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コンサートの服装の決め方|ライブ参戦服を体型と年代で選ぶ

メグラシ編集部//読了 16分
ライブやコンサートに向く、動きやすくきれいめな装いのイメージ

コンサートやライブに何を着ていくか。結論から言うと、決めるのは「立つ・腕を上げる・声を出す・荷物を持つ・汗をかく」の5つです。服装の決まりはありませんので、着たいものを着て問題ありません。ただし、この5つに耐えられない服を選ぶと、後半は音楽ではなく服のことを考えることになります。

そして最初に分けておきたいことがあります。**同じ「コンサート」でも、クラシックとライブでは条件がほぼ正反対です。**クラシックは静けさが深く、音を立てないことが最優先で、2時間動かずに座ります。ライブは立ち、腕を上げ、汗をかき、荷物を持ちます。この記事はライブ・ポップス側を扱います。クラシック側はクラシックコンサートの服装にまとめました。

結論|参戦服は「動き」から逆算すると決まります

参戦服が決まらないのは、かわいさと動きやすさを同時に考えているからです。この2つは同時に解けません。**先に動きの条件で形を絞り、そのあとで色と小物に好きを足す。**この順番にすると、迷う時間が半分になります。

動きの条件は5つです。3時間立てるか。腕を頭上まで上げられるか。声を出しても締めつけられないか。荷物を持って移動できるか。汗をかいても大丈夫か。この5つを通った服の中から、いちばん好きなものを選べば、当日いちばん楽しめます。

逆に言えば、この5つを無視して選んだ服は、開演から1時間で後悔に変わります。**足が痛い、お腹が出る、汗が張りつく、荷物が邪魔。**どれも、朝の10分で防げたことです。

もうひとつ、前提を書いておきます。**客席の装いは、思っているほど見られていません。**周囲は舞台を見ていますし、照明は落ちています。だから「浮かないか」を気にして選ぶ必要はほとんどありません。気にするべきなのは、自分の体がその時間を持つかどうかのほうです。この記事が動きの条件から書かれているのは、そのためです。

クラシックとライブ|条件はほぼ正反対です

同じ「コンサート」という言葉でも、選ぶ服はまったく違います。

条件クラシックコンサートライブ・ポップスのコンサート
姿勢2時間以上、座って動かない立つ時間が長い。跳ぶこともある
静けさ非常に深い。音を立てないことが最優先音楽と歓声で満ちている
温度冷房・暖房で冷えやすい人の熱で暑い。終演後に冷える
荷物小さくまとめ、クロークへグッズが増える。ロッカーを使う
音が出ないこと。ヒールも可立ち続けられること。クッション優先
服の敵衣擦れ、金具の音、香り汗、締めつけ、腕を上げたときの裾
落ち着いた中間色に艶好きな色を、面積を絞って

**「音を立てない」と「動ける」は、まったく別の設計です。**両方に使える服もありますが、優先順位が違うことは知っておいてください。

出かける前に確かめる5つ

チケットと公演の案内を見れば、装いの条件はほとんど決まります。

確かめることどこを見るか決まること
会場の種類会場名空調、床、立つ時間
席種チケットの席番号指定席か立見か。立つ時間の長さ
開演時刻と終演予定公演の案内帰り道の気温。移動時間
グッズ販売の有無公式の案内荷物の量とサブバッグの要否
ロッカーの有無会場の案内大きい荷物を持ち込むかどうか

**このうち最も効くのは席種です。**指定席とスタンディングでは、必要な靴がまったく変わります。指定席なら座る時間があるのでローヒールも成立しますが、スタンディングは開場から終演まで立ち続けます。ここを取り違えると、ほかを全部正しく選んでも当日がつらくなります。

会場別|アリーナ・ドーム・ホール・ライブハウス・野外

会場の種類によって、当日の体験は大きく変わります。

会場立つ時間空調・温度服装で効くこと
アリーナ長い。ほぼ立ちっぱなし空調は効くが人の熱が上回る硬いクッションのある靴。汗対策
ドーム長い。移動距離も長い場所により差が大きい硬い。通路が長い歩ける靴。羽織り
ホール(座席あり)座る時間が長い空調が安定カーペット座り皺の出にくい素材
ライブハウス全編立ち。密集する非常に暑い硬い。床が濡れることも汗を吸う素材。手ぶら
野外・フェス長い。天候に左右される屋外の気温そのまま土、芝、砂利日差し、雨、足元の汚れ
小規模の会場会場による人の密度で決まる硬い荷物を最小に

