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忘年会の服装【50代】立場と冷えから決める、脱ぎ着の設計

メグラシ編集部//読了 18分
50代女性の冬の装い。落ち感のあるトップスに薄手の羽織りを重ね、首元をあたためた温度調整しやすいスタイリング

50代の忘年会は、40代までとは決め方の起点が変わります。

40代までは「会場が分かれば決まる」でおおむね足りました。50代になると、同じ会場でも自分の役割が変わっていることが増えます。上座に座る。挨拶を頼まれる。若手を気にかける側に回る。社外の人が同席する。会場は去年と同じでも、求められる下限は一段上がっています。

もうひとつ、50代で確実に効いてくるのが冷えです。12月の外気と店内の暖房の差はおよそ20度。この差の受け止め方が、当日の体調と帰り道のこたえ方を決めます。

この記事は、役割と冷えの2つから逆算して当日の装いを決める順番で書いています。

結論|50代は会場より先に、自分の役割から決まる

先に結論です。決めるのは次の3つです。

決めること何を見て判断するか決まらないときに起きること
その席での役割上座か/挨拶を頼まれるか/社外の人が同席するか場に対して一段軽い装いになる
席の形椅子か/座敷か/掘りごたつか靴と丈が決まらず、当日ずっと直し続けることになる
脱ぎ着の層外の寒さと店内の暑さを、何枚で分担するか外か中のどちらかで確実に困り、帰り道に冷える

順番が大事です。**会場よりも役割を先に確かめてください。**同じ居酒屋の座敷でも、末席で気楽に過ごす日と、上座で挨拶をする日では、必要な下限が違います。

そして、50代でいちばん見られているのは座った上半身です。上座や中央に座る年代になると、立って全身を見られる時間より、座って正面から見られる時間のほうが圧倒的に長くなります。座った姿を先に作ってください。

50代の忘年会が、40代までと違うところ

同じ忘年会という言葉でも、年代が変わると条件が変わります。

条件40代まで50代装いへの影響
席次中間の席が多い上座・中央が増える座った上半身が長時間見られる
役割幹事、または一参加者挨拶、締め、場を見る側立って前に出る場面が生まれる
見られ方同僚から部下・後輩からも見本として新しさより状態が問われる
体の負担気にならないことが多い冷えと立ち座りが効く快適さが装いの条件に入る
参加する会の数複数あることが多い立場ごとの会に絞られる1回あたりの重みが増す
二次会参加が前提のことも一次会で切り上げる選択が増える帰り道の冷え対策が重要になる

まとめると、50代の忘年会は回数が減って、1回あたりの意味が重くなる方向に動きます。だからこそ、当日の朝に迷わない形を先に作っておく価値があります。

会場別の許容量|足していい上限と、割ってはいけない下限

会場ごとに、上限(これ以上足すと浮く)と下限(これを割ると手を抜いたように見える)が違います。上限より下限を先に見てください。

会場足していい上限割ってはいけない下限ずれると起きること
居酒屋(テーブル席)きれいめトップス+テーパードパンツ+低ヒール表面のきれいな無地トップス+濃色ボトムス明るい色のボトムスは油はねが目立つ
居酒屋(座敷)落ち感のあるワイドパンツ+長めのトップス同上+脱ぎ履きしやすい靴立ち座りのたびに裾を直すことになる
居酒屋(掘りごたつ)ロングスカート+脱ぎやすい靴同上、後ろ丈が長めのトップス座面が低く、背中側が浮いて空く
ホテル宴会場(着席)光沢を抑えたワンピース+ジャケット落ち感トップス+きれいめパンツ+パンプス下限を割ると受付と集合写真で出る
ホテル宴会場(立食)セットアップ+小ぶりの自立するバッグ同上、靴は3〜5cmまで高いヒールは2時間の立ち時間で痛む
レストラン個室(コース)セットアップ+華奢なアクセサリー2点きれいめトップス+きれいめボトムス強い香りは料理の邪魔になる
料亭・和室の個室落ち着いた無地+控えめな小物座って崩れない素材+長め丈正座の時間が長く、丈が短いと落ち着かない
社外・取引先同席仕事の日+羽織り+アクセサリー1点仕事の日と同等一段軽いと、会社の顔として見られたときに響く
社内の会議室仕事の日の装い+アクセサリー1点仕事の日の装いそのまま力が入りすぎると会議室の照明で浮く
会場が未定中間に寄せ、羽織りで上下に振る落ち感トップス+パンツ+羽織り持参決め打ちすると、どちらかに必ず外す

