カーキで秋を楽しむ|9月の大人女性がこなれた印象を作る秋カーキ着回し

カーキ秋 3原則
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カーキを「どの高さに置くか」を先に決める(顔の下か、腰から下か)
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合わせる色は、境目をやわらげるベージュか、輪郭を立てる白かで選ぶ
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濃さと素材はセットで決める。濃いほど布の落ち方が出る
カーキは「緑」ではなく「くすんだ黄みの色」
カーキが難しいと言われるのは、色名がひとつなのに実物の幅が広いからです。売り場で「カーキ」と書かれた棚には、ベージュに近い明るいものから、黄みの濃いオリーブ、灰みを帯びたセージ、黒に近いダークカーキまで並んでいます。同じ名前でも、明るさが2段階違えば別の色として扱ったほうが早いです。
見分け方はかんたんです。その服を白い紙の上に置いてみてください。紙の白と比べて黄みが立って見えるならオリーブ寄り、灰色がかって沈んで見えるならセージ寄りです。9月に着るなら、前半は明るいほう、下旬に向かうほど濃いほうへ動かすと、季節の進み方と色の重さがかみ合います。
パーソナルカラー4タイプ別・カーキの置きどころ
カーキはどのタイプでも着られる色です。変えるのは「着るかどうか」ではなく、どの濃さを、体のどの高さに置くかという一点だけです。
イエベ春
明るく澄んだ色が得意なので、カーキも明るいほうを選びます。ベージュ寄りのライトカーキなら、シャツやワンピースとして顔のすぐ下に置いても頬の色がそのまま残ります。黄みの濃いオリーブを着たいときは、パンツやスカートとして腰から下に落とし、上半身は白やアイボリーにします。
ブルベ夏
黄みの強いオリーブは、顔の近くだと肌の色と競り合います。選ぶなら灰みを帯びたセージやグレージュ寄りのカーキ。トップスにするならこの系統にして、濃いカーキはアウターとして着ます。前を開けて内側に白やライトグレーを見せると、顔まわりに明るい面が残ります。
イエベ秋
カーキがそのまま得意領域に入ります。黄みの濃いオリーブを顔のすぐ下に置いても収まります。ブラウンやキャメルと重ねるときは、同じ濃さで並べず、上を明るく下を濃くするか、その逆にして段差をつけると、全体が一枚の布に見えません。
ブルベ冬
中間の濃さのカーキはぼやけやすいので、思いきってダークカーキに寄せます。黒や白との差が大きいほど収まりがよく、白シャツの上にダークカーキのジャケットを羽織り、黒のボトムでまとめる形が安定します。顔まわりは白かモノトーンに任せ、カーキは面積の広いアウターで見せます。
シーン別 カーキ
通勤
カーキシャツワンピース+ベージュジャケット+ブラウンパンプス+ゴールドネックレス。
シャツワンピースは前を全部留めず、上の1〜2個を開けて襟を抜くと、首もとに縦の線ができて顔まわりが軽くなります。ジャケットは肩の縫い目が自分の肩先とそろう位置で選びます。ここが外にずれると、袖全体が下へ引かれて重く見えます。
お出かけ
カーキミリタリージャケット+白Tシャツ+デニム+ブラウンブーツ。
ミリタリージャケットは袖をそのまま下ろすと手の甲までかかるものが多いので、手首の骨が見える位置まで2回ほど折り返します。袖口が腕の細い場所で終わると、上着の厚みと腕のあいだに余白が生まれ、全体が軽く見えます。
お食事会
カーキシフォンワンピース+ベージュカーディガン+華奢パンプス+ゴールドアクセ。
シフォンのカーキは、光の当たり方で明るさが変わる素材です。座る時間が長い席では、裾が膝の上にたまらない丈を選びます。カーディガンは肩に掛けるだけにして袖を通さないほうが、上半身の色面が途切れず、ワンピースの縦の落ち方がそのまま残ります。
骨格別・カーキの素材と落ち方
- ストレート:張りのある綿やギャバジン。布が体の面をまっすぐ通り過ぎるので、カーキの色面がきれいに出ます
- ウェーブ:とろみのあるレーヨン混やシフォン。肩から胸にかけて布が沿い、余った分が腰から下でやわらかく落ちます
- ナチュラル:リネン混や厚手の綿。布が体から離れたところで折り目を作り、カーキのくすみと相性がよい素材です
鏡の前で確かめる3つ
- 顔の下に当てる:カーキの布を鎖骨のあたりに持ってきて、頬の色がそのままか、沈むか。沈むなら1段明るいカーキにするか、内側に白を1枚足します
- 肩の縫い目:肩先と縫い目がそろっているか。外にずれていれば、ひとつ下のサイズか別の型を試します
- 袖口の位置:腕を下ろしたとき、袖口が手首の骨にかかるか。ここが決まると、上着全体の重さが変わります
自分に似合う装いを見つけるには
ここまで「カーキ 秋 コーデ」の装いについて、編集部の視点で整理してきました。 ただ、最終的に「似合う」装いは骨格・顔タイプ・パーソナルカラーによって細かく変わります。 スタイリストは顧客プロフィールと在庫情報を踏まえて、お一人おひとりに合わせた装いを選びます。
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よくある問い
- Q. カーキはどう取り入れる?
- 9月前半はシャツやシャツワンピースを一枚で、中旬以降はジャケットやボトムで。顔の下に来る位置に置くか、腰から下に落とすかで印象がはっきり変わります。迷ったら、まずボトムやアウターなど顔から離れた位置から始めると収まりやすいです。
- Q. 何色と組み合わせればいい?
- ベージュ・白・ブラウンが基本です。ベージュは同じ黄みの系統なので境目が柔らかくなり、白は色の差が出るので輪郭がはっきりします。ブラウンと重ねるときは、上下で濃さの段差をつけると平坦になりません。
- Q. パーソナルカラーによって選ぶカーキは違う?
- 違います。同じ「カーキ」でも、ベージュ寄りの明るいもの、灰みのセージ、黄みの濃いオリーブ、黒に近いダークカーキと幅があります。4タイプそれぞれに置きどころがあるので、色ごと諦めるより濃さと位置を変えるほうが早いです。
- Q. 似合う骨格は?
- どの骨格でも着られます。違うのは色ではなく素材の落ち方で、張りのある綿か、とろみのあるレーヨン混か、厚みのあるリネン混かで、同じカーキでも見え方が変わります。
— メグラシ編集部