野外の公演は条件がさらに違います。日差しと雨と虫が加わりますので、夏の音楽フェスの装い30代の夏フェスコーデに、そちら向けの組み立てをまとめています。

席別|アリーナ席・スタンド席・立見で変わるところ

同じ会場でも、席によって必要なものが変わります。

立つ時間起きること服装で変えること
アリーナ席(前方)長い密集する。熱がこもる汗を吸う素材。薄手を重ねる
アリーナ席(後方)長い前が見えづらく、背伸びが増える動きやすい靴。裾が上がらない丈
スタンド席(前方)傾斜が急。上り下りがある滑りにくい底
スタンド席(後方)空調が届きにくいことがある羽織りを1枚
2階・3階席階段が多い。冷えることも歩ける靴。薄手の上着
スタンディング(立見)全編3時間以上立つ。押されるクッション靴。手ぶら。締めつけない

**スタンディングの場合、開場から終演まで4時間近く立つことがあります。**ここでヒールを選ぶと、後半の記憶が足の痛みだけになります。

条件1|3時間立ち続けられるか(靴)

参戦服でいちばん効くのが靴です。しかも、いちばん取り返しがつきません。

靴のタイプ長時間立つ耐性起きること
クッションのあるスニーカー最も高い3時間立っても足裏が保つ
厚めソールのフラットシューズ高い見た目を保ちつつ、疲れにくい
太めヒール 3〜5cm座る時間があるなら成立する
底の薄いバレエシューズ低い見た目は軽いが、後半に足裏が痛む
細いヒール 7cm以上非常に低い1時間で限界。人混みでも危ない
厚底プラットフォーム低い押されたときに足首をひねりやすい
サンダル(つま先が出る)低い人の多い場所で踏まれる

**背を高く見せたいなら、ヒールではなくソールに厚みのあるスニーカーです。**同じ高さでも、体への負担がまったく違います。会場までヒールで移動して、入場前に履き替えるという方法もあります。

条件2|腕を頭上まで上げられるか(トップス)

ライブでは腕を上げます。手拍子でも、タオルを回すときでも、視界を確保するときでも上げます。ここで起きるのが、裾が上がる問題です。

トップスの形腕を上げたとき判定
着丈に余裕があり、脇にゆとり裾がほとんど動かない向く
ゆったりしたTシャツ少し上がるが、お腹は出ない向く
ドルマンスリーブ動きやすいが、脇から下着が見えることも確認が必要
丈の短いトップスお腹が完全に出る向かない
袖ぐりの浅いジャストサイズ脇が引きつり、腕が上がりきらない向かない
ノースリーブ脇から下着が見えることがあるインナーで対策
前がボタンのシャツ腕を上げると胸元が開くインナーを重ねる

**確認は1分でできます。鏡の前で両腕を頭上まで上げてください。**お腹が出るか、脇が引きつるか、胸元が開くか。ここで分かります。

条件3|声を出す・跳ぶ(締めつけとインナー)

声を出すと、お腹まわりが動きます。跳ねれば、上下にも動きます。ここで効くのが締めつけです。

部位起きること対策
ウエスト締めつけがあると声が出しづらいゴムか、ゆとりのある形へ
バスト動きで揺れる。汗もたまる支えのあるインナーを
肩ひも腕を上げるとずれる幅のあるものか、ずれにくい形へ
跳ねると上がる着丈に余裕を。インナーを一枚
首まわり前かがみで開く開きの浅い形か、インナーで調整
ボトムのウエスト座ると食い込むゴムかドローコードで調整できる形へ

**ウエストがゴムであることは、参戦服では欠点ではなく利点です。**きれいめに見せたい場合は、外から見えるベルトループやプレスのあるものを選べば、ゴムでも整って見えます。

条件4|荷物とグッズ(バッグ)

