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17度の服装|半袖はまだ早い・朝晩の差と羽織りの選び方、10通りのコーデ例

メグラシ編集部//読了 13分
気温17度の日の装いイメージ。薄手ニットに羽織りを重ねた組み合わせ

天気アプリに「17度」と出て、何を着ればいいか迷ってこのページに辿り着いた方が多いと思います。 先に答えを出します。17度に半袖1枚は成立しません。長袖トップスに羽織りを1枚、が基準です。 そして歩いているうちはちょうどよくても、電車で座った瞬間、カフェで止まった瞬間に肌寒くなる。これが17度という気温の性格です。

この記事では、その性格がどこから来るのかを整理したうえで、実際に何を着るのかを具体的なアイテム名で書いていきます。

17度は「最高17度」か「最低17度」か、まず見分ける

「17度 服装」と調べる方の多くは、天気アプリのいちばん大きい数字だけを見ています。 けれど服装の失敗は、ほとんど最低気温の側で起きます。ここを最初に分けておくと、あとの判断がすべて楽になります。

最高気温17度の日 — 朝9〜12度、夜11〜14度

最高17度ということは、春や秋のよく晴れた日なら朝は9〜12度、夜は11〜14度まで下がります。 17度に届くのは正午から午後3時ごろの2〜3時間だけで、残りの時間はそれより5〜8度低い世界です。 一日の平均でいえば13度前後。数字の上ではもう、羽織りが「あると便利」ではなく「ないと成立しない」帯に入っています。

この日の基準は、長袖カットソーか薄手ニットに、ジャケットか薄手のコート。 中を薄く、外を厚く。この配分にしておくと、屋内で羽織りを脱いだときに着ぶくれせず、屋外では十分に暖かい状態を作れます。

朝が10度前後まで落ちる日は、ここにストールを1本足してください。首を覆うだけで体感が1〜2度上がります。

最低気温17度の日 — 日中は22〜24度まで上がる

最低17度の日は、日中の最高が22〜24度まで上がることが多くなります。 この場合、日中は長袖1枚か、半袖に薄手の羽織りでちょうどよくなります。装いの重心が一気に軽いほうへ移る、と考えてください。

朝夕の17度は薄手のカーディガンかシャツで足ります。ジャケットまでは要りません。 日中が22度前後になる日の判断は22度の服装で詳しく扱っています。

同じ「17度」でも、最高か最低かで装いの厚みは一段変わります。 天気アプリを開いたら、大きい数字と小さい数字の両方を見る。それだけで一日の失敗はかなり減ります。

体感17度・体感温度17度と表示された日

天気アプリの「体感」は、気温に湿度・風・日射しを加えて計算し直した数字です。 体感17度と出ている日は、その数字を素直に信じてください。服装の判断には、気温そのものより近い数字です。

ただし、なぜ体感17度になっているかで対策は変わります。 実気温が21〜22度あって風が強いために体感17度なら、必要なのは厚みではなく風を止める羽織りです。 実気温が15〜16度で日射しがあるために体感17度なら、日陰に入った瞬間に本来の寒さが戻ります。 風速が1メートル増えるごとに体感温度は1度ほど下がる、という目安が一般に知られています。

17度は寒いのか — 動いているかどうかで割れる

17度は、その日に何をするかで感じ方が変わる気温です。

  • 歩き続けている:ちょうどよい。むしろ羽織りを脱ぎたくなる
  • 立ち止まっている:肌寒い。羽織りの前を閉じたくなる
  • 座って過ごしている:はっきり寒い。ひざ掛けが欲しくなることもある

服装が切り替わるラインは、おおまかに20度と15度の2か所にあります。 20度以上なら長袖1枚で快適、15〜19度は長袖に薄手の羽織りが基準、15度未満は厚みのある羽織りや薄手のコートが必要になる帯です。 17度はこの真ん中の帯の、ちょうど中央にあたります。 上の19度の服装20度の服装と読み比べると、2〜3度ごとに何が変わるのかが見えてきます。

