パーソナルカラー診断はプロか自己診断か|割れた軸だけ人に見せる

パーソナルカラー診断や骨格診断を、プロに受けるか、自己診断で済ませるか。答えは、同じ条件で自己診断を二回やって、結果が揃うかどうかで決まります。
二回とも同じ結果なら、自己診断で足ります。どこか一つの軸だけ割れたら、その軸だけを人に見てもらえば十分です。二つ以上割れたなら、プロの診断を受ける価値がいちばん高い状態です。
秋冬はコートやニットなど、顔の近くに来て面積も大きい服を買う季節です。買う前にどちらが要るかを決めておくと、選び直しが減ります。この記事では、自己診断の条件の揃え方から、割れたときに何を頼むかまでを順に決めていきます。
📋 プロか自己診断か|判断の三段階
| 自己診断を二回やった結果 | あなたの状態 | 次にやること |
|---|---|---|
| 二回とも同じ | 軸が決まっている | 自己診断の結果で服を選ぶ |
| 一つの軸だけ割れた | 境目に近い軸が一つある | 割れた軸だけ人に見てもらう |
| 二つ以上割れた | 条件か判断が安定していない | プロの診断を受ける |
表は判断の入口です。どの段に入るかは、次の節からの手順で二回分の結果を出してみるまで分かりません。
先に自己診断を二回やる理由
自己診断を一回だけやると、その結果が自分の特徴なのか、その日の条件なのかが区別できません。光が違えば顔色の見え方は変わりますし、着ている服の色や化粧の状態でも、比べた布の見え方は変わります。
二回やって同じ結果になれば、それは条件ではなく、あなたの特徴です。割れたなら、その軸の境目に近いか、二回の条件が揃っていなかったかのどちらかです。
プロの診断も一回の判断ですが、決まった光の下で、第三者の目で見るので、条件の揺れを外して判断できます。自己診断の二回は、その条件の揃え方を自分で再現する手順だと考えてください。
この手順を踏んでおくと、プロに行くかどうかを決めるだけでなく、行くとしても何を確かめればいいかがはっきりします。
一回目と二回目の条件を揃える
二回の自己診断は、次の四つを揃えて行います。
一つ目は光です。同じ窓際で、同じくらいの時間帯に行います。天気も、晴れなら晴れ、曇りなら曇りで揃えるのが理想です。部屋の照明はできるだけ消して、窓からの光だけで見てください。照明の色が混じると、色の判断がずれやすくなります。
二つ目は服です。首まわりは白か無地のグレーにします。色や柄のある服を着ていると、顔の下に当てる布の色と混ざって判断しにくくなります。
三つ目は顔まわりの状態です。パーソナルカラーの自己診断は、化粧をしない状態か、ごく薄い状態で揃えます。髪はまとめて、顔のまわりに髪の色がかからないようにします。
四つ目は間隔です。一回目と二回目は、数日から一週間ほど空けてください。一回目の結果をはっきり覚えているうちにやると、同じ答えに寄せてしまいやすくなります。
パーソナルカラーの自己診断で割れやすい場所
パーソナルカラーの自己診断は、いくつかの軸の組み合わせで結果を出します。黄みと青みのどちらが顔になじむか、明るい色と深い色のどちらが合うか、鮮やかな色とくすんだ色のどちらが合うか、といった軸です。
割れやすいのは、二つの側の境目に近い軸です。たとえば黄みの布も青みの布も同じくらいなじむ人は、その日の光で結果が入れ替わります。明るさが中間の人も、明るい色と深い色の判定が割れやすくなります。
二回分の結果を並べたら、どの軸で割れたのかを書き出してください。軸ごとに分けて見ると、全部が割れているのか、一つだけが割れているのかが分かります。
布やニットを顔の下に当てて比べるときは、2メートル離れた写真で見る方法も使えます。鏡の距離では差が小さく、写真の距離では顔に先に目が行くかどうかで判断しやすくなります。布の当て方はドレープの代わりに使える布の選び方にまとめています。