グッズを買う日は、荷物が想像の2倍になります。手に持てない状態で3時間立つのは、かなりつらいです。

バッグ向き不向き理由
体に斜めがけできる小さいもの最も向く手が空く。押されても動かない
ウエストポーチ向く手ぶらになれる。前に回せる
リュック場合による密集した場所では後ろの人に当たる
トートバッグ向かない肩から落ちる。手がふさがる
大きいバッグ向かないロッカーへ。持ち込むと動けない
たためるサブバッグ必ず1枚グッズを入れる。畳めば邪魔にならない

**荷物は2つに分けます。**貴重品とチケットだけの小さいバッグを体に固定し、残りはロッカーへ。ロッカーがない会場もありますので、事前に調べておくと当日が軽くなります。

条件5|汗と冷房(素材)

会場の中は暑く、終演後は冷えます。この落差に、素材で応えます。

素材汗への強さライブでの挙動
綿100%の薄手吸うが乾かない汗を吸ったあと張りつき、冷える
ポリエステルの機能素材吸って乾く最も扱いやすい。肌側に置く
綿とポリの混紡見た目と機能のバランスがよい
レーヨン・とろみ素材弱い汗で透けやすい。上に重ねる前提で
通気はよいしわが深く残る
ニット(厚手)弱い会場では暑すぎる。羽織りとして

**肌に触れる一枚を、吸って乾く素材にしてください。**その上に何を重ねるかは自由になります。汗の色が出やすい服も気になる点で、薄いグレーは最も目立ちます。濃色か、白か、柄のあるものにすると気になりません。

参戦服の基本の組み立て

条件を全部通す、最も汎用の形です。

パーツ選ぶもの理由
インナー吸って乾く素材のカットソー汗の処理。肌側に置く
トップス着丈に余裕のあるもの腕を上げても裾が上がらない
羽織り前を開けられる薄手のもの温度差の吸収と、縦のラインづくり
ボトムゴムかドローコードのパンツ、または厚手のスカート締めつけない。座っても食い込まない
クッションのあるスニーカーか厚底フラット3時間立てる
バッグ体に固定できる小さいもの+たためるサブ手を空ける

**この組み立てを土台にして、色と小物で好きを足す。**これが、迷わずに満足する順番です。

色を合わせたいとき|面積を絞るときれいに見えます

好きな色を身につけて行きたい日もあります。そのときは、全身をその色にするより、面積を絞ったほうがきれいに見えます。

やり方見え方向く場面
トップス1枚だけその色顔まわりが明るくなる最も扱いやすい
小物だけその色さりげない。写真にも映る落ち着いて過ごしたい日
インナーだけその色羽織りを開けたときに見える会場までは控えめにしたい日
全身をその色に照明の下では輪郭がぼやけることも統一感を出したい場面
黒か濃紺に、その色を1点色がいちばん濃く見える写真をきれいに残したい日

会場の照明は色を変えます。**強い照明の下では、明るい色ほど白く飛びます。**濃い地色に、その色を1点。これが最も色が残る組み合わせです。

ライブ 服装 40代・50代|年代で変わるところ

年代で変わるのは、好みではなく体の事情です。

年代起きやすいこと変えるとよいところ
20代ヒールで行き、後半に動けなくなる靴を先に決める
30代仕事帰りのまま行き、汗と締めつけに困るインナーだけ着替える
40代二の腕と、腕を上げたときの裾が気になる着丈に余裕を。袖は五分か七分に
50代3時間立つと腰に来る。冷えも出るクッション靴。羽織りを必ず
60代以降階段と人混みの移動が負担座席のある公演を選ぶ。手ぶらに

40代以降で効くのは、素材の質です。同じTシャツでも、目の詰まった上質なものにすると、カジュアルな形のまま印象が上がります。動きやすさを1つも手放さずに済みます。二の腕が気になる場合は40代の夏の二の腕カバーに、袖の形と丈の考え方をまとめています。