17度の服装 早見表

迷ったときに上から当てはめられるよう、前後の気温も含めて表にしました。 気温はいずれも、その時間帯の実際の気温を指しています。

気温トップス(中)中に着るものボトムス(下)羽織り(上)
22〜24度半袖ブラウス・七分袖なしワイドパンツ・ロングスカート薄手カーディガン・シャツ
20〜21度長袖シャツ・七分袖なしワイドパンツ・スカート薄手カーディガン・ストール
18〜19度長袖カットソー・薄手ニットなし〜キャミソールデニム・テーパードパンツカーディガン・シャツジャケット
17度長袖カットソー・薄手ニット半袖インナーデニム・チノパンツジャケット・薄手コート
15〜16度薄手ニット・ハイゲージニット半袖インナーテーパードパンツ・ミモレスカートトレンチコート・ジャケット
12〜14度ニット長袖インナー厚みのあるパンツ・タイツ+スカートライトアウター・ウール混の羽織り
11度以下厚手ニット長袖インナー裏起毛パンツ・厚手タイツ中綿入りやウールのコート

最高17度の日は、この表の「17度」の行と「11度以下」の行を一日で行き来することになります。 だから17度の装いを土台にして、そこへ12度前後に対応できる羽織りとストールを足す、という組み方が安全です。 1度きざみで全体を見たい方は気温別の服装の早見表をご覧ください。

17度に半袖でいいのか

検索でこの問いが多いのは、日中の日向で暖かく感じる瞬間があるからだと思います。 けれど答えははっきりしています。17度に半袖1枚は成立しません。

半袖1枚が成立しない理由

半袖に切り替わる目安は最高23〜24度です。17度はそこから6〜7度低く、22度で半袖と長袖が割れ始めることを考えると、17度はまだ長袖側にはっきり入っています。

体感でいえば、腕が覆われているかどうかで1〜2度の差が生まれます。 17度で半袖にすると実質15度前後の装いになり、日陰に入るか風が吹くかした瞬間に耐えられなくなります。

半袖を着るなら、羽織りを脱がない前提で

それでも半袖のインナーを使いたい日はあります。屋内が暖かい職場、汗をかく移動が多い日などです。 その場合は、半袖の上にシャツやジャケットを重ねて、一日を通して着たままにする形にしてください。 「暑くなったら脱ぐ」ではなく「暑くなったら前を開ける」で調整する、と考えると失敗しません。

半袖インナーの役割は、汗を吸って肌を乾いた状態に保つことです。 17度は動くと汗ばみ、止まると冷える気温なので、汗が肌に残ると一気に体温を奪われます。 吸水速乾のインナーを一枚挟むだけで、夕方の冷え方がかなり変わります。

長袖1枚に羽織り、がいちばん外さない

17度でもっとも失敗が少ないのは、長袖カットソーか薄手ニットに、ジャケットかシャツジャケットを重ねる形です。 中を薄手にしておけば屋内で脱いだときに軽く見え、外では羽織りが風を止めてくれます。

逆に、厚手のニット1枚で外に合わせると、屋内で脱ぐものがなくなります。 17度は「中を薄く、外を厚く」が基本だと覚えておいてください。

気温17度のコーデ例10通り

ここからは具体的な組み合わせです。手持ちの中で近いものに置き換えて使ってください。

1. 薄手ニット × デニム × ローファー + ジャケット

17度のもっとも標準的な形です。ハイゲージのコットンニットに、ストレートデニム、レザーのローファー。 上にノーカラーかテーラードの薄手ジャケットを重ねます。 ニットは体に沿いすぎない、少しゆとりのあるサイズを選ぶと空気の層ができて暖かく感じます。

2. 長袖カットソー × チノパンツ × シャツジャケット

いちばん気楽な組み合わせです。無地かボーダーの長袖カットソーに、ベージュのチノパンツ。 上にシャツジャケットを羽織り、前を開けたまま着ます。 シャツジャケットはカーディガンより肩に構造があるぶん風を通しにくく、17度の屋外で頼りになります。

3. タートルネック × ワイドパンツ × ショートジャケット

首元から冷えるのを防ぎたい日に。薄手のタートルネックに、とろみ素材のワイドパンツ。 首が覆われているだけで、同じ厚みでも体感が変わります。 ジャケットは腰が隠れる丈より短めにすると、ワイドパンツの縦のラインが通って重く見えません。

4. 長袖ワンピース × タイツ × ショートブーツ

一枚で完結するので、朝の迷いが少ない選択です。 コットンやポリエステル混の長袖ワンピースに、薄手のタイツ、ショートブーツ。 ワンピースは体の周りに空気をためるので、同じ気温でもセパレートより暖かく感じます。上にトレンチコートを重ねれば、朝10度の日にも対応できます。

