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編集部から

洋服タンスをおしゃれに見せる|外に出ている面の色数と、引き出しの深さ

メグラシ編集部//読了 12分
引き出しの深さをメジャーで測り、たたんだ服を立てて入れられるか確かめているところ

タンスが野暮ったく見えるとき、原因は家具そのものではありません。外に出ている面に、色が何色あるかです。

天板の上に3つのものが違う色で並んでいれば、それだけで3色。取っ手が家具と違う色なら4色目。ここが3色を超えると、どんな家具でも散らかって見えます。中を整えるより先に、この数を数えてください。

📋 早見表|外と中を、別々に測る

この表は答えではありません。いま自分の家具がどこにいるかを数えるための物差しです。

測る場所測り方通っている手を入れる
天板の上置いてあるものの色数と高さ3色以内・15cm以内4色以上
取っ手家具と同じ色か違う色か同じ、または全部同じばらばら
引き出しの深さ底から縁の内側まで深さに合った入れ方深さを見ずに入れている

外と中は別の話です。中を整えても、外の色数が減らないかぎり、部屋の見え方は変わりません。逆に、外だけ整えても中は崩れたままなので、両方を順に見ていきます。

結論|見えている時間が長いのは、外の面のほう

引き出しの中は、自分が開けたときにしか見えません。一方、天板と前面は、部屋にいるあいだじゅう見えています。

見え方に効くのは、見えている時間の長いほうです。 だから手順としては外から入ります。外を整えるのは色を数えるだけなので、所要も短く済みます。数えて、多い色を1つ引き出しへ移す。ここまでで5分ほどです。中の整えは時間がかかるうえ、効いてくるのは自分が開けたときだけです。順番を逆にすると、時間をかけたのに変わらないという感想になります。

外を測る①|天板の上の色数

天板の上に置いてあるものを数えてください。物の数ではなく、色の数です。2m離れて別の色に見えるものを1色として数えます。

3色以内なら通っています。4色以上あると、面が割れて見えます。減らすときは、いちばん面積の小さいものから外してください。 面積が小さいのに色が違うものは、色数だけ増やして面には貢献していないので、外しても寂しくなりません。逆に、大きくて色の違うものを外すと、天板に空白ができて別の問題が起きます。

外したものは捨てなくて構いません。引き出しの中に移すだけで、外の色数は減ります。毎日使うものなら、いちばん上の引き出しの手前に置けば、取り出す手数はほとんど変わりません。外に出しておくか中に入れるかは、使う頻度ではなく色数で決めてください。

外を測る②|高さは15cm以内でそろえる

色数の次は高さです。天板に置くものは、高さ15cm以内でそろえると、3つ並んでも1つの面として読まれます。

高さがばらばらだと、それぞれが別の輪郭を作って、面が3つに割れます。数より高さのほうが効きます。 まず高いものを1つ下ろして、残りの高さを近づけてみてください。高いものをどうしても置きたい場合は、それ1つだけにして、他を全部下げると、1つの高いものと1つの低い面という2つの形に収まります。

外を測る③|取っ手の色

取っ手は面積が小さいわりに、数が多いので目立ちます。引き出しが5段あれば、取っ手も5つ並びます。

家具と同じ色なら数に入りません。違う色なら1色として数えます。ばらばらなのがいちばん効きます。 買い替えたときに1つだけ違う色になっている、というのはよくある形です。全部を同じにするか、家具と同じ色に寄せるかのどちらかにすると、それだけで面が静かになります。

取っ手は、色だけでなく形もそろえてください。丸と棒が混ざっていると、色が同じでも横に並んだときに間隔が違って見えます。全部を替えるのが難しい場合は、目の高さに来る2段だけをそろえると、そこで面が締まります。上から2段目までがいちばん見られています。

隣に置いたものまでが、同じ面になる

タンスの横に別の家具や箱を置いている場合、離れて見ると1つの面として読まれます。部屋に入った人は、家具を1つずつ見ているのではなく、壁沿いの面をまとめて見ています。だから色数は、隣のものまで含めて数えてください。

目安は、タンスから50cm以内にあるものは同じ面です。50cm以上離れていれば別の面として扱えます。隣に置いた箱が違う色なら、そこで1色増えます。色を減らせないときは、位置を50cm以上離すという解き方もあります。