上限を超えて浮くのは一時的な気まずさですが、下限を割ると、受付・乾杯・集合写真という全員が同じ場所に立つ瞬間に必ず出ます。

上座に座るとき|正面から2時間、上半身だけを見られる

50代で増えるのが上座です。ここで見られているのは、立った全身ではありません。

場面見られている場所必要なこと
着席歓談(最長)首元から胸元まで詰まりすぎず開きすぎない首元。座って崩れない素材
話を振られたとき顔まわりと手元手首が見える袖丈。手元が軽く見えること
料理を受け取るとき腕を伸ばした姿脇が突っ張らない。袖口が料理に触れない長さ
乾杯立ち上がった上半身立ったときに裾が整うこと
集合写真全身。中央に立つことが多い靴と丈のバランス。後ろ丈
お酌・挨拶を受ける前かがみになった胸元前に倒れたときに開かない襟の深さ
席を立つとき立ち上がる動作そのもの手で直さずに立てること

いちばん最後の行が、実務的にはいちばん重要です。**立ち上がるたびに裾を手で直す服は、上座では目立ちます。**前日に、椅子に座って立ち上がる動作を2回やってみてください。手が動くようなら、その服は当日ずっと意識を持っていかれます。

挨拶・締めを頼まれたとき|後ろ姿と歩く姿が加わる

挨拶があると分かっている日は、条件が1つ増えます。立って前に出ることです。

増える条件何が見られるか対策
席から前へ歩く後ろ姿と歩き方後ろ丈が整っていること。歩ける靴
全員の正面に立つ全身を数十秒下限を確実に満たす。羽織りを着る
話しているあいだ手元と姿勢手首が見える袖丈。肩のラインが崩れない素材
座敷なら靴を履き直す履き直す時間脱ぎ履きの速い靴。ひも靴は避ける
話し終えて戻るふたたび後ろ姿座っていたあとに裾が乱れていないこと
拍手・写真記録に残る顔まわりに明るい色を1か所

挨拶がある日は、上限を狙う日ではなく、下限を確実に満たす日です。羽織りを1枚着るだけで一段上がります。座っているあいだは脱いでいてかまいません。

場を見る側に回る日|幹事ではなくても、動く

50代は幹事そのものよりも、幹事を支える側・場を見る側に回ることが増えます。

場面起きること服に必要なこと
会費のやりとりかがむ、財布を出す前かがみで開かない胸元。自立するバッグ
若手に声をかける席を移動する歩幅の取れるボトムス。座敷なら脱ぎ履きの回数が増える
料理の取り分け腕を伸ばす、袖が前に出る袖丈は手首が見える長さ
写真を撮る側に回る立ったりしゃがんだりしゃがんでも崩れない形
出入口の見送り冷気に当たる羽織りをすぐ着られる場所に置く

必要なのは3つだけです。**両手が空くこと、しゃがんでも崩れないこと、すぐ立てること。**この3つを満たしたうえで、羽織りで格を調整してください。

社外・取引先が同席する忘年会

社外の人がいる日は、会場の格に関係なく下限が上がります。

判断項目満たすべき状態理由
羽織り1枚あること着るだけで一段上がる。挨拶の場面に対応できる
きれいめであること座敷では脱ぐので、状態がそのまま見られる
バッグ自立すること床置き・椅子掛けのどちらでも形が崩れない
素材の状態毛玉・袖口の伸びが無いこと距離が近く、近距離で見られる
香り強い香りは避ける飲食の場では邪魔になる
アクセサリー2点まで、大ぶりでないもの多いと場に対して重くなる