5. スウェット × プリーツスカート × スニーカー

カジュアルに寄せたい日。裏毛のスウェット(裏起毛ではないもの)に、光沢のあるプリーツスカート、スニーカー。 スウェットは17度にちょうどよい厚みで、裏起毛だと動いたときに暑くなりすぎます。 スカートの落ち感が、スウェットだけのラフさを抑えてくれます。

6. 白シャツ × 薄手ニットベスト × テーパードパンツ

きちんと見せたい日に。白のコットンシャツに、薄手のニットベストを重ね、センタープレスの入ったテーパードパンツ。 ベストは胴回りだけを温め、腕は自由なままなので、屋内で暑くなりにくい組み合わせです。 朝夕はこの上にジャケットかトレンチコートを重ねてください。

7. 薄手ニット × ロングスカート × トレンチコート

朝が10度前後まで落ちる日に。コットン混の薄手ニットに、足首まで隠れるロングスカート、上からトレンチコート。 ロングスカートは丈が長いほど体感が安定します。素足は寒く感じるので、薄手のタイツか厚手の靴下を合わせてください。 トレンチの軽い着方は秋のトレンチコートの着こなしにまとめています。

8. カーディガン × 半袖インナー × ワイドデニム

屋内で過ごす時間が長い日に。半袖のインナーの上にミドル丈のカーディガンを羽織り、ワイドデニムを合わせます。 屋内ではカーディガン1枚、屋外ではさらにジャケットかコートを重ねる二段構えです。 カーディガンは前を留めると1枚のトップスとして見えるので、脱ぎ着の回数が多い日に向きます。

9. パーカー × ジョガーパンツ × スニーカー

子どもの送迎や近所の買い物など、動きの多い日に。 薄手のプルオーバーパーカーに、ジョガーパンツかレギンス、スニーカー。 フードが首の後ろを覆うので、風のある日でも体感が下がりにくくなります。バッグは両手が空くショルダーかリュックを。

10. 薄手ニット × ジレ × スラックス

袖のない羽織り、ジレを使う型です。胴回りだけ厚みが増え、腕は動かしやすいままになります。 17度で「羽織ると暑い、脱ぐと寒い」という中途半端な状態になりやすい方に向いています。 外に出るときはこの上からコートを重ねれば、朝の10度台にも対応できます。

羽織りの選び方 — 17度は羽織りが主役

17度の装いは、インナーではなく羽織りで決まります。 何を選ぶかは、気温そのものより「最低気温との差を何度埋めたいか」で決まります。

  • ストール:2〜3度ぶん。首元だけで調整でき、かさばりません。最低気温が14度以上の日に
  • 薄手カーディガン:3〜4度ぶん。17度では屋内用、または重ね着の中間層として使います
  • シャツジャケット:4〜5度ぶん。17度の屋外にちょうど合う厚みです。風も通しにくく、扱いやすい一枚
  • 薄手ジャケット:5〜6度ぶん。裏地のないアンコン仕立てなら軽く、17度で暑くなりません
  • トレンチコート:7度以上。朝が10度前後まで落ちる日、風の強い日に。ライナーは外した状態で
  • ライトアウター(ナイロン混):風と小雨に強く、畳めます。自転車移動や屋外中心の日に

最高17度・最低10度なら差は7度ですから、トレンチコートかライトアウターが合います。 最低が14度以上ある日なら、シャツジャケットか薄手ジャケットで足ります。

17度で避けたいのは、編み目の粗いローゲージのカーディガンです。 見た目は暖かそうでも風を素通りさせるので、屋外では機能しません。屋内用と割り切って使ってください。

素材で体感は1〜2度変わる

同じ「長袖1枚」でも、素材が違えば暖かさはまったく違います。

  • 薄手ウール(メリノなど):空気を含んで保温しつつ、湿気を逃がします。17度でもっとも頼りになる素材です
  • コットン:扱いやすく、汗も吸います。ただし濡れると冷たくなるので、雨の日に薄手1枚は避けてください
  • 薄手ウール混のニット:17度の屋外にちょうどよい厚み。ハイゲージなら1枚で上品に見え、通勤にも使えます
  • レーヨン・キュプラ混:落ち感が出て体に沿いすぎません。羽織りの中に着る一枚として使いやすい素材です
  • ポリエステル:軽くシワになりにくく、風も通しにくい。羽織りの素材としては17度に向きます
  • リネン:通気性が高すぎるため、17度では単体だと寒く感じます。重ね着の一枚として使ってください