骨格診断の自己診断で割れやすい場所
骨格診断の自己診断は、体の厚み、骨の出方、肉のつき方、関節の大きさなどを、チェック項目に答えて判定します。
割れやすいのは、上半身と下半身で特徴が違う人です。上半身は厚みがあり、下半身は骨の出方が目立つ、といった場合、どちらの項目を重く見るかで結果が入れ替わります。
もう一つ割れやすいのは、チェック項目の言い回しです。同じ体の特徴でも、項目の書き方によって答えが変わることがあります。二回の自己診断は、同じチェック項目で行ってください。
骨格診断の割れた軸は、体のどの部分の判定が割れたかで書き出しておきます。首から肩、胸まわり、腰まわり、手首や膝などの関節に分けると、割れた場所が見えてきます。手順の全体は骨格診断のセルフチェックの進め方で確かめられます。
顔タイプの自己診断で割れやすい場所
顔タイプは、子供顔か大人顔かという軸と、顔の線が直線か曲線か、あるいはその二つのミックスかという軸の組み合わせで分けます。
子供顔の側では、曲線ならキュートやアクティブキュート、直線と曲線のミックスならフレッシュ、直線ならクールカジュアルです。大人顔の側では、曲線ならフェミニン、直線ならクール、直線と曲線のミックスならエレガントやソフトエレガントになります。
割れやすいのは、線の判定です。ミックスという区分があるので、直線寄りの人も曲線寄りの人も、判定の仕方でミックスに入ったり外れたりします。子供顔と大人顔の境目に近い人も、写真の角度で結果が変わりやすくなります。
顔タイプで判定が割れたときは、中間タイプのセルフチェックで、どの軸が割れているかを確かめてみてください。
二回とも揃ったら|自己診断で足りる
二回の自己診断で、どの軸も同じ結果になったなら、その結果はあなたの特徴と考えて構いません。プロに受けなくても、その結果を服選びに使えます。
使う前に一つだけ確かめておくと安心なのは、手持ちの服との照らし合わせです。結果の側に入る色や形の服を一枚、反対の側に入る服を一枚、同じ光の下で着比べて、2メートル離れた写真を撮ってください。結果の側の一枚で顔に先に目が行けば、自己診断の結果は服選びにもそのまま使えます。
揃ったのに、どうしても結果に納得できない場合があります。その場合は、後の「どちらとも取れるとき」の節で、納得できない理由を分けて考えます。
一つの軸だけ割れたら|その軸だけ人に見てもらう
二回のうち一つの軸だけが割れた場合、その軸はあなたにとって境目に近い軸です。ほかの軸はもう決まっているので、全部をやり直す必要はありません。
割れた軸だけを、家族や友人に見てもらう方法があります。割れた軸の両側の布や服を一枚ずつ用意し、同じ光の下で一枚ずつ顔の下に当てて、2メートル離れたところから見てもらいます。
聞き方には気をつけてください。「どちらが似合う」と聞くと、相手の好みが答えに混ざります。**聞くのは「どちらのときに先に顔を見たか」**です。相手が服のほうに目が行ったと答えたら、その側はあなたの顔より服が目立っている側です。
人に頼めないときや、人に見てもらっても割れたときは、その軸だけを確かめにプロの診断を受ける価値があります。割れた軸を伝えられるので、診断の時間を確かめたい場所に集中できます。
二つ以上割れたら|プロの診断を受ける価値が高い
二つ以上の軸が割れたときは、二回の条件が揃っていなかったか、判定の仕方自体が安定していないかのどちらかです。
条件を見直して三回目をやることもできますが、割れた軸が多いほど、自分でやり直す手間は増えます。決まった光の下で、第三者の目で見てもらうほうが、早く確かな答えに届きます。
この状態で自己診断を何度も繰り返すと、回ごとに違う結果が出て、かえって迷いが深くなることがあります。二回で二つ以上割れたら、そこで自己診断はいったん止めて、プロの診断を受けることを考えてください。
プロの診断で確かめられること