**社外の日は、華やかさではなく整っていることで判断されます。**新しく買うより、手持ちの状態を整えるほうが確実に効きます。

居酒屋の座敷・掘りごたつ|立ち座りの回数が負担を決める

会場が居酒屋なら、店の名前より席の形を確かめてください。

確かめること座敷での正解掘りごたつでの正解外すと起きること
靴の形手を使わずに脱ぎ履きできるもの同じひも靴・ロングブーツは出入りのたびに時間がかかる
靴下・ストッキング破れ・伝線がないか朝に確認同じ脱いだ瞬間に全員に見られる
ボトムスの裾幅片側20〜26cm程度同じ狭いと、あぐら・横座りで突っ張る
ボトムスの丈座って膝が出ない長さ同じ。座面が低いので余裕を持つ立ち座りのたびに裾が上がる
トップスの後ろ丈腰骨から下に10cm以上座面が低いぶん、さらに長め座ると背中側が浮いて空く
座り方横座りは片側に裾が寄る前提で足を下ろせるので体は楽正座は足のしびれが出て、立つときにふらつく
床からの冷え足元が冷える前提で掘りごたつは足元があたたかい座敷は下から冷えが上がってくる
バッグ底がしっかりして自立するもの同じ柔らかい底は倒れて中身が出る
羽織り畳んで膝に置ける薄手同じ厚手は置き場所に困る

50代でいちばん体にこたえるのは、立ち座りの回数です。乾杯、料理の受け渡し、席の移動、お手洗い。2時間で10回以上あります。服を直さずに立てるかどうかが、当日の疲れ方を決めます。

立ち座りを楽にする設計

立ち座りの負担は、形の選び方で確実に減らせます。

やること効果具体的な目安
裾幅に余裕を持たせる膝を折るときに突っ張らない片側20〜26cm
後ろ丈を長めにする立つときに背中側を直さずに済む腰骨から下に10cm以上
ウエストを締めつけない座っている時間が長くても楽ゴムか、指が1本入る余裕
伸びる素材を1か所使う動作の幅が広がるボトムスかトップスのどちらか
靴を脱ぎ履きしやすくする出入りの回数に耐える手を使わずに履けるもの
膝が出ない丈にする座り方を気にしなくてよくなる膝下10cm以上、またはパンツ

**この6つを満たすと、当日ずっと服のことを考えずに済みます。**それが50代の忘年会でいちばん効きます。

12月の温度差|外は5度、店内は25度

12月の忘年会でいちばん体にこたえるのが温度差です。

場面おおよその環境起きること対策
出発〜駅まで外気5度前後、風がある手先と首元から冷えるコート、マフラー、手袋
電車内暖房で20度前後着たままだと汗ばむ前を開けられるコート
店に入った直後25度近いことがある一気に暑くなるすぐ脱げる層を作っておく
着席後暖房+人の熱顔がほてる中の層は薄手に。首元を開けられる形
出入口に近い席ドアの開閉で冷気が入る片側だけ冷える羽織りを手元に置いておく
座敷の床足元が冷える下から冷えが上がる足元を覆えるものを
二次会への移動ふたたび外気5度前後汗が冷えて一気に寒くなる首元を覆えるものを1つ
帰り道深夜は日中よりさらに低い冷えが体にこたえる帰りを見込んで上着を選ぶ

12月の朝の冷え対策の考え方は 12月の寒い朝の装い にまとめています。

冷える3か所|首・手首・足首

冷え対策は、面積を増やすより場所を選ぶほうが効きます。

場所外での対策店内での扱い帰り道
マフラーかストール外してバッグへ。首元を開けるふたたび覆う。汗が引く前に覆うのが要点
手首手袋、袖丈のあるコート手首は見せてよい手袋を戻す
足首丈の長いボトムス、厚みのある靴下座敷では靴下の状態が見られる冷えた床を歩く前に覆う
腰まわり風を通さない外側羽織りを膝に置く座って冷えた腰を先に覆う
肩・背中風を防ぐ外側出入口の席では羽織りを掛ける背中から冷えるので早めに
足の裏靴の中の厚み座敷では床から直接冷えたまま歩かない

**帰り道でいちばん冷えるのは、店内で汗をかいた直後です。**外に出る前に、首元を覆ってから出てください。

脱ぎ着の設計|厚手1枚より、薄手2枚

温度差への対応はひとつです。層を分けて、脱げるようにしておくこと。

役割選び方店内での扱い
外側(コート)外気を防ぐ預けられるか、椅子に掛けられる厚み入店時に脱ぐ、または預ける
中間(羽織り)温度調整と格の調整薄手で畳めるもの。脱いでも寒くない暑ければ脱ぎ、挨拶で着る
内側(トップス)これが本番の姿単体で人前に出られる状態のもの脱がない。ここが完成形
小物(マフラー等)首元の温度差を吸収畳んでバッグに入る厚み店内では外してバッグへ
足元床からの冷えを防ぐ座敷なら見られる前提の靴下座敷では靴を脱ぐ