判断の目安としては、19度以下は空気を含む素材、23度以上は風を通す素材、その間は形で調整、と考えると整理しやすくなります。 17度はまさに空気を含む素材が効く帯です。同じ厚みなら、目の詰まったものより、ふくらみのあるもののほうが暖かく着られます。

朝10度・昼17度 — 差が大きい日の組み立て

春と秋のよく晴れた日は、放射冷却で朝が冷え込み、朝10度・昼17度・夜13度という動きをします。 7度の差は、季節が1か月ぶん動くのと同じくらいの変化です。

このとき有効なのは、脱ぎ着の段階を3つ作ることです。

  1. 朝10度:長袖にジャケットかコートを着て、ストールで首元を閉じる
  2. 昼17度:ストールを外し、羽織りの前を開ける。日向を歩くなら脱いで手に持つ
  3. 夜13度:羽織りを着直し、前を閉め、ストールを巻き直す

この3段階が作れているかどうかで、一日の快適さが決まります。 厚手のニット1枚で出てしまうと、昼に脱ぐものがなく、暑いまま過ごすことになります。

もうひとつ大事なのが、体の末端を先に守るという考え方です。 首・手首・足首は、覆うだけで体感が変わる部位です。中心の厚みを増やすより、軽い装備で同じ効果が得られます。 最低気温が10度前後まで落ちる日は、ストールを1本、靴下を厚めに、袖の長いトップスを。これだけで朝の印象が変わります。

足元も見落とされがちです。17度になると素足のサンダルは明確に寒く、上半身だけ整えても足先から冷えていきます。 スニーカー、ローファー、ショートブーツのいずれかに切り替えて、靴下かタイツを一枚足してください。

天気別 — 晴れ・曇り・雨・風の強い日

同じ17度でも、空模様で着るものは変わります。

晴れの17度

日射しがあるぶん、日向では体感が2〜3度高くなります。 歩いている時間が長ければ、羽織りを脱いで長袖1枚になりたくなる瞬間もあるはずです。 ただし建物の陰に入った瞬間に一気に冷えるので、脱いだ羽織りは必ず手元に置いておいてください。

曇りの17度

日射しがないぶん、体感は表示の気温より1〜2度低くなります。 晴れならシャツジャケットで足りる日でも、曇りなら薄手ジャケットかトレンチに一段上げると安心です。 曇りは風も出やすく、そこからさらに体感が下がります。17度の曇りは15度として扱うと安全側に倒せます。

雨の17度

濡れと湿気で体感が下がります。表示より2〜3度低いつもりで組み立ててください。 コットンの厚手より、乾きの早いポリエステル混のほうが快適です。 足元が濡れると全身が冷えるので、裾はアンクル丈のパンツかミモレ丈のスカートに。長い裾を引きずると、そこから体温が逃げていきます。 撥水のライトアウターがあれば、羽織りと雨具を兼ねられて荷物が減ります。

風の強い17度

17度でいちばん寒く感じるのがこの日です。 風速1メートルにつき体感が1度下がるという目安に沿えば、風速5メートルなら体感は12度前後まで落ちます。 ざっくり編みのニットやローゲージのカーディガンは風を素通りさせるので不向きです。 目の詰まったコットンツイルのトレンチ、ナイロン混のライトアウター、しっかりしたシャツジャケットを選んでください。

春の17度と秋の17度は同じ服でいいのか

同じ数字でも、着るものは少し変えたほうが快適です。理由は3つあります。

ひとつめは日射しの強さです。春の後半は太陽の高度が高く、同じ気温でも日向が暖かく感じます。 ふたつめは湿度で、湿度が高いと暑く、乾いていると涼しく感じます。 みっつめが、直前の季節への体の慣れです。ここがいちばん大きく効きます。

春の17度(3月下旬〜4月中旬)

冬の寒さを抜けてきたばかりなので、17度が「暖かい」と感じられます。 シャツジャケットや薄手のトレンチで足りることが多く、中は長袖カットソー1枚で十分です。 白・淡いブルー・ライトベージュのような明るい色に寄せると、季節感も揃います。

秋の17度(10月下旬〜11月上旬)

夏の暑さのあとなので、同じ17度が「肌寒い」と感じられます。 春より一段厚い羽織りに寄せて、ちょうどよくなります。薄手ニットへ切り替えるのもこの時期です。 秋ニットをいつから着るかの目安が、ちょうどこの気温帯にあたります。 カーキ・テラコッタ・チャコールのような落ち着いた色にすると、景色と装いが合います。