ぽっちゃりさんの参戦服|困ることと、その答え

「ライブ 服装 40代ぽっちゃり」で調べる方が多いので、ここは丁寧に書きます。体型を隠すのではなく、動きやすさを保ったまま輪郭を整えるという考え方です。

困ること起きている理由答え
腕を上げると裾が上がる着丈が足りていない着丈に5〜10cmの余裕を
汗で生地が張りつく薄い生地が肌に沿う落ち感のある中厚の素材へ
上半身が大きく見える明るい色の面積が広い上下どちらかを濃色に
動くと着崩れるサイズが合っていない肩幅で合わせ、身幅で余裕を
二の腕が気になる袖の位置が中途半端肘より少し上か、七分丈に
全体が寸胴に見える縦の線がない前を開けられる羽織りを足す

要点は2つだけです。**面積を締めることと、縦の線を作ること。**上下どちらかを濃色にして面積を締め、前を開ける羽織りで縦の線を作れば、動きやすさを1つも手放さずに輪郭が整います。

サイズ選びで1つだけ補足します。**肩幅で合わせて、身幅で余裕を取る。**肩の位置が合っていない服は、腕を上げたときに全体が引っ張られて、動きも見た目も同時に崩れます。逆に、肩さえ合っていれば、身幅にゆとりがあっても野暮ったくはなりません。試着では、必ず両腕を上げて確かめてください。体型別のもう少し詳しい組み立ては40代ぽっちゃりコーデ30代の体型カバーにまとめています。

季節別|夏・冬・春秋の参戦服

会場の中の条件は年間ほぼ同じですが、行き帰りが変わります。

季節屋外会場内組み立て
猛暑。汗をかいて向かう人の熱で暑い吸って乾く素材。替えのインナー
昼夜の差が大きい暑い薄手を重ねて、脱げる形に
外は寒い。会場前で並ぶ暑い。コートは邪魔たためるアウター。ロッカーへ
気温が動く暑い薄手を3枚。1枚は脱げる形
梅雨雨。足元が濡れる湿度が高い濡れても乾く素材。替えの靴下

冬にいちばん困るのが、コートの置き場所です。**着たまま立つと暑く、脱ぐと持て余します。**たためる薄手のダウンにして、ロッカーか、たたんでサブバッグに入るものを選んでください。

髪型とメイクの持ち

汗と熱で、朝の状態は保ちません。最初から崩れる前提で作るほうが結果がよくなります。

項目起きること対策
前髪汗で額に張りつくピンで留められる形にしておく
まとめ髪高い位置だと後ろの人の視界をふさぐ低い位置でまとめる
ロングヘア首に張りつき、隣の人にも当たるまとめるか、編んで固定する
ベースメイク汗で崩れる薄めに。押さえるものを持つ
口元飲み物で取れる落ちにくいタイプか、塗り直しを
香り密集した場所では強く届く当日は控えめに

周囲への配慮|ライブでも同じこと

ライブは声を出してよい場ですが、周囲との関係は劇場と同じところがあります。

項目起きること対策
高い位置のまとめ髪後ろの人の視界をふさぐ低い位置に
つばの広い帽子同じく視界をふさぐ屋内の会場では脱ぐ
大きく広がるスカート密集した場所で場所を取る幅の出ない形へ
硬い装飾、金具押されたときに隣の人に当たる柔らかい素材へ
リュックを背負ったまま後ろの人に当たり続ける前に回すか足元へ
強い香り密閉空間で広がる控えめに

舞台参戦服|「舞台」の参戦はまた条件が違います

同じ「参戦服」という言葉でも、舞台やミュージカルを観に行く日は条件が変わります。立たず、声も出さず、2時間半座り続けるからです。ライブの参戦服をそのまま持ち込むと、逆に浮きます。

項目ライブの参戦舞台の参戦
姿勢立つ時間が長い座りっぱなし。休憩まで立てない
出す出さない
温度人の熱で暑い冷房で冷える
クッション優先音が出ないこと優先
荷物グッズが増える小さくまとめる
髪型崩れない形後ろの席の視界をふさがない形
服の敵汗と締めつけ衣擦れの音と冷え

舞台やミュージカルの日は、観劇・舞台鑑賞の服装のほうを見てください。**同じ日に両方の要素がある場合(昼に舞台、夜にライブなど)は、羽織りで調整するのが現実的です。**中は動ける形にしておき、外側の1枚で場に合わせます。