落とし穴は、内側のトップスを「上に着るから」と手を抜くことです。店内で羽織りを脱いだあと、そのトップスが2時間ずっと見られます。選ぶ順番は内側からです。

体型の変化への向き合い方|覆う量を増やさない

50代になると、去年の服が同じように着られないことがあります。ここでいちばん大事なのは、隠す方向で考えないことです。

布を足して覆うと、覆った分だけ面積が増えます。**面積が増えたものは、大きく見えます。**気になる場所を消そうとして、輪郭を一回り大きくしてしまう。これが起きています。

考え方やることなぜ効くか
落とす体から少し離れて落ちる素材を選ぶ体の線を拾わなければ輪郭は出ない
離す布と体の間に少しだけ空気を残す貼りつかせるより離したほうが細く見える
ずらす視線が集まる位置を顔の近くに作る見てほしい場所を作れば、他は見られない
見せるいちばん細い場所を1か所だけ出す手首・足首が見えると印象がそこに引かれる
縦を作る前を開ける、縦のラインを1本通す視線が縦に動くと横幅の印象が薄れる
そろえる上下の色を近づける分断が減り、視線が途切れずに通る
素材を選ぶ張りが強すぎるもの、薄すぎるものを避ける張りが強いと浮き、薄すぎると拾う
前もって着る前日ではなく1週間前に一度着る直す時間が作れる。当日の朝に慌てない

体型を変える話ではありません。見え方の設計だけで解決する話です。50代の日常の組み立ては 50代の毎日の服の考え方 にまとめています。

お腹・二の腕・背中|場所別の直し方

気になる場所効く直し方効かない直し方忘年会での補足
お腹まわり落ち感のある素材で線を拾わせない。前を開けて縦を作る大きめを着る、締めつけて押さえる座ると必ず前が出る。座った姿で確認する
お腹まわりウエスト位置を少し上に見せ、そこから下を落とす全体をゆるくして輪郭を消そうとする掘りごたつは座面が低く、前が特に見られる
二の腕肩から袖にかけて自然に落ちる形。袖丈は肘下半袖の上に何かを重ねる乾杯と写真で腕を上げる。上げても崩れない形
二の腕手首を見せて細い場所を1か所作る手首まで完全に覆う長袖で全部隠す料理を取り分けると袖口が汚れやすい
背中・肩甲骨後ろ丈に余裕を持たせる。厚みのある素材を避ける前だけ整えて後ろを見ない上座は後ろも見られる。挨拶では後ろ姿が正面になる
首・デコルテ縦に開けて視線を上下に通す詰まった首元+大ぶりのネックレス暖房で暑くなる。開けられる首元が快適
脚・腰まわり落ち感のあるワイドか、真っすぐ落ちる形体に沿う形の上に長いものを重ねる座敷なら脚は隠れる。上半身に注力できる
全体上下の色を近づけて縦を通す上下で強いコントラストをつける濃色は油はねも目立ちにくい

二の腕の詳しい直し方は 50代の二の腕カバーの組み立て、お腹まわりの会食向けの設計は 50代の会食でのお腹まわり、下半身は 下半身をカバーする組み立て に書いています。

どの記事にも共通しているのは、覆う量を増やす方向には答えがない、ということです。

骨格3タイプ別|同じ「きれいめ」でも形が違う

同じ会場・同じ格でも、似合う形は骨格によって変わります。

タイプ忘年会で効く形避けたい形座敷での扱いやすさ
ストレート首元がすっきり開いた形、真っすぐ落ちるボトムス布を多く重ねる形直線的なワイドパンツが扱いやすい
ストレート質感のなめらかな無地装飾の多い表面長すぎる丈は座ると重なる
ウェーブ上半身をコンパクトに、下に落ち感を持たせる厚い生地を上半身に重ねる柔らかいワイドが座りやすい
ウェーブウエスト位置を上げてそこから流す全体をまっすぐ落とし切る形薄手なので冷え対策を別に用意
ナチュラル肩から自然に落ちる形、ゆとりのある布体に沿わせる形、小さすぎる肩幅ゆとりのある形が座敷と相性がいい
ナチュラル表面に表情のある素材光沢の強い張った素材長め丈でも自然に見える
判断がつかないとき落ち感のある無地+真っすぐ落ちるボトムス極端な形に決め打ちすること中庸な形は座敷でもテーブルでも困らない

