合わせても、甘さは広がります。
**「小物で大人っぽくすれば、服は何でもいい」。**小物は面積が小さいので、甘い1枚のすぐ隣にある服のほうが効きます。小物は2つそろえて、補う役にしてください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 40代で、かわいい服を着ても大丈夫ですか
- 大丈夫です。かわいさが目立ちすぎて感じられるのは、甘さの出どころが1着の中や全身で重なっているときです。フリルの形にピンクの色が重なる、レースの素材に明るい色が重なる、といった組み方です。甘い1枚を決めたら、その甘さの出どころを1つに絞り、反対側の性質を持つ1枚を隣に置いてください。それだけで、かわいさを残したまま落ち着いて見えます。
- Q. 甘さの出どころが形か色か、見分けがつきません
- スマートフォンでその服の写真を撮り、白黒に変えて見てください。白黒にしても甘く見えるなら、甘さの出どころは形です。白黒にすると甘さが消えるなら、色です。白黒でも形でもなく、手で触れたときにやわらかさを感じるなら、素材です。2つ以上当てはまる場合は、出どころが重なっている1枚として扱います。
- Q. 秋に合わせやすい、反対側の1枚はどれですか
- 形が甘い服には、こげ茶や紺などの濃い色で、表面が平らな素材の1枚を合わせます。色が甘い服には、直線の形の1枚、たとえばまっすぐなパンツや角のある上着を合わせます。素材が甘い服には、張りのあるウールや、革のような表面の硬い小物を合わせます。どれも、甘い1枚のすぐ隣に置くのがいちばん効きます。
— メグラシ編集部





