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冬コーデをかわいく見せる|丸みを置く高さで、甘さの量が決まる

メグラシ編集部//読了 9分
冬の装いで、袖や足元の丸い輪郭を鏡の前で見比べている様子

かわいく見えるかどうかを決めているのは、丸いものを何個持っているかではありません。その丸みを、体のどの高さに置いたかです。

同じ3つの丸みでも、隣り合う高さに並べると甘さが強く出て、離して置くと落ち着きます。 個数は変えていないのに、印象だけが変わります。

そして冬は、この高さの分布が一年でいちばん崩れます。外側の一枚と足元が、勝手に丸みを足してくるからです。

高さは3段|顔まわり・腰まわり・足元

体を3段に区切ります。

  • 顔まわり:首元から胸元まで
  • 腰まわり:腰の位置から太ももの上まで
  • 足元:ひざ下から靴まで

中間の高さは、近いほうの段に入れてください。 迷う位置に丸みが来ることはほとんどありません。

丸みの数え方|輪郭が曲線で終わっているか

数えるのは「丸い形のもの」ではなく、輪郭が曲線で終わっているところです。

  • 肩から袖にかけて、外に張り出して丸く落ちている
  • 裾が、まっすぐ落ちずに外へ広がって丸く終わっている
  • 足元の甲まわりが、角のない曲線でできている
  • 首元をふさぐものが、輪になって丸い影を作っている

まっすぐ落ちて終わっているものは、丸みに数えません。 素材が柔らかくても、輪郭が直線なら直線です。

判断が割れるのは、ゆとりがあるだけのものです。全体的にゆったりしているけれど、輪郭は上から下へまっすぐ落ちている。これは丸みではありません。

見分け方はこうです。体から離れた輪郭が、下に向かって外へ広がっているか、内へ戻っているか。 外へ広がったまま終わっていれば丸み、内へ戻って落ちていれば直線です。

鏡の前で腕を体から離して、輪郭だけを目で追ってください。 素材の柔らかさや色は無視します。冬は素材が厚いので、柔らかい=丸いと感じやすいのですが、輪郭で見ると別のことが多いです。

冬は、丸みが3つ勝手に増える

ここが冬の特徴です。何も足していないつもりでも、季節が3つ足してきます。

  1. 外側の一枚が、肩と袖に丸みを作る
  2. 足元の厚みが、甲まわりを丸くする
  3. 首元をふさぐものが、顔まわりに丸い影を足す

つまり冬は、始まった時点ですでに3段すべてに丸みが乗っている日が珍しくありません。

だから冬の調整は、足す設計ではありません。増えた分をどこから外すかです。

ここが春や秋との一番の違いです。春秋は丸みが1段か2段しかないので、足して調整します。同じ感覚で冬に足すと、気づかないうちに3段そろいます。

「冬になると急に甘くなる」と感じるのは、自分の選び方が変わったからではありません。季節が3つ足してきたぶんを、まだ引いていないだけです。

引き算から入ると決めておくと、冬の朝の判断は驚くほど速くなります。

隣り合う2段に置くと、甘さが強くなる

判定の中心はここです。

丸みのある段見え方
顔まわりだけ顔に視線が集まり、落ち着いている
足元だけ軽さが出て、上は締まって見える
顔まわり+足元離れているので、甘さは残るが締まる
顔まわり+腰まわり上半分に甘さが集まる
腰まわり+足元下半分に甘さが集まる
3段すべて甘さが全身に回る

避けたいのは、隣り合う2段だけです。 顔まわりと腰まわり、または腰まわりと足元。この2つが並ぶと、丸みが1つの大きなかたまりに見えます。

離れた2段に置くと、落ち着いて見える

顔まわりと足元。 これが冬にいちばん扱いやすい組み合わせです。

あいだの腰まわりが直線で通っているので、体の中心にまっすぐな線が1本残ります。丸みは2つあるのに、全体は締まって見えます。

甘さを残したいなら、この形を基準にしてください。 ここから足したり引いたりするほうが、毎回ゼロから組むより早く決まります。

丸みの大きさ|手のひら何個ぶんか

段の話とは別に、大きさも見ます。測り方は、その丸みが張り出している範囲に手のひらが何個入るかです。

  • 顔まわり:手のひら1つぶんまで。それ以上は顔が小さく見える方向ではなく、首が詰まる方向に効きます
  • 腰まわり:手のひら2つぶんまで。ここを超えると腰の位置が見えなくなります
  • 足元:手のひら2つぶんまで。足元は多少大きくても、離れているので影響が小さくなります