プロの診断は、診断する人や場所によって進め方が違いますが、自己診断との違いは大きく二つに分けられます。
一つは条件です。決まった光の下で、多くの色の布を同じ条件で顔の下に当てて比べることができます。家の窓際では揃えにくい光の条件を、毎回同じに保てるのが強みです。
もう一つは目です。自分の顔は自分では離れて見ることができませんが、第三者は離れた位置から顔と服を同時に見て判断します。骨格診断なら、体の線を横や後ろからも見てもらえます。
予約の前に、何を使って何を見るのかを確かめておくと、自己診断で割れた軸を確かめられる場かどうかが分かります。どのような準備をしておくとよいかは診断を受ける前に知っておくことにもまとめています。
自己診断でできないこと|自分を2メートル先から見る
自己診断で一番難しいのは、自分の顔と服を、他人が見ている距離から見ることです。
鏡に映る自分は、いつも顔のすぐ前の距離にいます。この距離では、顔と布の色の差が大きく見え、2メートル先から見たときとは判断が変わることがあります。
写真を使えば離れた距離を作れますが、カメラは撮るたびに色や明るさを自動で補正します。同じ服でも、撮る順番や向きで写り方が変わるので、写真だけで細かい色の差を判断するのは難しくなります。
プロや第三者の目が補うのは、まさにこの部分です。自己診断では写真を使って近づけることはできても、完全には代わりになりません。だから、自己診断で決めきれない軸だけを人に見てもらう、という分け方が合理的です。
プロの診断の前に準備しておくこと
プロの診断を受けると決めたら、次の三つを準備しておくと、診断の時間を有効に使えます。
一つ目は、自己診断の二回分の結果です。どの軸が揃い、どの軸が割れたかを書いたメモを持っていきます。
二つ目は、決めたいことです。秋冬のコートの色を決めたいのか、ニットの首の形を決めたいのか、手持ちの服のどれを残すかを決めたいのか。決めたいことが具体的であるほど、診断の結果をすぐに使えます。
三つ目は、顔まわりの状態です。化粧や髪の状態について案内がある場合は、それに従ってください。案内がない場合は、自己診断のときと同じく、ごく薄い化粧で髪をまとめた状態がもっとも比べやすい状態です。
自己診断とプロの結果が違ったとき
プロの診断を受けた結果が、自己診断と違うことがあります。そのときは、違った軸がどれかを確かめます。
自己診断で割れていた軸なら、プロの結果を優先する価値があります。もともと境目に近い軸だったので、条件の揃った場の判断のほうが確かです。
自己診断で二回とも揃っていた軸で違ったなら、光の条件を振り返ってください。窓際の光が二回とも同じ偏りを持っていた場合、自己診断は揃っていても、別の光の下では違う結果になることがあります。
どちらの場合も、手持ちの服をすぐに手放す必要はありません。結果ごとに服を分けておき、一つの季節を通して着比べてから決めても遅くありません。分け方は自己診断とプロの結果が違ったときの服の分け方で詳しく見ています。
秋冬の買い物の前に決めておく理由
秋冬は、一枚あたりの面積が大きく、顔の近くに来る服を買う季節です。コートは襟が顔のすぐ下に来ますし、ニットは首まわりから胸までを一色で覆います。
面積が大きく、顔に近い服ほど、色や形の判断が外れたときの影響が大きくなります。夏の小物や薄手のトップスなら着方で調整できても、コートの色は毎日の全身の大きな面になります。
だから秋冬の大きな買い物の前は、自己診断の結果がどの段にあるかを確かめておく価値があります。二回とも揃っていれば、その結果でコートやニットを選べます。割れた軸があるなら、その軸に関わる色や形の服は、確かめてから買うほうが安全です。
買う順番そのものに迷っている場合は、秋の買い物の順番も合わせて読んでみてください。
季節の光で自己診断がずれること
秋冬は、日が短くなる季節です。平日の仕事の後に自己診断をしようとすると、窓からの光がなく、部屋の照明の下で判断することになりがちです。
