メグラシ
着こなす

プールサイドの大人女性|水に入らず品よく過ごす装い

メグラシ編集部//読了 8分
プールサイド・大人に合う装いのイメージ図

プールサイド 3原則

  1. 濡れても重くならない布を選ぶ

  2. 白は質感で、色は深さで決める

  3. 床が濡れている前提で、靴底と裾丈を決める

プールサイドは、服にとって少し特殊な場所です。水がかかり、湿度が高く、光は上からだけでなく水面で跳ね返って下からも当たります。街で服を選ぶときの基準がそのままでは通らないので、布・色・足元の三つを、この場の条件に合わせて決め直します。

1. 濡れても重くならない布を選ぶ

水がかかったときに困るのは、布が張り付いて動かなくなることです。薄手の天竺コットンやレーヨンの一枚仕立ては、水を含むと繊維同士がくっついて、そのまま重く垂れます。逆に、リネンやコットンボイル、シャンブレーのように織りに隙間がある布は、水を吸っても繊維のあいだに空気が残るため、布のかたちを保ったまま落ちます。

見分け方はその場でできます。布を軽く握って、離してみてください。手を離した瞬間にふわりと戻る布は、濡れても同じように戻ります。握った形のまま止まる布は、水を含んだぶんだけ重くなります。

乾き方も見ておきます。プールサイドは日差しが強い一方で湿度が高いので、厚みのある布は表面だけ乾いて内側が湿ったまま残ります。裏地のない一枚仕立てで、縫い代の薄いものを選ぶと、椅子に掛けておくだけで戻ります。

2. 白は質感で、色は深さで決める

水辺の光は、上からと水面からの二方向で当たります。この条件では、平らな白は光を返しすぎて、布のかたちが飛んで見えます。白を着るなら、リネンの節や、ワッフル、リップルのように表面に凹凸がある布を選びます。凹凸が細かい影をつくるので、強い光の下でも輪郭が残ります。

色を着るなら、明るさより深さで選びます。水面の青、タイルの白、濃い緑の植栽と、プールサイドはもともと彩度の高いものが並ぶ場所です。そこへ明るい色を足すと、全部が同じ強さで並んでしまいます。生成り、ライトベージュ、くすんだテラコッタ、深いネイビーのように少し沈んだ色のほうが、場に馴染んで写真にも落ち着いて写ります。

黒は表面の温度が上がりやすいので、大きな面積で使うのは日陰で過ごす時間が長いときに。日向にいる予定なら、小物だけに留めるほうが快適です。

3. 床が濡れている前提で、靴底と裾丈を決める

プールサイドの床は、ほぼ常に濡れています。ここで先に決めておくのは、靴底と裾丈の二つです。

靴底は、接地面に凹凸があるかどうかを見ます。つるりと平らなソールは、濡れたタイルの上で滑ります。かかとが固定されるバックストラップか、甲を2本以上のベルトで押さえる形なら、デッキの階段でも足が前に滑りません。

裾丈は、床に触れるかどうかが分かれ目です。床すれすれの丈は、歩くたびに裾が水を吸い上げて、五分後には重くなっています。くるぶしが見える95cm前後で止めると、水たまりを越えても裾が上がりません。

シーン別 プールサイドコーデ

滞在型リゾート

白リネンのマキシワンピース+つば広ハット+かごバッグ+バックストラップサンダル

一日そこで過ごすので、着替えずに済む構成にします。前開きのボタン留めなら、上を開けて風を通し、食事の席では留め直せます。リネンにはシワが入りますが、この場ではシワが素材の表情になるので、伸ばそうとしなくて構いません。かごバッグは編み目から中身が見えるので、内布のあるものを選ぶか、大判のタオルを最初に敷いておきます。

ホテルプール

ライトベージュのシャツワンピース+細ベルト+華奢なサンダル

ホテルでは、プールとロビーが地続きです。ロビーを通っても浮かない格好にしておくと、行き来のたびに着替えずに済みます。前を全部留めてウエストに細いベルトを回せば、そのまま一枚のワンピースとして通用します。金属の小物とパールは水に触れさせない前提で、プールサイドに出る前に外してポーチへ移します。

日帰りプール

ライトブルーのリネンワンピース+スニーカー+大きめトート

移動があるので、電車やバスの冷房も計算に入れます。薄手の羽織りを一枚トートに入れておけば、館内の冷えた通路では肩から掛けられます。足元は、行き帰りをスニーカー、プールサイドでサンダルに履き替える二段構えが確実です。

荷物は「濡れるもの」と「濡らさないもの」で分ける

バッグの中は、水に触れてよいものと触れさせたくないものを、袋で分けておきます。タオル、替えの一枚、濡れたものは口の閉まる袋へ。鍵や財布、外した小物は別のポーチにまとめます。