5月・6月の17度

初夏に17度まで下がるのは、雨の日か、風の強い日、あるいは高原や北海道です。 このときは気温そのものより、湿度と風の影響が大きくなります。 通気性のよい長袖に、風を止められる薄手の羽織り、という組み合わせが現実的です。

実用的な調整としては、春は表示の気温より1〜2度高いつもりで、秋は1〜2度低いつもりで組み立てると体感に近づきます。

年代別の考え方

同じ17度でも、選ぶアイテムの重心は年代によって少し変わります。以下は目安なので、体質や好みで自由に動かして構いません。

20代

体温が高めの方が多く、17度なら薄手ニット1枚で外を歩ける方もいます。 デニムやスウェット、スニーカーといったカジュアルな組み合わせが自然に見える年代です。 羽織りはオーバーサイズのシャツジャケットやパーカーで軽く。

30代

通勤と休日の両立が課題になる年代です。 薄手ニットとテーパードパンツのように、少しきちんとした素材に寄せると使い回しが利きます。 裏地のないノーカラージャケットを1枚持っておけば、17度前後の日はほぼカバーできます。

40代

体の冷えを感じ始める方が増えるので、首・手首・足首を覆えるアイテムを1つ入れると快適です。 タートルネック、ショートブーツ、ストールがその役割を果たします。 素材は薄手ウールやとろみのあるものを選ぶと、暖かさと軽やかさが両立します。

50代

冷えを感じやすくなるぶん、17度でも「14〜15度の装い」に寄せておくほうが快適という声が多い年代です。 薄手ニットにトレンチコート、足元はブーティかローファー。 一枚でさまになるロングカーディガンやジレを軸にすると、着替えの手間も減ります。

シーン別の組み立て

  • 通勤:朝と夜の2回、屋外を歩きます。つまり最低気温側で組み立てるべき場面です。長袖にジャケットが基本で、日中の暑さは職場で脱げば解決します
  • 休日のお出かけ:屋外中心なら前を閉じられる羽織りを、屋内中心なら脱ぎ着しやすいカーディガンを。夜まで続くなら帰りが12度前後になる前提で選んでください
  • 子どもの送迎:朝7〜8時台と夕方16〜17時台は、一日でいちばん気温が低い時間です。最高17度でもこの時間は10〜12度前後なので、コートが必要になることもあります
  • 自転車移動:風を受けるぶん体感が数度下がります。前を閉じられる羽織りと、手首・足首の出ない丈を選んでください
  • 旅行:薄手のパッカブルアウターと大判ストールの2点があれば、12〜22度の幅をカバーできます

屋内の冷房・暖房との往復

17度の日は、屋外より屋内のほうが服装を左右することがあります。 最高17度の日は場所によって暖房が入り、屋内が22〜24度まで上がることも珍しくありません。

厚手のニット1枚で外に合わせると、屋内で脱ぐものがなくなります。 薄手のインナー、中厚のトップス、羽織り、という三層にしておくと、屋内で一枚減らせます。 着るものの総量は同じでも、調整の自由度がまったく違ってきます。

逆に、最低17度・最高23度の日は冷房が入ることもあります。 どちらに転んでも、屋内で羽織れるものを1枚持っておく。これがいちばん確実な対策です。 オフィスや施設に置きっぱなしにできるカーディガンがあると、毎日の荷物も減ります。

骨格タイプ・パーソナルカラー・顔タイプで羽織りを選ぶ

17度の装いの印象は、羽織りでほとんど決まります。羽織りは面積が大きく、顔の近くに来るからです。

骨格タイプでいえば、上半身に厚みの出やすいストレートは体の線に沿うジャケットやトレンチコートが収まりよく見えます。中を薄手にすると軽やかです。 上半身が薄く下重心になりやすいウェーブは、柔らかい素材のショート丈カーディガンや、とろみのあるシャツジャケットが向いています。 骨や関節が目立ちやすいナチュラルは、ゆとりのあるシャツジャケットやざっくりした羽織りが体になじみます。 考え方は骨格診断とはで確認できます。

色は、イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬の4タイプで得意な明るさや濁り具合が変わります。 17度の羽織りはベージュやカーキ、ネイビーなど落ち着いた色に寄りやすいぶん、色味の差が顔映りに出ます。 パーソナルカラー4タイプの比較を参考にしてみてください。