照明の色は、白っぽいものから黄みの強いものまでさまざまです。黄みの強い照明の下では、黄みの布がなじんで見えやすく、青みの布はくすんで見えやすくなります。照明の下で一回、窓際で一回と条件が違うと、それだけで結果が割れます。
秋冬に自己診断をするなら、休日の昼に、窓際で行ってください。夏にやった自己診断の結果を秋冬に見直したいときも、同じ窓際で、同じくらいの時間帯に揃えます。季節によって窓から入る光の角度も変わるので、窓に正面から向かって立つ位置を決めておくと、条件が揃いやすくなります。
どうしても平日の夜にしか時間が取れない場合は、一回目と二回目を両方とも同じ照明の下で行ってください。窓際の光より判断は甘くなりますが、二回の条件が揃っていれば、割れたかどうかの比較はできます。その場合は、記録に照明の下で行ったことを書き添えておき、揃った結果も仮の答えとして扱います。
写真で自己診断するときの距離と光
写真を使った自己診断は、鏡では作れない距離を作れるのが利点です。
撮り方は、窓を背にせず、窓からの光が顔に正面から当たる位置に立ちます。スマートフォンは2メートル離れたところに、顔の高さで固定します。フィルターや加工の機能は切っておきます。
比べるときは、二枚を並べて一度に見てください。一枚ずつ順番に見ると、前の一枚の印象に引っぱられます。二枚を左右に並べて、どちらで先に顔に目が行くかを見ます。
同じ条件で撮った二枚でも、カメラの自動補正で明るさが揃えられていることがあります。明るさの差より、顔と布の境目がなじんで見えるか、浮いて見えるかに注目してください。
写真診断やアプリの扱い
写真を送って診断する方法や、アプリで判定する方法もあります。手軽ですが、写真の色は撮る場所の光やカメラの補正で変わるので、単独では決め手になりにくい方法です。
使い方としては、自己診断の結果と照らし合わせる材料にするのがよいでしょう。自己診断と揃えば裏付けになり、割れれば割れた軸の候補が一つ増えます。
写真の診断で、二回の自己診断とまったく違う結果が出た場合は、写真の条件を疑ってください。同じ写真を別の時間に撮り直して結果が変わるなら、その方法はあなたの場合に安定していません。写真による判定の限界は写真診断でわかること・わからないことで詳しく見ています。
何を決めたいかで、受ける診断を選ぶ
プロの診断を受けると決めても、パーソナルカラー、骨格、顔タイプのどれを受けるかで迷うことがあります。
選び方の基本は、自己診断で割れた軸のある診断から受けることです。パーソナルカラーで割れたならパーソナルカラーを、骨格で割れたなら骨格を。割れていない診断は、自己診断の結果で足りています。
もう一つの選び方は、秋冬に何を決めたいかです。コートやニットの色を決めたいならパーソナルカラー、コートの丈やパンツの形を決めたいなら骨格、服の柄や襟のデザインを決めたいなら顔タイプが関わります。
診断を組み合わせて受けられる場もありますが、割れていない診断まで受ける必要はありません。決めたいことと割れた軸が重なるところから受けるのが、もっとも無駄の少ない順番です。
自己診断で比べる布や服の用意
自己診断の精度は、比べる布や服の用意で大きく変わります。手持ちのもので揃えられるので、二回の自己診断の前に一度だけ準備しておきます。
パーソナルカラーなら、軸の両側にあたる色を一枚ずつ用意します。黄みと青みを比べるなら、黄みの強い色の布と青みの強い色の布。明るさを比べるなら、明るい色と深い色。布は顔の下から肩までを覆える大きさがあると、比べやすくなります。手持ちのストールやニット、シャツでも構いません。
用意した布は、二回とも同じものを使ってください。一回目と二回目で違う布を使うと、割れた原因が布の違いなのか、あなたの特徴なのかが分からなくなります。