自分のタイプが分からないときは 骨格診断セルフチェック で確かめてから戻ってきてください。

色と照明|顔がくすんで見えないために

忘年会の色は、季節感より照明飲食の場という条件で決まります。

条件選び方理由
居酒屋の暖色照明濃色か、深みのある色白い色は照明で黄色く沈む
ホテル宴会場の白い照明顔うつりのいい色を首元に顔の影が出やすく、首元の色が効く
個室の間接照明中間の明るさの無地暗いと柄が潰れて見える
上座に座る顔まわりに明るい色を1か所正面から長時間見られる。顔だけ暗く見えるのを防ぐ
飲食の場全般ボトムスは濃色油はねと汁はねが目立たない
集合写真がある中央に立つ前提で顔まわりを明るく写真で顔だけ沈むのを防げる
柄の扱い使うなら1か所まで近距離で長時間見られるため、多いと疲れる

自分に合う色は、パーソナルカラーと骨格を組み合わせた パーソナルカラー×骨格の組み合わせ別ガイド が具体的です。ここでは会場の条件だけを扱っています。

寸法で決める|丈・幅・深さをcmで

「上品に」「きちんと」という言葉は、当日の判断には使えません。数字にしておくと迷いません。

部位目安理由
トップスの後ろ丈腰骨から下に10cm以上座敷・掘りごたつで座ると背中側が浮く
スカート丈座って膝が完全に隠れる長さ。目安は膝下10cm以上上座は正面に人が座り、着席時間が長い
パンツ丈履く靴でくるぶしが隠れるか、完全に見えるか中途半端な丈は脚が短く見える
パンツの裾幅片側20〜26cm程度座敷であぐら・横座りをしても突っ張らない
袖丈手首の骨が見える長さ手元が軽く見え、料理を取るときに邪魔にならない
襟のあき鎖骨が見える深さまで前かがみになったときに開きすぎない
ヒール高3〜5cm、最大でも7cm移動と立ち時間、座敷での脱ぎ履きに耐える
バッグの高さ20〜25cm程度床置き・膝置き・椅子掛けのすべてに対応できる

数字が決まっていると、前日の10分で確認が終わります。

靴|脱ぐ前提と、足の負担から決める

50代の忘年会の靴は、見た目より先に脱ぐかどうか足への負担で決まります。

条件選ぶもの理由
座敷・掘りごたつの可能性がある手を使わずに脱ぎ履きできる形出入りの回数が多く、列を止めない
挨拶がある歩ける高さ。安定した接地面前に出るときにふらつかない
立食が2時間以上太めのヒールか、接地面の広いもの細いヒールは体重が一点に集中する
二次会まで行く3〜5cm、または低め移動と立ち時間が2倍になる
雨や雪の可能性濡れても跡が残りにくい素材12月は路面が濡れていることが多い
会場がホテルきれいめのパンプス下限を割ると受付と写真で出る
足元が冷える厚みのある中敷き、または靴下座敷では床から冷えが上がる

座敷の可能性があるのに**ひも靴やロングブーツを選ぶと、出入りのたびに時間がかかります。**お手洗いに立つ回数が多い方はとくに、脱ぎ履きの速さを優先してください。

鞄|荷物が増える前提で決める

忘年会の日は荷物が確実に増えます。

増えるもの理由バッグに必要なこと
マフラー・手袋店内では外す畳んで入る容量
羽織り暑くて脱ぐ薄手なら入る余裕
会費・お釣り現金でやりとりすることがある小分けできるポケット
記念品・手土産ビンゴやプレゼント交換帰りに増える前提の余裕
折りたたみ傘12月は天気が変わりやすい濡れたものを分けられる作り
常備薬・眼鏡長時間の外出すぐ取り出せる位置