襟の形は顔立ちの印象と関わります。直線寄りの方はテーラードやステンカラー、曲線寄りの方はノーカラーや丸みのある襟が合いやすい傾向があります。 顔タイプとはもあわせてどうぞ。

17度でやりがちな失敗

最後に、この気温帯で起きやすいつまずきを挙げておきます。

最高17度だけを見て長袖1枚で出ると、朝の10度と夜の13度で確実に後悔します。 17度は日中の2〜3時間だけの数字だ、と覚えておいてください。

厚手のニット1枚で済ませようとすると、屋内と日向で持て余します。 中を薄くして外で調整するほうが、17度では圧倒的に扱いやすくなります。

足元を夏のままにしておくと、上半身を厚くしても寒さが抜けません。 靴下やタイツを一枚足すだけで、体感はかなり変わります。

首元が開いた服に羽織りだけ足しても、風の日は寒いままです。 ストールを1本足すか、タートルネックに変えて、風の入り口を塞いでください。

編み目の粗いカーディガンを屋外の防寒に使うと、暖かそうな見た目のわりに寒いままです。 屋外の羽織りは、目の詰まった素材から選んでください。

17度の日に迷わないための3ステップ

朝の数分で判断を終えるための手順です。

  1. 最低気温を見る。10度前後まで落ちるなら、トレンチかライトアウターとストールを追加する
  2. 何時に外にいるかを考える。朝晩に外を歩くなら羽織りは着るもの、昼だけなら持ち歩くもの
  3. 天気と風を見る。曇りは一段厚く、雨は2〜3度低く、風の強い日は3〜5度低く見積もる

この3つを確認すれば、17度の日の服装で大きく外すことはほとんどなくなります。

前後の気温も知りたい方は、20度の服装25度の服装、 そして夏の帯にあたる28度の服装もあわせてご覧ください。

自分に似合う装いを見つけるには

ここまで気温17度の服装を、最高・最低・体感の3つに分けて整理してきました。 17度は長袖に羽織りを重ねる形を基準に、天気・季節・動く量で前後させる。これが全体の考え方です。

ただ、気温に合っていることと、自分に似合うことは別の話です。 同じジャケットでも、骨格・顔タイプ・パーソナルカラーによって似合う丈や襟の形は変わります。 airCloset のスタイリストは、お客様のプロフィールと在庫情報をもとに、お一人おひとりに合わせた装いを選んでいます。

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よくある問い

Q. 気温17度で半袖でも大丈夫ですか?
17度に半袖1枚は成立しません。半袖を着るなら、その上に羽織りを重ねて一日通して着たままにする前提で考えてください。半袖に切り替わる目安は最高23〜24度で、17度はそこから6〜7度低い位置にあります。基準は長袖トップスに羽織りを1枚です。
Q. 気温17度は寒いですか?
歩いていればちょうどよく、立ち止まると肌寒い、という中間の気温です。20度以上なら長袖1枚で足りますが、15〜19度は長袖に薄手の羽織りが基準になる帯で、17度はその真ん中にあたります。じっとしている時間が長い日ほど寒く感じます。
Q. 最高気温17度の日、朝は何度くらいですか?
春や秋のよく晴れた日なら、朝は9〜12度、夜は11〜14度まで下がります。最高17度との差は5〜8度です。最低気温が10度前後まで落ちる日は、羽織りに加えてストールやマフラーで首元を覆うと体感が変わります。
Q. 17度の日にコートは必要ですか?
厚手のコートは必要ありません。ジャケットか薄手のコート、トレンチコートで足ります。最低気温が10度を切る日だけ、前を閉じられて風を通さないものに切り替えてください。日中に脱いで持ち歩く前提で、軽いものを選ぶと楽です。
Q. 春の17度と秋の17度は同じ服装でいいですか?
目安は同じでも体感は変わります。春は寒さのあとなので17度でも暖かく感じ、軽い羽織りで足りることが多くなります。秋は暑さのあとなので肌寒く感じ、一段厚い羽織りに寄せるとちょうどよくなります。薄手ニットに切り替える時期も、秋のほうが早く訪れます。
Q. 17度で自転車に乗るときは何を着ればいいですか?
風を受けるぶん体感が数度下がるため、17度でも13〜14度相当と考えてください。前を閉じられる羽織りが必須で、編み目の粗いニットやカーディガンは風を素通りさせるので向きません。首元を覆い、手首と足首が出ない丈にすると冷えにくくなります。

— メグラシ編集部

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