離せない部屋のほうが多いので、そのときは色をそろえる側で解きます。ただし全部を同じ色にする必要はなく、家具の色か、天板に置いたものの色か、どちらかに寄せれば足ります。**新しい色を足さないというだけで、色数は増えません。

棚に入れる箱の幅をそろえる話はクローゼット収納の揃え方に別の形でまとめています。

中を測る|引き出しの深さで、入れ方が決まる

外が終わったら中に入ります。引き出しを開けて、底から縁の内側までの高さを測ってください。外側の高さではありません。

  • 12cm以下:たたんだものを寝かせて重ねる深さ
  • 13〜20cm:立てて並べる深さ
  • 21cm以上:上下2段に分けるか、仕切りを入れる

深さが分かると、たたみ方も自動的に決まります。深さを見ずに入れ方を決めているのが、中が崩れるいちばん多い原因です。 引き出しごとに深さが違う家具も多いので、段ごとに測ってください。上の段だけ浅い、というのはよくある作りです。

深さ12cm以下|寝かせて重ねる

浅い引き出しに立てて入れようとすると、たたむ高さが10cmほどになり、たたむ回数が増えて手間が増えます。しかも高さが低いぶん倒れやすく、結局は寝かせた状態に戻ります。ここは素直に寝かせてください。

重ねる段数は3段までにします。4段以上になると、いちばん下を取るときに上が崩れます。3段で入りきらないなら、その引き出しの担当を減らすのが正しい対処で、たたみ方を工夫する話ではありません。浅い引き出しは、小さいものや薄いものの担当にすると回ります。

寝かせて重ねる場合、いちばん下のものは自然と使われなくなります。これを避けるには、取り出したものを戻すときに必ず下へ入れる、という順番を決めてください。上から取って下へ戻すだけで、3段が入れ替わり続けます。たたみ方より、戻す位置を決めるほうが効きます。

深さ13〜20cm|立てて並べる

いちばん使いやすい深さです。たたんだ高さを、深さより1〜2cm低くなるところで決めてください。深さ15cmなら、たたんだ高さは13〜14cmです。

倒れる場合は、詰める密度が足りていません。手前から詰めて、最後に指1本ぶんだけ余る状態が目安です。空きが多いほど倒れるので、量を減らすより仕切りを1つ足すほうが解決します。 立てて入れると、上から見て全部が見えるので、探す時間も短くなります。

たたむ幅は、引き出しの奥行きに合わせて決めます。奥行きより少しだけ短くすると、手前に指を入れる余地ができて、取り出しやすくなります。奥行きぴったりに合わせると、取るたびに隣を巻き込みます。深さで高さ、奥行きで幅。この2つが決まれば、たたみ方は考えなくて済みます。

深さ21cm以上|2段に分けるか、仕切る

深すぎる引き出しは、そのまま使うと下に沈んだものが行方不明になります。上下2段に分けるか、手前と奥で仕切ってください。

2段にする場合は、下の段を高さ13cmほどにして立てて入れ、その上に浅い箱を1つ載せます。上の箱は、引き出しを開けるときに動かないよう、幅を内寸いっぱいに合わせてください。 動く箱は毎回ずれて、そのたびに直すことになります。

手前と奥で仕切る場合は、奥に季節の違うものを入れます。手前だけで一日が回るようにしておくと、奥を開ける回数が減り、仕切りが崩れません。深い引き出しは、深さを使い切ろうとすると必ず崩れます。 使い切らない前提で分けるほうが、結果として長くもちます。

上から見た色数も、3色までにする

引き出しを開けたとき、上から見えるのは服の色です。ここも3色を超えると、探しにくく感じます。

同じ引き出しに入れるものを、色ではなく用途で分けている場合、色数は自然に増えます。用途で分けたうえで、その中を色の濃い順に並べると、数は減らさずに探しやすくなります。開けるたびに毎回同じ並びになるので、位置で覚えられます。

並べる向きは、濃いほうを奥にしても手前にしても構いませんが、全部の引き出しで同じ向きにしてください。引き出しごとに向きが違うと、探すたびに考えることになります。中の整えで効くのは、きれいさではなく、毎回同じであることのほうです。