形の条件は3つです。**肩から下げられること、底が自立すること、高さ25cm以内であること。**座敷では床に直接置くので、底の作りがそのまま効いてきます。

買い足すなら何を|忘年会だけに使うものは買わない

忘年会は年に一度の場面です。その日のためだけの一着を買うと、その後の出番が作りにくくなります。

優先度何を寸法の目安忘年会以外での出番
落ち感のある無地のトップス後ろ丈が腰骨から10cm以上通勤、食事会、法事
薄手で畳める羽織り畳んでバッグに入る厚み通年。冷房対策にも使える
脱ぎ履きしやすい3〜5cmのヒール接地面が広いもの通勤、行事、外出全般
自立する肩掛けバッグ高さ20〜25cm外出全般
首元を覆えるストール畳んでバッグに入る厚み12月から3月まで
買わない忘年会専用の華やかな一着出番が年1回で終わる

年末の買い物に行く日の装いは 年末の買い物の日の服装 にまとめています。

50代固有の事情|回数が減り、1回が重くなる

事情起きること装いでの対応
参加する会が絞られる1回あたりの意味が重くなる下限を確実に満たす方向で選ぶ
立場が上がる挨拶や上座が回ってくる座った姿と後ろ姿を先に作る
部下・後輩から見られる新しさより状態で判断される毛玉・かかと・袖口を整える
冷えを感じやすくなる帰り道が特にこたえる首・手首・足首の3か所を覆えるものを
立ち座りが負担になる座敷で疲れが出る裾幅と後ろ丈で、直さずに立てる形に
親や家族の予定と重なる昼の用事から直行することがある昼から着られて、羽織りで夜に振れる形
翌日も予定がある疲れを残せない締めつけの弱い形。ヒールは低め

深まる秋から冬にかけての50代の装いの考え方は 10月末からの装いの切り替え【50代】 も参考になります。

二次会まで行く場合/一次会で帰る場合

50代は一次会で切り上げる選択が増えます。どちらを選ぶかで、一次会の装いの決め方が変わります。

決めごと二次会まで行く一次会で帰る
ヒールの高さ3〜5cm、または低め5〜7cmまで許容できる
羽織り脱いで軽くできる薄手厚みがあってもよい
バッグ肩から下げられる形が必須手持ちでも成立する
コート着脱が増えるので前が開けやすいものクロークに預けたままでよい
首元の対策移動のたびに必要帰り道の1回分でよい
まとめ直せる形にしておく崩れにくさだけを見ればよい
装いの引き算羽織りを脱ぐ、アクセサリーを1つ外す不要

二次会の場面をもう少し詳しく知りたい方は 二次会の服装 が参考になります。

よくある失敗と、その場でできる直し方

起きること原因その場での直し方
店に入ったら暑すぎる層が1枚しかなかった羽織りを脱ぐ。首元を開ける。袖をまくる
立ち上がるたびに裾を直す後ろ丈が短かった浅く座り直す。膝に薄手の羽織りを置く
座敷で靴を脱ぐのに手間取るひも靴・ロングブーツを選んだ当日は列の最後に回る。次回への学び
掘りごたつで背中が空く後ろ丈が足りなかった背もたれに寄りかからず、浅く座る
上座で首元が気になる座った姿を確認していなかったストールを肩に掛けて調整する
挨拶で前に出たら丈が乱れていた座ったあとの姿を見ていなかった立ってから一呼吸置き、裾を整えてから歩く
ボトムスに油がはねた明るい色のボトムスを選んだすぐ水を含ませた紙で押さえる。こすらない
帰り道で急に寒い汗をかいたまま外に出た店を出る前に首元を覆う
翌日に疲れが残るヒールが高く、締めつけが強かった次回はヒールを下げ、ウエストに余裕を持たせる

この表のほとんどは、前日に「着て、座って、立つ」の3つをやっておけば起きません。

よくある誤解

よくある言い方実際は代わりに見るもの
「50代らしい忘年会の服がある」年代で決まる服は無い役割・席の形・温度の3つ
「立場が上なら華やかにすべき」場に対して重すぎると浮く下限を確実に満たすこと
「体型は覆えば目立たない」覆うと面積が増えて目立つ落とす・離す・ずらすの3つ
「暗い色を着れば細く見える」色だけでは形の印象は変わらない素材の落ち感と、縦のライン
「厚手を着れば寒くない」店内で脱いだときに一気に冷える薄手を2枚に分ける
「新しい服のほうが安心」全身が新品だと気負いが先に伝わる手入れの行き届いた手持ちに1点足す