当日の時間割|何時に何が起きるか

参戦服は、客席の2時間だけでなく、家を出てから帰るまでの行程全体で決まります。

時間帯起きること服装に効くこと
家を出る〜移動電車と徒歩。夏は汗をかいて向かう吸って乾く素材。替えのインナー
会場到着〜物販の列屋外で長く並ぶことがある日差しか寒さ。長く立てる靴
開場〜入場手荷物確認、階段、人の流れ荷物は最小に。両手を空ける
ロッカー・クローク大きい荷物を預けるたためるサブバッグがここで効く
開演〜前半立ち、腕を上げ、声を出す着丈と袖ぐり。締めつけのなさ
中盤汗をかく。人の熱で暑い肌側の素材。羽織りは脱いで持てる形に
終演〜退場人の流れに合わせて長く待つ立ち続けられる靴
帰り道汗が引いて冷えるたためる羽織り。替えのインナー

**「物販の列」と「退場の待ち時間」は、多くの人が計算に入れていない時間です。**ここで屋外に長く立つことがありますので、季節に応じた備えを1つ足しておくと安心です。

参戦服の3パターン|好みで選べます

条件を通したうえで、装いの方向は好きに選べます。よくある3つを挙げます。

パターン組み立て向く人
きれいめ落ち感のあるブラウス+テーパードパンツ+厚底フラット前後に予定がある。写真をきれいに残したい
カジュアルTシャツ+ワイドパンツ+スニーカー+羽織り動きやすさを最優先したい。立見の日
作り込み好きな色のトップス+濃色ボトム+小物で統一その日を思い切り楽しみたい
ワンピース型動けるカットソーワンピ+レギンス+スニーカー迷いたくない。1枚で決めたい
重ね着型インナー+トップス+シャツ羽織り温度差の大きい日。脱ぎ着で調整したい

**どのパターンでも、靴とインナーの条件だけは共通です。**そこさえ通っていれば、あとは全部好みで決めて問題ありません。

持ち物|これがあると当日が変わる

持ち物なぜ要るか
たためる羽織り会場は暑く、帰り道は冷える
替えのインナー汗をかいたあとの帰り道が別物になる
たためるサブバッググッズが想像の2倍になる
汗ふきシート幕間や終演後に使える
ばんそうこう靴ずれは高確率で起きる
ヘアピン汗で前髪が張りつく
小さめの折りたたみ傘屋外で並ぶ日の日差しと雨
飲み物声を出すと想像以上に乾く

よくある誤解

よく言われること実際
ライブは何を着てもいいから考えなくていい決まりはないが、動きの条件はある。考えないと後半つらい
きれいめだと浮く浮かない。素材が汗に耐えられるかだけ確かめる
全身を好きな色にすべき面積を絞ったほうが、照明の下では色が濃く見える
ヒールでないとバランスが取れない厚底のスニーカーで同じ高さが出せる。負担は段違い
荷物は少なければ少ないほどいい羽織りと替えのインナーだけは、減らすと後悔する
体型が気になるから隠す服にする隠すより、面積を締めて縦の線を作るほうが動ける

避けたい形の早見表

避けたい形何が起きるか代わりに
細く高いヒール1時間で限界。人混みで危ないクッションのあるフラット
丈の短いトップス腕を上げるとお腹が出る着丈に余裕のあるもの
袖ぐりの浅いジャストサイズ腕が上がりきらないゆとりのある袖ぐり
綿100%の薄手1枚汗を吸って張りつき、冷える吸って乾く素材を肌側に
トートバッグ手がふさがり、肩から落ちる体に固定できる小さいバッグ
かさばるコート(冬)着ても脱いでも困るたためる薄手のダウン
大きく広がるスカート密集した場所で場所を取る幅の出ない形へ
薄いグレーのトップス汗の色が最も目立つ濃色、白、柄物へ
つま先の出る靴人の多い場所で踏まれる足を覆う靴

迷ったときの分岐

迷っていること分岐の基準結論
靴をどうするか席種立見ならクッション靴。指定席ならローヒールも可
スカートかパンツか立つ時間と密集度立つ時間が長いならパンツ
色をどこまで入れるか写真を残したいか残すなら濃地に1点。統一したいなら上半身に
荷物をどうするかロッカーの有無あれば預ける。なければ最小限に
羽織りを持つか例外なく持つ会場は暑く、帰り道は冷える
汗の替えを持つか夏と梅雨は持つインナー1枚で帰り道が変わる