手のひら3つぶんを超える丸みは、それだけで1段ぶんの甘さです。 そういう一枚がある日は、他の段には丸みを置かないでください。

大きさと段は、掛け算で効きます。小さい丸みが2段にあるのと、大きい丸みが1段にあるのとでは、後者のほうが甘さが強く出ます。段の数だけを数えて安心しないでください。

判定を1つにまとめるなら、こうです。大きさ(手のひら何個ぶん)を段ごとに足して、合計が4つぶんを超えたら1つ外す。 顔まわり1つ+足元2つで合計3つぶんなら通過。腰まわり2つ+足元2つで合計4つぶんは境目、そこに顔まわりが加わると超えます。

数えるのが面倒な日は、いちばん大きい丸みだけを見て、それが手のひら2つぶんを超えていたら他を外すでも足ります。

3段すべてに丸みがある日

冬にいちばん多い状態です。判定は簡単で、真ん中の腰まわりから外します。

理由は2つあります。腰まわりの丸みは体の中心にあるので、外したときに一番はっきり効くこと。そして腰まわりは、外側の一枚を替えるだけで直線に変えられることです。

外し方は、腰まわりでまっすぐ落ちる形にするか、外側の一枚を腰をまたぐ長さにして、腰の位置の輪郭を隠すかのどちらかです。

どちらとも取れるとき①|丸みが2段に散っている

顔まわりと腰まわりに1つずつ、というような日です。隣り合っているので甘さが集まります。

このときの選択肢は2つです。

  1. 腰まわりを外して、足元に移す。 顔まわりと足元の形になります
  2. 顔まわりを外して、腰まわりだけ残す。 上が締まって、下に軽さが出ます

屋外が長い日は1を選んでください。 顔まわりの丸みは首元の暖かさと直結しているので、外すと寒くなります。足元に移すほうが、暖かさを保ったまま整います。

どちらとも取れるとき②|小さい丸みが1つだけ

手のひら1つぶん以下の丸みが1か所にしかない日です。甘さが足りないというより、置き忘れたように見えることがあります。

このときは離れた段にもう1つ足してください。 顔まわりにあるなら足元に、足元にあるなら顔まわりに。2段になると、意図して置いたことが伝わります。

同じ段の中で2つ目を足さないでください。 同じ高さに2つ並ぶと、1つの大きな丸みとして数えられます。

直線を1本だけ残す

丸みの段が決まったら、丸みを置かない段に、まっすぐな縦の線を1本作ってください。

作り方はどちらかです。

  • 腰から下が、外に広がらずまっすぐ落ちる
  • 肩から腕が、張り出さずまっすぐ落ちる

この1本があると、丸みの数を変えなくても全体が締まります。丸みを減らすより、直線を足すほうが早く効きます。

直線は、長いほうが効きます。腰から足元まで一続きで落ちている線が、いちばん強い直線です。 途中で切れると、その分だけ効き目が落ちます。

だから直線を作るときは、切れ目の位置を確かめてください。腰から下がまっすぐでも、そのあいだに横線が2本入っていれば、直線は3つに刻まれます。切れ目は1つまで。 これで直線として数えられます。

直線が作れない日もあります。丸みが3段そろっていて、どこにも直線が置けない。そのときは手元だけをまっすぐにしてください。 手首まわりに余分な丸みがなく、まっすぐ落ちているだけで、全体に締まりが戻ります。

甘さを強くしたい日の作り方

ここまで抑える話が続きましたが、逆もあります。もっと甘くしたい日です。

そのときは、隣り合う2段にわざと並べてください。 顔まわりと腰まわり、または腰まわりと足元。避けるべき形として書いた組み合わせが、そのまま甘さを強くする形になります。

そして直線は残さない。3段のうち2段が隣り合っていて、直線が1本もない状態が、甘さが最大になる形です。

どこまで強くするかは、その日の場所で決めてください。判定はこうです。その場に自分と同じくらいの甘さの人が他にいるか。 いるなら強くして大丈夫です。いないなら、離れた2段に戻したほうが落ち着きます。