まとめ

50代の忘年会は、役割冷えの2つから決まります。

役割については、会場より先に確かめてください。上座に座るなら、見られているのは立った全身ではなく座った上半身です。挨拶があるなら、後ろ姿と歩く姿が加わります。社外の人が同席するなら、下限が一段上がります。どの場合も、上限を狙う必要はありません。下限を確実に満たすことが答えです。

冷えについては、外が5度で店内が25度です。厚手を1枚ではなく、薄手を2枚。首・手首・足首の3か所を出し入れできる形にしておいてください。帰り道でいちばん冷えるのは、店内で汗をかいた直後です。

そして座敷なら、2時間で10回以上立ち座りします。裾幅に余裕があり、後ろ丈が腰骨から10cm以上あれば、**服を直さずに立てます。**そこまで作っておけば、当日は会話に集中できます。

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年末年始と、50代の場面別の記事です。

— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 50代の忘年会で、いちばん外しにくい服装は何ですか?
落ち感のある無地のトップスに、真っすぐ落ちるきれいめパンツ、脱ぎ履きしやすい低めのヒールという組み合わせです。ここに薄手の羽織りを1枚加えておくと、居酒屋でも宴会場でも下限を割らず、挨拶を頼まれた場面だけ一段きちんと見せられます。50代は上座に座ることが増えるので、座った姿が整うかどうかで選んでください。上下が分かれていれば、当日の席次に合わせて振れ幅を作れます。
Q. 上座に座ることになりました。何に気をつければいいですか?
見られるのは、立った全身ではなく座った上半身です。正面の人から2時間、首元から胸元だけを見られます。首元が詰まりすぎず開きすぎない形、座っても肩のラインが崩れない素材、前かがみになったときに開かない襟の深さ。この3つを前日に座って確認してください。あわせて、話を振られる場面が増えるので、手元が見える袖丈にしておくと所作が軽く見えます。
Q. 挨拶や締めを頼まれるかもしれません。どう備えればいいですか?
立って前に出る前提で、後ろ姿と歩く姿を作っておいてください。立ち上がってから話し終えるまで、全身を数十秒見られます。効くのは、羽織りが1枚あること、靴が歩ける高さであること、後ろ丈が整っていることの3つです。座敷なら靴を履き直す場面があるので、脱ぎ履きの速い靴にしておくと慌てません。挨拶があると分かっているなら、上限側ではなく下限を確実に満たす方向で選んでください。
Q. 12月の冷えがこたえます。どこを覆えばいいですか?
首・手首・足首の3か所です。この3か所は皮膚のすぐ下を血が通っていて、覆うかどうかで体感が変わります。外ではマフラーと手袋、店内では首元を開けて調整し、帰り道でまた覆う。この出し入れができる形にしておいてください。厚手を1枚着ると、店内で脱いだときに一気に冷えます。薄手を2枚重ねて、外と中で分担させるほうが、温度差の幅に対応できます。
Q. 座敷や掘りごたつのとき、立ち座りが負担です。どうすればいいですか?
立ち座りの回数は2時間で10回以上あります。服を直さずに立てるかどうかが、当日の疲れ方を決めます。ボトムスは、あぐらや横座りをしても突っ張らない裾幅のあるもの。トップスは、腰骨から下に10cm以上ある後ろ丈のもの。この2つが揃うと、立つたびに裾や背中を直す必要が無くなります。掘りごたつは足を下ろせるぶん体は楽ですが、座面が低いので背中側が浮きやすくなります。
Q. 体型が変わってきて、去年の服が同じように着られません。
体型そのものを問題として扱う必要はありません。見え方の設計だけで変えられます。効くのは3つです。体から少し離れて落ちる素材を選ぶこと、いちばん細い場所を1か所だけ見せること、視線が集まる位置を顔の近くに作ることです。逆に、覆う量を増やす方向には答えがありません。布の面積が増えると、その分だけ輪郭は大きく見えます。前日ではなく1週間前に一度着ておくと、当日の朝に慌てずに済みます。
Q. 社外の人や取引先が同席する忘年会です。どこまで整えればいいですか?
仕事の日の装いと同等か、それより少しだけ柔らかい位置に置いてください。目安は、羽織りがあること、靴がきれいめであること、バッグが自立することの3つです。この3つが揃っていれば、会場が居酒屋でも失礼になりません。逆に、光沢の強い素材や大ぶりのアクセサリーは、忘年会の場では華やかというより浮きます。飲食の場なので、強い香りも避けてください。
Q. 会費を集めたり、若手を気にかけたりする側です。動きやすさはどう確保しますか?
幹事そのものではなくても、50代は場を見る側に回ることが多くなります。必要なのは、両手が空くこと、しゃがんでも崩れないこと、すぐ立てることの3つです。肩から下げられるバッグ、前かがみで開かない胸元、歩幅の取れるボトムス。この3つで、当日の動きに困らなくなります。そのうえで羽織りを1枚持っておけば、挨拶や写真の数分だけ格を上げられます。
Q. 忘年会のために買い足すなら、何がいいですか?
忘年会だけのために一着を買うと、その後の出番が作りにくくなります。買い足すなら、通勤や食事会でも使えるものを1点だけにしてください。優先度が高いのは、落ち感のある無地のトップス、薄手で畳める羽織り、脱ぎ履きしやすい3〜5cmのヒールの3つです。この3つは年間を通して使えます。手持ちで届かない部分だけを補う、と考えると選ぶものがはっきりします。
Q. 会場がまだ分かりません。どう決めておけばいいですか?
中間に寄せて、当日に上下へ振れる形にしておいてください。落ち感のあるトップスときれいめパンツを土台に、薄手の羽織りを持って出る。会場がホテルなら着て、居酒屋なら畳んでバッグに入れる。これだけで一段ずつ動かせます。あわせて、幹事に聞くのは店の名前ではなく「座敷かテーブルか」の1点にしてください。この答えだけで、靴と丈が決まります。