よくある質問

Q:ライブに、きれいめの服で行くと浮きますか?
A:浮きません。ライブの客席は装いの幅がとても広く、普段着の方から作り込んだ方まで同じ列に並んでいます。ただし、きれいめの服は素材が繊細なことが多いので、汗と摩擦に耐えられるかだけ確かめてください。とろみのある素材は汗で透けやすく、シルクは汗じみが残ることがあります。見た目がきれいめでも、素材が丈夫なものを選ぶと安心です。

Q:スタンディングの公演は、何を着るのがいちばんいいですか?
A:クッションのあるスニーカー、着丈に余裕のあるトップス、ゴムのボトム、体に固定できる小さいバッグ。この4つで完成です。そのうえで、吸って乾く素材のインナーを一枚。スタンディングは4時間近く立つこともありますので、見た目より先に、この条件を通してください。

Q:仕事帰りにそのまま行きます。何を変えればいいですか?
A:変えるのは2つです。靴と、肌に触れる一枚。通勤の靴が硬い底なら、たためるフラットか、会場で履き替えるスニーカーを持っていってください。もう1つは、吸って乾く素材のインナーに着替えることです。この2つだけで、体験がまったく変わります。

Q:汗の色が出るのが気になります。
A:いちばん目立つのは薄いグレーで、次に淡い青系です。濃色、白、柄のあるものは目立ちません。素材でも変わり、吸って乾く機能素材は色が濃く残りにくいです。脇に汗取りパッドの付いたインナーを重ねるという方法もあります。替えのインナーを1枚持っていけば、帰り道が快適になります。

Q:帽子はかぶったままでもいいですか?
A:屋内の会場では脱ぐのが基本です。客席は前後の段差が小さいことが多く、つばのある帽子は後ろの人の視界をそのままふさぎます。野外の公演では日差しの問題があるので、かぶったままの方も多いですが、その場合もつばの狭いものにすると周囲に配慮できます。

Q:グッズのタオルやTシャツを着ていくのはどうですか?
A:会場では珍しくない光景です。ただし、その1枚だけで温度調整ができない点には注意してください。上に羽織れるものを持っていくと、行き帰りと会場内の両方に対応できます。素材が厚いTシャツは会場では暑くなりやすいので、下に吸って乾くインナーを着ておくと快適です。

Q:野外の公演では、何が変わりますか?
A:日差し、雨、足元、虫が加わります。屋根がない会場では、日中の日差しが直接当たりますので、帽子と羽織りが必要です。足元は土や芝で、雨が降ると泥になります。汚れてもいい靴か、防水のものにしてください。詳しくは夏の音楽フェスの装いにまとめています。

Q:座席のある公演でも、動きやすさは必要ですか?
A:必要です。座席のある公演でも、盛り上がる場面では立ちます。座って観る前提で選ぶと、立った瞬間に裾が上がる、腕が上がらないといったことが起きます。座席がある場合に楽になるのは、主に靴の条件だけだと考えてください。

Q:友人と服装をそろえたいのですが、注意点はありますか?
A:色や小物をそろえるのは楽しい部分ですので、そのまま進めてください。注意するのは、体型も好みも違う相手と「同じ形」をそろえないことです。色や小物を共通にして、形はそれぞれが動ける形にする。これが、両方が快適に過ごせるやり方です。

Q:終演後に食事へ行く予定があります。
A:羽織りを1枚、少しきれいめのものにしておくと、それだけで印象が変わります。汗をかいている可能性が高いので、替えのインナーを持っていくと落ち着いて席に着けます。靴を履き替える予定なら、その靴で食事の場に入っても違和感がないかを見ておいてください。