骨格診断なら、体の線が分かる薄手の無地の服を用意します。厚手の服やゆったりした服では、体の厚みや骨の出方が隠れて、チェック項目に答えにくくなります。
プロの診断を受けた後にやること
プロの診断を受けたら、結果をそのままにせず、自己診断の記録と並べておきます。
まず、自己診断で割れていた軸の答えを書き足します。どちらの側だったのか、決め手は何だったのか。決め手を聞けた場合は、その言葉もそのまま書いておきます。次の自己診断で同じ軸に迷ったとき、その決め手を思い出せば、自分で判断できるようになります。
次に、診断の場で合うと言われた色や形の服を、手持ちの中から探します。手持ちに一枚もなければ、秋冬の買い物で最初に足すものの候補になります。
最後に、一つの季節が終わるころに、診断の結果の側の服をどれだけ着たかを振り返ります。結果の側の服を着た日のほうが、写真で顔に目が行っていれば、診断の結果はあなたの服選びに根づいています。
自己診断の結果を記録する書き方
二回の自己診断を比べるには、結果を同じ書き方で残しておく必要があります。記録が曖昧だと、割れたのか揃ったのかを後から判断できません。
書くのは、日付と時間帯、天気、場所、首まわりの服の色、化粧の状態、そして軸ごとの判定です。判定は「どちらとも言えない」も一つの答えとして書いておきます。どちらとも言えないと感じた軸は、二回目で割れやすい軸の候補です。
写真を使った場合は、写真もそのまま残してください。二回目のときに、一回目の写真と並べて見比べると、光の条件が揃っていたかどうかも確かめられます。
この記録は、プロの診断を受けるときにもそのまま使えます。何を何回試して、どこで迷ったのかを伝えられると、診断の時間を確かめたい場所に集中してもらえます。
家族や友人に見てもらうときの手順
割れた軸を人に見てもらうときは、手順を決めておくと、答えに迷いが混ざりにくくなります。
まず、見てもらう人には結果を伝えないでおきます。どちらの側だと思っているかを先に話すと、見る側がその答えに寄せてしまいやすくなります。
次に、比べる二枚を、どちらが先か分からないようにして当てます。一枚目、二枚目と順番に当てて、もう一度一枚目に戻ります。三回当てると、最初の印象だけで決めることを避けられます。
見てもらう距離は、2メートルほど離れた位置です。近くで見てもらうと、細かい色の差に目が行き、全体の印象が分かりにくくなります。
最後に、聞くのは「どちらのときに先に顔を見たか」だけにします。理由は聞かなくて構いません。理由を考え始めると、好みや思い込みが答えに混ざります。
結果を秋冬の服選びに落とす
自己診断でもプロの診断でも、結果は服を選ぶときに使ってはじめて役に立ちます。秋冬に向けて、結果をどう使うかを決めておきます。
最初にやるのは、手持ちの秋冬の服を、結果の側と反対の側に分けることです。顔の近くに来るコート、ニット、ストールから分けていきます。結果の側に多ければ、そのまま秋冬を迎えられます。反対の側に多ければ、買い足すものの優先順位が見えてきます。
反対の側に入った服は、すぐに手放す必要はありません。顔から離れた位置で使う、首まわりに結果の側の色を一枚重ねる、といった着方で、そのまま使える服も多くあります。
新しく買うときは、結果の側の中から選びます。迷ったときは、売り場の光と家の窓際の光が違うことを思い出して、家で一度確かめられる買い方を選ぶと安心です。
どちらとも取れるとき|判断が割れた日の決め方
ここまでの段階に、きれいに当てはまらない場合があります。
一つ目は、二回とも揃ったのに結果に納得できない場合です。このときは、納得できない理由を二つに分けてください。「結果の側の服を着ると、顔がぼやける気がする」なのか、「結果の側の色が好きではない」なのか。前者なら判断に疑いがあるので、プロに確かめる価値があります。後者は判断の問題ではなく、好きな色と合う色の折り合いの問題です。好きな色は顔から離れた場所、たとえばスカートや靴に使う、という形で両立できます。