色は、丸みの位置に合わせる

丸みのあるところに明るい色を置くと、その丸みが大きく見えます。丸みのあるところに沈んだ色を置くと、輪郭がぼやけて小さく見えます。

だから使い方はこうです。

  • 見せたい丸みには明るい色を置く
  • 減らしたい丸みには沈んだ色を置く

冬に丸みが3段そろってしまった日、外側を替えられないなら、腰まわりを沈んだ色にするだけでも1段ぶん減ります。

色の数も見てください。丸みのある段に、色を2つ以上置かないこと。 1つの丸みの中に色の切り替えが入ると、そこで輪郭が分かれて、丸みが2つに数えられます。

逆に、丸みのない段には色を2つ置いてかまいません。直線で通っている場所は、色が分かれても輪郭が変わらないからです。色を足す余地は、丸みのない段にあります。

甘さが強く出やすい素材と、そうでない素材

輪郭の話とは別に、素材でも差が出ます。ただし冬の素材で効くのは、柔らかさではなく光の返り方です。

光をやわらかく散らす表面は、丸みの輪郭をぼかします。輪郭がぼけると、丸みは少し小さく数えられます。逆に、光をまっすぐ返す表面は輪郭をはっきりさせるので、同じ大きさの丸みが1段ぶん強く出ます。

だから使い分けはこうです。

  • 甘さを抑えたい丸み:光を散らす表面に置く
  • 見せたい丸み:光を返す表面に置く

3段そろってしまい、どれも外せない日は、腰まわりの表面を光の散る面に替えてください。輪郭がぼけて、隣り合う2段が1つのかたまりに見えにくくなります。

屋内で外側を脱ぐと、段が変わる

冬の落とし穴です。外側の一枚は、たいてい顔まわりと腰まわりの2段に丸みを作っています。

これを脱ぐと、丸みが一気に2つ減ります。 屋外では顔まわりと足元でちょうどよかったのに、屋内では足元にしか残っていない、ということが起きます。

だから判定は、その日いちばん長くいる場所の状態で行ってください。屋内が半分を超えるなら、脱いだ状態で3段を数えます。屋外が長いなら、着た状態で数えます。

出かける前の30秒|段を数えるだけ

鏡から1歩下がって、上から順に見ます。

  1. 顔まわりに丸みがあるか
  2. 腰まわりに丸みがあるか
  3. 足元に丸みがあるか

「はい」が隣り合って2つ続いたら、真ん中を1つ外す。 これだけです。

3つ全部が「はい」なら、腰まわりを外します。1つしかないなら、離れた段にもう1つ足せないか考えます。

甘さの量は、自分で決められる

まとめます。

  1. 丸みを3段(顔まわり・腰まわり・足元)で数える
  2. 隣り合う2段に並んでいないかを確かめる
  3. 並んでいたら、真ん中か、どちらか一方を外す
  4. 丸みを置かない段に、直線を1本残す
  5. 大きさは、手のひら1〜2つぶんに収める
  6. 屋内が長い日は、外側を脱いだ状態で数え直す

冬は、放っておくと3段そろいます。 そこから2つを選び直すだけで、かわいさは残したまま、その日にちょうどいい量に調整できます。

よくある問い

Q. かわいい冬コーデにしたいのに、甘くなりすぎます
丸みの段を数えてください。顔まわり・腰まわり・足元の3段のうち、隣り合う2段に丸みが並んでいると甘さが強く出ます。よくあるのは腰まわりと足元の組み合わせです。このときは腰まわりの丸みを外して、顔まわりと足元の2段に置き直してください。個数は同じでも、離れて置くと落ち着きます。
Q. 冬になると急に甘く見えるのはなぜですか
冬は丸みが自動的に増えるからです。外側の一枚は肩と袖に丸みを作り、足元は厚みで丸くなり、首元をふさぐものも丸い輪郭を足します。足していないつもりでも、季節が3つ足してきます。だから冬は足す設計ではなく、増えた3つのうちどれを外すかで調整してください。
Q. 丸みはいくつまでなら大丈夫ですか
個数より高さの分布で見てください。3段のうち2段までなら、その2段が隣り合っていない限り成立します。3段すべてに丸みがあると、どこに視線を置いても丸みに当たるので、甘さが全身に回ります。3段そろっている日は、真ん中の腰まわりを最初に外してください。ここがいちばん影響が小さい段です。
Q. 大きい丸みが1つだけある日は、どうすればいいですか
大きさで判定します。手のひら3つぶん以上の丸みが1つあるなら、それだけで1段ぶんの甘さになります。他の段には丸みを置かず、直線で終わるものでそろえてください。逆に手のひら1つぶん以下の小さな丸みなら、離れた段にもう1つ置いて2段にしたほうが、置き忘れたように見えません。
Q. 甘さを残したまま落ち着かせるには
直線を1本だけ残してください。3段のうち、丸みを置かない段のどこかに、まっすぐな縦の線を作ります。腰から下がまっすぐ落ちる形か、肩から腕がまっすぐ落ちる形のどちらかです。この1本があると、丸みの数が同じでも全体が締まります。丸みを減らすより、直線を足すほうが早く効きます。

— メグラシ編集部

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