大きめのストロートートは容量が出る代わりに、口が開いたままです。上にストールかタオルを一枚掛けておくと、中身が見えず、日差しも遮れます。

迷ったときの決め方

朝に手が止まらないよう、決める順番を固定しておきます。

  1. 濡れた床を歩く時間を思い浮かべて、まず靴を決める
  2. その靴に合う裾丈を決める(床に触れないこと)
  3. 布を握って離し、ふわりと戻るかを確かめる
  4. 最後に、顔まわりに置く色を一つ決める

自分に似合う装いを見つけるには

ここまで「プールサイド 大人 女性」の装いについて、編集部の視点で整理してきました。 ただ、最終的に「似合う」装いは骨格・顔タイプ・パーソナルカラーによって細かく変わります。 スタイリストは顧客プロフィールと在庫情報を踏まえて、お一人おひとりに合わせた装いを選びます。

3軸診断で、あなただけの正解を見つけてください(無料・3分)。

よくある問い

Q. 水着の上に羽織るものは、何を基準に選べばいいですか?
濡れても布のかたちが残るかどうかで選びます。リネンやコットンボイル、シャンブレーのように織りに隙間がある布は、水を含んでも繊維のあいだに空気が残るため重く垂れません。前開きのシャツワンピースなら、椅子に座ったまま羽織れます。
Q. マキシ丈は床につく長さのほうがきれいに見えますか?
プールサイドの床はほぼ濡れています。裾が床に触れる丈だと歩くたびに水を吸い上げるので、くるぶしが見える95cm前後で止めると足取りが軽いままです。鏡の前で一歩大きく踏み出し、裾が床から離れるかを確かめてください。
Q. 帽子はどう選びますか?
つばの幅が、そのまま顔にかかる影の大きさになります。7〜10cmあると鼻先まで影が届きます。水辺は風が抜けるので、あご紐かリボンで留められる形が扱いやすいです。
Q. 足元は何を基準に決めますか?
濡れたタイルの上を歩くので、接地面に凹凸があるものを選びます。かかとが固定されるバックストラップか、甲を2本以上のベルトで押さえる形なら、デッキの階段でも足が前に滑りません。

— メグラシ編集部

あわせて読みたい

親戚の集まりの服装(女性)|角が立たない色と丈の決め方

着こなす

親戚の集まりの服装(女性)|角が立たない色と丈の決め方

お盆の親戚の集まりで女性が何を着ると角が立たないか。座卓・食事・写真という3つの条件から、色・丈・素材・足元を決める考え方を解説します。世代を超えて馴染む装いの基準。

メグラシ編集部/読了 8分
50代の大人クリスマスイルミネーションコーデ|12月夜の穏やかな輝きを整える装い

着こなす

50代の大人クリスマスイルミネーションコーデ|12月夜の穏やかな輝きを整える装い

50代の大人クリスマスイルミネーション(12月夜の穏やかな輝き)の装いを、50代らしい品格とクリスマスの穏やかな華やぎの両立で整える視点でまとめました。イルミネーションの夜と大人の時間に馴染む構成を解説。

メグラシ編集部/読了 7分
30代10月末〜11月頭の秋深まりコーデ|季節の切り替わり大人の装い

着こなす

30代10月末〜11月頭の秋深まりコーデ|季節の切り替わり大人の装い

30代10月末〜11月頭の秋深まりコーデ。朝晩の冷え込みと日中の穏やかさの両立を、素材の重ね方で丁寧に整える視点を編集部が解説します。

メグラシ編集部/読了 7分
30代の秋のママ友ランチコーデ|カフェとレストランの中間の親しみやすさ

着こなす

30代の秋のママ友ランチコーデ|カフェとレストランの中間の親しみやすさ

30代の秋のママ友ランチコーデを、カフェとレストランの中間の親しみやすさを軸にまとめました。素材の落ち感と穏やかな秋色で整える視点です。

メグラシ編集部/読了 7分
40代の秋のママ友ランチコーデ|落ち着きと親しみの中間を穏やかに

着こなす

40代の秋のママ友ランチコーデ|落ち着きと親しみの中間を穏やかに

40代の秋のママ友ランチコーデを、落ち着きと親しみの中間を穏やかに整える視点でまとめました。素材の艶と穏やかな秋色で構成する視点です。

メグラシ編集部/読了 7分
40代の秋の結婚式二次会コーデ|大人の落ち着きと会場の華やぎの両立

着こなす

40代の秋の結婚式二次会コーデ|大人の落ち着きと会場の華やぎの両立

40代の秋の結婚式二次会コーデを、大人の落ち着きと会場の華やぎの両立を軸にまとめました。素材の艶と控えめな色で穏やかに整える視点です。

メグラシ編集部/読了 7分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

スタイリストがあなたの骨格・好みをヒアリング、季節に合わせたコーデを毎月お届けします。

まずは無料で試してみる

月額制 / 自宅で試着 / 返却時のクリーニング不要 / 送料込