二つ目は、一つの軸が割れたものの、服選びで困っていない場合です。割れた軸は、あなたにとってどちらを選んでも大きく外れない軸かもしれません。困っていないなら、その軸はそのままにしておいて構いません。プロに行くのは、その軸に関わる大きな買い物を前にしたときで十分です。
三つ目は、三回目をやるかどうかです。条件を揃え直して三回目をやるのは一回だけにしてください。二対一で多いほうを仮の答えにして、一つの季節、その結果で服を選んでみます。季節の終わりに、着て顔に目が行った服がどちらの側に多かったかを数えると、答えが出ます。
四つ目は、期限がある場合です。秋冬の大きな買い物が近く、それまでに決めたいなら、迷っている時間よりも、プロに一度見てもらうほうが早く確かです。
一度受けた診断を秋冬に見直すか
一度受けたプロの診断や、揃った自己診断の結果は、基本的にはそのまま使い続けられます。
見直しを考えるのは、髪の色を大きく変えたとき、眉の色や形を大きく変えたとき、化粧の仕方を大きく変えたときです。顔のまわりの色が変わると、似合って見える範囲が少し動くことがあります。
見直すときも、手順は同じです。同じ条件で自己診断を二回やり、前の結果と揃うかを見ます。揃えば見直しは要りません。割れた軸があれば、その軸だけを確かめます。
見直しの時期として選びやすいのは、秋冬の服を出す前です。衣替えで手持ちの秋冬の服を一度に並べるので、結果の側と反対の側に分ける作業と、自己診断の見直しを一緒に済ませられます。
見直しで前の結果と違う軸が出ても、すぐに前の結果を捨てる必要はありません。前の結果が出たときの条件と、今回の条件を記録で比べてください。条件が違っていたなら、今回の条件でもう一回だけやり直します。条件が揃っていて違ったなら、その軸は前より境目に近づいている可能性があり、人に見てもらう候補になります。
どの場合も、判断の基準は変わりません。二回揃えば自己診断で足り、一つ割れればその軸だけを人に、二つ以上割れればプロに。この三段階を手元に置いておけば、季節が変わるたびに迷い直すことはなくなります。
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よくある問い
- Q. 自己診断とプロの診断、どちらを受ければいいですか
- 先に自己診断を、同じ光と同じ服の条件で二回やってください。二回とも同じ結果なら自己診断で足ります。一つの軸だけ割れたらその軸だけ人に見てもらい、二つ以上割れたらプロの診断を受ける価値が高くなります。
- Q. 自己診断を二回やると、何が分かるのですか
- 一回だけでは、その結果が自分の特徴なのか、その日の光や服の条件なのかを区別できません。条件を揃えて二回やり、同じ結果になればそれは特徴です。割れた場合は、その軸の境目に近いか、条件が揃っていなかったかのどちらかです。
- Q. プロの診断を受ける前に準備することはありますか
- 自己診断の二回分の結果と、割れた軸をメモしていってください。何を決めたいのか、たとえば秋冬のコートの色なのかニットの首の形なのかも書いておくと、診断の時間を割れた軸に集中して使えます。
- Q. 自己診断とプロの結果が違いました。どちらを信じればいいですか
- 自己診断で割れていた軸なら、プロの結果を優先する価値があります。自己診断で二回とも揃っていた軸で違ったなら、光の条件が違わなかったかを確かめてください。手持ちの服はすぐに手放さず、結果ごとに分けておきます。
- Q. 写真やアプリの診断は、自己診断の代わりになりますか
- 参考の一つにはなります。ただ写真の色は撮る場所の光やカメラの補正で変わるので、単独では決め手になりません。自己診断の結果と揃えば裏付けに、割れたら割れた軸の候補として使ってください。
— メグラシ編集部