どちらとも取れるとき①|外は3色なのに、落ち着かない

色数は通っているのに散らかって見える日があります。多くは、色ではなく形の数が多い状態です。

天板の上に、丸いものと四角いものと不定形のものが並んでいると、色が同じでも輪郭が3つに割れます。形も2種類までに収めてください。 色を数えるのと同じ要領で、形を数えます。どちらか片方だけをそろえるなら、形より色のほうが先に効きます。

もうひとつ、置いてあるものが動いているかどうかも見てください。毎日場所が変わるものが1つでもあると、面は決まりません。置き場所を決められないものは、外に出さずに引き出しへ移すほうが早く収まります。

どちらとも取れるとき②|家具を替えたくなったとき

外の色数を減らし、中の入れ方も深さに合わせた。それでも合わないと感じるときは、家具の寸法そのものが部屋と合っていない可能性があります。

見るのは、タンスの高さが腰より上か下かです。腰より高い家具は面が大きいので、色数の条件が1段厳しくなります。腰より低ければ、天板の上を含めて4色まで許容できます。替えるかどうかを決める前に、いまの家具がどちらかを確かめてください。

替えると決めた場合も、寸法を先に測ってから探してください。置く場所の幅と、引き出しを全部引き出したときに必要な奥行き。この2つを持っていくと、選ぶ範囲がかなり狭まります。深さについては、13〜20cmの段が2つ以上あるものを選ぶと、いちばん使いやすい入れ方が中心になります。

まとめ

  • 外から先に:見えている時間が長いのは外の面のほう
  • 天板:色は3色以内、高さは15cm以内でそろえる
  • 取っ手:家具と同じか、全部同じ。ばらばらがいちばん効く
  • 隣のもの:50cm以内は同じ面として数える
  • 引き出し:12cm以下は寝かせる、13〜20cmは立てる、21cm以上は分ける
  • 立てるとき:たたむ高さは深さより1〜2cm低く
  • 開けたとき:上から見える色も3色まで

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. 家具を買い替えないと、おしゃれには見えませんか
買い替えなくても変わります。見え方を決めているのは家具そのものより、外に出ている面の色数だからです。天板の上に3つのものが違う色で並んでいると、それだけで3色になります。取っ手が家具と違う色なら4色目です。ここを2〜3色にそろえるだけで、同じ家具が落ち着いて見えます。まず色を数えて、減らせるところまで減らしてから、それでも足りないときに家具の話をしてください。
Q. 色は何をもって1色と数えますか
2m離れて別の色に見えるかどうかで数えます。近くで見て違っていても、離れて同じに見えるなら1色です。木の色と、少し濃い木の色は、たいてい1色として数えて構いません。逆に、白と生成りは離れても分かれることがあるので、その場合は2色です。数えるのは人が見る距離であって、手に取る距離ではありません。この基準にすると、思っていたより色数は少なく出ます。
Q. 引き出しの深さは、どこを測ればよいですか
引き出しを開けて、底から縁の内側までの高さを測ります。外側の高さではなく、実際に物が入る内側の高さです。12cm以下なら、たたんだものを寝かせて重ねる深さ。13〜20cmなら、立てて並べる深さ。21cm以上なら、上下2段に分けるか、仕切りを入れて使います。深さが分かると、たたみ方も自動的に決まるので、迷う場面が一つ減ります。
Q. 立てて入れると崩れてしまいます
たたんだ幅が引き出しの深さより低いと、立った状態を保てません。たたむ幅を、深さより1〜2cm低くなるところで決めてください。深さ15cmなら、たたんだ高さは13〜14cmです。それでも倒れる場合は、詰める密度が足りていません。手前から詰めて、最後に指1本ぶんだけ余る状態が目安です。空きが多いほど倒れるので、入れる量を減らすより、仕切りを1つ足すほうが解決します。
Q. 天板の上には何も置かないほうがよいですか
置いて構いませんが、高さと数を決めてください。目安は、高さ15cm以内のものを3つまで。高さがそろっていれば、3つ並んでも1つの面として読まれます。高さがばらばらだと、それぞれが別の輪郭を作って、面が3つに割れます。数より高さをそろえるほうが効くので、まず高いものを1つ下ろして、残りの高さを近づけてみてください。

— メグラシ編集部

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