— メグラシ編集部

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忘年会の服装【40代】会場と席次で決まる、崩していい範囲

40代の忘年会の服装を、会場・席次・上着を脱ぐかの3点から決められる形にまとめました。居酒屋の座敷と掘りごたつ、ホテル宴会場、レストラン個室、立食、カラオケで、足していい上限と割ってはいけない下限がどう変わるかを表にしています。12月の外と店内の温度差、脱ぐ前提の靴、体型が気になるときの直し方まで、当日の朝に迷わない順番で並べました。

メグラシ編集部読了 18分
秋の同窓会の服装【50代】会場別と羽織の置き場で決める

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秋の同窓会の服装【50代】会場別と羽織の置き場で決める

秋の同窓会に50代が何を着るかを、会場別(ホテルの宴会場・個室のある店・座敷・立食)と秋の条件から決める記事です。行き帰りの気温差、会場に着いてから羽織りをどこに置くか、10月と11月の違い、パンツや黒の可否、ヒールの高さやバッグの大きさといった迷いやすい判断、気になる場所ごとの調整まで、順番に決められるようにまとめました。

メグラシ編集部読了 8分
50代の大人クリスマスイルミネーションコーデ|12月夜の穏やかな輝きを整える装い

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50代の大人クリスマスイルミネーションコーデ|12月夜の穏やかな輝きを整える装い

50代の大人クリスマスイルミネーション(12月夜の穏やかな輝き)の装いを、50代らしい品格とクリスマスの穏やかな華やぎの両立で整える視点でまとめました。イルミネーションの夜と大人の時間に馴染む構成を解説。

メグラシ編集部読了 7分
50代のクリスマスディナーコーデ|上質素材と冬色の深みで整える特別な夜

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50代のクリスマスディナーコーデ|上質素材と冬色の深みで整える特別な夜

50代のクリスマスディナーの装いを、上質素材と冬色の深みで整える視点でまとめました。特別な夜に相応しい落ち着いた品格と穏やかな華やぎの両立を解説。

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年末年始の帰省の服装【40代】|移動と滞在で決める

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年末年始の帰省の服装【40代】|移動と滞在で決める

年末年始の帰省は、長い移動と数日の滞在が続きます。座り続ける移動着、暖房の効き方が読めない実家での滞在着、床に座る場面、台所に立つ場面。義実家か実家かで変わる見られ方まで含めて、40代が手持ちで3泊分を組む手順にまとめました。

メグラシ編集部読了 9分
暑い日のオフィスコーデ|30-50代女性の『涼やか×きちんと感』の進め方

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暑い日のオフィスコーデ|30-50代女性の『涼やか×きちんと感』の進め方

暑い日のオフィスコーデを完全ガイド。30-50代女性のための涼やか×きちんと感の両立、冷房対策・汗対策・清涼感の演出・通勤コーデを編集部が解説。

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