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よくある問い

Q. コンサートの服装に決まりはありますか?
一般的なライブやコンサートに服装の決まりはありません。ジーンズでもスニーカーでも、着たいものを着て問題ありません。ただし、決まりがないことと、何を着ても快適なことは別です。ライブの客席は、立つ、腕を上げる、声を出す、荷物を持つ、汗をかくという動きが連続する場所です。この5つに耐えられない服を選ぶと、後半は音楽ではなく服のことを考えることになります。決まりで選ぶのではなく、動きから逆算して選んでください。
Q. クラシックコンサートと同じ服装でいいですか?
条件がほぼ正反対なので、分けて考えてください。クラシックは静けさが深く、音を立てないことが最優先で、2時間動かずに座るため冷え対策が要ります。一方ライブは、立つ時間が長く、腕を上げ、汗をかき、荷物を持ちます。求められるのは静けさではなく、動きへの耐性です。同じ「コンサート」でも、選ぶ服はまったく別のものになります。
Q. ライブの服装で、40代がいちばん気をつけることは何ですか?
靴です。20代のころと同じ感覚でヒールを選ぶと、3時間立ったあとの体への戻り方が違います。クッションのあるフラットかローヒールにしてください。次に効くのが、腕を上げたときの裾と二の腕です。丈が短めのトップスは腕を上げるとお腹が出ますし、袖ぐりが浅いと動きが制限されます。着丈に余裕のある形にすると、動きも見た目も同時に解決します。
Q. ぽっちゃり体型でも似合う参戦服はありますか?
あります。鍵は面積と縦のラインです。上下のどちらかを濃色にして面積を締め、前を開けられる羽織りで縦の線を作ると、動きやすさを保ったまま輪郭が整います。避けたいのは、体に張りつく薄い生地と、腕を上げると裾が上がる短い丈です。落ち感のある素材で、着丈に余裕のあるトップス。この2つを守れば、動いても着崩れず、写真にもきれいに写ります。
Q. 立ちっぱなしの公演では、何を履けばいいですか?
クッションのあるスニーカーか、厚めのソールのフラットシューズです。3時間立ち続けると、足裏だけでなく腰にも来ます。靴底が薄いバレエシューズは、見た目は軽やかですが後半がつらくなります。ヒールを履きたい場合は、太めで3〜5cmまでにして、会場までは別の靴で移動し、履き替えるという方法もあります。
Q. グッズを買う予定があります。バッグはどうすればいいですか?
荷物は2つに分けてください。1つは体に固定できる小さいバッグで、貴重品とチケットだけを入れます。もう1つは、たためるサブバッグです。グッズは想像より大きく、紙袋のままだと人の多い場所で扱いにくくなります。大きい荷物は、コインロッカーに預けられるかを事前に調べておくと、当日の動きが軽くなります。
Q. ライブ会場は暑いですか、寒いですか?
どちらも起きます。人が密集している場所は体温で暑くなり、空調は強めに効いています。動いている間は暑く、終演後に汗が引くと一気に冷えます。ですので、汗を吸って乾く素材を肌側に置き、たためる羽織りを1枚持つのが基本形です。冬は特に、会場の中と外の温度差が大きくなります。
Q. 色を合わせて行きたいのですが、全身をその色にすべきですか?
全身にする必要はありません。むしろ、面積を絞ったほうがきれいに見えます。トップス1枚、小物1点、あるいはインナーだけをその色にして、残りを黒か濃紺でまとめると、色が浮かずに映えます。全身を強い色でそろえると、照明の下では意外と輪郭がぼやけます。差し色として使うほうが、写真にもよく残ります。
Q. 髪型はどうすればいいですか?
動いても崩れず、後ろの人の視界をふさがない形にしてください。頭の高い位置でまとめると、後ろの席から見えづらくなります。低い位置でまとめるか、編み込んで固定するのが扱いやすい形です。汗をかくので、前髪が張りつくのが気になる方は、ピンで留められる形にしておくと安心です。
Q. 一人で行くのですが、浮きませんか?
浮きません。ライブの客席は装いの幅がとても広く、普段着の方から作り込んだ方まで同じ列に並んでいます。周囲を気にするより、自分が3時間楽しめる形を選んでください。動きやすくて、汗をかいても平気で、荷物が扱いやすい。この3つが揃っていれば、当日いちばん自由に過ごせます。

— メグラシ編集部

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メグラシ編集部読了 7分

"似合う"の輪郭が見えたら、
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